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精霊の加護024 手玉のち嬉しさMAX
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精霊の加護
Zu-Y
№24 手玉のち嬉しさMAX
伯爵様を中心に皆で呑んでいる。伯爵様が気さくな方なので非常に楽しい。
「婿どの、ひとつ頼みがあるのだが。」
「なんですか?」
「精霊魔法を見せてはくれぬか?」
「お安い御用ですよ。」
ツリには食卓に飾ってる花を倍以上に咲かせてもらい、クレにはカタカタと軽い地震を起こしてもらった。
「何と言うことだ!素晴らしい!素晴らしいぞ!」
その後、ツリとクレにキスによる魔力補給をして、ふたりを輝かすとそれにも伯爵様は大喜びだった。
「婿どの、エールもワインもいいがな、やはり北部はウイスキーだ。何かお好きなものはおありか?」
「はい、あまり知りませんが、アードベクは好きです。」
「なんと!おい、ベス、聞いたか?ウイスキーの好みまでわしと一緒だ。お前はとことんいい男を捕まえて来たな!
おい、秘蔵の30年物を持って来い。」とメイドさんに命じていた。
「父上様、少々呑み過ぎでは?」
「なんの、せっかく奥ふたりがいないのだ。ここで呑まいでか!」
「伯爵様、実はアードベクはベスさんと初めて会ったバーで勧められまして気に入ったのです。」
「おうおう、左様か。それはめでたい。流石、わが人生の友、アードベクじゃ。ふたりを引き合わせてくれたのだな。」
いや、そうじゃないのだけれども…。
貴重な30年物を、伯爵様がお手ずから俺のグラスにドボドボとたっぷり注いて下さり、ご自分のは手酌で適量注いでいた。
伯爵様はじきに酔いが回られて、セバスさん=爺やさんの手を借りて寝室へ戻って行った。その後は、俺たち5人でしんみり呑んでいる。ツリとクレはもちろん呑んでない。
「伯爵様は気さくでいい方だね。」
「あら、ゲオルク君、私たちにはきつかったわよ。」
「そうですわね。伯爵様のお言葉、正直堪えましたわ。わたくしもカルメンみたいに彼とのこと、真剣に考えようかしら。」
「え?えー?ジュヌさんもそんな人がいるの?せっかく念願の冒険者になったばかりなのに?」
「ジュヌの彼ってのはひょっとしてあいつか?あの四股の…。」
「そうですわ。かわいがって差し上げてましたのに、次から次へと女性に手を出すんですのよ。わたくしも、実はふたり目って聞いたときはショックでしたわ。」
許せん!マジで許せん。
「ジュヌさん、そんな奴やめといた方がいいよ。ほんとマジで俺、Aランク目指すからさ。」ぷーすか怒ってる俺を見て、また女性陣4人が笑い出す。
何で笑うんだろ?ここは鷹揚に構えてた方が大人なんだろうか?
「あの、皆さん何で笑うの?そう言えばさっきのカルメンさんのときもそうだったよね?」
「うーん、ジュヌもカルメンも、それでも忘れられないのよねぇ。でもまだいい方だわ。私なんかずっと放置だもの。4年くらいかしらね。最近久々に顔を見せたと思ったら、他に3人も女を作ってるのよ。」
リーゼさんもか!でも、4年前に東府にいたなら俺と被ってないか?いったいどいつだ?
「リーゼさん、4年前なら俺と被ってるよね?そのふざけた野郎は俺の知ってる奴?」
「さあ、どうかしらねぇ。」また女性陣4人がくつくつと笑ってる。なぜに?
