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精霊の加護174 メタの第五形態
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精霊の加護
Zu-Y
№174 メタの第五形態
『ゲオルクー、お腹すいたー。』またか。
べろちゅーで、メタが黄色に輝いた。満タンなのに魔力補給の要求。そして、ナイトの背に乗っている俺に、まとわりついて来る。これは第五形態に行くな。
クロチュデルスゥデ号への帰還中のことである。
そして間もなく、俺を乗せたペガサスのナイトは、こっちに向かって来ているクロチュデルスゥデ号の甲板に降り立った。
メタが俺にしがみ付いているのだが…。
「ゲオルク、お見事。まさかひとりでリヴァイアサンを退治するとは…。」
「ラモ、ひとりでじゃないよ。精霊たちのお陰だ。それと、ラモやクルーたちのお陰でもある。リヴァイアサンを回収しに行こう。いい素材になるぜ。」
「ああ、そうだな。」と言いつつも、ラモは、俺にしがみ付いているメタをチラ見している。しょーがないじゃんよー。泣
そして30分後、ラモの指揮の下、クロチュデルスゥデ号は、リヴァイアサンの死骸を曳航し始めた。リヴァイアサンが大き過ぎて、船に積み込むことができなかったのだ。
それにしても相変わらずメタは俺にしがみ付いている。
「これだけ大物だと、ラスプ島じゃ処理できないよ。リシッチャ島のラクシーサまで運ばないと。ひょっとすると、ラクシーサでも厳しいかもしれないな。そうなったら南府まで運ぶことになるね。
ゲオルク、すまないがフォンターナ港に戻って、皆に状況を連絡してくれないか?」
「ラモはどうする?」
「取り敢えずラクシーサまでこのまま運んで、もしラクシーサで処理できなかったら南府港まで運ぶことになるよ。流石にこの曳航作業だと、僕が指揮を執らない訳にはいけないからね。ペリーヌには新婚旅行中なのに申し訳ないけれども。」
「分かった。取り敢えず、フォンターナ港で皆に状況を伝えたら、俺もラクシーサ港へ向かう。そこで落ち合おう。」
「了解。でもその前に、メタを何とかした方がいいんじゃないかな。」言われなくても分かってるよ!
俺は、メタに抱き付かれたままナイトに跨って、クロチュデルスゥデ号の甲板から飛び立った。
フォンターナ港では、リチャードの指揮の下、南部と北部の護衛隊が連携して港の防衛体制を敷いていた。スピリタスの分隊のワルキューレも、遊撃隊としてその一端を担っていた。
俺が、メタに抱き付かれたままフォンターナ港に降り立つと、
「あなた。」「旦那様。」「お前さん。」「わが君。」「ダーリン。」「主様。」「お頭様。」
と、わが妻たちが出迎えてくれたのだが、メタがより一層俺にしがみ付いた。渡さないぞと言わんばかりに。
「ゲオルク、お疲れ。モテモテだな。」リチャードはそう言いつつ、メタをチラ見している。
「いやあ。あははは。おっとそれよりリチャード、リヴァイアサンは精霊たちが退治したぞ。」
「するとやはりあの雷鳴は精霊たちの仕業か。」
「うん。大物でな。ラモが、クロチュデルスゥデ号で、ラクシーサ港へ向かって曳航している。」
「ご領主様、まずわが屋敷へご案内しやす。詳しくはそこで。」網元もメタをチラ見していた。
網元に案内されて、網元の屋敷へと向かった。なかなか立派な建物である。
ナディア様とペリーヌ様は、世話役の護衛ふたりずつを連れて、網元の屋敷に保護されていた。
ここではナディア様とペリーヌ様にチラ見された。メタはぴったりくっついて離れてくんないし、相変わらずキスをおねだりして来る。
網元の屋敷に併設する集会所に一同が会して、俺が状況を報告した。
リヴァイアサンを精霊魔法で仕留めたこと。
リヴァイアサンが大物で、クロチュデルスゥデ号でも曳航するのがやっとであること。
「退治したリヴァイアサンが結構な大物でな、クロチュデルスゥデ号に収容できず、ラモがリシッチャ島のラクシーサ港へ曳航しているところだ。」
「フォンターナ港では運び込めない程、大物ってことでやすか?」
「ラモは、ラクシーサ港でも厳しいかもしれないと言っていた。その場合は、南府港に曳航するそうだ。その指揮はラモじゃなきゃ執れないから…。
ペリーヌ様、その場合は『新婚旅行中なのに申し訳ないけど。』と、ラモが気にしていました。」
「緊急事態ですもの。当然ですわ。ラモ様のお帰りをお待ちしております。」
「取り敢えず、その後の状況を確認しに、俺はラクシーサ港へ向かう。リチャード、すまないが皆をまとめて、一旦領主公邸へ引き上げてくれ。」
「承知した。次は領主公邸で会おう。でもその前にゲオルク、メタを何とかした方がいいぞ。」言われなくても分かってるよ!
