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第四章
My secondary planets 〜宵の明星後日談・4
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「仲が良い、か。そんなことを言われるとはな」
歩きながら、慈海がぽつりと洩らした。先ほどの、恭の台詞だ。
「そうさなぁ。こんな風に、お前さんと色々語り合うこともなかったからな。常に三人、互いを牽制するような仲だったし」
慈斎も慈海も、便宜上慈玄と「同僚」という表現を使ったが、実際人間の仕事仲間らしき連接は彼等には無い。友でもなければ好敵手でもなく、言うなればただ「同山に属す者」というだけ。
妖は、根本的には孤立したものである。あるとすれば、力の優劣のみ。式でもない限り、付き従う理由はない。ただし天狗に至っては、少々勝手が違う。彼等は「山」という場を通じて、徒党を為す。統率する者が上におり、下に従属する者がいる。
とはいえ、個々が「単独」という基本は変わらず。中峰とて彼等を「従えて」はいるが、そこに主従の絆といったものは存在しない。慈海はともかく、あとの二人が口調も態度も軽佻なのはそのせいだ。あくまで慈海と慈斎は命を継がれ、慈玄は捕縛され敗北した。その際生じた「力量の差」が、中峰と彼等を繋ぐ唯一のものだった。
つまり、妖に仲間意識など有り得ないのである。友好関係こそなくはないが、彼等の場合同じ山に帰すが故、殊更隔たりがあった。慈玄にすれば、他山である高尾の者の方がよほど親しい。
「俺、思ったんだけど」
手を離し、少し先を行っていた和宏が口を開く。
「一緒に飯食ったり、慈海さんとは風呂入ったりしただろ?そういうので、仲良くなれたんじゃないかな」
「はて、食事ならば、以前もこやつらとは共に摂ったことはあるが?」
不思議そうに首を捻る慈海に、その言葉に得心した慈玄が言い添えた。
「そうじゃねぇよ慈海、和が言ってんのぁ、『食卓を囲む』ってことだ。な?」
「あぁ、確かに。山での食事は膳を並べただけだからな」
和宏は振り返り、大きく頷いた。
「そうそう!恭さんに言われたんだ」
ショーケースの前でケーキを選んでいる時だった。洋菓子など食べ付けないでろう慈海にはなるべくオーソドックスな種類をと迷っていると、
「みんなでケーキ食べるの、初めてなの?」
「ん。俺が焼いたホットケーキなら食べたんだけど」
「そっか。あんなに仲よさそうだったの、きっと和君が、慈玄さんたちにそういう機会を作ってあげたんだね」
他意などなかったのだろうが、恭はそう言って笑ったのだという。
「和宏君が、な。確かにその通りかもしれん」
「はー、さっすが恭ちゃん。いいところに目ぇつけてんなぁ」
「お前、やけに恭さん持ち上げるよな?もしかして思いっきりタイプだったりすんじゃねぇの?」
デレデレと応対していた慈玄を思い出したのか、和宏が睨め付ける。
「まぁタイプっちゃぁタイプ……ってなに言わせんだよ!お前こそ、『恭さんって可愛いし、憧れるよなー』とか言ってたことあったろうが!」
分かりやすい和宏は、ぱっと頬を赤らめる。彼にはいまだ、はっきりした恋愛の認識は薄い。
「ばっ、ばか!単なる憧れだろ?!慈玄みてぇににやけてねぇし!」
「はー、お前が普通に女の子好きになったら、俺は捨てられんのかねぇ」
「よく言うよ、自分だって女の人にちょっかいかけてるくせに!それに憧れてるんだったら俺、慈海さんにも憧れてるもん!」
突然巻き込まれた慈海だが、二人の間でぽかんと掛け合いを見守っている。
「なんでそこで慈海なんだ。そもそも慈海だって、お前の場合雰囲気だけだろ?」
「そんなことないよっ!優しいし毅然としてるし、大人の魅力?とかあるし!なんか頼りがいある器の大きさとかさー、すぐムキになる慈玄とは違うじゃん!」
「いや、そーゆうのを雰囲気っつんじゃねぇの?」
真っ赤な顔をしたまま、和宏は力説を続ける。
「だーかーらーぁー、違うってば!俺は、俺が慈海さんと接して感じたことを率直に言ってるの!それに俺三人とも抱きかかえて飛んでもらったけど、慈海さんが一番心地良かったし!」
