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異世界に召喚されました
救出作戦はシリアス展開で
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ビュオオオオ……吹き上げる強い風アゲインです。
あー、やだやだ、なんでこんなところばっかりなのさ。下から吹き上げる風に晒されて、冷えた体がさらに冷やされていく感覚に、つい、腕を摩ってしまう。
「凛、寒いの?」
悠真が僕の耳に熱い吐息とともに囁くと、うひゃあと飛び上がって耳を手で押さえる。くすぐったいじゃないか!
ええい、僕を驚かした罰として風よけの刑じゃ。わーい、悠真って背が高いから風よけにピッタリだよね。ピトッと背中にくっつくと筋肉が僕よりあるから体温高くてあったかいし。えへへ。
「兄ちゃんたち、イチャイチャすんな」
セシリオくんが半目でぼくたちを睨んでる。その半目、チベスナみたいだよ?
「奴は岩の裂け目に落ちたか。この深さ……生きてるのか」
「ああ、動いてるから息はあるみたいだな。ただ、自力じゃ上がれないだろう」
「ここから下を見ても、全然底が見えないよ」
悠真が見つけた冒険者その二は、岩の裂け目に落ちてしまったみたい。しかも深くて落ちた人自身でここまで登ってこれないんだって、ええーっ、どうしよう。
ギュッと悠真の背中にへばり付いた僕にくるりと顔を向けて、口元を少し緩ませる悠真……僕が怖がらないように微笑んでくれたんだね。やっぱり優しい、悠真。
もっと、くっついちゃえ。
「助けに、降りるしかないな」
「え? 兄ちゃんが?」
期待が込められたセシリオくんの視線もなんのその、悠真はしれっと言い返した。
「いや、ガキ猫が」
「えーっ! 俺?」
大真面目な顔で頷く悠真に、エウリコさんも渋い顔をしている。
「この裂け目の幅だ。俺と犬……その人には無理だ。でもガキ猫の細い体なら問題ない。体重が軽いほうが命綱を持つ俺たちの負担も軽くなる」
「ううーん……そうだけど」
セシリオくんはチラッと下を見て、尻尾をぶわっと膨らませた。
うん、怖いよねぇ。いくら命綱を付けてもこんな底が見えない真っ暗な裂け目に入っていくのは怖くてたまらないと思う。
でも悠真は、セシリオくんの気持ちを汲むこともなく、準備を淡々と済ませていく。おっとと、僕も手伝わなきゃ。
「このロープには悠真が魔法をかけて強度を増しているし、セシリオくんには体重軽減のローブを貸してあげる。あとは中級ランクのポーションと栄養剤。下にいる人を引き上げる用のロープ……」
僕はセシリオくんに渡す道具を一つ一つ確認して、ロープの先を見る。
セシリオくんの命綱はエウリコさんが持つ。で、落ちている人の命綱は悠真とブチ猫さんが持つ。
え、僕どうしよう? セシリオくんの命綱でも持とうかな? 緊迫した状況なのにお仕事ないのは心苦しいのです。
「下の奴にも体重軽減のローブを羽織らせよう。そうすればここまで無事に上げられるだろう」
悠真が「無限収納」から別のローブを取り出した。う、うーん、子どものセシリオくんは僕が着ていたローブでも似合うけど、冒険者さんにその色のローブはどうだろう?
命がかかっている場面にローブの色が淡いオレンジ色で花柄なのは構ってられないかなぁ……でもなぁ。
「俺、こっちでよかった」
セシリオくんが僕が着ていたローブの胸元をガシッと掴んでいた。
一人目の茶色ブチ猫さんは足の骨折と各所に裂傷があったけど、悠真が持っていたポーションで無事完治。二人目の岩の裂け目に落ちた人は、大きな怪我はなかったけど全身打撲。それも悠真の中級ランクのポーションで完治しました! あの極彩色の栄養剤も摂取済みです。
そのあと、ゴツゴツとした岩場にある大きな岩の天辺に倒れている一人も発見し、中級ランクのポーションを投与済です。悠真が栄養剤と合わせて力づくで飲ませていました。
なかなかにヒドイと思うけど、エウリコさんを始めとした冒険者さんたちが何も文句を言わないから、この世界ではあれがポーションの飲ませ方なんだろうか?
