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第五章:銀の王と月読の塔の姫君
第56話 連綿たる系譜への罪
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次に気がついたときには、昼過ぎだった。
わたしは鬱々とした気分で、シンシアにお風呂にいれてもらってから着替えた。
……でも、寝室から出る気力も湧かない。
アークはわたしに対してまだ怒っているだろうし、それを考えるととてもなにかをする気にならなかった。
わたしは先程のアークの剣幕を思い、ベッドに身を横たえ、泣きはらしていた。
「……イルーシャ様、どうかお食事を召し上がってください。朝もお召し上がりになられていないではないですか」
心配そうにシンシアが言ってきたけれど、どうにも食欲が湧かない。
けれど、あまり彼女に心配をかけても悪いだろう。
「……それなら、スープだけ。それなら口に出来そうだから」
わたしがそう言うと、シンシアは少しだけほっとしたような顔になる。
それを見て、わたしは申し訳ない気分になったけれど、これ以上はどうしてもそういう気分になれなかった。
シンシアは天蓋付きのベッドにかかった紗をかき分け、ベッド用のテーブルをセッティングする。
そこにスープを置かれて、わたしは溜息を押し殺しながらそれを口にした。
そうしていると、先程のアークの怒りの表情が思い浮かんできて、涙が溢れそうになる。
それをなんとかこらえて、わたしはスープを飲み干すとシンシアに言った。
「……ごちそうさま。もう下げていいわ。……悪いけれど、しばらく一人にしてくれる?」
「イルーシャ様、……かしこまりました」
シンシアはなにか言いたそうだったけれど、わたしの意向を汲んでくれたようだ。空になったスープ皿を下げると、ベッド用テーブルを戻し、頭を下げて退室した。
「……」
一人になったわたしは再びベッドに横たわると、こらえていた涙を流した。
アークに嫌われたかもしれないと思うと、苦しくて仕方ない。
自業自得だけれど、どうにかして彼に許して欲しかった。
けれど、彼の執務室に行って謝罪するのさえ怖い。
もし、彼になにをしにきたという目で見られたらと思うと、どうしても体が萎縮してしまう。
──なんてわたしは臆病になったのだろう。
ふいにこんな自分がおかしくなり、くすりと笑いを漏らしてしまう。
いいえ、恋には人をそういうふうに変えてしまう力があるのかもしれない。……かつて、恋を失って自ら命を絶ってしまったリューシャのように。
彼女があんなふうになってしまったのに、わたしだけ幸せになろうなんて、虫が良すぎたのかもしれない。
アークに嫌われるのは哀しいけれど、そうなっても仕方ないことをわたしはしたのだし、黙ってそれを受け入れよう。
……これからは、子を成すために夜のアークの訪れを受け入れ、そして王妃の務めを果たせばいい。
──どちらにしてもわたしは罪深いけれど。
ふ、と息をついて起きあがると、近くに人の気配を感じた。
「イルーシャ」
「ア、アーク? いつからそこに」
思ってもいないアークの訪れにわたしはみっともないほどうろたえてしまった。
けど、いきなり寝室に現れるなんてずるい。不意打ちだわ。
「たった今だ。侍女におまえがずっと泣いていると聞いてな」
……ああ、わたしを心配したシンシアがたぶんアークに直接言ってくれたんだわ。
心配かけさせてしまって、彼女には悪かったかもしれない。
そんなことを考えているうちに、アークが寝台に腰を下ろし、わたしの頬に触れた。
濡れた頬に触れられて、わたしは思わずびくりと体を震わせた。
きっと今わたしは酷い顔をしている。
そんな顔をアークの前に曝したくなかった。
「……見ないで」
顔を逸らそうとしたけれども、アークに両頬を覆われて、わたしは無理矢理彼の方に向けられた。
……ああ、こんな顔見られたくなんてないのに。
新たに涙が浮かんで、わたしの頬を転がっていく。
「イルーシャ、泣くな」
涙の跡にアークの唇が押しつけられる。
……アーク、わたしを嫌いになったわけではないの?
わたしを思いやるような彼の行動に、わたしは子供のようにしゃくりあげて泣いてしまった。
「イルーシャ」
驚いたようにアークが体を離してわたしをまじまじと見つめてくる。
……アークの前でこんな幼い泣きかたをして恥ずかしい。
「あな、たにきら、われたと思、ったの。わたし、わた、し……っ」
「イルーシャ」
そこでわたしはアークに痛いほど抱きしめられた。
その途端に襲ってくるアークに対する愛しさと幸福感にわたしは酔った。
「すまない。おまえがこんなに苦しむとは思わなかった。許してくれ」
「いいえ、わたしが悪いの。あなたがわたしのためにいろいろしてくれているのに、わたしはそれを踏みにじるような真似をして……っ、ごめんなさい」
ぽろぽろと涙をこぼしながら、わたしはアークにしがみついた。
ふいにわたしはアークに上向かされて口づけられる。
「アーク」
「イルーシャ、愛している」
アークのその言葉でわたしはまた涙を流してしまった。
「アーク、わたし、わたしも……っ」
ああ。わたしは彼に酷いことをしてしまったけれど、許してもらえたのかしら……?