「和、それ憧れとか関係ない」
「……くっ」
笑い声が漏れ、いきなり爆発した。
「あははは……」
言い合っていた彼等のものではない。呵々大笑があまりにも不似合いな厳格な男から、それは響いた。
「はぁ、大笑いするなど、それこそどれくらい振りだろうな」
「慈海……」
「慈海さんも、そんな風に笑うんだ」
今度は和宏達が、呆然とさせられた。
「ちょっと、慈玄のせいで俺まで笑われたんじゃないの?」
「俺のせいかよ?!」
「いや、面目ない。慈玄、貴様もはや回復しておるだろう?」
呼吸を整えながら、不意に慈海が脈絡もなく問う。
「へ?あぁ、まぁ……そーいや怠さはかなり軽減して……」
「そういうことだ、和宏君」
二人には、いまひとつ話の流れが見えない。
「そういう、って?」
首を傾げた和宏の頭に、慈海がぽんと手を置く。
「妖力などというと特殊なもののように聞こえるが、いわば人間における『気力』と大差はない。体力的には万全でなくとも、気力ならば補える。人間もそうだが、気力さえあれば、少々の無理はきくだろう?」
「えぇと、例えばすっごく楽しみにしていた旅行とかは前日まで忙しくて疲れてても行けちゃう、みたいなのですか?」
「あぁ、正にそれだな。君には、その『気力』を自然と回復させる能力があるのだ」
慈玄にも、ようやく慈海の言わんとしていることが飲み込めた。
「要するに、俺が和とこーゆう馬鹿話することで、俺の妖力が治癒されてる、ってことか」
「なんだ、気付いてなかったのか、貴様」
肩を回し、慈玄は身体の調子を確かめる。ここで悪霊に出くわしたら払い除けられるような妖術は使えないだろうが、日常生活に支障はない。現に、これだけ歩き回り、桜校の裏山まで登ってきた。今になっても、疲れや眠気は感じていない。
「俺でも?」
「そうだ。君は誰も護れず『情けない』と口にしたが、決してそんなことはない。君には、明確な力がある。笑える、というのはそれだけで活力となるのだから」
先刻大笑した慈海も、大いにそれを自覚していた。知らず知らずのうちに彼を押さえつけていた何かがあれで解き放たれたのだと。代わりに満たされたのは、温かな安らぎと、希望。
「そっか。だったら、いくらでもこんな馬鹿話……ん?バカってなんだバカって!!」
「どー考えてもバカ話だろよ」
「バカ話じゃないっ!慈海さんに対しての俺の想いを語ってたんだから!」
ぶーと膨れた和宏に、慈海がまた笑う。そこで不満げな表情が、ころりと変化した。
「あの、慈海さんも笑ったから元気になった、のかな」
「もちろんだ。君がいるだけで、場の状況が変わる。まるで闇夜に朝日が射し込むように、な」
今度は恥ずかしそうに、膝を摺り合わせた。和宏はもじもじと照れ臭そうに俯く。
「そっ、そんな大層なものじゃないと思いますけど。でも、皆が元気になって笑ってくれたらとは思うし嬉しいから、そうだったらいいな、って」
「そう、思えることが大切なのだ。簡単なようで、誰にでもできる事ではない」
慈玄も、軽口めいた調子を転じた。
「そうだな。大概、自分のことだけで精一杯だ。和は無意識のうちにそれを考え、やってのけちまってるんだな」
真面目に褒められた和宏は、ますます身を縮めた。
「ぇ、やっ、た、たまたまそうだっただけ、だよ。俺だって、わがまま言うし他まで気が回らないこともあるし。そ、ゆうときは皆に頼っちゃうだろうし」
「そうなったら、遠慮なく頼れば良い。与えられたものを、立場が逆転したら返す。互いに支え合うとは、すなわちこれだろう」
和宏は顔を上げ、ぱぁっと笑顔の花を開かせた。
「そういうの、すごく嬉しい、ですね」
一年後、中峰の納得する結果が得られなければ封印もやむを得ないと慈海は考えていた。しかし、ここで和宏に会って思考を改めたのだ。かつて慈玄が、なんの憂慮もなく和宏と共に迦葉の地に立てると確信を懐いたように、慈海もまた、彼がすべてを乗り越え今後も皆と笑い続けていられると実感できた。祈るでも願うでもない、必至の予見。
闇の正体はいまだ見えない。だが慈海にとってこの外出は、存分な収穫をもたらした。慈玄にしてもそのはずだ。どんな困難であろうと、和宏が繋いでくれた結束、注いでくれた力によって、怖れるものではないのだと。
