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第2話 かわ♡ウソ
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ある日、彼氏の家に遊びに行った。
「今日もまた、魚料理なんだね」
「俺、小さい頃から魚が大好きなんだ。カエルやザリガニも美味しいけど」
彼はつぶらな瞳で丸い鼻をピクピク動かしながら、煮魚を次々と食卓に並べた。
「そういえば、泳ぐのも好きなんだよね」
「うん、川は俺の遊び場だったよ。8分は潜水できるんだ」
彼は組んでいた短い両腕をほどき、水かきのついた両手を見せた。
「何かに化けて、相手をだますのも好きなんだよね」
「うん、タヌキやキツネには負けない自信あるよ」
彼は細長い胴体を後ろに反らせて、ピンピンした口ヒゲを得意そうに撫でた。
「うふふ、実は私も自信あるんだ。
ぜんぶ一緒だね」
私はそう言うと、彼氏に自慢のツヤツヤの尻尾を振って見せた。
(了)
◎カワウソの特徴について調べて書きました。潜水得意なのがうらやましいです。
「今日もまた、魚料理なんだね」
「俺、小さい頃から魚が大好きなんだ。カエルやザリガニも美味しいけど」
彼はつぶらな瞳で丸い鼻をピクピク動かしながら、煮魚を次々と食卓に並べた。
「そういえば、泳ぐのも好きなんだよね」
「うん、川は俺の遊び場だったよ。8分は潜水できるんだ」
彼は組んでいた短い両腕をほどき、水かきのついた両手を見せた。
「何かに化けて、相手をだますのも好きなんだよね」
「うん、タヌキやキツネには負けない自信あるよ」
彼は細長い胴体を後ろに反らせて、ピンピンした口ヒゲを得意そうに撫でた。
「うふふ、実は私も自信あるんだ。
ぜんぶ一緒だね」
私はそう言うと、彼氏に自慢のツヤツヤの尻尾を振って見せた。
(了)
◎カワウソの特徴について調べて書きました。潜水得意なのがうらやましいです。
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