だとしたら、わたしはもうなににも振り回されず、アークのことだけを考えよう。
「アーク、愛してるわ。もうあんな馬鹿なこと言わない。あなたの妃にふさわしいように行動するわ」
「そうか」
わたしの言葉にアークが嬉しそうに笑うと、わたしの髪を手櫛で梳いた。……ああ、ベッドに寝ていたから結構乱れてるのかしら。
赤くなりながらアークに聞くと、彼はそんなことはないぞと言って首を横に振った。
なんのことはない、ただわたしの髪に触れたかったそうだ。
「そう言えば、イルーシャ、昼もほとんど食べていないそうだな?」
「あ、ええ。スープだけ」
「それはいけない。わたし達はまだ蜜月が始まったばかりなんだぞ。その花嫁の体調を崩させるわけにもいかない」
「え……」
アークの言葉に目を白黒している間に、わたしは彼に抱き上げられた。
そして共同の間にアークの魔法で一瞬で移動してきた。そこでわたしはアークの腕から降ろされる。
そこにはお茶のセッティングが既に出来ていて、焼き菓子に加えて、簡単に摘める軽食も用意されていた。
「これ……、アークの指示?」
アークの腕にしがみつきながら、わたしは尋ねた。
「ああ。わたしもそれほど昼に食欲があったわけではないからな。……わたしとしても、あれは結構な衝撃だったんだぞ?」
「……ごめんなさい」
再び涙が盛り上がってきそうなところで、アークはわたしの眦に口づけを落とした。
そしてそれは、頬から唇に移動してきて次第に熱烈なキスになっていった。
そこへ少しばかりわざとらしい複数の咳払いが聞こえたので、見るとそこにはアークとわたし付きの侍女が一同に介していた。
サービス体制は既に万全ということなんだろう。
見ると、あちこちの花瓶に生けられた花々が美しい。
これはきっと侍女達がわたし達に心を砕いて、室内に居ながらにして美しい眺めになるようセッティングしたんだわ。
「綺麗ね」
わたしが侍女達を労うと、彼女達はとても嬉しそうな顔をした。
「陛下、王妃様おかけになってください」
メルアリータがわたし達をそれぞれの席に案内した。
テーブルを挟んで向かい合わせになるようにセッティングしていたらしいそれを見て、アークがわたしと隣り合わせになるようにしてほしいと言ってきた。……アークったら。
「わたしはこのままでもいいけれど」
「いや、わたしはイルーシャの隣がいい。その方が新婚らしいだろう」
おどけたように『新婚』と言うアークに、わたしはかあっと頬を染める。
「……そうですわね。気がつきませんで申し訳ありませんでした」
メルアリータが頭を下げてくるけれど、そこには朝の時の鬼のような表情はない。
とりあえず、彼女の機嫌も直ったらしいと感じてわたしはほっとした。
アークと二人で茶会の席についたわたしは、アークに焼き菓子や、サンドイッチのようなものを進められ、頷いてそれを食した。
アークと仲直りした途端に現金なもので、わたしは心なしか食欲が戻ってきたようだ。
「……それで、イルーシャはわたしの子を産む覚悟はあるか?」
侍女達に聞こえないくらいの声でアークが聞いてくる。アークが寄り添っているからできることだけど、わたしもそれに小声で答えた。
「……ええ、あるわ。わたしはあなたの子を成したい」
わたしは愛しいアークににっこり笑いかける。
けれど、わたしのしようとしていることはまさに悪魔の所業だ。
わたしが子を成せば、さんざん世話になったカディスやキース、それに類するたくさんの血縁の者は存在しなくなる。
──ごめんなさい。何度謝っても許されないだろうけれど、ごめんなさい。
わたしはアークと生きることを選びます。
だから、いくらでもあなた達はわたしをなじっていい。
「イルーシャ」
アークが眉を寄せてわたしを覗き込んでいる。たぶん考え込むわたしが不審に映ったのだろう。けれど、わたしは彼に愛情を疑われることはしたくない。
わたしは未来の全ての関わりを絶つと、アークに微笑んだ。
「アーク、わたしはあなたの王子を産みたいわ」
それはわたしが、未来に関わった人達よりもアークを優先させた瞬間だった。
──わたしはこの罪を受け入れる。そうして生涯ずっとそれを償っていきましょう。
わたしはそう決心すると、アークに甘えるように寄り添った。
それに対して、アークは口づけで応える。
……わたしの罪を覆い隠して、今この時だけは、穏やかな時が過ぎていこうとしていた。
わたしは鬱々とした気分で、シンシアにお風呂にいれてもらってから着替えた。
……でも、寝室から出る気力も湧かない。
アークはわたしに対してまだ怒っているだろうし、それを考えるととてもなにかをする気にならなかった。
