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第1章 弱男だけどなぜかお天気お姉さんと付き合うことになった件
第24話 買い物2・空っぽ人間
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乃和木風華の私服を買い終わり、服屋の外で少し雑談した後。
「ではそろそろ駅の方に向かいましょうか」
もうお別れかよ。もっとビッキーと一緒にいたかったなぁ。
「その前に喉が渇きました! どこかで飲みもの買いましょう!」
いいぞ! コイツたまには役立つこと言うな!
「空雄さんはお時間大丈夫かしら?」
「あ、はい。大丈夫っす」
ビッキーがいるなら鬼ヶ島でも天竺でもお供します!
近くの量産型コーヒーショップに着いた。
「空雄さんは女学生にボコられるので私が頼んで来てあげますね」
おい、語弊があるだろ。絡まれるけどボコられてはいないぞ。殴り合いになったら負けるだろうけど!
「まぁ、どういうことですの?」
「いやその、他人に暴言吐かれやすいタイプなんすよ。多分、貧弱に見えるから」
「まぁ、かわいそうに。そんなこともないと思うのですけれど、酷い方もいるのですわね」
かー、いい人ですなぁ! 世界中の人間がビッキーだったら良かったのに。
注文が終わり、席に着く。
「あ、ちょっとお花狩りに行ってきます」
お花摘みだろ。
乃和木がトイレに向かった。
いや待て、ビッキーと二人きりにすんなよ。友達の友達ですら気まずいのに、他人の先輩かつ推しとかどうしたらいいんだよ。ビッキーにスマホポチポチされ出したらショックで死ぬんだが!
「二人は付き合ってどれくらいになるのかしら?」
困っているとビッキーが話題を提供してくれた。
「いや、本当にそういうんじゃないっすよ。ただの友人、というか知り合いみたいなもんっす」
なのでいつでも不倫できます!
「訳ありのようですわね。最近、風華ちゃんに入れ知恵しているのもあなた?」
う、鋭いな。
「まさか。ただの一視聴者として楽しんでるだけっすよ」
外部の人間に情報を漏らしているのを公然と言うわけにはいかねぇよな。まぁコスプレ衣装お披露目している時点でバレバレ間違いなしだけどな。
「ちょっと聞いていいっすか?」
「なにかしら?」
「乃和木風華、アイツはなんでクビにならないんすか?」
この際だから聞いておこう。沈黙避けにもなるしな。
「社長とプロデューサーは面白いものが好きですから、彼女みたいなトラブルメーカーは大好物なのですわ。風華ちゃんの出演時にはいつも笑って楽しんでいますの。ですので解雇されることは余程のことがない限り、ないと思いますわ。新人というのもありますし」
やっぱりそういうことか。乃和木が社員寮を紹介していた時にも聞いていたことだ。
「なるほど、分かるような気がするっす。アイツは劇薬ですからハマる人にはハマるタイプっすよね」
「私も楽しいことは好きですから社長達の気持ちも少し分かります」
目を細め、優しく微笑む。母性が溢れてますなぁ。
「後は私、ダメな子ほどほっとけなくなるのですわ」
ダメ男にハマっちゃうタイプか? 俺もダメ男なんですけどー? ヒモにしてくれぇ。
「あはは、なんかイメージ通りっす」
「やっぱり良くないかしら」
服装のことといい、結構、人の目気にするタイプなんだなー。かわいい。
「いや、そのままでいて欲しいっす」
俺史上最大の台詞回し!
「ウフフ、精進しますわ」
凄い! 俺だけに笑いかけてくれた! もう死んでもいい!