「皆もいい?」
わが妻たちが頷いた。
10分後、俺はナイトに跨って上空へ舞い上がっていた。ナイトは、一旦ご褒美の角砂糖をもらい、大燥ぎである。
南の港から、山頂を越えて北の白浜のプライベートビーチの奥の、つい先日ウィンを第五形態に進化させた簡易施設に立ち寄った。流石にメタがこの状態ではな。第五形態に進化させないと。
露天風呂に、ワラから水を引いてもらって、フィアに沸かしてもらい、精霊たちを露天風呂に入れて洗ってやった。
メタ以外は、キャッキャと喜んで洗われていたが、第五形態になる直前のメタは、はぁはぁ息遣いが荒い。あちこち触れる度にびくっとして感じまくっている。ちょっと面白い。笑
簡易ベッドにメタを連れ込み、俺が仰向けに寝ると、メタは、後ろ向きに俺の顔を跨いだ。お尻アップである。苦笑
『飲んで。』メタはそう言うと、俺の腹の上から前のめりになって、股座のマイドラゴンを捕食した。
れろれろちゅばちゅば…。ああ、やばいやばい。いい意味でやばい。やばいくらい気持ちいい♪しゅ、しゅごい。
メタの蜜壺からあふれ出した、魔力味の液体を余さず飲む。この液体、非常に美味なのだ。
そのまま俺とメタは、四十八手のふたつ巴~いわゆるロクキュウ(英語)~の態勢で、互いに口で攻め合った。
メタの舌遣いの上手さに、マイドラゴンはあっさりホワイトブレスを放出。メタがそれをすべて飲み込んで黄色く発光すると、蜜壺から魔力液が、さらに溢れ出して来た。俺はそのあふれ出た魔力液を、一滴も余さず飲んだ。
メタは黄色に発光したまま直径3mほどの球体になり、ぐんぐん膨れて直径5m程になった。これを見越して、この簡易施設には屋根をなくしていてる。
そして直径5mの球体のメタが、人型を取ると、ボンキュッボンの第五形態になった。俺好みの巨乳の超美人さん。頂きまーす。
俺は、第五形態になって発光が収まったメタを抱き寄せ、べろちゅーを堪能。その後、わが妻たちに匹敵するサイズの巨乳で、ぱふぱふからのおしゃぶり。そして蜜壺へ…。
『ゲオルク、エッチはまだだーめ!』
「分かってるけど…ちょっとだけ。先っぽだけ。せめて触るだけ。」
『だーめ!その代わり気持ちよくして上げる。』メタが再びマイドラゴンをぱくりんこからの、れろれろちゅばちゅば…。
メタの神業舌技で、マイドラゴンは再び搾り取られたのだった。
それに加えて、俺から口移しでアードベクをひと口もらった第五形態のメタは、ホワイトブレスの濃厚な魔力をアードベクのアルコール成分でさらに増幅させ、ゴクリと飲み込んで、眩く輝いたのだった。
第五形態との契約ボーナスは+5万なので、第四形態の+4万から1万上昇、第四形態から第五形態への進化時の体液飲みで+2万。
俺の魔力量の上限は、3万上がって94万にアップした。
メタは、すでに穿き慣れたTバックを自分から穿き、Hカップブラは、メロンボールを揉みながら俺が着けてやった。
着慣れているゆるふわの精霊の衣も、メタは自分で着てしまった。
毎回毎回しつこいようだが、やはり物足りない!『これいやー。』「頼む、着てくれー。」の攻防がないと、実に物足りない。
メタを第五形態に進化させた俺は、ナイトに跨って、上空へと舞い上がった。北の白浜から、東に向かって飛行し、リシッチャ島ラクシーサ港を目指した。
しばらくナイトで飛行すると、リシッチャ島ラクシーサ港が見えて来た。
クロチュデルスゥデ号は、ラクシーサ港に着岸しており、そのまわりに異様な人だかりができている。
精霊たちを連れた俺が、ペガサスでラクシーサ港の埠頭に舞い降りたら、さらに混乱に拍車を掛けそうである。
そう言う訳で、俺はクロチュデルスゥデ号の甲板に降り立った。しかし、一部の野次馬たちにはペガサスで降りるところを目撃されて、それなりの騒動にはなったようだけどな。
船上にラモがいないので、俺はクロチュデルスゥデ号の副長に話し掛けた。
「副長、ラモは?」
「船長はリヴァイアサンの引き取り交渉に下船してやす。埠頭でいろいろ折衝なさってるんだと思いやす。」
