精霊の加護

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精霊の加護170 ウィンの第五形態

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精霊の加護
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№170 ウィンの第五形態

 翌朝、リシッチャ亭で朝餉を終えた後、アクアビット号で南府港に向かった。

 南府港では、ひときわ優雅な帆船が、埠頭に横付けされていた。ラモが船長を務める、南部湾警備隊の主力高速帆船、クロチュデルスゥデ号だ。
 クロチュデルスゥデ号の前には、ラモ夫妻、リチャード夫妻と、両夫妻の護衛たちと、船のクルーたちがいる。

「やあ、ラモ、リチャード。おはよう。
 ナディア様、ペリーヌ様、おはようございます。」
 ラモやリチャードたちと挨拶を交わし、アクアビット号をクロチュデルスゥデ号のクルーたちに預けた。クルーたちは手際よく、アクアビット号と曳馬たちを、クロチュデルスゥデ号に載せて行った。

「ゲオルク、今ね、ペリーヌとリチャード夫妻に、僕のもうひとりの愛妻を紹介していたところなのさ。」
「なるほどな。」ラモのもうひとりの愛妻と言えば、クロチュデルスゥデ号に違いない。笑
「ラモ、実に立派な船だ。そして優雅だな。」
「流石リチャード。分かってるじゃないか。マイハニーは僕のもうひとりの愛妻なのさ。」
「ラモ、すまんが、愛妻というところは分からん。」
「えー、なんでさ?
 ゲオルクは分かってくれるよな?」
「なんとなく、だけどな。」実際は分からないけど、ラモが可哀想なので、取り敢えずそう言っておいた。
「流石ゲオルクだ。リチャードもきっと、マイハニーに乗って海に出れば分かるだろうさ。」

「ペリーヌ、あなたも大変ね。」
「姉上様。わたくし、もう慣れましてよ。」
 ナディア様は呆れ、ペリーヌ様は苦笑いをしておられた。

 間もなくクロチュデルスゥデ号は南府港を出港。ウィンが上空に舞い上がって斜め後ろからいい風を吹かすと、クロチュデルスゥデ号は素晴らしい船足を出して見せた。
「見ておくれよ。この優雅で軽快な走りを。」
「ラモ、凄い船足だな。高速帆船とは聞いていたが、ここまでとはな。」
「そうだろう?リチャード。でもさ、ゲオルクの精霊のお陰なんだよ。」
「いやいや、ウィンは確かに風を送ってるけどな、その風を見事に捉えてこの船足を出してるのは、この船の性能だと思うぞ。」
「ゲオルク、やはり君は分かっているな。そうなんだよ、これがマイハニーの底力なのさ。」

『ゲオルクー、お腹すいたー。』上空で風を送っていたウィンが魔力補給に来るのだが、その頻度が上がって来た気がする。これはひょっとすると、近々第五形態に行くかもな。

 南府湾を1日掛けて軽快に走ったクロチュデルスゥデ号は、その日の夜中にはラスプ・デルスゥデ島付近に停泊した。
『ゲオルクー、お腹すいたー。』ぶちゅーっとウィンがべろちゅーの魔力補給を求めて来たのだ。やはり近々第五形態に行くな。
「おやおや、甘えん坊さんだね。でも1日いい風を吹かしてくれたからね。お陰でマイハニーが素晴らしい船足を披露で来たよ。」
 ラモの問い掛けに、ウィンは俺の陰に隠れた。笑

 そのままクロチュデルスゥデ号に泊まって夜を明かし、翌朝、ラスプ・デルスゥデ島の玄関、東の港のラスプ港に入港した。

 驚いた。最初に来たときは何にもなかったのに!

 ラスプ・デルスゥデ島の玄関、東の港のラスプ港は、多くの施設が立ち並んでいた。
「ラモ、たった数ヶ月で随分賑やかになったな。凄い変わり様じゃないか。」
「そうだろう?3年間限定の納税免除が効いてるのさ。移住者がひっきりなしだよ。さあ、馬車を降ろしたら、領主公邸に行こう。この島の村役場も兼ねているんだけどね。」

 船のクルーたちが、アクアビット号に続き、ラモとリチャードの馬車を降ろした。

 埠頭から村役場まではすぐだったが、ラモの馬車を先頭に馬車で移動。
 東の港の中心に村役場があり、役場では南府から派遣されて来ている行政官たちが執務に当たっていた。
 行政官たちはラモを見掛けるとすぐやって来てラモに挨拶した。

「皆、留守中、変わりはないかい?」
「移住者が毎日のようにやって来ています。」
「ふむ、いい傾向だね。ところで皆にご領主様を紹介しよう。」
 ラモが行政官3人を紹介してくれたので、互いに挨拶を交わした。

