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第1章 弱男だけどなぜかお天気お姉さんと付き合うことになった件
第19話 社員寮1・私物紹介
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俺はいつものようにパソコンでお天気お姉さんの放送を見ていた。
いやぁ、やっぱりお天気お姉さんはいいですなぁ。ささやかな癒しとささやかな楽しみ。現代社会のユートピアだ。ああ永遠に観ていたいなぁ。
しかし、そんな幸福な時間を、お天気キャスターの『この後、特番もあるのでそちらも見てくださいね』という一言で破壊された。
特番には名前も出したくないあの女が生出演することになっている。ああ憂鬱だ。
拒否する右手を抑え込み、特番の枠に切り替えた。さっそく始まったようで、マンションらしき高層建築物の入口が映る。
例のごとくポンコツ黒髪ロング女が腰を低くしながらお笑い芸人みたいに登場してきた。
「どもども、美女の乃和木風華ですぅ」
顔だけはマシだもんな。自分で言うと台無しだが。
「今日はなんとですね、通常のお天気放送をお休みして私の住む社員寮を紹介していきたいと思いますー! パチパチパチ!」
お前はいつでも無期限休養中だろ。
「むふふ、美人キャスターの秘密の花園はやく覗きたいですよね? それじゃあさっそくレッツゴー!」
なんかノリが古臭ぇな。ロケにこなれたベテランおっさんリポーターかよ。
マンションっぽい場所の入口へ向かう。
「この寮は防犯カメラにオートロック、警備員さんもいて防犯対策はバッチリです」
ふーん、いいじゃん。でも内部犯を警戒したほうがいいぞ。乃なんとかさんがクビになったら腹いせに物を盗んだり破壊したりしそうだからな!
「では中に入りましょう。防犯カメラの死角を縫って行きます」
スパイかよ。ガッツリ映ってるだろうけどな!
「エントランスには宅配ボックスがあります。ブツを回収するのに便利です」
ブツ言うな。犯罪臭がするだろ。
「オートロックを抜けて左手には食堂があります。一般の方も潜入すれば入れます」
それは入れるとは言わねぇよ!
「ここのカツ丼が美味しいんですよ。思わず自白したくなります」
昔の刑事ドラマかよ。
「続いて右手にはジムと娯楽室があります」
上級国民の寮はなんでもあるなー。貴族の避暑地かよ。
「ここで体を鍛えたり、遊んだり、殴り合ったりします」
殴り合ったりってなんだよ。囚人同士の縄張り争いでも起きてんのかよ。
さらに奥へ移動していく。
「ここはゲストルームです。シャバの家族を泊めることもできます」
シャバ言うな。罪人の面会に来たみたいだろ。
奥に進む。次は本や机が沢山並べてある部屋に着いた。
「ここはスタディスペースです。気分を変えて勉強したい時に使用します。なんの勉強を? と思われる方に説明すると、主に気象予報士資格の勉強ですね」
そういえばこの会社、気象予報士の資格がなくても入社できるんだったな。乃和木は持ってるわけないよな。試験難しいって聞くしコイツには無理だろ。
「時にはミーティングルームや談話室として使うこともあります。スタッフさんやキャスター同士で交流することで話題ができたりするので楽しいですよ。私は大体呼ばれませんけど」
ギャハハ! 俺みてぇな奴!
つーかここって社員寮というか学生寮とかシェアハウスみたいだな。コミュ障の俺には辛い環境だわ。やっぱり子供部屋おじさんが最高だぜ!
「ここまで見て社員寮というより、アミューズメント施設のように感じた方も多いと思います。社長さんやプロデューサーさんが面白いことが好きなんですよね。特に社長さんは、会社にとって人と人とのディスカッションが大事と常々言っていますので、こういう他者同士が交流しやすい寮ができたのだとか」
面白いことが好きねぇ。コイツがクビにならないのもそこに理由があるのかもな。エンタメの極地みたいな奴だからハマる奴にはハマるんだろう。まぁ単に偉い人の愛人なのかもしれないが。
「続いては皆さんお待ちかね、大浴場に移動したいと思いまーす!」
待ってねぇけどな。ただし、ビッキーが入浴しているなら別とする!
