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射手の統領168 街道復旧クエスト
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射手の統領
Zu-Y
№168 街道復旧クエスト
ダトウ集落の村営温泉宿を出て西南西に進み、アタキから山越えしてニアマタギ村に来たときに、最初に着いた集落に出た。
この集落の十字路をまっすぐの西南に進めば、ニアに来る際に越えて来たヘイタイの山へ続く道、右の北西へ進めばその道は徐々に北寄りとなって、ヘイタイの山を大きく迂回してアタキに繋がる道だ。
俺たちは、内陸の大海原側の町リモーカを経由して、大海原の港町ミャーコを目指し、東北和を横断するルートを選択した。このため、この十字路を左に折れ、北斗号は南東へと進んだ。
南東への道は、川に沿って次第に東向きとなり、この先は南向きに転じるのだが…。
「アタル兄、この先、道が森に飲まれてるで。」
「せやね。コムはん、えらい気張りよったんやな。」
『小娘、別に気張ってなどおらぬわ。ちょちょっと片手間にやっただけだ。』もう、コムったら。笑
翠樹龍のコムがこの十数年寝ている間に、縄張りのニアの大森林を大規模に開発されていた。当然、目覚めたコムは、開発された部分を元の様に戻した訳だが…、ぶっちゃけ、少々やり過ぎたきらいはある。苦笑
「道があった場所を切り開きながら進めばいいさ。」
森林火災が起こるといけないので、ライやエンの出番はなし。地盤を緩めたくないからウズやシンの出番もなし。氷結させて滑ってもいけないのでレイの出番もなし。根こそぎ吹き飛ばすノワ一択だな。
ノワの風撃矢と、ちょうどキョウちゃんズの属性被りの風属性の陽の術で、竜巻を起こして、道に生えていた樹々を根こそぎなぎ倒しながら進めばいいじゃんよ。
「サキョウ、ウキョウ、ふたりの風属性な。俺も風撃矢を使う。」
「よっしゃ。」「出番や。」
早速取り掛かろうとして俺とキョウちゃんズに、シノブから待ったが掛かった。
「アタル、この道の復旧でござるが、ギルドからクエストが出ているかもしれぬでござる。」
「そうかもね。」
「そうかもね、ではござらん。そのクエストを受けた冒険者がいたら、無駄足を踏ませるだけでなく、そのクエストを横取りしたことになるでござる。」
「あ、そうか。」
「アタル、それなら今からアタキギルドに飛んで、そのクエストの有無を確認してくればよかろう。もし出ていたら、そのクエストを受けてくればよいのだ。」
「なるほどー。」
で、俺は、ニアの大森林中のこの場所に流邏矢の甲矢を登録し、流邏石でアタキギルドに飛んだ
すぐに受付に行き、受付嬢に確認した。
「あ、セプトのアタルさん。」受付嬢のこのひと言で、ギルド内にいた冒険者の注目を浴びる羽目になった。マジ勘弁して欲しい。
「ニアのマタギ村からタジャー湖経由でリモーカに行くんだけどさ、街道が森林に埋まってるんだよ。街道復旧のクエストとか出てる?」
「出てますよ。緊急クエストで、冒険者を集めてるところです。」
「あっそう。じゃ、それ、セプトで受けるわ。」
「いえいえ、ひとつのパーティでどうにかなるクエストじゃありませんよ。なるべく多くのパーティに受けてもらって共同クエストにして頂きます。」
「別に他のパーティが受けててもいいけどさ、俺たちがクエスト受けないで道を切り開いたらクエストの横取りになるだろ?だからクエスト受注の手続きだけすぐしてくんないかな。」
「それは構いませんが、セプトは先行するんですか?」
「てか、俺たちもう現地にいるんだよね。流邏石で飛んで来たの。」
「え?」
「俺たちで切り開くからさ、街道の整備は他の冒険者たちで頼むわ。ところでさ、早く手続きしてくんない?」
「あ、はい。ただいま。」
俺と受付嬢のやり取りを聞いて騒然となったギルドを後にし,流邏矢を放ったが作動しなかった。
まじか!流邏矢の射程を越えてたか。一瞬、皆がいる場所に帰れないかと焦ったが、ニアマタギ村のダトウ温泉宿にも流邏石を登録してたことを思い出した。セーフ。
俺は、ダトウ温泉に飛んで、そこから流邏矢でニアの大森林の中にいる皆の元に戻ったのだが…。
目の前にあった森林が消え失せ、先の方まで道が切り開かれていた。
「どうなってんの?」
「アタル兄がクエスト受けに行ってる間、ずーっと待ってるのも手持無沙汰やんか。」
「せやからちょこーとだけな。サキョウと一緒に竜巻を起こしてん。」