「なるほどな。ラクシーサでの引き取り交渉が上手く行かなかったら南府まで行くことになるからな。ラモも必死に交渉してる訳か。」
俺は下船してラモに合流した。ラモは、港のスタッフと交渉中だ。このスタッフは解体責任者だそうだ。
「ちょっとこのサイズだと厳しいですね。」
「そこを何とか頼むよ。ラクシーサの規模なら行けるだろう。」
「まあ、行けるっちゃあ、行けますが、他の作業が止まっちまいますよ。」
「よう、ラモ。交渉中?」
「そうなんだよ。
そうそう、この人がリヴァイアサンを仕留めたんだよ。隣のラスプ島のご領主様さ。」
「あ、精霊魔術師の。あれだけの大物を仕留めるとは、凄いですね。」
「凄いのは精霊たちだけどね。で、何が問題なの?」
「大き過ぎるんですよ。これじゃあ解体もままならない。せめて首から上、4つの鰭、尻尾、胴体は3分割ぐらいになればいいんですが、そこまで解体するのも偉く手間取りそうでして。」
「なんだ、そんなこと?」
「「え?」」
「ウィン、頼む。」
『はーい。』
スパン…ズズズズ、ドボン。ウィンがウインドカッターを放つと、リバイアサンの首から上が落ちた。
「こんな感じでいい?」
「…え?あ、はい。」
ちょっと間が開いて、人だかりから「うおー!」×多、と言う歓声が起こった。
その後もウィンのウインドカッターを駆使して、4つの鰭、尻尾を落とし、胴体を輪切りで3分割にした。
もちろん内臓がぶちまけられることがない様に、チルに一旦凍らせてもらってからだけど。
人だかりからはやんややんやと大拍手。スタンディングオベーションである。あ、人だかりの野次馬たちは、元から立ってたんだった。笑
「これで引き取ってもらえるよね。」
「も、もちろんです。」
「素材の買取金額は、すべてラスプ・デルスゥデ島の開発に回すから、そっちの専用口座に入れといて。」
「ゲオルク、助かったよ。それにしても凄いな、精霊魔法は。」
「いやいや、ここまでの曳航、ご苦労さん。それと、ラモ。酒樽をひとつ仕入れてくれ。一番上等なやつな。ラスプ港に帰ったら、クロチュデルスゥデ号のクルーたちに。」
「ありがとう!みんな喜ぶよ!」
ラクシーサ港からラスプ港への帰りの航路は、酒樽ご褒美でテンションの上がったクルーたちの歌声に包まれていた。苦笑
領主公邸に戻って、わが妻たちと精霊たちと一緒にむふふな混浴。
今日からメタも第五形態になったので、わが妻たち7人と精霊たち7人の14連生ぱふぱふである。あー、28個のメロンボールに埋もれて超絶幸せ。もちろん第四形態の残りふたりも、もみもみで堪能したよ。
ところで今日からドーラが満月前後の発情期である。生ぱふぱふにも、敏感に反応してました。当然、スイッチが入っちゃったので、そのまま夕餉の前にドーラとの1回戦を行いましたとさ。もちろん生で。
夕餉の後は、ベスとビーチェも交えて、大盛り上がりだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
毎週土曜22時に投稿します。
以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「母娘丼W」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/265755073
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
Zu-Y
№174 メタの第五形態
『ゲオルクー、お腹すいたー。』またか。
べろちゅーで、メタが黄色に輝いた。満タンなのに魔力補給の要求。そして、ナイトの背に乗っている俺に、まとわりついて来る。これは第五形態に行くな。
クロチュデルスゥデ号への帰還中のことである。
そして間もなく、俺を乗せたペガサスのナイトは、こっちに向かって来ているクロチュデルスゥデ号の甲板に降り立った。
メタが俺にしがみ付いているのだが…。