セシリオくんにこそっと聞いてみたら、冷たい眼で一瞥されて呆れられた。
「そんなわけないじゃん。あれはおじさんたちが自分と同じ辛い目に合えばいいと思っているからだよ」
……そ、そうなんだ。悠真はきっと怪我人が早く痛い思いをしなくてもいいように、心を鬼にして治療しているんだよ。みんなにもその優しさが理解されるといいな!
五人パーティーのうち四人を見つけ治療することができた。
犬獣人とブチ猫、岩の裂け目に落ちていた黒猫は暗闇に紛れて救出に手間取った。もう一人岩の上で呑気に寝ていた内臓破裂の柴犬獣人は、ポーションと俺特製の栄養剤でほぼ健康体だ。
あとは……ガキ猫の父親だけだ……が、少々不味い状態だった。
「全然、見つからないね」
「そんな、父ちゃん……」
ワイバーンに攻撃されバラバラになったガキ猫の冒険者パーティーが当初討伐に来ていたワイバーン巣近くまで移動してきた。
木一本、草すらも生えていない岩だらけの場所だ。
俺の探査魔法にはワイバーンの反応もあるが、今は餌でも取りに行っているのか遥か向こうを飛行中だった。
もう、ガキ猫の父親は放っておいて死んだところを発見しようかとも考えたが、そんなことをしたら凛がガックリと落ち込んで俺の相手をしてくれなくなってしまう。
なので面倒だから小細工をした上で、救出しよう。
「皆さんは冒険者ギルドに行ってワイバーン討伐の応援を連れてきてください。ここからは凛と……ガキ猫で探します」
「いや、無理だ。ワイバーンだっていつ襲ってくるかわからないんだし。ここには奴らの巣があるんだ」
「いいえ。俺たちなら大丈夫です。俺は少し魔法が使えるので、襲われたら隠蔽魔法でやり過ごします」
犬と猫は俺の言葉に納得しないのか、なかなか動こうとしなかったので「精神操作」させてもらった。「洗脳」ともいう。
やっと邪魔者が行った。
これからは「治癒魔法」を隠しては助けることができないレベルになる。
しかも、いつまでも凛の周りにゾロゾロと男どもがうろつくのが鬱陶しい。
冒険者たちがあっさりと去って行くのに凛とガキ猫は「え? ええ? なんで?」と動揺しているが、これも作戦どおりだから安心してくれ。
「凛、少し移動スピードを上げたい。俺に負ぶさって」
はい、としゃがんで背中を見せれば、何も疑わずに体を預けてくる凛がかわいい。
不安そうな顔をしているガキ猫にもわかるように説明してやろう。
「お前の父親は見つけたが、怪我の状態がよくない。ポーションでは治せないだろう」
「えっ……うそ」
「だから、俺の魔法で治療する。だが、俺の魔法のことは口外するな!」
「威圧」スキルをこめて睨むと、ビクンとローブでグルグル巻きにされた体を慄かせて、コクリと頷いた。
よし……ガキ猫に「服従」の枷をかけたから、裏切ることはないだろう。
「ごめんね、重いよ」
凛が申し訳なさそうにそっと俺の背中に負ぶさってくる。
重くないっ。重くないよ、凛。重いとしたら、それは愛だよ。愛の重さだよ。
あと、背負わなくても移動できるけど、さっき気付いたんだ……背負うときに支える俺の手は、凛の桃尻に添えられると!
ああ……尊い。凛のプリケツ……。
「ガキ猫、遅れずに付いて来いよ。容赦なく置いてくぞ」
「わかってる」
そうして、岩山をいくつかピョンピョンと飛び越え、山をさらに少し登った場所に反応があった。
でも、かなり弱い。うん、まずいな。
ガキ猫の父親が死んでも、ここはそういう世界だ。特に俺の感情が揺らぐことはこれっぽちもない。
でも、凛が泣くだろう。
「もっとスピード上げるぞ」
「だ、大丈夫」
ガキ猫は全身で激しく呼吸して滝のように汗を流していても、泣き言は言わなかった。
よし、意地でも俺たちに付いてこい。
あー、やだやだ、なんでこんなところばっかりなのさ。下から吹き上げる風に晒されて、冷えた体がさらに冷やされていく感覚に、つい、腕を摩ってしまう。
「凛、寒いの?」
悠真が僕の耳に熱い吐息とともに囁くと、うひゃあと飛び上がって耳を手で押さえる。くすぐったいじゃないか!