「でもあれだよ。4年もほったらかしなら実際はもう切れてるよね?」
「そうでもないのよねぇ。こないだも強引に…。」
「えー?無理やり?絶対に許せんな。」
「いえ、無理やりって程でもないのだけれど、その子とは久しぶりだったので私も拒み切れなくて。でもそのあとすぐに他の女の所に行っちゃったのよねぇ。」
「その子って言ったけど、年下?」
「そうなのよ。最初はかわいかったのに、すっかり擦れちゃって。まぁ、冒険者やってるからしょうがないのだけれど。」
「ぐぬぬぬ。リーゼさん、そんな奴、俺が忘れさせて上げるよ。」ぷんぷんな俺に、女性陣4人が吹き出した。
「皆さんのために怒っちゃ変かな?なんか皆さん、人がいいと言うか、笑ってられるって、凄いと思うんだけど、そう言う気のいいところに付け込んで来てるんだよ。今度俺がそいつらにビシッと言ってやるよ。」
そのままの勢いでアードベクをグイっと一気に煽ったらケホケホと咽た。超カッコ悪ぃ。泣
「そうか…皆も忘れられない男がいるのだな。」
「あら、ベスも?」
「まぁ、それなりにな。」
「ええー?」今夜はショックな告白を聞く日だ。まぁ4人ともこれだけ美人だし、ボンキュボンだし、気立てもいいし、面倒見もいいし、別に他に男がいたのはどうでもいいのだが、忘れられないってのが妙に引っ掛かる。
「なんですの?ゲオルクさんはわたくしたちにいい人がいたのがショックですの?」
「いや、それはいい。ってか仕方ない。皆さん魅力的だし。ただ忘れられないと言うのが引っ掛かるな。俺はまだまだなんだなぁと…。」
「で、ベスの忘れられない男はどんな奴だ?」
「うむ。行きつけのバーにふらっと来た旅の男でな。他の客はいなかった。皆もそうだと思うが、そのシチュエーションだと大抵の男は声を掛けて来る。」
「そうね。」「ですわね。」「来るねぇ。」
「ところがそいつは声を掛けて来なかったのだ。ふと目が合ったときも軽く会釈をしただけだった。顔立ちはまだあどけなさが残ってたし、奥手なのかと興味を持って声を掛けてみた。」
「それでどうなりましたの?」
「まぁ未熟な感じが残ってたが、話し方は奥手と言うより紳士だったのでな、すぐに意気投合したのだ。その男と楽しく話していると、そこに私の元部下たちが来てな、私を侮辱したのだ。」
と、言うことはだ。ベスさんは騎士団を辞めて間もないから最近のことだな。
「そんなのしょっちゅうだし、私は相手にしないのだがな。その男は元部下たちに食って掛かったのだ。1対4だぞ。」
「いいね、いいねぇ。あたしゃ好きだねぇ。そう言う男は。で、玉砕かい?」
「元部下たちと表に出たので私とマスターは止めるためについて行った。そしたらその男は胸の透くような啖呵を切って4人を瞬殺したのだ。」
「え?その状況で勝ったのかい?」
「随分な手練れですのね。」
「やるわね。」
「ああ、それで私はすっかり惚れ込んでしまい、自宅にお持ち帰りしたのだが、なんと『女は初めてだ。』と言うではないか。これは!と思い、丁寧に教えてやったのだ。しかしな、初回こそ初々しかったものの、2回目からはグイグイでな。
翌朝そのことを正すと『北部の女は初めてだった。』と抜かしおった。しかも、数日後には他の女が3人も、そいつを追い掛けて来たのだ。」
「…。」それってひょっとして…俺?
「あら、ゲオルク君、ベスの男には怒らないのかしら?」
「わたくしたちのときと違いますわね。」
「ゲオルク、お前の正義感はどこに行った?」
4人がにやにやしている。
「あ…。」全部俺だ。
リーゼさんの、4年もほったらかして最近現れて…。確かに一昨日の晩は強引に行ったし。そう言えば、4年ぶりに再会した日に「擦れたわね。」って言われた気がする。
ジュヌさんの、かわいがったのに次から次へと…。そしてふたり目って聞いてショックだったと。そう言えば童貞と思われたんで、そう振舞ったから、最近までジュヌさんは信じてたんだよな。実際、ジュヌさんはリーゼさんの次だったし。
西府で活動してた2年ちょいは、カルメンさんのことを一途に想ってたけど、現状を振り返ると確かにカルメンさんを含めて4人に手を出してるし…。
とんでもない奴らは、すべて俺自身でした。汗
あ!あー!でも4人の忘れられない男って、俺ってこと?…だよね♪
「ゲオルク君?さすがに気付いたわよね?」
「うん!」満面の笑みが抑え切れない。
「なんか嬉しそうですわね?ご自分自身に怒ってたことに気付いたのでしたら、普通は恥ずかしがるんじゃなくて?」
「それ以上に嬉しいことがあったんだよ。」
「ん?何が嬉しいんだ?」
「皆さんの忘れられない男が俺ってことに気付いちまったぜぃ。」
「「「「え?」」」」
「皆さんに忘れられない男がいるって聞いて、正直凹んでたので、その忘れられない男が俺だと分かって、嬉しさMAXだよ。まさに有頂天ってやつ?」
「うーむ。上手く追い込んだはずだったのだが。」
「皆さん、俺が全部引き受けるからね。絶対に売れ残りになんかさせないよ。俺がすべて買い占める!独占だよ。総取りだよ。」
「はぁぁ。ま、この能天気さも、ゲオルクの魅力のひとつだしな。」
「ですわね。」
その後、上機嫌でしこたま呑んだ俺は、食堂で寝入ってしまい、女性陣4人に部屋まで運ばれたのだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
設定を更新しました。R4/2/13
更新は火木土の週3日ペースを予定しています。
2作品同時発表です。
「射手の統領」も、合わせてよろしくお願いします。
https://kakuyomu.jp/works/16816927859461365664
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
Zu-Y
№24 手玉のち嬉しさMAX
伯爵様を中心に皆で呑んでいる。伯爵様が気さくな方なので非常に楽しい。
「婿どの、ひとつ頼みがあるのだが。」
「なんですか?」
「精霊魔法を見せてはくれぬか?」
「お安い御用ですよ。」
ツリには食卓に飾ってる花を倍以上に咲かせてもらい、クレにはカタカタと軽い地震を起こしてもらった。
「何と言うことだ!素晴らしい!素晴らしいぞ!」
その後、ツリとクレにキスによる魔力補給をして、ふたりを輝かすとそれにも伯爵様は大喜びだった。
「婿どの、エールもワインもいいがな、やはり北部はウイスキーだ。何かお好きなものはおありか?」
「はい、あまり知りませんが、アードベクは好きです。」
「なんと!おい、ベス、聞いたか?ウイスキーの好みまでわしと一緒だ。お前はとことんいい男を捕まえて来たな!
