精霊の加護

Zu-Y

文字の大きさ
上 下
148 / 183

精霊の加護145 西部大草原の一画

しおりを挟む
精霊の加護
Zu-Y

№145 西部大草原の一画

 一行にディエゴがいるから西部公爵邸に1泊させてもらったのだが、至れり尽くせりの歓待だった。三の姫殿下のマリーがいるからだろう。
 翌日、西府を発つときに、ディエゴが西府の役人ふたりを連れて来た。
「ゲオルクどの、この者たちがゲオルクどのの所領予定地を案内します。」
「「よろしくお願いします。」」ディエゴに紹介された役人ふたりが挨拶して来たので、
「ああ、こちらこそよろしく。」俺も挨拶を返す。そしてディエゴにも感謝を伝えた。

 西府を出発して、国境の町バレンシーに行くにはひたすら西に進むのだが、俺の所領予定地に立ち寄るので南西へと進んだ。そしてその晩は、西部大草原で野営した。
 王都から西府までは、宿場町で宿泊していたから初の野営だ。ガキンチョ5人組は初野営にやたらとテンションが高い。笑

 精霊たちの精霊魔法を使って、いつものように、野営所、干し草ベッド、露天風呂を造ると、ガキンチョ5人組は大はしゃぎだった。

 露天風呂は、当然ふたつ造っている。その一方に、俺が精霊たちを連れて入った。隣のもう一方には女性陣が入ったのだが、際どい会話が聞こえて来た。
「皆さん凄いボリューム。」
「これでゲオルク様を悩殺するんですのね。」
「それに比べて私たちは貧弱。」
 声から察するに、それぞれ、アイチャ、マリー、エカチェリーナだな。苦笑
「大丈夫、そのうち3人もこうなるさ。」
「あら、エカチェリーナ姫は膨らみ出してるじゃない。」「はい…。最近ちょっとだけ。」
「アイチャも、ちょっとふっくらして来てるようね。」「あ、分かります?」
「マリー様も間もなくそうなりますゆえ、ご安心を。」「うー。私だけまだ…。」
「大丈夫だよ。ダーリンに言ってさ、マッサージしてもらいなよ。」ビーチェ、お前、なんてことを焚き付けてやがるっ!
「え、でも…。」
「そうじゃな、もう正式に婚約したゆえ、大丈夫じゃろ?」
「お頭様は、巨乳が好き。だから、先行投資を、してと、言えば、大丈夫。」
 こらこら。ドーラにトーラ!煽るんじゃねぇよっ!
「そうですわね。精霊たちにも先行投資と言って、膨らむ前からマッサージしてましたもの。」うぉいっ!それ、言うなっ!
「分かりました。そのうち勇気を出してお願いしてみます。」勇気、出さんでいいわっ!
 仕方ない、牽制しとくか。
「おーい、全部聞こえてるぞー。」
「「「「「「「「「「…。」」」」」」」」」」女湯の姦しい声がぴたりとやんだのだった。笑

 それから俺は、精霊たちをしっかり洗ってやった。

 女性陣と入れ替わりで、ヘルムートとディエゴが、俺たちと入れ替わりで、王都の役人たちと西府の役人ふたりが入った。その後、野営所の周囲にいる、護衛の王都騎士団員たちにも交代で入ってもらった。

 風呂から出たわが妻たちは、夕餉を作っている。鍋に肉と野菜のブツ切りを入れて煮込んだシチューだ。それと骨付き炙り肉。
「味付けはどうしようかしら?」
「うむ、そうだなぁ、クリームシチュー辺りが無難ではないか。」
「あれ?野営初日はスパイスの利いたカレーじゃないの?」
「子供たちがいますでしょう?」
「そうか。でも子供って程、子供じゃないけどな。」

 結局、いつも通りのカレー味にしたのだが、ガキンチョ5人組からは大好評だった。でもヒーヒー言いながら食ってたけどな。笑
 それから骨付き炙り肉。マリーは食べ方が分からず戸惑っていたので、こうやって食うんだよ。と言って、骨を掴んで持ち上げ、ガブリとかぶり付いて見せた。
 深窓のお嬢様には衝撃だったようだが、この後マリーはすっかりこの食い方に、ハマってしまうのだった。笑