ええい、僕を驚かした罰として風よけの刑じゃ。わーい、悠真って背が高いから風よけにピッタリだよね。ピトッと背中にくっつくと筋肉が僕よりあるから体温高くてあったかいし。えへへ。
「兄ちゃんたち、イチャイチャすんな」
セシリオくんが半目でぼくたちを睨んでる。その半目、チベスナみたいだよ?
「奴は岩の裂け目に落ちたか。この深さ……生きてるのか」
「ああ、動いてるから息はあるみたいだな。ただ、自力じゃ上がれないだろう」
「ここから下を見ても、全然底が見えないよ」
悠真が見つけた冒険者その二は、岩の裂け目に落ちてしまったみたい。しかも深くて落ちた人自身でここまで登ってこれないんだって、ええーっ、どうしよう。
ギュッと悠真の背中にへばり付いた僕にくるりと顔を向けて、口元を少し緩ませる悠真……僕が怖がらないように微笑んでくれたんだね。やっぱり優しい、悠真。
もっと、くっついちゃえ。
「助けに、降りるしかないな」
「え? 兄ちゃんが?」
期待が込められたセシリオくんの視線もなんのその、悠真はしれっと言い返した。
「いや、ガキ猫が」
「えーっ! 俺?」
大真面目な顔で頷く悠真に、エウリコさんも渋い顔をしている。
「この裂け目の幅だ。俺と犬……その人には無理だ。でもガキ猫の細い体なら問題ない。体重が軽いほうが命綱を持つ俺たちの負担も軽くなる」
「ううーん……そうだけど」
セシリオくんはチラッと下を見て、尻尾をぶわっと膨らませた。
うん、怖いよねぇ。いくら命綱を付けてもこんな底が見えない真っ暗な裂け目に入っていくのは怖くてたまらないと思う。
でも悠真は、セシリオくんの気持ちを汲むこともなく、準備を淡々と済ませていく。おっとと、僕も手伝わなきゃ。
「このロープには悠真が魔法をかけて強度を増しているし、セシリオくんには体重軽減のローブを貸してあげる。あとは中級ランクのポーションと栄養剤。下にいる人を引き上げる用のロープ……」
僕はセシリオくんに渡す道具を一つ一つ確認して、ロープの先を見る。
セシリオくんの命綱はエウリコさんが持つ。で、落ちている人の命綱は悠真とブチ猫さんが持つ。
え、僕どうしよう? セシリオくんの命綱でも持とうかな? 緊迫した状況なのにお仕事ないのは心苦しいのです。
「下の奴にも体重軽減のローブを羽織らせよう。そうすればここまで無事に上げられるだろう」
悠真が「無限収納」から別のローブを取り出した。う、うーん、子どものセシリオくんは僕が着ていたローブでも似合うけど、冒険者さんにその色のローブはどうだろう?
命がかかっている場面にローブの色が淡いオレンジ色で花柄なのは構ってられないかなぁ……でもなぁ。
「俺、こっちでよかった」
セシリオくんが僕が着ていたローブの胸元をガシッと掴んでいた。
一人目の茶色ブチ猫さんは足の骨折と各所に裂傷があったけど、悠真が持っていたポーションで無事完治。二人目の岩の裂け目に落ちた人は、大きな怪我はなかったけど全身打撲。それも悠真の中級ランクのポーションで完治しました! あの極彩色の栄養剤も摂取済みです。
そのあと、ゴツゴツとした岩場にある大きな岩の天辺に倒れている一人も発見し、中級ランクのポーションを投与済です。悠真が栄養剤と合わせて力づくで飲ませていました。
なかなかにヒドイと思うけど、エウリコさんを始めとした冒険者さんたちが何も文句を言わないから、この世界ではあれがポーションの飲ませ方なんだろうか?