おい、秘蔵の30年物を持って来い。」とメイドさんに命じていた。
「父上様、少々呑み過ぎでは?」
「なんの、せっかく奥ふたりがいないのだ。ここで呑まいでか!」
「伯爵様、実はアードベクはベスさんと初めて会ったバーで勧められまして気に入ったのです。」
「おうおう、左様か。それはめでたい。流石、わが人生の友、アードベクじゃ。ふたりを引き合わせてくれたのだな。」
いや、そうじゃないのだけれども…。
貴重な30年物を、伯爵様がお手ずから俺のグラスにドボドボとたっぷり注いて下さり、ご自分のは手酌で適量注いでいた。
伯爵様はじきに酔いが回られて、セバスさん=爺やさんの手を借りて寝室へ戻って行った。その後は、俺たち5人でしんみり呑んでいる。ツリとクレはもちろん呑んでない。
「伯爵様は気さくでいい方だね。」
「あら、ゲオルク君、私たちにはきつかったわよ。」
「そうですわね。伯爵様のお言葉、正直堪えましたわ。わたくしもカルメンみたいに彼とのこと、真剣に考えようかしら。」
「え?えー?ジュヌさんもそんな人がいるの?せっかく念願の冒険者になったばかりなのに?」
「ジュヌの彼ってのはひょっとしてあいつか?あの四股の…。」
「そうですわ。かわいがって差し上げてましたのに、次から次へと女性に手を出すんですのよ。わたくしも、実はふたり目って聞いたときはショックでしたわ。」
許せん!マジで許せん。
「ジュヌさん、そんな奴やめといた方がいいよ。ほんとマジで俺、Aランク目指すからさ。」ぷーすか怒ってる俺を見て、また女性陣4人が笑い出す。
何で笑うんだろ?ここは鷹揚に構えてた方が大人なんだろうか?
「あの、皆さん何で笑うの?そう言えばさっきのカルメンさんのときもそうだったよね?」
「うーん、ジュヌもカルメンも、それでも忘れられないのよねぇ。でもまだいい方だわ。私なんかずっと放置だもの。4年くらいかしらね。最近久々に顔を見せたと思ったら、他に3人も女を作ってるのよ。」
リーゼさんもか!でも、4年前に東府にいたなら俺と被ってないか?いったいどいつだ?
「リーゼさん、4年前なら俺と被ってるよね?そのふざけた野郎は俺の知ってる奴?」
「さあ、どうかしらねぇ。」また女性陣4人がくつくつと笑ってる。なぜに?
