15 / 24
第14話
しおりを挟む
天界に来てからというものの修行の連続だった。
まず、魔法を覚えるところから始まった。
魔力を集める練習の為に特殊な杖を持ち、教えてもらった様々な魔法を使う。
元々、歴史的に人間は古代は魔法を使えたが、悪用した為に神から魔法を使う権利を一部を除いて剥奪されたらしい。
その除かれた人物達を魔道士と呼び、人間を監視する役割を与えられたらしい。
つまり何が言いたいかと言うと神が認めれば人間も魔法を使うことができるのだ。
それか祖先に魔道士がいる例も使えるらしい。
私は祖先に魔道士がいないので、魔法を使う権利を取り戻すことから始まった。
そして取り戻したあとマナが暴走し、寝込んだ人が急増したらしいが私は元気だった。
ただ、桜ちゃんが寝込んでしまい、私は看病していた。
そして、みんな元気になってから練習が始まった。
桜ちゃんはとても優秀で、いつも魔道士の人に褒められている。
私も頑張らなきゃ。
そんな中、リリーとは最近会わなくなった。
どうやら別の仕事があったり、サポートで忙しいらしい。
「翼ちゃん、今日も疲れたねー。」
練習終わりに私は桜ちゃんに声をかけられた。
「うん、毎日毎日新しいことだから大変だよ…」
私はため息をついていたら桜ちゃんも浮かない顔をしていることに気がついた。
「大丈夫?なんかあった?」
「うん…実はね…」
「えー!ノエル君と喧嘩した?」
「うん、そうなの…」
桜ちゃんの相談内容はこうだ。
前にノエル君がこっそり桜ちゃんに合間を縫って会いに来てくれたらしい。
だけど、桜ちゃんはその時疲れていてぶっきらぼうな態度をとってしまい、ノエル君を怒らせてしまったということだ。
桜ちゃんは謝りたいらしいがサポート天使は今、残念ながら忙しい。
なら…
「こんな時こそ、習った魔法だよ!」
そうだ。私達には魔法があるじゃないか。
私は早速もらった教科書を開く。
使えそうな魔法を探す。
まずは探す魔法だ。
これは使えそう。後は…
「ねえ、翼ちゃん」
「何ー?」
「ありがとうね、助けてくれて」
「ううん、いいんだよ。だって私ちゃんと友達になったの桜ちゃんが初なんだ。だから役に立ちたい。」
私の友達なんて願いを叶えて出来てた子たちだけだった。
でも桜ちゃんは違う。
自分から友達になれた。
その恩を返したい。
たとえ、いつか蹴落とすライバルであろうとも…
まず、魔法を覚えるところから始まった。
魔力を集める練習の為に特殊な杖を持ち、教えてもらった様々な魔法を使う。
元々、歴史的に人間は古代は魔法を使えたが、悪用した為に神から魔法を使う権利を一部を除いて剥奪されたらしい。
その除かれた人物達を魔道士と呼び、人間を監視する役割を与えられたらしい。
つまり何が言いたいかと言うと神が認めれば人間も魔法を使うことができるのだ。
それか祖先に魔道士がいる例も使えるらしい。
私は祖先に魔道士がいないので、魔法を使う権利を取り戻すことから始まった。
そして取り戻したあとマナが暴走し、寝込んだ人が急増したらしいが私は元気だった。
ただ、桜ちゃんが寝込んでしまい、私は看病していた。
そして、みんな元気になってから練習が始まった。
桜ちゃんはとても優秀で、いつも魔道士の人に褒められている。
私も頑張らなきゃ。
そんな中、リリーとは最近会わなくなった。
どうやら別の仕事があったり、サポートで忙しいらしい。
「翼ちゃん、今日も疲れたねー。」
練習終わりに私は桜ちゃんに声をかけられた。
「うん、毎日毎日新しいことだから大変だよ…」
私はため息をついていたら桜ちゃんも浮かない顔をしていることに気がついた。
「大丈夫?なんかあった?」
「うん…実はね…」
「えー!ノエル君と喧嘩した?」
「うん、そうなの…」
桜ちゃんの相談内容はこうだ。
前にノエル君がこっそり桜ちゃんに合間を縫って会いに来てくれたらしい。
だけど、桜ちゃんはその時疲れていてぶっきらぼうな態度をとってしまい、ノエル君を怒らせてしまったということだ。
桜ちゃんは謝りたいらしいがサポート天使は今、残念ながら忙しい。
なら…
「こんな時こそ、習った魔法だよ!」
そうだ。私達には魔法があるじゃないか。
私は早速もらった教科書を開く。
使えそうな魔法を探す。
まずは探す魔法だ。
これは使えそう。後は…
「ねえ、翼ちゃん」
「何ー?」
「ありがとうね、助けてくれて」
「ううん、いいんだよ。だって私ちゃんと友達になったの桜ちゃんが初なんだ。だから役に立ちたい。」
私の友達なんて願いを叶えて出来てた子たちだけだった。
でも桜ちゃんは違う。
自分から友達になれた。
その恩を返したい。
たとえ、いつか蹴落とすライバルであろうとも…
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
愚者による愚行と愚策の結果……《完結》
アーエル
ファンタジー
その愚者は無知だった。
それが転落の始まり……ではなかった。
本当の愚者は誰だったのか。
誰を相手にしていたのか。
後悔は……してもし足りない。
全13話
☆他社でも公開します
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界成り上がり物語~転生したけど男?!どう言う事!?~
繭
ファンタジー
高梨洋子(25)は帰り道で車に撥ねられた瞬間、意識は一瞬で別の場所へ…。
見覚えの無い部屋で目が覚め「アレク?!気付いたのか!?」との声に
え?ちょっと待て…さっきまで日本に居たのに…。
確か「死んだ」筈・・・アレクって誰!?
ズキン・・・と頭に痛みが走ると現在と過去の記憶が一気に流れ込み・・・
気付けば異世界のイケメンに転生した彼女。
誰も知らない・・・いや彼の母しか知らない秘密が有った!?
女性の記憶に翻弄されながらも成り上がって行く男性の話
保険でR15
タイトル変更の可能性あり
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
だいたい全部、聖女のせい。
荒瀬ヤヒロ
恋愛
「どうして、こんなことに……」
異世界よりやってきた聖女と出会い、王太子は変わってしまった。
いや、王太子の側近の令息達まで、変わってしまったのだ。
すでに彼らには、婚約者である令嬢達の声も届かない。
これはとある王国に降り立った聖女との出会いで見る影もなく変わってしまった男達に苦しめられる少女達の、嘆きの物語。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
人生を共にしてほしい、そう言った最愛の人は不倫をしました。
松茸
恋愛
どうか僕と人生を共にしてほしい。
そう言われてのぼせ上った私は、侯爵令息の彼との結婚に踏み切る。
しかし結婚して一年、彼は私を愛さず、別の女性と不倫をした。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ここは貴方の国ではありませんよ
水姫
ファンタジー
傲慢な王子は自分の置かれている状況も理解出来ませんでした。
厄介ごとが多いですね。
裏を司る一族は見極めてから調整に働くようです。…まぁ、手遅れでしたけど。
※過去に投稿したモノを手直し後再度投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる