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第45話 ジ=ザグナス皇国
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「カイアス!貴様ー また他の女に!」
いやいや!ちょっと待て待て
これは俺、悪くないだろ?
それ俺はまだ17歳だぞ
相手の事もよく分からないのに結婚とか……
いきなり………そんな……ねぇ?
「おい!なにちょっとアリかも? みたいになってんだい!貴族では子供の頃から結婚相手とか決まってるんだよ!そういうのに関する事には抵抗ないんだろ あんた!まさかとは思うけど了承するじゃないよ!」
いや
まだOKとも言ってないし
了承するつもりもないんだけど
「そうだそうだ!お姉様という方がいるのに他の女なんて最低です!あんな縦巻きの女よりお姉様の方が100倍綺麗です!」
いや
だからOKするとは………
「そうだ!よく言った ベリス」
「カイアスさん 僕も浮気はダメだと思います!」
なんだこの連携は……
それに普段オドオドしているベリトにまでハッキリと言われてしまった
「えーとレオノーラさん?」
「そんな!カイアス様 私の事はレオノーラとお呼び下さい!」
「えーと じゃあ…レオノーラ なんで俺なんだ?俺は帝国の人間だぞ」
「生まれは関係ありませんわ 皇国ではスキルは遺伝する、世代を経るにつれて混ざり強くなると考えられています。なので強いスキルの持ち主は重宝されます しかしお父様が用意した殿方では、私のスキルに抗えませんの そんな心の弱い方との結婚なんて御免ですわ」
「だからスキルが効かなかった俺と結婚しようと?」
「はい!それに私はこれでも第3皇女です。これからの人生で貴方に不自由はさせませんわ 首都ザグナスで一緒に暮らしましょう」
それはいい話だと思った
「おい!」
いやそっちじゃなくて首都に行けるという事だ
結婚とかはどうでもいいが、皇国の首都に行けるのは、なかなか出来ない経験だろう
それに俺の目的はあの帝国を滅ぼす事、そしてスキルが全てという世界の常識を変える事だ
その為の手段は問わない
「分かった。でもここからどうやって首都のザグナスまで行くんだ?」
「皇国ではテレポート系のスキルを持った人たちのみで部隊を編成しています その者たちを各地に配置して都市間の移動を可能にしています 特別な許可証があればすぐに移動が可能ですわ」
「そうなのか 皇国は便利だな 帝国には、ない技術というか考え方だ」
「そうなんです!それに先程、カイアス様たちが来られる前にエングリーズの砦も陥落させた様ですし、皇国が帝国を占領する日も近いですわね」
マジか………
砦にはSSランクもいたはずだし、砦の守りも強固だったはずだ。
それにヴィクトリアや俺たちが参戦した時には優勢になった様に見えていたが………
地下に通路を作られて内部から侵入されてはどんなに強固な砦でも関係ないと言うことか……
これはそのSSランク2人の冒険者の功績だろう
それに帝国が弱体化するのは悪い気がしない
このまま結婚とかは置いておいて皇国側について帝国を滅ぼすというのもアリかもな……
一旦、皇国に行ってから考えよう
「じゃあその首都まで連れて行ってくれ あとデュランも連れて行くが構わないな?」
「かしこまりましたわ!デュランさんもよろしくお願いします」
「カイアス様かしこまりました。こちらこそ、よろしくお願い致します。レオノーラ様」
いざジ=ザグナス皇国へ行こう!
他の国なんて初めてだ
ヴィクトリアやアイリーンには捕虜にされてたとかなんとか言えばいいだろ!
いやいや!ちょっと待て待て
これは俺、悪くないだろ?
それ俺はまだ17歳だぞ
相手の事もよく分からないのに結婚とか……
いきなり………そんな……ねぇ?
「おい!なにちょっとアリかも? みたいになってんだい!貴族では子供の頃から結婚相手とか決まってるんだよ!そういうのに関する事には抵抗ないんだろ あんた!まさかとは思うけど了承するじゃないよ!」
いや
まだOKとも言ってないし
了承するつもりもないんだけど
「そうだそうだ!お姉様という方がいるのに他の女なんて最低です!あんな縦巻きの女よりお姉様の方が100倍綺麗です!」
いや
だからOKするとは………
「そうだ!よく言った ベリス」
「カイアスさん 僕も浮気はダメだと思います!」
なんだこの連携は……
それに普段オドオドしているベリトにまでハッキリと言われてしまった
「えーとレオノーラさん?」
「そんな!カイアス様 私の事はレオノーラとお呼び下さい!」
「えーと じゃあ…レオノーラ なんで俺なんだ?俺は帝国の人間だぞ」
「生まれは関係ありませんわ 皇国ではスキルは遺伝する、世代を経るにつれて混ざり強くなると考えられています。なので強いスキルの持ち主は重宝されます しかしお父様が用意した殿方では、私のスキルに抗えませんの そんな心の弱い方との結婚なんて御免ですわ」
「だからスキルが効かなかった俺と結婚しようと?」
「はい!それに私はこれでも第3皇女です。これからの人生で貴方に不自由はさせませんわ 首都ザグナスで一緒に暮らしましょう」
それはいい話だと思った
「おい!」
いやそっちじゃなくて首都に行けるという事だ
結婚とかはどうでもいいが、皇国の首都に行けるのは、なかなか出来ない経験だろう
それに俺の目的はあの帝国を滅ぼす事、そしてスキルが全てという世界の常識を変える事だ
その為の手段は問わない
「分かった。でもここからどうやって首都のザグナスまで行くんだ?」
「皇国ではテレポート系のスキルを持った人たちのみで部隊を編成しています その者たちを各地に配置して都市間の移動を可能にしています 特別な許可証があればすぐに移動が可能ですわ」
「そうなのか 皇国は便利だな 帝国には、ない技術というか考え方だ」
「そうなんです!それに先程、カイアス様たちが来られる前にエングリーズの砦も陥落させた様ですし、皇国が帝国を占領する日も近いですわね」
マジか………
砦にはSSランクもいたはずだし、砦の守りも強固だったはずだ。
それにヴィクトリアや俺たちが参戦した時には優勢になった様に見えていたが………
地下に通路を作られて内部から侵入されてはどんなに強固な砦でも関係ないと言うことか……
これはそのSSランク2人の冒険者の功績だろう
それに帝国が弱体化するのは悪い気がしない
このまま結婚とかは置いておいて皇国側について帝国を滅ぼすというのもアリかもな……
一旦、皇国に行ってから考えよう
「じゃあその首都まで連れて行ってくれ あとデュランも連れて行くが構わないな?」
「かしこまりましたわ!デュランさんもよろしくお願いします」
「カイアス様かしこまりました。こちらこそ、よろしくお願い致します。レオノーラ様」
いざジ=ザグナス皇国へ行こう!
他の国なんて初めてだ
ヴィクトリアやアイリーンには捕虜にされてたとかなんとか言えばいいだろ!
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