「でもあれだよ。4年もほったらかしなら実際はもう切れてるよね?」
「そうでもないのよねぇ。こないだも強引に…。」
「えー?無理やり?絶対に許せんな。」
「いえ、無理やりって程でもないのだけれど、その子とは久しぶりだったので私も拒み切れなくて。でもそのあとすぐに他の女の所に行っちゃったのよねぇ。」
「その子って言ったけど、年下?」
「そうなのよ。最初はかわいかったのに、すっかり擦れちゃって。まぁ、冒険者やってるからしょうがないのだけれど。」
「ぐぬぬぬ。リーゼさん、そんな奴、俺が忘れさせて上げるよ。」ぷんぷんな俺に、女性陣4人が吹き出した。
「皆さんのために怒っちゃ変かな?なんか皆さん、人がいいと言うか、笑ってられるって、凄いと思うんだけど、そう言う気のいいところに付け込んで来てるんだよ。今度俺がそいつらにビシッと言ってやるよ。」
そのままの勢いでアードベクをグイっと一気に煽ったらケホケホと咽た。超カッコ悪ぃ。泣
「そうか…皆も忘れられない男がいるのだな。」
「あら、ベスも?」
「まぁ、それなりにな。」
「ええー?」今夜はショックな告白を聞く日だ。まぁ4人ともこれだけ美人だし、ボンキュボンだし、気立てもいいし、面倒見もいいし、別に他に男がいたのはどうでもいいのだが、忘れられないってのが妙に引っ掛かる。
「なんですの?ゲオルクさんはわたくしたちにいい人がいたのがショックですの?」
「いや、それはいい。ってか仕方ない。皆さん魅力的だし。ただ忘れられないと言うのが引っ掛かるな。俺はまだまだなんだなぁと…。」
「で、ベスの忘れられない男はどんな奴だ?」
「うむ。行きつけのバーにふらっと来た旅の男でな。他の客はいなかった。皆もそうだと思うが、そのシチュエーションだと大抵の男は声を掛けて来る。」
「そうね。」「ですわね。」「来るねぇ。」
「ところがそいつは声を掛けて来なかったのだ。ふと目が合ったときも軽く会釈をしただけだった。顔立ちはまだあどけなさが残ってたし、奥手なのかと興味を持って声を掛けてみた。」
「それでどうなりましたの?」
「まぁ未熟な感じが残ってたが、話し方は奥手と言うより紳士だったのでな、すぐに意気投合したのだ。その男と楽しく話していると、そこに私の元部下たちが来てな、私を侮辱したのだ。」
と、言うことはだ。ベスさんは騎士団を辞めて間もないから最近のことだな。
「そんなのしょっちゅうだし、私は相手にしないのだがな。その男は元部下たちに食って掛かったのだ。1対4だぞ。」
「いいね、いいねぇ。あたしゃ好きだねぇ。そう言う男は。で、玉砕かい?」
「元部下たちと表に出たので私とマスターは止めるためについて行った。そしたらその男は胸の透くような啖呵を切って4人を瞬殺したのだ。」
「え?その状況で勝ったのかい?」
「随分な手練れですのね。」
「やるわね。」
「ああ、それで私はすっかり惚れ込んでしまい、自宅にお持ち帰りしたのだが、なんと『女は初めてだ。』と言うではないか。これは!と思い、丁寧に教えてやったのだ。しかしな、初回こそ初々しかったものの、2回目からはグイグイでな。
翌朝そのことを正すと『北部の女は初めてだった。』と抜かしおった。しかも、数日後には他の女が3人も、そいつを追い掛けて来たのだ。」
「…。」それってひょっとして…俺?
「あら、ゲオルク君、ベスの男には怒らないのかしら?」
「わたくしたちのときと違いますわね。」
「ゲオルク、お前の正義感はどこに行った?」
4人がにやにやしている。
「あ…。」全部俺だ。
リーゼさんの、4年もほったらかして最近現れて…。確かに一昨日の晩は強引に行ったし。そう言えば、4年ぶりに再会した日に「擦れたわね。」って言われた気がする。
ジュヌさんの、かわいがったのに次から次へと…。そしてふたり目って聞いてショックだったと。そう言えば童貞と思われたんで、そう振舞ったから、最近までジュヌさんは信じてたんだよな。実際、ジュヌさんはリーゼさんの次だったし。
西府で活動してた2年ちょいは、カルメンさんのことを一途に想ってたけど、現状を振り返ると確かにカルメンさんを含めて4人に手を出してるし…。
とんでもない奴らは、すべて俺自身でした。汗
あ!あー!でも4人の忘れられない男って、俺ってこと?…だよね♪
「ゲオルク君?さすがに気付いたわよね?」
「うん!」満面の笑みが抑え切れない。
「なんか嬉しそうですわね?ご自分自身に怒ってたことに気付いたのでしたら、普通は恥ずかしがるんじゃなくて?」
「それ以上に嬉しいことがあったんだよ。」
「ん?何が嬉しいんだ?」
「皆さんの忘れられない男が俺ってことに気付いちまったぜぃ。」
「「「「え?」」」」
「皆さんに忘れられない男がいるって聞いて、正直凹んでたので、その忘れられない男が俺だと分かって、嬉しさMAXだよ。まさに有頂天ってやつ?」
「うーむ。上手く追い込んだはずだったのだが。」
「皆さん、俺が全部引き受けるからね。絶対に売れ残りになんかさせないよ。俺がすべて買い占める!独占だよ。総取りだよ。」
「はぁぁ。ま、この能天気さも、ゲオルクの魅力のひとつだしな。」
「ですわね。」
その後、上機嫌でしこたま呑んだ俺は、食堂で寝入ってしまい、女性陣4人に部屋まで運ばれたのだった。
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設定を更新しました。R4/2/13
更新は火木土の週3日ペースを予定しています。
2作品同時発表です。
「射手の統領」も、合わせてよろしくお願いします。
https://kakuyomu.jp/works/16816927859461365664
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
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