「ほんまにちょこっとやったんやで。先っちょだけや。な、ウキョウ。」
「せやで。神さんに誓うて、奥までは入れてへんさかいな。」
「お前ら、どさくさに紛れての、下ネタやめい!」
「「てへ。」」てへじゃねぇっつーの!この次の輪番のとき、奥までぶっ込んでやんよ。
「まあでも、クエストは受けて来たから続きをやるぞ。」
風撃矢と、キョウちゃんズの風属性の陽の術の竜巻で、森林の樹々をなぎ倒しながらしばらく南下すると、街道が森林に飲まれていた部分を脱した。
間もなく道は南と東に分かれていた。この岐路を南に進むとテダノグガ,東に進むとタジャー湖に出る。
タジャー湖は、アタキとリモーカのほぼ中間に位置する淡水湖だ。
タジャー湖の北湖畔を東に進み,タジャー湖を北から東に回り込んで,タジャー湖の東湖畔に来た。この先のタジャー湖の東側一帯はタジャーの町である。
日はそろそろ沈む。タジャーの町の中心部はまだもう少し先だと言うし、今宵は、タジャー湖の湖畔で野営するか。
「タジャーの町の中心部はもう少し先だしさ、そろそろ日が暮れるから、今宵は湖畔で野営にしようぜ。」
そう言う訳で、夕餉の野営飯はいつもの鍋であるが、鍋にぶち込む野菜は…、
「コム、植撃矢。」
『応。』
各種野菜の種を播いて植撃矢を射込むとあっという間に育って収穫。野営で一番ありがたい新鮮野菜を、これでもかとゲット。
ついでに牧草も生やした。頑張って北斗号を引いてくれるノアール、ヴァイス、セールイ、ダークにもご馳走を。4頭が大喜びで牧草を食みだした。
「アタル、考えたわね。ね、サジ。」
こくり。「とても…いい…仕事…。」
サヤ姉とサジ姉が褒めてくれたが…、
「いやいや、このアイディアはシエンだよ。西都から商都への道中で、次ノ宮殿下にシエンが披露したろ。」
「あ!兄上の木の術な。」「あれは魂消たで。」キョウちゃんズが反応した。
鍋に新鮮野菜のブツ切りをこれでもかと投入し、後は道中で狩った獣の肉をブツ切りにしてぶち込んだ。野営飯初日の味付けはお約束のカレーだ。カレー粉を入れると、いい塩梅のトロトロなカレールーが出来上がった。
皆で食う野営飯は旨い。
「いやあ、ほんとにセプトの野営飯は旨いでござるな。」新メンバーのシノブがつくづくと言う。
「まあな。昔から『腹が減っては戦ができぬ。』と言うだろ。経験に基づく先人の格言は、きちんと守らねばな。」
「そうでござるな。忍びのときは粗食であったゆえ、目から鱗でござるよ。」
「粗食も大事だよ。時間を掛けて準備できないときは粗食に頼るしかないしな。でも時間があるときはちゃんとした食事に勝るものはないよ。俺は軍を動かすときもこの方針で行く。だからこそ輜重隊が最重要なんだ。」
「輜重隊のことはぁ、任せてぇ。」
「そうだな。来年の帝居渡りの儀では、騎馬隊とは別に、キノベ陸運をあてにしているぞ。」
「はぁい。」
「糧秣の手配は山髙屋で請け負いますよ。帝居渡りの儀は有事と変わりませんからね。」
「おう、そっちは任せた。よろしく手配を頼むよ。」
「はい。」
「いい月が出て来たな。そう言えば今日は十五夜、満月ではないか?」ホサキが東の空を見上げて、そんなことを呟いた。
日が落ち、東の空に見事な満月が上がっている。皆が美しい満月に見惚れた。
「いいねぇ。野営じゃなければ、月を見ながらキュッと一杯。」
「せやねー。月見酒かいな。温泉に浸かりながら、雪見酒で一杯なんて最高やわあ。」
「温泉か!そう言えば、タジャー湖の北東には温泉があったような…。」
「そうねぇ。ビーチク温泉がぁ、あるわねぇ。アタルの好きなぁ、白濁硫黄泉よぉ。タジャーからならぁ、日帰りでもぉ、行けるわぁ。」流石キノベ陸運の隊長をしていたタヅナ。地理には詳しい。
「明日行こう!コムの攻略も終わってるし、街道復旧も済ませたし、なあに、数日ぐらい寄り道したって構いやしないよ。」
「数日って…アタル兄、日帰りやないの?」
「せっかく来たんだからさ、ゆっくりしようや。」
ビーチク温泉行きが決まった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
毎週月曜22時に投稿します。
以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「精霊の加護」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739
「母娘丼W」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/265755073
