射手の統領

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射手の統領106 函府へ帰還

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射手の統領
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№106 函府へ帰還

 翌日、ワカナを発って函府へ戻ることにしたが、ここ数日の北風で流氷が接岸し、北の島航路のワカナ港は封鎖されてしまっている。よって、陸路をテッショの港町まで行く。途中、ヨトミの畜村で1泊だ。

 ちなみに、ワカナは二の島北端西にあるふたつの離島への渡し航路もある。リッチリ島とブレン島だ。
 リッチリ島は、和の国料理の根幹を成す出汁文化の二大巨頭である昆布の重要な生産地として知られている。リッチリ昆布と言えば、昆布の中ではワンランク上なのだ。
 このリッチリ昆布は、和の国の北の島である二の島から、遠く海を隔てた和の国の西の島である三の島の南端の港町でいったん集積され、外つ国にも出荷されていると言うから驚きだ。

 山髙屋ワカナ支店で、このリッチリ昆布を大量に買い付けてから、ワカナを出て陸路を南に進む。北斗号を曳く馬たちは、非常に元気がよく、ワカナを発って雪原をグイグイ進んで行く。
 漆黒の青毛ノアール、純白の白毛ヴァイス、暗色の黒鹿毛ダーク、鈍色の葦毛セールイ、この4頭は北斗号を作ってくれたキノベ本拠のミーブで一緒に育った3歳馬の牡馬で、牡馬の割には気性もおとなしく、4頭の仲がいい。
 ノアールがボス格で、こいつは俺に最初に懐いてくれた俺のお気に入りだ。もちろん他の3頭も気に入っている。
 4頭は北斗号を曳いて、雪原を黙々と進んで行く。それにしても何もない。笑

 見晴らしがいい雪原だが、キョウちゃんズとアキナは式神を飛ばして辺りを警戒している。
 キョウちゃんズは、式神を同時に3体飛ばすと言う離れ業を、極めて普通にやってのける。気力量も人並み外れて抜群なので、まったく疲れを知らない。交互に休めばいいのに、面白いからと言って、ずっとふたりで式神を飛ばし続けている。
 アキナは式神1体を飛ばすのが限界で、1時間ごとに休憩を取っている。これが普通なのだ。キョウちゃんズが規格外なのである。

 途中、魔獣に出会うこともなく順調に進み、夕刻にはヨトミの畜村に着いたので、村の広場での野営の許可を貰いに村長宅へ行った。
「旅の者だが、村長さんはいるかな?」
「俺が村長だべさ。」
「廻船で函府に行くところを流氷が接岸してワカナで立往生してな、臨時寄港地のテッショまで陸路を行くところなんだが、馬車をひと晩、村の広場に停めさせてもらえないだろうか?」
「構わんけど、村の集会場に泊まってもいいべさ。大部屋に雑魚寝だが、集会所には温泉もあるで、ゆっくり浸かって行けばいいっしょ。集会所に泊まるんなら、ひとり銀貨3枚だべさ。
 他に夕餉の賄が要るんなら、ひとり銀貨1枚で鍋の材料だけ渡すっしょ。薪は好きに使っていいから、自分たちで拵えるべさ。つっても囲炉裏の鍋に材料をぶち込むだけだけどよ。」
「じゃあ、それで頼む。8人な。」代金を払おうとすると、
「集会所の集金箱に入れといて。」だそうだ。何ともあっけらかんとしている。踏み倒されたりしないのだろうか?

 その晩、集会所を利用したのは俺たちだけだったから、実質上の貸切である。
 流氷でワカナ港が閉ざされ、テッショ港へ臨時寄港になったときのために、テッショとワカナを結ぶ送迎馬車があるそうで、ここヨトミはその中継地らしい。と言っても、立地的にはテッショ寄りなのだが。
 昨日は廻船の客が泊まってぎゅうぎゅう詰めだったそうだが、今日は送迎馬車自体が来なかったとか。