「ゲオルク、お見事。まさかひとりでリヴァイアサンを退治するとは…。」
「ラモ、ひとりでじゃないよ。精霊たちのお陰だ。それと、ラモやクルーたちのお陰でもある。リヴァイアサンを回収しに行こう。いい素材になるぜ。」
「ああ、そうだな。」と言いつつも、ラモは、俺にしがみ付いているメタをチラ見している。しょーがないじゃんよー。泣
そして30分後、ラモの指揮の下、クロチュデルスゥデ号は、リヴァイアサンの死骸を曳航し始めた。リヴァイアサンが大き過ぎて、船に積み込むことができなかったのだ。
それにしても相変わらずメタは俺にしがみ付いている。
「これだけ大物だと、ラスプ島じゃ処理できないよ。リシッチャ島のラクシーサまで運ばないと。ひょっとすると、ラクシーサでも厳しいかもしれないな。そうなったら南府まで運ぶことになるね。
ゲオルク、すまないがフォンターナ港に戻って、皆に状況を連絡してくれないか?」
「ラモはどうする?」
「取り敢えずラクシーサまでこのまま運んで、もしラクシーサで処理できなかったら南府港まで運ぶことになるよ。流石にこの曳航作業だと、僕が指揮を執らない訳にはいけないからね。ペリーヌには新婚旅行中なのに申し訳ないけれども。」
「分かった。取り敢えず、フォンターナ港で皆に状況を伝えたら、俺もラクシーサ港へ向かう。そこで落ち合おう。」
「了解。でもその前に、メタを何とかした方がいいんじゃないかな。」言われなくても分かってるよ!
俺は、メタに抱き付かれたままナイトに跨って、クロチュデルスゥデ号の甲板から飛び立った。
フォンターナ港では、リチャードの指揮の下、南部と北部の護衛隊が連携して港の防衛体制を敷いていた。スピリタスの分隊のワルキューレも、遊撃隊としてその一端を担っていた。
俺が、メタに抱き付かれたままフォンターナ港に降り立つと、
「あなた。」「旦那様。」「お前さん。」「わが君。」「ダーリン。」「主様。」「お頭様。」
と、わが妻たちが出迎えてくれたのだが、メタがより一層俺にしがみ付いた。渡さないぞと言わんばかりに。
「ゲオルク、お疲れ。モテモテだな。」リチャードはそう言いつつ、メタをチラ見している。
「いやあ。あははは。おっとそれよりリチャード、リヴァイアサンは精霊たちが退治したぞ。」
「するとやはりあの雷鳴は精霊たちの仕業か。」
「うん。大物でな。ラモが、クロチュデルスゥデ号で、ラクシーサ港へ向かって曳航している。」
「ご領主様、まずわが屋敷へご案内しやす。詳しくはそこで。」網元もメタをチラ見していた。
網元に案内されて、網元の屋敷へと向かった。なかなか立派な建物である。
ナディア様とペリーヌ様は、世話役の護衛ふたりずつを連れて、網元の屋敷に保護されていた。
ここではナディア様とペリーヌ様にチラ見された。メタはぴったりくっついて離れてくんないし、相変わらずキスをおねだりして来る。
網元の屋敷に併設する集会所に一同が会して、俺が状況を報告した。
リヴァイアサンを精霊魔法で仕留めたこと。
リヴァイアサンが大物で、クロチュデルスゥデ号でも曳航するのがやっとであること。
「退治したリヴァイアサンが結構な大物でな、クロチュデルスゥデ号に収容できず、ラモがリシッチャ島のラクシーサ港へ曳航しているところだ。」
「フォンターナ港では運び込めない程、大物ってことでやすか?」
「ラモは、ラクシーサ港でも厳しいかもしれないと言っていた。その場合は、南府港に曳航するそうだ。その指揮はラモじゃなきゃ執れないから…。
ペリーヌ様、その場合は『新婚旅行中なのに申し訳ないけど。』と、ラモが気にしていました。」
「緊急事態ですもの。当然ですわ。ラモ様のお帰りをお待ちしております。」
「取り敢えず、その後の状況を確認しに、俺はラクシーサ港へ向かう。リチャード、すまないが皆をまとめて、一旦領主公邸へ引き上げてくれ。」
「承知した。次は領主公邸で会おう。でもその前にゲオルク、メタを何とかした方がいいぞ。」言われなくても分かってるよ!