 翌日の昼過ぎには、俺たち一行は、俺の所領予定地に着いたのだが…。何にもない。まったく何にもない。ひたすら一面の草原である。
「いやはや、一面草原ってのもねぇ。」ちょっと困る俺。
「西部大草原の真っ只中ですからねぇ。」と西府の役人。
「ぱっと見、農地か牧草地かしか思い浮かばねぇな。」
「ですねぇ。でもそれだと大した税収は望めませんねぇ。」西府の役人が相槌を打った。
「税収を望むなら人を集めなきゃなぁ。」大きな課題だ。

 西府の近辺はすべてが農地で、西府を取り巻くように一大農地を形成している。その一大農地の外には牧場が点在している。牧場には、乳牛牧場、肉牛牧場、闘牛牧場があって、乳製品と食肉と、西府独特の文化の闘牛を生産している。
 カルメンの両親は、若い頃にふたりで立ち上げたエスパーニャ商会を西府随一の大商会に育て上げた後、早々にエスパーニャ商会を後進へと譲って隠居した。当然ふたりはエスパーニャ商会の筆頭株主である。商売で稼いだ莫大な資産と、商会の筆頭株主による配当金で、闘牛牧場のパトロンをしている。
 ふたりによると、西府の人にとっては、闘牛牧場のパトロンをするのは一生の夢であり、人生に成功した証なのだそうだ。

 俺の所領予定地は、一大農地の外の牧場点在エリアのさらに外側である。西府を中心に、一大農地を1周目、牧場点在エリアを2周目とするなら、俺の所領予定地は3周目と言うことになる。
 西府から1日半の距離と結構離れてるから、農業をやっても農作物を西府に納めるには、輸送コストと人件費が余分に掛かる。西府すぐそばの一大農地には太刀打ちできない。牧場をやってもやはり牧場エリアよりも半日遠いから、畜産品の輸送と人件費では敵わない。
 参ったなぁ。
 とにかく明日1日で所領予定地をくまなく見て回り、何か考えよう。

 そう言う訳で、昨日に引き続き、野営所を設置したのだった。

 今日も露天風呂はふたつ。今日の一番風呂だが、一方は俺が精霊たちを連れて入り、もう一方はヘルムートとディエゴ。昨日と同じように、ふたりの会話が聞こえて来た。
「なぁ、ヘルムート。アイチャとはどうだい?」
「どうと言われてもなぁ。進展はないかな。でもいい感じだと思うよ。」
「キスはしたのか?」
「いやいや、まだ先だよ。ディエゴは?」
「僕もまだだ。ゲオルクどのみたいに、さらっとしてみたいよな。でもその前に、リーナって呼ばせてもらいたいよ。」
「リーナ?そう言えば、マリーやアイチャはそう呼んでるよな。普通にそう呼べばいいじゃん?」
「そうはいかないんだよ。リーナはエカチェリーナの愛称でさ、帝国では愛称で呼べる異性は特別なんだって。」
「じゃあ、ディエゴはリーナって呼ぶべきだな。エカチェリーナはきっとお前のことを意識してるぜ。」
「そうかな?そうだといいんだけど。アイチャだってヘルムートのこと、意識してるんじゃないの?」
「え、ほんとにそう思う?お世辞とかじゃなくて?」
「う、うん…。」
 いいね、いいね、初々しいね。応援したくなっちゃったよ、俺。よっしゃ、ヘルムートとアイチャ、ディエゴとエカチェリーナ、くっつけちゃおう大作戦開始!笑