「ここが大浴場でーす……えっ、清掃中……」
あっ……マズイ。コイツの最大の弱点、“想定外”が起きちゃった。
「デ、デハトバシマスカ」
目が悪霊に取り憑かれた人みたいになってるぞ! 詰んだな!
「次は二百階の紹介デス」
二階だろ! 登るだけで餓死するわ!
「二百階以降は怪獣エリアになってマス」
居住エリアだろ! 悪の組織の秘密基地かよ!
「二百階は女性専用、三百階は男性専用になっています」
間の謎の階はどうなってんだよ!
二階に上がり、洗濯機の並べられた部屋に入った。
「ここはランドリールームです。頭や体を洗う時に使います」
それは大浴場だろ! まーたズレてんぞ!
「洗濯物にシャンプーとリンスを混ぜると綺麗になるんですよ」
うん、洗濯物がサラサラにね、ならねぇよ!
洗濯機の前に来た乃和木。
「このジャグジー、入浴剤を入れてグルグル回ると気持ちいいんですよ」
死ぬわ!
続いて調理室っぽいところに着いた。
「食堂もありますけど、軽く洗濯物を作りたいなという時は調理室を使います」
ご飯だろ! 洗濯物はなるべく作りたくねぇよ!
「食器に柔軟剤を混ぜると柔らかくなります」
わーい、折り畳んで収納出来ちゃうんだ! ねぇよ!
調理室を出ると、廊下にはドアがずらりと等間隔に並んでいた。
「皆さんお待ちかねのキャスターさんのお部屋を紹介していきます! まずは一番気になる私のお部屋から!」
一番待ってねぇよ。
乃和木は、さっそく近くにあった部屋の鍵を開けて中に入った。
「じゃーん! どうですか? ワンルームで狭く感じるかもですが囚われのお姫様ごっこが出来て楽しいですよ」
囚人ごっこだろ。
「ここからは私の呪物を紹介していきます!」
こえーよ。私物だろ。とりあえずイタコでも呼んどけ。
乃和木は、壁に掛けられたババアの顔パックみたいな仮面を指差した。俺が貸してやったやつだ。
「こちらは友人から貰った仮面です」
お前が呪物って言ったからいわく付きっぽく見えちゃうだろ! シャーマン呼べ!
次に床を指差す。
「こちらは茣蓙です。あ、血が……じゃなかったコーヒーのシミがありますけど気にしないでください」
言い直すな! いわく付きのものと思われるだろ!
続いて勉強した形跡のない勉強机が映し出され、俺が貸した萌えフィギュアがアップになった。
「こちらも友人から貰った日本人形です」
ただの萌えフィギュアだろ! 今までの流れで呪物コレクターみたいに思われるぞ!
次は机の横にある木刀、木彫りのクマ、剣のキーホルダーに目を付けた。前言ってたけど本当に部屋に置いてたのかよ。
「こちらは名のある刀です」
ただの名前のシール貼った木刀だろ! 脱字やめろ!
「こちらは某H海道で購入した木彫りのアクマです」
北海道しかねぇだろ! 心霊スポット紹介するみたいな言い回しやめろ! あとアクマじゃなくてクマだろ! 衍字やめろ!
「これは修行旅行中に買った十字架です」
修“学”旅行だろ! お前はエクソシストかよ! それと十字架じゃなくてただの剣のキーホルダーだろ!
今度はベッドの横にある棚に置かれた乃和木自身が写ったチェキと、カラフルなお菓子の袋が映し出された。まずはお菓子の袋を手に取る。
「これは目玉です。小腹が空いた時に食べます」
飴玉だろ! 誤字脱字シリーズやめろ!
「こちらは私のサインが書かれた心霊写真です」
ただのチェキだろ! ま、お前は怨霊だからある意味合ってるな!
「よーく見てください。お分かりいただけましたか? このサイン、フウカじゃなくてプーカになっているんです」
お前が書き間違えただけだろ! 心霊写真紹介するみたいに言うな!
「ちょっと窓開けて木漏れ日取り込みますね」
木の要素、窓枠くらいしかないだろ。
その時だった。
『きゃああああああ』
え、なんだ、悲鳴!?
