朝起きたらゲームの世界に飛ばされていたんだが、、、

第1章 ｢ゲームスタート｣

｢マイル｣ーム

オー・キッニは、

｢家まで案内しますね。｣

そう言い、
俺に着いてくるように仕向けた。

｢あぁ、頼む。｣

｢尾択｣そう返し、
前を歩く｢オー・キッニ｣の後ろを
ついて行く。
しばらくついて行くと、
村に着いた。

｢家はここら辺か？｣

｢尾択｣は質問を投げかけた。

｢はい。この村の、、、あの家です。｣

男はとある家を指さしながら答えた。
男が指を指した先には、
とても綺麗な木造の家があった。
まるで最近できたかのような外見の
綺麗さに、言葉を奪われていると、

｢ここが僕の家です。｣

男はそう言い、家のドアを開けた。

｢すげぇ、めちゃくちゃ綺麗だ、、、｣

思わず声に出てしまう程、
中は綺麗だった。
部屋が6個ほどあり、
それぞれ｢食料倉庫｣｢資源倉庫｣
｢接客室｣｢自室｣｢作業部屋｣｢寝室｣
という感じだ。

｢ちょうど来客室があるから使いなよ。｣

そう言われ、

｢本当にいいのか？
ありがとう。使わせていただくよ。｣

と返し、
部屋に入り、中を見ると、
ベッド、机、椅子、電気など、
生活に必要な物が一通り揃っていた。

｢ベッドか、、、
気は引けるが、やらないわけが無い。｣

そう言いながら俺はベッドに飛び込んだ。

(バフッ)

ふわふわ、ふかふか、
素晴らしいベッドだ。
枕も丁度いい高さで、、、
あれ、眠たくなって、、、

こうして｢尾択｣は、
ゲーム生活一日目を終えたのだった。