 村役場の奥に領主公邸。
 ラモの先導で領主公邸の中に入ったら、領主公邸付きの執事やらメイドやらに挨拶された。

「ゲオルク、中央の部屋は領主である君とそのご家族用だ。開発責任者である僕用の部屋はここ。VIP用の部屋は向こうに3つある。リチャードたちにはVIP用の部屋をひとつ、用意しているからね。」
「すまんな、ラモ。」ラモはリチャードの礼に軽く手を上げて応え、
「こっちが食堂で、こっちが大浴場だよ。それから会議室だね。」とさらに公邸内を案内してくれた。

 ひと通り領主公邸を案内してもらって、遅めの朝餉を領主公邸の食堂にて、皆で摂った。
「リチャード、ラモ、今日、この後はどうする?」
「そうだな。新婚旅行を兼ねたバカンスだから、やはり海に行きたいな。ナディアはどう思う?」だよなー。
「わたくしも海に行きたいですわ。」ですよねー。
「賛成だよ。リチャード。北の浜は南部湾に面しているから波も穏やかで、海水浴にはもってこいなのさ。それに南部群島はサンゴ礁だからね、砂浜は珊瑚由来の白い砂なんだよ。白くてきれいな砂浜だよ。」だよなー。
「いいですわね。わたくしも行ってみたいですわ。」ですよねー。
「じゃあ、海水浴で決まりかな。ここからだと、北の浜へは馬車で1時間だから、今出れば昼前には着くよ。」

 それから俺たちは連れ立って北の浜へ向かった。
 先頭は俺たちのアクアビット号、続いて、リチャードの馬車と護衛、そしてラモの馬車と護衛。
 移動中、ウィンがやたらベタベタして来て、魔力補給の回数も増えたので、第五形態へ進化するな。

 小1時間して北の浜に着いた。
「ほんとに真っ白な砂ですわ。ねぇ、ペリーヌ。」
「はい、姉上様。北の浜より、北の白浜の方がしっくりきますわね。」
 ナディア様とペリーヌ様のこの会話により、北の浜は北の白浜と改名されることになった。笑

 北の白浜は大盛況だった。
 海水浴場は、俺の目論見通りだ。もっとも今が真夏の海水浴シーズンだと言うこともあるけどな。
 北の白浜には、この数ヶ月の間に宿泊施設が何軒も建っていた。俺たちが最初にこの島の開発に来たときに、ベースキャンプを立てた場所だ。あれが増築されて有効活用されている。
 あのとき作った野天風呂も、水着のまま入る形式で活用されていた。
 売店を見ると、サンゴ独特の星型の白い砂が『星の砂』として小瓶詰で売られていた。俺の思い付きそのまんまじゃん。笑

 俺たちは大盛況なメインビーチを抜けて、奥のプライベートビーチの予定エリアに行ったが、ここはまだ開発前で整備されていなかった。
 ちょうどいい。精霊たちに、野営所の要領で建ててもらおう。

 まずは皆で利用する休憩所。男女別の更衣室を建てた。
 早速、わが妻たちもリチャード夫妻もラモ夫妻も、男女に分かれて更衣室に入って行った。

 俺は着替えには行かず、そのまま精霊たちと施設の整備を続けた。ワラに水源から水を引いてもらって、フィアが温めれば露天風呂の完成。
 それとこの後に、ウィンが第五形態に行くから、露天の近くにその場所を建てる。建物と言うより、ベッドを広く囲うだけの造りで屋根はなし。
 第五形態に行くときは直径5mの珠になるので、普通の広さの部屋だと、壁や天井を吹っ飛ばしてしまう。実際にツリのときは俺の実家の離れを、クレのときは簡易野営所の壁と屋根を吹っ飛ばしてしまったもんな。苦笑

 着替え終わった女性陣が出て来た。ナディア様とペリーヌ様は無難な水着だったのだが、わが妻たちはワルキューレスタイルの水着である。
 リチャードもラモも護衛の男たちも、わが妻たちのワルキューレスタイルの水着に、一瞬息を飲んでいた。

「ゲオルク、この水着はどこで手に入れた?」意外なことに真っ先に食い付いて来たのは真面目なリチャードだった。
「王室御用達の仕立屋だよ。」
「スピリタス調ドレスの店か!」
「そうだよ。わが妻たちのために、俺がデザインしたワルキューレスタイルって言うんだ。なかなかいいだろ?」
「素晴らしい。ナディアにもぜひ着させたい。
 いいだろナディア。」
「リチャード様、恥ずかしいですわ。」
「君なら似合う。絶対に。」

「ちょっとリチャード。食い付き過ぎだよ。ナディア様が困ってらっしゃるじゃないか。まあでもリチャードの気持ちも分かるけどね。」
「ああ、そうか。すまなかった。」
「ラモ様もわたくしにこの水着を着て欲しいのですか?」
「もちろんだよ。ペリーヌ。絶対に似合うと思うよ。」
「姉上様、王都に行ったら買いに行きましょ?」
「そうね。ペリーヌも着るならわたくしも着てみようかしら。」