「あ、今夜は俺、精進料理に挑戦しますね、慈海さん!」
「ええええええ?!また慈海に合わせて肉無しかよおおぉ!」
歩きながら、慈海がぽつりと洩らした。先ほどの、恭の台詞だ。
「そうさなぁ。こんな風に、お前さんと色々語り合うこともなかったからな。常に三人、互いを牽制するような仲だったし」
慈斎も慈海も、便宜上慈玄と「同僚」という表現を使ったが、実際人間の仕事仲間らしき連接は彼等には無い。友でもなければ好敵手でもなく、言うなればただ「同山に属す者」というだけ。
妖は、根本的には孤立したものである。あるとすれば、力の優劣のみ。式でもない限り、付き従う理由はない。ただし天狗に至っては、少々勝手が違う。彼等は「山」という場を通じて、徒党を為す。統率する者が上におり、下に従属する者がいる。
とはいえ、個々が「単独」という基本は変わらず。中峰とて彼等を「従えて」はいるが、そこに主従の絆といったものは存在しない。慈海はともかく、あとの二人が口調も態度も軽佻なのはそのせいだ。あくまで慈海と慈斎は命を継がれ、慈玄は捕縛され敗北した。その際生じた「力量の差」が、中峰と彼等を繋ぐ唯一のものだった。
つまり、妖に仲間意識など有り得ないのである。友好関係こそなくはないが、彼等の場合同じ山に帰すが故、殊更隔たりがあった。慈玄にすれば、他山である高尾の者の方がよほど親しい。
「俺、思ったんだけど」
手を離し、少し先を行っていた和宏が口を開く。
「一緒に飯食ったり、慈海さんとは風呂入ったりしただろ?そういうので、仲良くなれたんじゃないかな」
「はて、食事ならば、以前もこやつらとは共に摂ったことはあるが?」
不思議そうに首を捻る慈海に、その言葉に得心した慈玄が言い添えた。
「そうじゃねぇよ慈海、和が言ってんのぁ、『食卓を囲む』ってことだ。な?」
「あぁ、確かに。山での食事は膳を並べただけだからな」
和宏は振り返り、大きく頷いた。
「そうそう!恭さんに言われたんだ」
ショーケースの前でケーキを選んでいる時だった。洋菓子など食べ付けないでろう慈海にはなるべくオーソドックスな種類をと迷っていると、
「みんなでケーキ食べるの、初めてなの?」
「ん。俺が焼いたホットケーキなら食べたんだけど」
「そっか。あんなに仲よさそうだったの、きっと和君が、慈玄さんたちにそういう機会を作ってあげたんだね」
他意などなかったのだろうが、恭はそう言って笑ったのだという。
「和宏君が、な。確かにその通りかもしれん」
「はー、さっすが恭ちゃん。いいところに目ぇつけてんなぁ」
「お前、やけに恭さん持ち上げるよな?もしかして思いっきりタイプだったりすんじゃねぇの?」
デレデレと応対していた慈玄を思い出したのか、和宏が睨め付ける。
「まぁタイプっちゃぁタイプ……ってなに言わせんだよ!お前こそ、『恭さんって可愛いし、憧れるよなー』とか言ってたことあったろうが!」
分かりやすい和宏は、ぱっと頬を赤らめる。彼にはいまだ、はっきりした恋愛の認識は薄い。
「ばっ、ばか!単なる憧れだろ?!慈玄みてぇににやけてねぇし!」
「はー、お前が普通に女の子好きになったら、俺は捨てられんのかねぇ」
「よく言うよ、自分だって女の人にちょっかいかけてるくせに!それに憧れてるんだったら俺、慈海さんにも憧れてるもん!」
突然巻き込まれた慈海だが、二人の間でぽかんと掛け合いを見守っている。
「なんでそこで慈海なんだ。そもそも慈海だって、お前の場合雰囲気だけだろ?」
「そんなことないよっ!優しいし毅然としてるし、大人の魅力?とかあるし!なんか頼りがいある器の大きさとかさー、すぐムキになる慈玄とは違うじゃん!」
「いや、そーゆうのを雰囲気っつんじゃねぇの?」
真っ赤な顔をしたまま、和宏は力説を続ける。
「だーかーらーぁー、違うってば!俺は、俺が慈海さんと接して感じたことを率直に言ってるの!それに俺三人とも抱きかかえて飛んでもらったけど、慈海さんが一番心地良かったし!」
「和、それ憧れとか関係ない」
「……くっ」
笑い声が漏れ、いきなり爆発した。
「あははは……」
言い合っていた彼等のものではない。呵々大笑があまりにも不似合いな厳格な男から、それは響いた。
「はぁ、大笑いするなど、それこそどれくらい振りだろうな」