わたしは先程のアークの剣幕を思い、ベッドに身を横たえ、泣きはらしていた。
「……イルーシャ様、どうかお食事を召し上がってください。朝もお召し上がりになられていないではないですか」
心配そうにシンシアが言ってきたけれど、どうにも食欲が湧かない。
けれど、あまり彼女に心配をかけても悪いだろう。
「……それなら、スープだけ。それなら口に出来そうだから」
わたしがそう言うと、シンシアは少しだけほっとしたような顔になる。
それを見て、わたしは申し訳ない気分になったけれど、これ以上はどうしてもそういう気分になれなかった。
シンシアは天蓋付きのベッドにかかった紗をかき分け、ベッド用のテーブルをセッティングする。
そこにスープを置かれて、わたしは溜息を押し殺しながらそれを口にした。
そうしていると、先程のアークの怒りの表情が思い浮かんできて、涙が溢れそうになる。
それをなんとかこらえて、わたしはスープを飲み干すとシンシアに言った。
「……ごちそうさま。もう下げていいわ。……悪いけれど、しばらく一人にしてくれる?」
「イルーシャ様、……かしこまりました」
シンシアはなにか言いたそうだったけれど、わたしの意向を汲んでくれたようだ。空になったスープ皿を下げると、ベッド用テーブルを戻し、頭を下げて退室した。
「……」
一人になったわたしは再びベッドに横たわると、こらえていた涙を流した。
アークに嫌われたかもしれないと思うと、苦しくて仕方ない。
自業自得だけれど、どうにかして彼に許して欲しかった。
けれど、彼の執務室に行って謝罪するのさえ怖い。
もし、彼になにをしにきたという目で見られたらと思うと、どうしても体が萎縮してしまう。
──なんてわたしは臆病になったのだろう。
ふいにこんな自分がおかしくなり、くすりと笑いを漏らしてしまう。
いいえ、恋には人をそういうふうに変えてしまう力があるのかもしれない。……かつて、恋を失って自ら命を絶ってしまったリューシャのように。
彼女があんなふうになってしまったのに、わたしだけ幸せになろうなんて、虫が良すぎたのかもしれない。
アークに嫌われるのは哀しいけれど、そうなっても仕方ないことをわたしはしたのだし、黙ってそれを受け入れよう。
……これからは、子を成すために夜のアークの訪れを受け入れ、そして王妃の務めを果たせばいい。
──どちらにしてもわたしは罪深いけれど。
ふ、と息をついて起きあがると、近くに人の気配を感じた。
「イルーシャ」
「ア、アーク? いつからそこに」
思ってもいないアークの訪れにわたしはみっともないほどうろたえてしまった。
けど、いきなり寝室に現れるなんてずるい。不意打ちだわ。
「たった今だ。侍女におまえがずっと泣いていると聞いてな」
……ああ、わたしを心配したシンシアがたぶんアークに直接言ってくれたんだわ。
心配かけさせてしまって、彼女には悪かったかもしれない。
そんなことを考えているうちに、アークが寝台に腰を下ろし、わたしの頬に触れた。
濡れた頬に触れられて、わたしは思わずびくりと体を震わせた。
きっと今わたしは酷い顔をしている。
そんな顔をアークの前に曝したくなかった。
「……見ないで」
顔を逸らそうとしたけれども、アークに両頬を覆われて、わたしは無理矢理彼の方に向けられた。
……ああ、こんな顔見られたくなんてないのに。
新たに涙が浮かんで、わたしの頬を転がっていく。
「イルーシャ、泣くな」
涙の跡にアークの唇が押しつけられる。
……アーク、わたしを嫌いになったわけではないの?
わたしを思いやるような彼の行動に、わたしは子供のようにしゃくりあげて泣いてしまった。
「イルーシャ」
驚いたようにアークが体を離してわたしをまじまじと見つめてくる。
……アークの前でこんな幼い泣きかたをして恥ずかしい。
「あな、たにきら、われたと思、ったの。わたし、わた、し……っ」
「イルーシャ」
そこでわたしはアークに痛いほど抱きしめられた。
その途端に襲ってくるアークに対する愛しさと幸福感にわたしは酔った。
「すまない。おまえがこんなに苦しむとは思わなかった。許してくれ」
「いいえ、わたしが悪いの。あなたがわたしのためにいろいろしてくれているのに、わたしはそれを踏みにじるような真似をして……っ、ごめんなさい」
ぽろぽろと涙をこぼしながら、わたしはアークにしがみついた。
ふいにわたしはアークに上向かされて口づけられる。
「アーク」
「イルーシャ、愛している」
アークのその言葉でわたしはまた涙を流してしまった。
「アーク、わたし、わたしも……っ」
ああ。わたしは彼に酷いことをしてしまったけれど、許してもらえたのかしら……?