「それと、これからも乃和木風華のことよろしくお願いします。アイツは言葉選びが悪くてどうしようもない奴っすけど、光るものはあると思うんす。パニックになっている時のアイツはダメだけど、そうじゃない時のアイツは独特な言語センスで場を盛り上げられるんすよ。だからその、もう少し長い目で見てやって欲しいっす」
正直、アイツがクビになろうがどうだっていいけど、パソコン買ってもらったしな。出来る限りのことはしてやろう。まぁこうやってお願いするだけだけど。
「優しいのですわね」
そんなんじゃない。俺は与えられて来なかったから、何かを与えられた時の反動が怖いだけなんだよ。俺はいつだって自分本位で保守的なやつなのさ。
そんな気取ったセリフを心中で言っていると、乃和木が戻ってきた。
「あ、二人楽しそうにして。不倫ですかぁ?」
「おだまり」
生おだまりキター!
その後、コーヒーショップを出てビッキーと別れる。
乃和木と二人になってしまう。ああ寂しい。
「いやー、楽しかったですねぇ!」
「そっすね」
正直俺は複雑な心境だった。推しのビッキーと会えたことは素直に嬉しかった。だがその一方で劣等感を刺激された。
同じ三十代なのにビッキーはずっと落ち着いていて、しっかりしていて、それに加えて親しみの湧く人間味があって、俺の思い描く完璧な人間だった。
五歳差があるとはいえ、五年後、俺があんな理想の人間になれるとは思えない。きっと五年後も、いや十年後も、それより先も変わらずに誰かを僻み続けながら生きていくんだろうな。
俺にとって推しは太陽みたいに眩しすぎた。近付き過ぎると目を開けてらんねぇよ。
ハァ、鬱だ。これだから上級国民と会いたくないんだよな。自分が下だということを嫌でも分からせられる。
しかーし! そんな時はお天気お姉さんを見よう! それでどんな嫌なことも吹っ飛んじゃうのさ!
複雑な顔をしていたら、乃和木が顔を覗き込んできた。
「どうしたんですか、コーラかと思ったらしょうゆを飲んじゃったような顔して」
あ、コイツも上級国民だったな! でもコイツだけは見下せるから助かるわ! この上級国民界の底辺め!
「響さんと会えて嬉しかったですか?」
嬉しかったが初めに言っとけよな。そしたら準備しといたのに。まぁ大してやること変わんなそうだけど。
「まぁそれなりに」
「それはよかったです。響さん推しですもんね」
「う、なぜそれを」
「切り抜きで私以外に響さんのばかり切り抜いているのでファンなのかなと」
チッ、目ざといな。
「響さん素敵ですもんね。美人で頭が良くて優しくて。それに比べて私は空っぽです」
憂鬱そうな顔をしている。なんだ、コイツでもヘラる時があんのかよ。まぁどんな明るい人間も電池が切れる時はあるよな。
「そんなことないと思うっすよ」
「フォロー下手ですね」
上手かったら友達も彼女も居て、もっといい人間関係構築できてるっつーの。
「そんなことより! お腹が減りました! ご飯食べに行きましょう!」
立ち直り早いな。お前は急速充電器かよ。
「どうせならビッキーが居る時に言って欲しかったっすね」
そしたら一緒に食べられたのによぉ。
「あ! ビッキーって呼んでる!」
あっ! しまったぁぁ! 心の中でいつも呼んでるからつい口に出てしまった!
「言ってやろー言ってやろー響さんに言ってやろー!」
うぜぇ。小学生かよ。言われたところで別に何もねぇだろ。ちょっと俺の耳が赤くなるくらいだわ。
「はいはい、分かったっすから。それよりメシっすよね? 俺は手持ちの金がないんでやめとくっす」
さっきクソ激甘ミルクコーヒーに一日分の食費を持っていかれたからな! 美味かったけど!
「今日はお買い物に付き合って貰ったので奢ってあげますよ」
「じゃあ行くっす!」
「はやっ」
コイツからは奢ってもらっていいと俺の中で決めている。いつもクソワードを浴びせられて精神的苦痛を与えられているから慰謝料がわりだ。
「単純な人ですねぇ。ただ、そういうところは嫌いじゃないですよ」
ふん、お前に好かれてもな。ビッキーに好かれたいわ。クソッ!