「慈海……」
「慈海さんも、そんな風に笑うんだ」
今度は和宏達が、呆然とさせられた。
「ちょっと、慈玄のせいで俺まで笑われたんじゃないの?」
「俺のせいかよ?!」
「いや、面目ない。慈玄、貴様もはや回復しておるだろう?」
呼吸を整えながら、不意に慈海が脈絡もなく問う。
「へ?あぁ、まぁ……そーいや怠さはかなり軽減して……」
「そういうことだ、和宏君」
二人には、いまひとつ話の流れが見えない。
「そういう、って?」
首を傾げた和宏の頭に、慈海がぽんと手を置く。
「妖力などというと特殊なもののように聞こえるが、いわば人間における『気力』と大差はない。体力的には万全でなくとも、気力ならば補える。人間もそうだが、気力さえあれば、少々の無理はきくだろう?」
「えぇと、例えばすっごく楽しみにしていた旅行とかは前日まで忙しくて疲れてても行けちゃう、みたいなのですか?」
「あぁ、正にそれだな。君には、その『気力』を自然と回復させる能力があるのだ」
慈玄にも、ようやく慈海の言わんとしていることが飲み込めた。
「要するに、俺が和とこーゆう馬鹿話することで、俺の妖力が治癒されてる、ってことか」
「なんだ、気付いてなかったのか、貴様」
肩を回し、慈玄は身体の調子を確かめる。ここで悪霊に出くわしたら払い除けられるような妖術は使えないだろうが、日常生活に支障はない。現に、これだけ歩き回り、桜校の裏山まで登ってきた。今になっても、疲れや眠気は感じていない。
「俺でも?」
「そうだ。君は誰も護れず『情けない』と口にしたが、決してそんなことはない。君には、明確な力がある。笑える、というのはそれだけで活力となるのだから」
先刻大笑した慈海も、大いにそれを自覚していた。知らず知らずのうちに彼を押さえつけていた何かがあれで解き放たれたのだと。代わりに満たされたのは、温かな安らぎと、希望。
「そっか。だったら、いくらでもこんな馬鹿話……ん?バカってなんだバカって!!」
「どー考えてもバカ話だろよ」
「バカ話じゃないっ!慈海さんに対しての俺の想いを語ってたんだから!」
ぶーと膨れた和宏に、慈海がまた笑う。そこで不満げな表情が、ころりと変化した。
「あの、慈海さんも笑ったから元気になった、のかな」
「もちろんだ。君がいるだけで、場の状況が変わる。まるで闇夜に朝日が射し込むように、な」
今度は恥ずかしそうに、膝を摺り合わせた。和宏はもじもじと照れ臭そうに俯く。
「そっ、そんな大層なものじゃないと思いますけど。でも、皆が元気になって笑ってくれたらとは思うし嬉しいから、そうだったらいいな、って」
「そう、思えることが大切なのだ。簡単なようで、誰にでもできる事ではない」
慈玄も、軽口めいた調子を転じた。
「そうだな。大概、自分のことだけで精一杯だ。和は無意識のうちにそれを考え、やってのけちまってるんだな」
真面目に褒められた和宏は、ますます身を縮めた。
「ぇ、やっ、た、たまたまそうだっただけ、だよ。俺だって、わがまま言うし他まで気が回らないこともあるし。そ、ゆうときは皆に頼っちゃうだろうし」
「そうなったら、遠慮なく頼れば良い。与えられたものを、立場が逆転したら返す。互いに支え合うとは、すなわちこれだろう」
和宏は顔を上げ、ぱぁっと笑顔の花を開かせた。
「そういうの、すごく嬉しい、ですね」
一年後、中峰の納得する結果が得られなければ封印もやむを得ないと慈海は考えていた。しかし、ここで和宏に会って思考を改めたのだ。かつて慈玄が、なんの憂慮もなく和宏と共に迦葉の地に立てると確信を懐いたように、慈海もまた、彼がすべてを乗り越え今後も皆と笑い続けていられると実感できた。祈るでも願うでもない、必至の予見。
闇の正体はいまだ見えない。だが慈海にとってこの外出は、存分な収穫をもたらした。慈玄にしてもそのはずだ。どんな困難であろうと、和宏が繋いでくれた結束、注いでくれた力によって、怖れるものではないのだと。
「あ、今夜は俺、精進料理に挑戦しますね、慈海さん!」
「ええええええ?!また慈海に合わせて肉無しかよおおぉ!」
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