「あ、驚きましたよね。この窓、ちょっと滑りが悪くて開閉する時に甲高い音が鳴っちゃうんですよ」
まぎらわしいわ! お前の部屋はお化け屋敷かよ!
いやぁ、やっぱりお天気お姉さんはいいですなぁ。ささやかな癒しとささやかな楽しみ。現代社会のユートピアだ。ああ永遠に観ていたいなぁ。
しかし、そんな幸福な時間を、お天気キャスターの『この後、特番もあるのでそちらも見てくださいね』という一言で破壊された。
特番には名前も出したくないあの女が生出演することになっている。ああ憂鬱だ。
拒否する右手を抑え込み、特番の枠に切り替えた。さっそく始まったようで、マンションらしき高層建築物の入口が映る。
例のごとくポンコツ黒髪ロング女が腰を低くしながらお笑い芸人みたいに登場してきた。
「どもども、美女の乃和木風華ですぅ」
顔だけはマシだもんな。自分で言うと台無しだが。
「今日はなんとですね、通常のお天気放送をお休みして私の住む社員寮を紹介していきたいと思いますー! パチパチパチ!」
お前はいつでも無期限休養中だろ。
「むふふ、美人キャスターの秘密の花園はやく覗きたいですよね? それじゃあさっそくレッツゴー!」
なんかノリが古臭ぇな。ロケにこなれたベテランおっさんリポーターかよ。
マンションっぽい場所の入口へ向かう。
「この寮は防犯カメラにオートロック、警備員さんもいて防犯対策はバッチリです」
ふーん、いいじゃん。でも内部犯を警戒したほうがいいぞ。乃なんとかさんがクビになったら腹いせに物を盗んだり破壊したりしそうだからな!
「では中に入りましょう。防犯カメラの死角を縫って行きます」
スパイかよ。ガッツリ映ってるだろうけどな!
「エントランスには宅配ボックスがあります。ブツを回収するのに便利です」
ブツ言うな。犯罪臭がするだろ。
「オートロックを抜けて左手には食堂があります。一般の方も潜入すれば入れます」
それは入れるとは言わねぇよ!
「ここのカツ丼が美味しいんですよ。思わず自白したくなります」
昔の刑事ドラマかよ。
「続いて右手にはジムと娯楽室があります」
上級国民の寮はなんでもあるなー。貴族の避暑地かよ。
「ここで体を鍛えたり、遊んだり、殴り合ったりします」
殴り合ったりってなんだよ。囚人同士の縄張り争いでも起きてんのかよ。
さらに奥へ移動していく。
「ここはゲストルームです。シャバの家族を泊めることもできます」
シャバ言うな。罪人の面会に来たみたいだろ。
奥に進む。次は本や机が沢山並べてある部屋に着いた。
「ここはスタディスペースです。気分を変えて勉強したい時に使用します。なんの勉強を? と思われる方に説明すると、主に気象予報士資格の勉強ですね」
そういえばこの会社、気象予報士の資格がなくても入社できるんだったな。乃和木は持ってるわけないよな。試験難しいって聞くしコイツには無理だろ。
「時にはミーティングルームや談話室として使うこともあります。スタッフさんやキャスター同士で交流することで話題ができたりするので楽しいですよ。私は大体呼ばれませんけど」
ギャハハ! 俺みてぇな奴!
つーかここって社員寮というか学生寮とかシェアハウスみたいだな。コミュ障の俺には辛い環境だわ。やっぱり子供部屋おじさんが最高だぜ!
「ここまで見て社員寮というより、アミューズメント施設のように感じた方も多いと思います。社長さんやプロデューサーさんが面白いことが好きなんですよね。特に社長さんは、会社にとって人と人とのディスカッションが大事と常々言っていますので、こういう他者同士が交流しやすい寮ができたのだとか」
面白いことが好きねぇ。コイツがクビにならないのもそこに理由があるのかもな。エンタメの極地みたいな奴だからハマる奴にはハマるんだろう。まぁ単に偉い人の愛人なのかもしれないが。
「続いては皆さんお待ちかね、大浴場に移動したいと思いまーす!」
待ってねぇけどな。ただし、ビッキーが入浴しているなら別とする!