その後、きっちりご飯を奢らせて、買い物は終了した。
「ではそろそろ駅の方に向かいましょうか」
もうお別れかよ。もっとビッキーと一緒にいたかったなぁ。
「その前に喉が渇きました! どこかで飲みもの買いましょう!」
いいぞ! コイツたまには役立つこと言うな!
「空雄さんはお時間大丈夫かしら?」
「あ、はい。大丈夫っす」
ビッキーがいるなら鬼ヶ島でも天竺でもお供します!
近くの量産型コーヒーショップに着いた。
「空雄さんは女学生にボコられるので私が頼んで来てあげますね」
おい、語弊があるだろ。絡まれるけどボコられてはいないぞ。殴り合いになったら負けるだろうけど!
「まぁ、どういうことですの?」
「いやその、他人に暴言吐かれやすいタイプなんすよ。多分、貧弱に見えるから」
「まぁ、かわいそうに。そんなこともないと思うのですけれど、酷い方もいるのですわね」
かー、いい人ですなぁ! 世界中の人間がビッキーだったら良かったのに。
注文が終わり、席に着く。
「あ、ちょっとお花狩りに行ってきます」
お花摘みだろ。
乃和木がトイレに向かった。
いや待て、ビッキーと二人きりにすんなよ。友達の友達ですら気まずいのに、他人の先輩かつ推しとかどうしたらいいんだよ。ビッキーにスマホポチポチされ出したらショックで死ぬんだが!
「二人は付き合ってどれくらいになるのかしら?」
困っているとビッキーが話題を提供してくれた。
「いや、本当にそういうんじゃないっすよ。ただの友人、というか知り合いみたいなもんっす」
なのでいつでも不倫できます!
「訳ありのようですわね。最近、風華ちゃんに入れ知恵しているのもあなた?」
う、鋭いな。
「まさか。ただの一視聴者として楽しんでるだけっすよ」
外部の人間に情報を漏らしているのを公然と言うわけにはいかねぇよな。まぁコスプレ衣装お披露目している時点でバレバレ間違いなしだけどな。
「ちょっと聞いていいっすか?」
「なにかしら?」
「乃和木風華、アイツはなんでクビにならないんすか?」
この際だから聞いておこう。沈黙避けにもなるしな。
「社長とプロデューサーは面白いものが好きですから、彼女みたいなトラブルメーカーは大好物なのですわ。風華ちゃんの出演時にはいつも笑って楽しんでいますの。ですので解雇されることは余程のことがない限り、ないと思いますわ。新人というのもありますし」
やっぱりそういうことか。乃和木が社員寮を紹介していた時にも聞いていたことだ。
「なるほど、分かるような気がするっす。アイツは劇薬ですからハマる人にはハマるタイプっすよね」
「私も楽しいことは好きですから社長達の気持ちも少し分かります」
目を細め、優しく微笑む。母性が溢れてますなぁ。
「後は私、ダメな子ほどほっとけなくなるのですわ」
ダメ男にハマっちゃうタイプか? 俺もダメ男なんですけどー? ヒモにしてくれぇ。
「あはは、なんかイメージ通りっす」
「やっぱり良くないかしら」
服装のことといい、結構、人の目気にするタイプなんだなー。かわいい。
「いや、そのままでいて欲しいっす」
俺史上最大の台詞回し!
「ウフフ、精進しますわ」
凄い! 俺だけに笑いかけてくれた! もう死んでもいい!