「皆もいい?」
わが妻たちが頷いた。
10分後、俺はナイトに跨って上空へ舞い上がっていた。ナイトは、一旦ご褒美の角砂糖をもらい、大燥ぎである。
南の港から、山頂を越えて北の白浜のプライベートビーチの奥の、つい先日ウィンを第五形態に進化させた簡易施設に立ち寄った。流石にメタがこの状態ではな。第五形態に進化させないと。
露天風呂に、ワラから水を引いてもらって、フィアに沸かしてもらい、精霊たちを露天風呂に入れて洗ってやった。
メタ以外は、キャッキャと喜んで洗われていたが、第五形態になる直前のメタは、はぁはぁ息遣いが荒い。あちこち触れる度にびくっとして感じまくっている。ちょっと面白い。笑
簡易ベッドにメタを連れ込み、俺が仰向けに寝ると、メタは、後ろ向きに俺の顔を跨いだ。お尻アップである。苦笑
『飲んで。』メタはそう言うと、俺の腹の上から前のめりになって、股座のマイドラゴンを捕食した。
れろれろちゅばちゅば…。ああ、やばいやばい。いい意味でやばい。やばいくらい気持ちいい♪しゅ、しゅごい。
メタの蜜壺からあふれ出した、魔力味の液体を余さず飲む。この液体、非常に美味なのだ。
そのまま俺とメタは、四十八手のふたつ巴~いわゆるロクキュウ(英語)~の態勢で、互いに口で攻め合った。
メタの舌遣いの上手さに、マイドラゴンはあっさりホワイトブレスを放出。メタがそれをすべて飲み込んで黄色く発光すると、蜜壺から魔力液が、さらに溢れ出して来た。俺はそのあふれ出た魔力液を、一滴も余さず飲んだ。
メタは黄色に発光したまま直径3mほどの球体になり、ぐんぐん膨れて直径5m程になった。これを見越して、この簡易施設には屋根をなくしていてる。
そして直径5mの球体のメタが、人型を取ると、ボンキュッボンの第五形態になった。俺好みの巨乳の超美人さん。頂きまーす。
俺は、第五形態になって発光が収まったメタを抱き寄せ、べろちゅーを堪能。その後、わが妻たちに匹敵するサイズの巨乳で、ぱふぱふからのおしゃぶり。そして蜜壺へ…。
『ゲオルク、エッチはまだだーめ!』
「分かってるけど…ちょっとだけ。先っぽだけ。せめて触るだけ。」
『だーめ!その代わり気持ちよくして上げる。』メタが再びマイドラゴンをぱくりんこからの、れろれろちゅばちゅば…。
メタの神業舌技で、マイドラゴンは再び搾り取られたのだった。
それに加えて、俺から口移しでアードベクをひと口もらった第五形態のメタは、ホワイトブレスの濃厚な魔力をアードベクのアルコール成分でさらに増幅させ、ゴクリと飲み込んで、眩く輝いたのだった。
第五形態との契約ボーナスは+5万なので、第四形態の+4万から1万上昇、第四形態から第五形態への進化時の体液飲みで+2万。
俺の魔力量の上限は、3万上がって94万にアップした。
メタは、すでに穿き慣れたTバックを自分から穿き、Hカップブラは、メロンボールを揉みながら俺が着けてやった。
着慣れているゆるふわの精霊の衣も、メタは自分で着てしまった。
毎回毎回しつこいようだが、やはり物足りない!『これいやー。』「頼む、着てくれー。」の攻防がないと、実に物足りない。
メタを第五形態に進化させた俺は、ナイトに跨って、上空へと舞い上がった。北の白浜から、東に向かって飛行し、リシッチャ島ラクシーサ港を目指した。
しばらくナイトで飛行すると、リシッチャ島ラクシーサ港が見えて来た。
クロチュデルスゥデ号は、ラクシーサ港に着岸しており、そのまわりに異様な人だかりができている。
精霊たちを連れた俺が、ペガサスでラクシーサ港の埠頭に舞い降りたら、さらに混乱に拍車を掛けそうである。
そう言う訳で、俺はクロチュデルスゥデ号の甲板に降り立った。しかし、一部の野次馬たちにはペガサスで降りるところを目撃されて、それなりの騒動にはなったようだけどな。
船上にラモがいないので、俺はクロチュデルスゥデ号の副長に話し掛けた。