「ペリーヌ様、実は一般の発売は来年からで、この島限定販売なのです。」
「あら、そうなの?残念ですわ。」
「ゲオルク、なぜだ?」リチャードが噛み付いて来た。あらら、見境がなくなってやがる。笑
「この島の目玉商品にして、観光客を誘導するためだよ。でも来年と再来年だけだぜ。」
「しかし…なんとかならんか?」
「リチャード様、ご無理を言ってはいけませんよ。来年もここにバカンスに来ればいいじゃないですか。」
「でもナディア。折角、君が着る気になってくれたのに…。」
「分かったよ、リチャード。あの店は王室御用達の仕立屋。王家の注文に限り、島限定や来年からと言う縛りを外そう。」
「おお、ゲオルク、すまない。感謝する。流石わが友。」大袈裟な。苦笑
「ゲオルク、マイハニーの分もいいかい?」ラモめ、便乗かよ!笑
「もちろんペリーヌ様も王家出身だから、大丈夫だよ。」
 ガッツポーズを決めるラモ。ガッツポーズはやめろや。苦笑

「ところで主様は着替えぬのかや?」
「ああ、ウィンを第五形態に上げてから行くよ。」
「早う、わらわたちに合流してたも。」
「分かったよ。先に楽しんでて。」

 皆をプライベートビーチに送り出し、俺は精霊たちを連れて、ウィンを第五形態にする場所を造った。直径5mの珠が収まる大きさが必要だから、天井はなくして、四方の壁だけにした。

 それから精霊たちを露天風呂に入れて洗ってやった。
 子供サイズの第一・第二形態は俺が洗ってやるとしても、大人の見てくれの第四・第五形態を俺が洗うのは、なんかえっちぃプレイをしているようで、気が引けるのだが、精霊たちは決して自分では洗わず、俺に洗うようにせがんで来る。
 この日もウィン以外は、キャッキャと喜んで洗われていた。一方、第五形態になる直前のウィンは、はぁはぁ息遣いが荒く、触れる度にびくっとして感じまくっている。

 簡易ベッドにウィンを連れ込み、俺が仰向けに寝ると、ウィンは、後ろ向きに俺の顔を跨いだ。お尻アップである。苦笑
『飲んで。』ウィンはそう言うと、俺の腹の上から前のめりになって、股座のマイドラゴンを捕食した。
 れろれろちゅばちゅば…。いい、とってもいい。お上手過ぎる♪
 ウィンの蜜壺からあふれ出した、魔力味の液体を飲む。この液体、非常に美味なのだ。

 そのまま俺とウィンは、四十八手のふたつ巴~いわゆるロクキュウ(英語)~の態勢で、互いに口で攻め合った。
 ウィンの舌遣いの上手さに、さほど抵抗できぬまま、マイドラゴンは、あっさりホワイトブレスを放出。ウィンがそれをすべて飲み込んで紫色に発光すると、蜜壺から魔力液が、さらに溢れ出して来た。もちろん俺はあふれ出た魔力液を、一滴も残さず飲んだ。

 ウィンは紫色に発光したまま直径3mほどの球体になり、ぐんぐん膨れて直径5m程になった。屋根をなくしていて正解。
 そして直径5mの球体のウィンが、人型を取ると、ボンキュッボンの第五形態。待ってました。超美人の巨乳さん。頂きまーす。

 俺は、第五形態になって発光が収まったウィンを抱き寄せ、べろちゅーを堪能。その後、わが妻たちに匹敵するサイズの巨乳で、ぱふぱふからのおしゃぶり。そして蜜壺へ…。
『ゲオルク、エッチはまだダメだよ。』
「分かってるよ。」
『その代わり気持ちよくして上げる。』ウィンが再びマイドラゴンをぱくりんこ。
 ウィンのれろれろちゅばちゅばの神業とも言える舌技で、マイドラゴンは再び搾り取られたのだった。
 それに加えて、俺から口移しでウイスキーをひと口もらった第五形態のウィンは、ホワイトブレスの濃厚な魔力をウイスキーでさらに増幅させ、ゴクリと飲み込んで、眩く輝いたのだった。

 第五形態との契約ボーナスは+5万なので、第四形態の+4万から1万上昇、第四形態から第五形態への進化時の体液飲みで+2万。
 俺の魔力量の上限は、91万にアップした。

 すでにTバックには慣れているウィンは自分から穿き、Hカップブラは俺が着けてやった。もちろんメロンボールを揉みながらな。
 ゆるふわの精霊の衣はすでに第四形態から着させていたので、これもウィンは自分で着た。

 物足りない!やっぱ『これいやー。』「頼む、着てくれー。」の攻防がないと、実に物足りない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 毎週土曜22時に投稿します。

 以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「母娘丼W」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/265755073

 カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
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