「ここが大浴場でーす……えっ、清掃中……」
あっ……マズイ。コイツの最大の弱点、“想定外”が起きちゃった。
「デ、デハトバシマスカ」
目が悪霊に取り憑かれた人みたいになってるぞ! 詰んだな!
「次は二百階の紹介デス」
二階だろ! 登るだけで餓死するわ!
「二百階以降は怪獣エリアになってマス」
居住エリアだろ! 悪の組織の秘密基地かよ!
「二百階は女性専用、三百階は男性専用になっています」
間の謎の階はどうなってんだよ!
二階に上がり、洗濯機の並べられた部屋に入った。
「ここはランドリールームです。頭や体を洗う時に使います」
それは大浴場だろ! まーたズレてんぞ!
「洗濯物にシャンプーとリンスを混ぜると綺麗になるんですよ」
うん、洗濯物がサラサラにね、ならねぇよ!
洗濯機の前に来た乃和木。
「このジャグジー、入浴剤を入れてグルグル回ると気持ちいいんですよ」
死ぬわ!
続いて調理室っぽいところに着いた。
「食堂もありますけど、軽く洗濯物を作りたいなという時は調理室を使います」
ご飯だろ! 洗濯物はなるべく作りたくねぇよ!
「食器に柔軟剤を混ぜると柔らかくなります」
わーい、折り畳んで収納出来ちゃうんだ! ねぇよ!
調理室を出ると、廊下にはドアがずらりと等間隔に並んでいた。
「皆さんお待ちかねのキャスターさんのお部屋を紹介していきます! まずは一番気になる私のお部屋から!」
一番待ってねぇよ。
乃和木は、さっそく近くにあった部屋の鍵を開けて中に入った。
「じゃーん! どうですか? ワンルームで狭く感じるかもですが囚われのお姫様ごっこが出来て楽しいですよ」
囚人ごっこだろ。
「ここからは私の呪物を紹介していきます!」
こえーよ。私物だろ。とりあえずイタコでも呼んどけ。
乃和木は、壁に掛けられたババアの顔パックみたいな仮面を指差した。俺が貸してやったやつだ。
「こちらは友人から貰った仮面です」
お前が呪物って言ったからいわく付きっぽく見えちゃうだろ! シャーマン呼べ!
次に床を指差す。
「こちらは茣蓙です。あ、血が……じゃなかったコーヒーのシミがありますけど気にしないでください」
言い直すな! いわく付きのものと思われるだろ!
続いて勉強した形跡のない勉強机が映し出され、俺が貸した萌えフィギュアがアップになった。
「こちらも友人から貰った日本人形です」
ただの萌えフィギュアだろ! 今までの流れで呪物コレクターみたいに思われるぞ!
次は机の横にある木刀、木彫りのクマ、剣のキーホルダーに目を付けた。前言ってたけど本当に部屋に置いてたのかよ。
「こちらは名のある刀です」
ただの名前のシール貼った木刀だろ! 脱字やめろ!
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北海道しかねぇだろ! 心霊スポット紹介するみたいな言い回しやめろ! あとアクマじゃなくてクマだろ! 衍字やめろ!
「これは修行旅行中に買った十字架です」
修“学”旅行だろ! お前はエクソシストかよ! それと十字架じゃなくてただの剣のキーホルダーだろ!
今度はベッドの横にある棚に置かれた乃和木自身が写ったチェキと、カラフルなお菓子の袋が映し出された。まずはお菓子の袋を手に取る。
「これは目玉です。小腹が空いた時に食べます」
飴玉だろ! 誤字脱字シリーズやめろ!
「こちらは私のサインが書かれた心霊写真です」
ただのチェキだろ! ま、お前は怨霊だからある意味合ってるな!
「よーく見てください。お分かりいただけましたか? このサイン、フウカじゃなくてプーカになっているんです」
お前が書き間違えただけだろ! 心霊写真紹介するみたいに言うな!
「ちょっと窓開けて木漏れ日取り込みますね」
木の要素、窓枠くらいしかないだろ。
その時だった。
『きゃああああああ』
え、なんだ、悲鳴!?
「あ、驚きましたよね。この窓、ちょっと滑りが悪くて開閉する時に甲高い音が鳴っちゃうんですよ」
まぎらわしいわ! お前の部屋はお化け屋敷かよ!
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