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
Zu-Y
№168 街道復旧クエスト
ダトウ集落の村営温泉宿を出て西南西に進み、アタキから山越えしてニアマタギ村に来たときに、最初に着いた集落に出た。
この集落の十字路をまっすぐの西南に進めば、ニアに来る際に越えて来たヘイタイの山へ続く道、右の北西へ進めばその道は徐々に北寄りとなって、ヘイタイの山を大きく迂回してアタキに繋がる道だ。
俺たちは、内陸の大海原側の町リモーカを経由して、大海原の港町ミャーコを目指し、東北和を横断するルートを選択した。このため、この十字路を左に折れ、北斗号は南東へと進んだ。
南東への道は、川に沿って次第に東向きとなり、この先は南向きに転じるのだが…。
「アタル兄、この先、道が森に飲まれてるで。」
「せやね。コムはん、えらい気張りよったんやな。」
『小娘、別に気張ってなどおらぬわ。ちょちょっと片手間にやっただけだ。』もう、コムったら。笑
翠樹龍のコムがこの十数年寝ている間に、縄張りのニアの大森林を大規模に開発されていた。当然、目覚めたコムは、開発された部分を元の様に戻した訳だが…、ぶっちゃけ、少々やり過ぎたきらいはある。苦笑
「道があった場所を切り開きながら進めばいいさ。」
森林火災が起こるといけないので、ライやエンの出番はなし。地盤を緩めたくないからウズやシンの出番もなし。氷結させて滑ってもいけないのでレイの出番もなし。根こそぎ吹き飛ばすノワ一択だな。
ノワの風撃矢と、ちょうどキョウちゃんズの属性被りの風属性の陽の術で、竜巻を起こして、道に生えていた樹々を根こそぎなぎ倒しながら進めばいいじゃんよ。
「サキョウ、ウキョウ、ふたりの風属性な。俺も風撃矢を使う。」
「よっしゃ。」「出番や。」
早速取り掛かろうとして俺とキョウちゃんズに、シノブから待ったが掛かった。
「アタル、この道の復旧でござるが、ギルドからクエストが出ているかもしれぬでござる。」
「そうかもね。」
「そうかもね、ではござらん。そのクエストを受けた冒険者がいたら、無駄足を踏ませるだけでなく、そのクエストを横取りしたことになるでござる。」
「あ、そうか。」
「アタル、それなら今からアタキギルドに飛んで、そのクエストの有無を確認してくればよかろう。もし出ていたら、そのクエストを受けてくればよいのだ。」
「なるほどー。」
で、俺は、ニアの大森林中のこの場所に流邏矢の甲矢を登録し、流邏石でアタキギルドに飛んだ
すぐに受付に行き、受付嬢に確認した。
「あ、セプトのアタルさん。」受付嬢のこのひと言で、ギルド内にいた冒険者の注目を浴びる羽目になった。マジ勘弁して欲しい。
「ニアのマタギ村からタジャー湖経由でリモーカに行くんだけどさ、街道が森林に埋まってるんだよ。街道復旧のクエストとか出てる?」
「出てますよ。緊急クエストで、冒険者を集めてるところです。」
「あっそう。じゃ、それ、セプトで受けるわ。」
「いえいえ、ひとつのパーティでどうにかなるクエストじゃありませんよ。なるべく多くのパーティに受けてもらって共同クエストにして頂きます。」
「別に他のパーティが受けててもいいけどさ、俺たちがクエスト受けないで道を切り開いたらクエストの横取りになるだろ?だからクエスト受注の手続きだけすぐしてくんないかな。」
「それは構いませんが、セプトは先行するんですか?」
「てか、俺たちもう現地にいるんだよね。流邏石で飛んで来たの。」
「え?」
「俺たちで切り開くからさ、街道の整備は他の冒険者たちで頼むわ。ところでさ、早く手続きしてくんない?」
「あ、はい。ただいま。」
俺と受付嬢のやり取りを聞いて騒然となったギルドを後にし,流邏矢を放ったが作動しなかった。
まじか!流邏矢の射程を越えてたか。一瞬、皆がいる場所に帰れないかと焦ったが、ニアマタギ村のダトウ温泉宿にも流邏石を登録してたことを思い出した。セーフ。
俺は、ダトウ温泉に飛んで、そこから流邏矢でニアの大森林の中にいる皆の元に戻ったのだが…。
目の前にあった森林が消え失せ、先の方まで道が切り開かれていた。
「どうなってんの?」
「アタル兄がクエスト受けに行ってる間、ずーっと待ってるのも手持無沙汰やんか。」
「せやからちょこーとだけな。サキョウと一緒に竜巻を起こしてん。」
「ほんまにちょこっとやったんやで。先っちょだけや。な、ウキョウ。」
「せやで。神さんに誓うて、奥までは入れてへんさかいな。」
「お前ら、どさくさに紛れての、下ネタやめい!」