だとしたら、わたしはもうなににも振り回されず、アークのことだけを考えよう。
「アーク、愛してるわ。もうあんな馬鹿なこと言わない。あなたの妃にふさわしいように行動するわ」
「そうか」
わたしの言葉にアークが嬉しそうに笑うと、わたしの髪を手櫛で梳いた。……ああ、ベッドに寝ていたから結構乱れてるのかしら。
赤くなりながらアークに聞くと、彼はそんなことはないぞと言って首を横に振った。
なんのことはない、ただわたしの髪に触れたかったそうだ。
「そう言えば、イルーシャ、昼もほとんど食べていないそうだな?」
「あ、ええ。スープだけ」
「それはいけない。わたし達はまだ蜜月が始まったばかりなんだぞ。その花嫁の体調を崩させるわけにもいかない」
「え……」
アークの言葉に目を白黒している間に、わたしは彼に抱き上げられた。
そして共同の間にアークの魔法で一瞬で移動してきた。そこでわたしはアークの腕から降ろされる。
そこにはお茶のセッティングが既に出来ていて、焼き菓子に加えて、簡単に摘める軽食も用意されていた。
「これ……、アークの指示?」
アークの腕にしがみつきながら、わたしは尋ねた。
「ああ。わたしもそれほど昼に食欲があったわけではないからな。……わたしとしても、あれは結構な衝撃だったんだぞ?」
「……ごめんなさい」
再び涙が盛り上がってきそうなところで、アークはわたしの眦に口づけを落とした。
そしてそれは、頬から唇に移動してきて次第に熱烈なキスになっていった。
そこへ少しばかりわざとらしい複数の咳払いが聞こえたので、見るとそこにはアークとわたし付きの侍女が一同に介していた。
サービス体制は既に万全ということなんだろう。
見ると、あちこちの花瓶に生けられた花々が美しい。
これはきっと侍女達がわたし達に心を砕いて、室内に居ながらにして美しい眺めになるようセッティングしたんだわ。
「綺麗ね」
わたしが侍女達を労うと、彼女達はとても嬉しそうな顔をした。
「陛下、王妃様おかけになってください」
メルアリータがわたし達をそれぞれの席に案内した。
テーブルを挟んで向かい合わせになるようにセッティングしていたらしいそれを見て、アークがわたしと隣り合わせになるようにしてほしいと言ってきた。……アークったら。
「わたしはこのままでもいいけれど」
「いや、わたしはイルーシャの隣がいい。その方が新婚らしいだろう」
おどけたように『新婚』と言うアークに、わたしはかあっと頬を染める。
「……そうですわね。気がつきませんで申し訳ありませんでした」
メルアリータが頭を下げてくるけれど、そこには朝の時の鬼のような表情はない。
とりあえず、彼女の機嫌も直ったらしいと感じてわたしはほっとした。
アークと二人で茶会の席についたわたしは、アークに焼き菓子や、サンドイッチのようなものを進められ、頷いてそれを食した。
アークと仲直りした途端に現金なもので、わたしは心なしか食欲が戻ってきたようだ。
「……それで、イルーシャはわたしの子を産む覚悟はあるか?」
侍女達に聞こえないくらいの声でアークが聞いてくる。アークが寄り添っているからできることだけど、わたしもそれに小声で答えた。
「……ええ、あるわ。わたしはあなたの子を成したい」
わたしは愛しいアークににっこり笑いかける。
けれど、わたしのしようとしていることはまさに悪魔の所業だ。
わたしが子を成せば、さんざん世話になったカディスやキース、それに類するたくさんの血縁の者は存在しなくなる。
──ごめんなさい。何度謝っても許されないだろうけれど、ごめんなさい。
わたしはアークと生きることを選びます。
だから、いくらでもあなた達はわたしをなじっていい。
「イルーシャ」
アークが眉を寄せてわたしを覗き込んでいる。たぶん考え込むわたしが不審に映ったのだろう。けれど、わたしは彼に愛情を疑われることはしたくない。
わたしは未来の全ての関わりを絶つと、アークに微笑んだ。
「アーク、わたしはあなたの王子を産みたいわ」
それはわたしが、未来に関わった人達よりもアークを優先させた瞬間だった。
──わたしはこの罪を受け入れる。そうして生涯ずっとそれを償っていきましょう。
わたしはそう決心すると、アークに甘えるように寄り添った。
それに対して、アークは口づけで応える。
……わたしの罪を覆い隠して、今この時だけは、穏やかな時が過ぎていこうとしていた。
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