1 / 24
第1話 ホットチョコレート
しおりを挟む
今日はバレンタインデー。
「本当にチョコもらってない?」
モテる彼氏に何度聞いても、首を横に振るばかり。
おかしいな。
だって、さっきからずっと警報が鳴ってるよ。
私の作った「チョコ発見器」が、彼を前に絶賛発動中。
「隠してるんでしょ」
「そんなことないよ」
彼は優しく微笑んで私にキスをした。
思う存分熱いキスを楽しむと、
私は彼から顔を離した。
自分の唇を舐めたら、甘いチョコレートの味がした。
「食べたんでしょ」
「そんなことないよ」
彼の唇の端が、少し溶けて無くなっていた。
(了)
◎チョコレートも愛も、食べすぎにご注意を。
お読みくださり、誠にありがとうございます。
「本当にチョコもらってない?」
モテる彼氏に何度聞いても、首を横に振るばかり。
おかしいな。
だって、さっきからずっと警報が鳴ってるよ。
私の作った「チョコ発見器」が、彼を前に絶賛発動中。
「隠してるんでしょ」
「そんなことないよ」
彼は優しく微笑んで私にキスをした。
思う存分熱いキスを楽しむと、
私は彼から顔を離した。
自分の唇を舐めたら、甘いチョコレートの味がした。
「食べたんでしょ」
「そんなことないよ」
彼の唇の端が、少し溶けて無くなっていた。
(了)
◎チョコレートも愛も、食べすぎにご注意を。
お読みくださり、誠にありがとうございます。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる