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第2章 無限イチャイチャ計画
第47話 ゲーム実況3・視聴者参加型
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漢字嫁という漢字を読むゲームが終わり、風華は次のゲームへ移ろうとしていた。
「続いてはお天気お姉さんバトラーズという格闘ゲームをやります!」
またクソゲーっぽいな。
「なんとこちらはオンライン対戦ができるんです」
クソゲーっぽいのにすげぇ。
「なので視聴者の皆さんと私で戦いたいと思います。お天気お姉さんにボコられるの嬉しいでしょう?」
勝つ前提のセリフだな!
「事前に告知しておいたので皆さん準備はできていますよね?」
実は俺にも事前に参加して欲しいと言われていたが断っていた。風華に公衆の面前でボコられるの癪だしな!
「まずはキャラ決めです。私はこの響さんっぽい雷使いのキャラにします。目つきが鋭くてお局感が響さんに似てていいんですよ」
ビッキー、見てますかー? 見てたらコイツ殴っていいですよー!
「本当は私似の美女が良かったんですけど、居ませんでした。アップデートがあれば今度は私をゲームに出して欲しいですねぇ。あ、太ももはムチムチにしてください。下着は白で」
発想が格ゲー分かり手すぎるのがムカつくな!
「それじゃあマッチングしますよ。画面に出てきた数字を打ち込んでください!」
数字が表示される。すると一瞬でマッチングした。
相手の使用キャラは、ダウナー系の目隠れで傘を差したお姉さんだ。天気モチーフっぽいし、雨キャラかな。
「あーそのキャラね。はいはい。対策は分かってるんで私の勝ち確ですね」
言い方うぜぇ。
画面が切り替わり、対戦画面になった。選んだキャラ同士が向き合って構えている。上に体力ゲージのあるクラシックな2D格ゲーだ。
ゴングのような効果音が鳴り、戦いが始まった。
「喰らえっ、雷、雷!」
ビッキー似のキャラが手から雷の塊を出している。遠距離攻撃連発うぜぇ。
相手は負けじとぴょんぴょんジャンプして避けながら距離を詰めている。
「あら、ウサギみたいでカワイイですねぇ。すぐに肉塊にしてあげますよ」
煽るなー。
「ほらほら、壁際ですよ? チャンスですよ?」
風華は自分から壁の方に後退していた。2D格闘ゲームは一般的に壁に追い詰められると不利とされているので風華の動きは自殺行為だ。
相手の人ー! この舐めプ野郎をボコボコにしてくれー!
俺が適当に願っていると、風華のキャラが相手キャラの頭上を飛び越えて立ち位置が入れ替わった。
「はい、めくり。対空対策が甘いですねぇ」
何言ってるかわかんねぇ。
俺の頭に疑問符が浮かぶ中、風華のキャラが相手をタコ殴りにしていた。
「キャハハハハ! ほらほら、反撃しないと終わっちゃいますよぉ?」
敵対組織のすぐやられる女幹部みたいな喋りやめろ!
その後、結局、一度もダメージを受けることなく風華の圧勝だった。
「ざっこ。もっと座学した方がいいですよ?」
お天気お姉さんが使っていい語彙じゃないだろ。
「今や格闘ゲームは適当にボタンを連打してるだけでは勝てませんよ。裏で攻略情報調べて、上手い人のプレイ動画を見て、テクニックを学び、それを応用できるようにならないと。最低百時間は座学して欲しいですね。ま、私に勝つにはその十倍はいるでしょうけどね! ニチャア」
ニチャアじゃねぇよ! ライト層を消し飛ばす呪文詠唱やめろ!
しかし、コメント欄は『ありがとうございます』で溢れていた。コイツらドM過ぎんだろ。まぁ俺も風華でなければ言っただろうけど。風華でなければな!
にしてもコイツ無駄にゲーム上手いよな。上級国民はなんでも出来たりしてホント理不尽だよ。
その後も色んな人が挑んできたが、ほとんど風華が圧勝して終わった。
「続いてはお天気お姉さんバトラーズという格闘ゲームをやります!」
またクソゲーっぽいな。
「なんとこちらはオンライン対戦ができるんです」
クソゲーっぽいのにすげぇ。
「なので視聴者の皆さんと私で戦いたいと思います。お天気お姉さんにボコられるの嬉しいでしょう?」
勝つ前提のセリフだな!
「事前に告知しておいたので皆さん準備はできていますよね?」
実は俺にも事前に参加して欲しいと言われていたが断っていた。風華に公衆の面前でボコられるの癪だしな!
「まずはキャラ決めです。私はこの響さんっぽい雷使いのキャラにします。目つきが鋭くてお局感が響さんに似てていいんですよ」
ビッキー、見てますかー? 見てたらコイツ殴っていいですよー!
「本当は私似の美女が良かったんですけど、居ませんでした。アップデートがあれば今度は私をゲームに出して欲しいですねぇ。あ、太ももはムチムチにしてください。下着は白で」
発想が格ゲー分かり手すぎるのがムカつくな!
「それじゃあマッチングしますよ。画面に出てきた数字を打ち込んでください!」
数字が表示される。すると一瞬でマッチングした。
相手の使用キャラは、ダウナー系の目隠れで傘を差したお姉さんだ。天気モチーフっぽいし、雨キャラかな。
「あーそのキャラね。はいはい。対策は分かってるんで私の勝ち確ですね」
言い方うぜぇ。
画面が切り替わり、対戦画面になった。選んだキャラ同士が向き合って構えている。上に体力ゲージのあるクラシックな2D格ゲーだ。
ゴングのような効果音が鳴り、戦いが始まった。
「喰らえっ、雷、雷!」
ビッキー似のキャラが手から雷の塊を出している。遠距離攻撃連発うぜぇ。
相手は負けじとぴょんぴょんジャンプして避けながら距離を詰めている。
「あら、ウサギみたいでカワイイですねぇ。すぐに肉塊にしてあげますよ」
煽るなー。
「ほらほら、壁際ですよ? チャンスですよ?」
風華は自分から壁の方に後退していた。2D格闘ゲームは一般的に壁に追い詰められると不利とされているので風華の動きは自殺行為だ。
相手の人ー! この舐めプ野郎をボコボコにしてくれー!
俺が適当に願っていると、風華のキャラが相手キャラの頭上を飛び越えて立ち位置が入れ替わった。
「はい、めくり。対空対策が甘いですねぇ」
何言ってるかわかんねぇ。
俺の頭に疑問符が浮かぶ中、風華のキャラが相手をタコ殴りにしていた。
「キャハハハハ! ほらほら、反撃しないと終わっちゃいますよぉ?」
敵対組織のすぐやられる女幹部みたいな喋りやめろ!
その後、結局、一度もダメージを受けることなく風華の圧勝だった。
「ざっこ。もっと座学した方がいいですよ?」
お天気お姉さんが使っていい語彙じゃないだろ。
「今や格闘ゲームは適当にボタンを連打してるだけでは勝てませんよ。裏で攻略情報調べて、上手い人のプレイ動画を見て、テクニックを学び、それを応用できるようにならないと。最低百時間は座学して欲しいですね。ま、私に勝つにはその十倍はいるでしょうけどね! ニチャア」
ニチャアじゃねぇよ! ライト層を消し飛ばす呪文詠唱やめろ!
しかし、コメント欄は『ありがとうございます』で溢れていた。コイツらドM過ぎんだろ。まぁ俺も風華でなければ言っただろうけど。風華でなければな!
にしてもコイツ無駄にゲーム上手いよな。上級国民はなんでも出来たりしてホント理不尽だよ。
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