「ところでゲオルクどのだけどさ、ほんとにさらっとキスするよな。」
「ああ。ゲオルクどのは精霊様たちへの魔力の補給だと言ってるけどな。」
「側室たちにもしょっちゅうキスしてるよな。あれも魔力補給なのかな?」
「どうだろうな。側室たちにキスするときは、すげべオーラ全開の顔してるしな。」ディエゴの野郎、一遍締めたろか?
「あー、分かる分かる。鼻の下伸ばしてるもんな。20歳そこそこのくせに、完全なエロオヤジだよな。」くっそう、ヘルムートも締めたる。
 くっつけちゃおう大作戦撤回。ぶっ壊したろう大作戦発動。こいつら、地獄を見せてやる。

「でもなぁ、ラモどのもそうだけど、ゲオルクどのも自然体って言うかさ、自分をさらけ出してるよな。」
「そうそう、変にカッコつけてなくてさ、それが却ってカッコいいんだよな。僕もああ言う大人に大人になりたいよ。」
「そうだな。」
 照れるな…。やっぱ、ぶっ壊したろう大作戦は封印。くっつけちゃおう大作戦に戻そうっと。

「マリーがゲオルクどのに惚れるのも分かるよな。」
「うん…。
 実はさ、僕、マリーのこと、ほんとは妹みたいな感じでさ、ほんとに女の子として好きだったかって言うと微妙なんだよな。なんか、ディエゴと競ってたから引けないって感じでさ。」
「え?マジで?実は僕もそう。ヘルムートには負けられないって感じで。
 でもさ、エカチェリーナは本気で好きだな。」
「僕もだな。アイチャが好きだ。」
「お互い頑張ろうぜ。」「おう!」
 うん、応援したろ。まじで。

『ゲオルクー、洗ってー。』「おう。」ツリに現実へと引き戻され、それから精霊たちを洗ってやったのだった。
 もちろん、ツリとクレとはぱふぱふしたし、他の精霊たちは、先行投資でおっぱいを揉みまくったけどね。
 ああ、ヘルムートとディエゴのピュアな会話を聞いて洗われた心が、第五形態と第四形態のおっぱいの誘惑に負けて穢されて行く。苦笑

 風呂を出て、次のグループと交代。俺たちが風呂に入っている間に、わが妻たちが準備してくれていた鍋を、焦がさないようにかき混ぜながら、煮込みの料理番である。今日はミルクベースのホワイトシチューか。
 第2陣で風呂に入った女性陣が出て来てから、皆で鍋を囲んで野営飯を食った。ガキンチョ5人組の食いっぷりのよさが、わが妻たちの料理の腕のよさを証明している。笑

 翌日の1日掛けて、俺は西府の役人ふたりと、俺の所領予定地をくまなく見て回った。俺はナイト、西府の役人ふたりは、自分たちが乗って来た馬で移動した。
 当然、精霊たちは俺について来ていた。一方わが妻たちとガキンチョ5人組は、王都からの外交役人たちと護衛の王都騎士団員たちと一緒に、野営地でお留守番だ。

 俺は所領予定地を1日中見てまわり、精霊たちに土壌の状態や地下水脈も調べてもらって得た結論としては、やはり農地か牧草地であった。ただし、薬草などの特殊な植物を育てるのに適した場所もあったので、薬草園も作れそうだ。
 とは言え、人を集めて税収を上げるとなると、何かしらの工夫が必要だ。この俺の見解には、西府の役人ふたりもまったく同意見だった。

 このままじゃダメだな。何か工夫しないと。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

設定を更新しました。R4/11/20

更新は火木土の週3日ペースを予定しています。

2作品同時発表です。
「射手の統領」も、合わせてよろしくお願いします。
https://kakuyomu.jp/works/16816927859461365664

カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います

霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。 得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。 しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。 傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。 基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。 が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第三章フェレスト王国エルフ編

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!

仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。 しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。 そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。 一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった! これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様

コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」  ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。  幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。  早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると―― 「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」  やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。  一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、 「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」  悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。  なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?  でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。  というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜

霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!! 「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」 回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。 フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。 しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを…… 途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。 フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。 フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった…… これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である! (160話で完結予定) 元タイトル 「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」

処理中です...