セシリオくんにこそっと聞いてみたら、冷たい眼で一瞥されて呆れられた。
「そんなわけないじゃん。あれはおじさんたちが自分と同じ辛い目に合えばいいと思っているからだよ」
……そ、そうなんだ。悠真はきっと怪我人が早く痛い思いをしなくてもいいように、心を鬼にして治療しているんだよ。みんなにもその優しさが理解されるといいな!
五人パーティーのうち四人を見つけ治療することができた。
犬獣人とブチ猫、岩の裂け目に落ちていた黒猫は暗闇に紛れて救出に手間取った。もう一人岩の上で呑気に寝ていた内臓破裂の柴犬獣人は、ポーションと俺特製の栄養剤でほぼ健康体だ。
あとは……ガキ猫の父親だけだ……が、少々不味い状態だった。
「全然、見つからないね」
「そんな、父ちゃん……」
ワイバーンに攻撃されバラバラになったガキ猫の冒険者パーティーが当初討伐に来ていたワイバーン巣近くまで移動してきた。
木一本、草すらも生えていない岩だらけの場所だ。
俺の探査魔法にはワイバーンの反応もあるが、今は餌でも取りに行っているのか遥か向こうを飛行中だった。
もう、ガキ猫の父親は放っておいて死んだところを発見しようかとも考えたが、そんなことをしたら凛がガックリと落ち込んで俺の相手をしてくれなくなってしまう。
なので面倒だから小細工をした上で、救出しよう。
「皆さんは冒険者ギルドに行ってワイバーン討伐の応援を連れてきてください。ここからは凛と……ガキ猫で探します」
「いや、無理だ。ワイバーンだっていつ襲ってくるかわからないんだし。ここには奴らの巣があるんだ」
「いいえ。俺たちなら大丈夫です。俺は少し魔法が使えるので、襲われたら隠蔽魔法でやり過ごします」
犬と猫は俺の言葉に納得しないのか、なかなか動こうとしなかったので「精神操作」させてもらった。「洗脳」ともいう。
やっと邪魔者が行った。
これからは「治癒魔法」を隠しては助けることができないレベルになる。
しかも、いつまでも凛の周りにゾロゾロと男どもがうろつくのが鬱陶しい。
冒険者たちがあっさりと去って行くのに凛とガキ猫は「え? ええ? なんで?」と動揺しているが、これも作戦どおりだから安心してくれ。
「凛、少し移動スピードを上げたい。俺に負ぶさって」
はい、としゃがんで背中を見せれば、何も疑わずに体を預けてくる凛がかわいい。
不安そうな顔をしているガキ猫にもわかるように説明してやろう。
「お前の父親は見つけたが、怪我の状態がよくない。ポーションでは治せないだろう」
「えっ……うそ」
「だから、俺の魔法で治療する。だが、俺の魔法のことは口外するな!」
「威圧」スキルをこめて睨むと、ビクンとローブでグルグル巻きにされた体を慄かせて、コクリと頷いた。
よし……ガキ猫に「服従」の枷をかけたから、裏切ることはないだろう。
「ごめんね、重いよ」
凛が申し訳なさそうにそっと俺の背中に負ぶさってくる。
重くないっ。重くないよ、凛。重いとしたら、それは愛だよ。愛の重さだよ。
あと、背負わなくても移動できるけど、さっき気付いたんだ……背負うときに支える俺の手は、凛の桃尻に添えられると!
ああ……尊い。凛のプリケツ……。
「ガキ猫、遅れずに付いて来いよ。容赦なく置いてくぞ」
「わかってる」
そうして、岩山をいくつかピョンピョンと飛び越え、山をさらに少し登った場所に反応があった。
でも、かなり弱い。うん、まずいな。
ガキ猫の父親が死んでも、ここはそういう世界だ。特に俺の感情が揺らぐことはこれっぽちもない。
でも、凛が泣くだろう。
「もっとスピード上げるぞ」
「だ、大丈夫」
ガキ猫は全身で激しく呼吸して滝のように汗を流していても、泣き言は言わなかった。
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