「「てへ。」」てへじゃねぇっつーの!この次の輪番のとき、奥までぶっ込んでやんよ。
「まあでも、クエストは受けて来たから続きをやるぞ。」
風撃矢と、キョウちゃんズの風属性の陽の術の竜巻で、森林の樹々をなぎ倒しながらしばらく南下すると、街道が森林に飲まれていた部分を脱した。
間もなく道は南と東に分かれていた。この岐路を南に進むとテダノグガ,東に進むとタジャー湖に出る。
タジャー湖は、アタキとリモーカのほぼ中間に位置する淡水湖だ。
タジャー湖の北湖畔を東に進み,タジャー湖を北から東に回り込んで,タジャー湖の東湖畔に来た。この先のタジャー湖の東側一帯はタジャーの町である。
日はそろそろ沈む。タジャーの町の中心部はまだもう少し先だと言うし、今宵は、タジャー湖の湖畔で野営するか。
「タジャーの町の中心部はもう少し先だしさ、そろそろ日が暮れるから、今宵は湖畔で野営にしようぜ。」
そう言う訳で、夕餉の野営飯はいつもの鍋であるが、鍋にぶち込む野菜は…、
「コム、植撃矢。」
『応。』
各種野菜の種を播いて植撃矢を射込むとあっという間に育って収穫。野営で一番ありがたい新鮮野菜を、これでもかとゲット。
ついでに牧草も生やした。頑張って北斗号を引いてくれるノアール、ヴァイス、セールイ、ダークにもご馳走を。4頭が大喜びで牧草を食みだした。
「アタル、考えたわね。ね、サジ。」
こくり。「とても…いい…仕事…。」
サヤ姉とサジ姉が褒めてくれたが…、
「いやいや、このアイディアはシエンだよ。西都から商都への道中で、次ノ宮殿下にシエンが披露したろ。」
「あ!兄上の木の術な。」「あれは魂消たで。」キョウちゃんズが反応した。
鍋に新鮮野菜のブツ切りをこれでもかと投入し、後は道中で狩った獣の肉をブツ切りにしてぶち込んだ。野営飯初日の味付けはお約束のカレーだ。カレー粉を入れると、いい塩梅のトロトロなカレールーが出来上がった。
皆で食う野営飯は旨い。
「いやあ、ほんとにセプトの野営飯は旨いでござるな。」新メンバーのシノブがつくづくと言う。
「まあな。昔から『腹が減っては戦ができぬ。』と言うだろ。経験に基づく先人の格言は、きちんと守らねばな。」
「そうでござるな。忍びのときは粗食であったゆえ、目から鱗でござるよ。」
「粗食も大事だよ。時間を掛けて準備できないときは粗食に頼るしかないしな。でも時間があるときはちゃんとした食事に勝るものはないよ。俺は軍を動かすときもこの方針で行く。だからこそ輜重隊が最重要なんだ。」
「輜重隊のことはぁ、任せてぇ。」
「そうだな。来年の帝居渡りの儀では、騎馬隊とは別に、キノベ陸運をあてにしているぞ。」
「はぁい。」
「糧秣の手配は山髙屋で請け負いますよ。帝居渡りの儀は有事と変わりませんからね。」
「おう、そっちは任せた。よろしく手配を頼むよ。」
「はい。」
「いい月が出て来たな。そう言えば今日は十五夜、満月ではないか?」ホサキが東の空を見上げて、そんなことを呟いた。
日が落ち、東の空に見事な満月が上がっている。皆が美しい満月に見惚れた。
「いいねぇ。野営じゃなければ、月を見ながらキュッと一杯。」
「せやねー。月見酒かいな。温泉に浸かりながら、雪見酒で一杯なんて最高やわあ。」
「温泉か!そう言えば、タジャー湖の北東には温泉があったような…。」
「そうねぇ。ビーチク温泉がぁ、あるわねぇ。アタルの好きなぁ、白濁硫黄泉よぉ。タジャーからならぁ、日帰りでもぉ、行けるわぁ。」流石キノベ陸運の隊長をしていたタヅナ。地理には詳しい。
「明日行こう!コムの攻略も終わってるし、街道復旧も済ませたし、なあに、数日ぐらい寄り道したって構いやしないよ。」
「数日って…アタル兄、日帰りやないの?」
「せっかく来たんだからさ、ゆっくりしようや。」
ビーチク温泉行きが決まった。
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毎週月曜22時に投稿します。
以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「精霊の加護」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739
「母娘丼W」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/265755073
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