「それと、これからも乃和木風華のことよろしくお願いします。アイツは言葉選びが悪くてどうしようもない奴っすけど、光るものはあると思うんす。パニックになっている時のアイツはダメだけど、そうじゃない時のアイツは独特な言語センスで場を盛り上げられるんすよ。だからその、もう少し長い目で見てやって欲しいっす」
正直、アイツがクビになろうがどうだっていいけど、パソコン買ってもらったしな。出来る限りのことはしてやろう。まぁこうやってお願いするだけだけど。
「優しいのですわね」
そんなんじゃない。俺は与えられて来なかったから、何かを与えられた時の反動が怖いだけなんだよ。俺はいつだって自分本位で保守的なやつなのさ。
そんな気取ったセリフを心中で言っていると、乃和木が戻ってきた。
「あ、二人楽しそうにして。不倫ですかぁ?」
「おだまり」
生おだまりキター!
その後、コーヒーショップを出てビッキーと別れる。
乃和木と二人になってしまう。ああ寂しい。
「いやー、楽しかったですねぇ!」
「そっすね」
正直俺は複雑な心境だった。推しのビッキーと会えたことは素直に嬉しかった。だがその一方で劣等感を刺激された。
同じ三十代なのにビッキーはずっと落ち着いていて、しっかりしていて、それに加えて親しみの湧く人間味があって、俺の思い描く完璧な人間だった。
五歳差があるとはいえ、五年後、俺があんな理想の人間になれるとは思えない。きっと五年後も、いや十年後も、それより先も変わらずに誰かを僻み続けながら生きていくんだろうな。
俺にとって推しは太陽みたいに眩しすぎた。近付き過ぎると目を開けてらんねぇよ。
ハァ、鬱だ。これだから上級国民と会いたくないんだよな。自分が下だということを嫌でも分からせられる。
しかーし! そんな時はお天気お姉さんを見よう! それでどんな嫌なことも吹っ飛んじゃうのさ!
複雑な顔をしていたら、乃和木が顔を覗き込んできた。
「どうしたんですか、コーラかと思ったらしょうゆを飲んじゃったような顔して」
あ、コイツも上級国民だったな! でもコイツだけは見下せるから助かるわ! この上級国民界の底辺め!
「響さんと会えて嬉しかったですか?」
嬉しかったが初めに言っとけよな。そしたら準備しといたのに。まぁ大してやること変わんなそうだけど。
「まぁそれなりに」
「それはよかったです。響さん推しですもんね」
「う、なぜそれを」
「切り抜きで私以外に響さんのばかり切り抜いているのでファンなのかなと」
チッ、目ざといな。
「響さん素敵ですもんね。美人で頭が良くて優しくて。それに比べて私は空っぽです」
憂鬱そうな顔をしている。なんだ、コイツでもヘラる時があんのかよ。まぁどんな明るい人間も電池が切れる時はあるよな。
「そんなことないと思うっすよ」
「フォロー下手ですね」
上手かったら友達も彼女も居て、もっといい人間関係構築できてるっつーの。
「そんなことより! お腹が減りました! ご飯食べに行きましょう!」
立ち直り早いな。お前は急速充電器かよ。
「どうせならビッキーが居る時に言って欲しかったっすね」
そしたら一緒に食べられたのによぉ。
「あ! ビッキーって呼んでる!」
あっ! しまったぁぁ! 心の中でいつも呼んでるからつい口に出てしまった!
「言ってやろー言ってやろー響さんに言ってやろー!」
うぜぇ。小学生かよ。言われたところで別に何もねぇだろ。ちょっと俺の耳が赤くなるくらいだわ。
「はいはい、分かったっすから。それよりメシっすよね? 俺は手持ちの金がないんでやめとくっす」
さっきクソ激甘ミルクコーヒーに一日分の食費を持っていかれたからな! 美味かったけど!
「今日はお買い物に付き合って貰ったので奢ってあげますよ」
「じゃあ行くっす!」
「はやっ」
コイツからは奢ってもらっていいと俺の中で決めている。いつもクソワードを浴びせられて精神的苦痛を与えられているから慰謝料がわりだ。
「単純な人ですねぇ。ただ、そういうところは嫌いじゃないですよ」
ふん、お前に好かれてもな。ビッキーに好かれたいわ。クソッ!
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