「副長、ラモは?」
「船長はリヴァイアサンの引き取り交渉に下船してやす。埠頭でいろいろ折衝なさってるんだと思いやす。」
「なるほどな。ラクシーサでの引き取り交渉が上手く行かなかったら南府まで行くことになるからな。ラモも必死に交渉してる訳か。」
俺は下船してラモに合流した。ラモは、港のスタッフと交渉中だ。このスタッフは解体責任者だそうだ。
「ちょっとこのサイズだと厳しいですね。」
「そこを何とか頼むよ。ラクシーサの規模なら行けるだろう。」
「まあ、行けるっちゃあ、行けますが、他の作業が止まっちまいますよ。」
「よう、ラモ。交渉中?」
「そうなんだよ。
そうそう、この人がリヴァイアサンを仕留めたんだよ。隣のラスプ島のご領主様さ。」
「あ、精霊魔術師の。あれだけの大物を仕留めるとは、凄いですね。」
「凄いのは精霊たちだけどね。で、何が問題なの?」
「大き過ぎるんですよ。これじゃあ解体もままならない。せめて首から上、4つの鰭、尻尾、胴体は3分割ぐらいになればいいんですが、そこまで解体するのも偉く手間取りそうでして。」
「なんだ、そんなこと?」
「「え?」」
「ウィン、頼む。」
『はーい。』
スパン…ズズズズ、ドボン。ウィンがウインドカッターを放つと、リバイアサンの首から上が落ちた。
「こんな感じでいい?」
「…え?あ、はい。」
ちょっと間が開いて、人だかりから「うおー!」×多、と言う歓声が起こった。
その後もウィンのウインドカッターを駆使して、4つの鰭、尻尾を落とし、胴体を輪切りで3分割にした。
もちろん内臓がぶちまけられることがない様に、チルに一旦凍らせてもらってからだけど。
人だかりからはやんややんやと大拍手。スタンディングオベーションである。あ、人だかりの野次馬たちは、元から立ってたんだった。笑
「これで引き取ってもらえるよね。」
「も、もちろんです。」
「素材の買取金額は、すべてラスプ・デルスゥデ島の開発に回すから、そっちの専用口座に入れといて。」
「ゲオルク、助かったよ。それにしても凄いな、精霊魔法は。」
「いやいや、ここまでの曳航、ご苦労さん。それと、ラモ。酒樽をひとつ仕入れてくれ。一番上等なやつな。ラスプ港に帰ったら、クロチュデルスゥデ号のクルーたちに。」
「ありがとう!みんな喜ぶよ!」
ラクシーサ港からラスプ港への帰りの航路は、酒樽ご褒美でテンションの上がったクルーたちの歌声に包まれていた。苦笑
領主公邸に戻って、わが妻たちと精霊たちと一緒にむふふな混浴。
今日からメタも第五形態になったので、わが妻たち7人と精霊たち7人の14連生ぱふぱふである。あー、28個のメロンボールに埋もれて超絶幸せ。もちろん第四形態の残りふたりも、もみもみで堪能したよ。
ところで今日からドーラが満月前後の発情期である。生ぱふぱふにも、敏感に反応してました。当然、スイッチが入っちゃったので、そのまま夕餉の前にドーラとの1回戦を行いましたとさ。もちろん生で。
夕餉の後は、ベスとビーチェも交えて、大盛り上がりだった。
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毎週土曜22時に投稿します。
以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「母娘丼W」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/265755073
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回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
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