 集会場の温泉はうっすらと褐色で、湯の表面になんと油が浮いていた。ここヨトミの温泉には石油が含まれているそうだ。実に珍しい泉質だ。村長によると、確かに珍しい泉質だが、似た泉質の温泉はガタニ付近にもあるらしい。
 それより、明日に行くテッショの温泉の方が、もっと珍しい泉質だと言っていた。気になったのでテッショの泉質に着いて尋ねたら、
「明日行くんだから楽しみにしてた方がいいんでないかい?」と、笑って流された。確かに村長の言う通りだ。

 貸切状態だから、皆で入ったのは言うまでもない。油分によるぬるぬるで保湿効果は抜群だ。俺は湯船で、嫁全員を順番に抱え込み、胸を中心に油分を丹念に塗り込んでやった。至福のときであった。

 夕餉は羆鍋だった。囲炉裏の大きな鍋に、羆肉と野菜をドバっとぶち込み、味噌を利かせた野趣溢れる鍋で、非常に旨かった。
 村長は、夜は雑魚寝と言っていたが、俺たちしかいなかったので、ゆったり30人分は布団を敷けるであろう大広間に、俺たち8人分の布団を敷いて寝た。殿様気分だ。笑

 翌日、ヨトミを発って雪原を南に進み、昼過ぎにはテッショに着いた。まず港に行って廻船の運行状況を確かめると、明日の昼に函府行が出ると言うことだった。
 テッショから函府までは、イモル、イッカリ、ワイナ、エッサ、そして函府なので、船内5泊である。が、俺はここで嫁たちに提案した。

「なあ、イッカリでいったん降りて、サホロの町に行ってみないか?函府に匹敵する規模だと言うから、寄ってみたいんだがどうだろう?何か産物があるかもしれないしな。」
「アタル兄、そないなこと言うて、ほんまはサホロビールの生、呑みたいんやないの?」
「え?」やばっ。図星。
「アタル兄、バレバレやで。」
「うっ…。」バレテーラ!苦笑

「まぁ、目的は達したし、少しは寄り道してもいいのではないか?」
「そうねぇ。頑張ったアタルにご褒美ってとこかしら。ね、サジ。」
 こくり。
「いいのか?」
「構いませんよぉ。」
「私も賛成です。」
 なんて素晴らしい嫁たちなんだー。という訳で、いつも通り追加布団2枚の6人部屋を、イッカリまで取った。

 その後、山髙屋テッショ支店へ北斗号を預け、遅めの昼餉を摂り、宿屋に入った。部屋に荷物を置くと早速、温泉である。ヨトミの村長に聞いた、珍しい泉質と言うのが楽しみだ。
 大浴場は当然、男湯と女湯に分かれてるから、俺はひとり男湯に入る。ほう、お湯は黒湯か。ん?なんか臭うぞ。
 おい!マジか?アンモニア臭ぇ…。って、他のお客さんたち、平気で浸かってるじゃないか。恐る恐る入ってみる。やっぱりアンモニア臭がある。きつくはないが、アンモニアだから独特の臭さがある。

 地元っぽい爺さんふたり組がいたから話し掛けてみた。
「ここの湯は、随分、臭うんだな。」
「旅の人かい?ここいらじゃ、温泉ってったらこの臭いが普通なんだべさ。」
「そだな。温泉は黒。で、この臭いだべさ。ほんとか嘘か知らんけど、他んとこだと、白い湯とか赤い湯もあるって言うべさ。」
「そうだな。白湯も赤湯も黒湯もあるが、黒湯はヨード臭が多いな。アンモニア臭は初めてだよ。」
「浸かってたら臭いには慣れるっしょ。」
「したっけ、上がり湯を被り忘れっと、周りん衆が鼻をつままねばならんから、気ぃ付けるべさ。」

 爺さんふたり組は地元の漁師で、遠出したのはサホロまでだそうだ。この爺さんふたりは饒舌だった。珍しい泉質から、この辺の珍しい物や名所へと話が飛ぶ中で、金剛鏑についての話も出て来た。
 ソヤの北限岬には神龍が宿る鏑石があり、神龍の遣いが取りに来るまでの預かり物だとか。もう俺がゲットしちゃったけどね。

 部屋に戻ると皆湯上りでひと心地着いていた。
 今宵は6人部屋とふたり部屋なので、食堂で温泉宿の夕餉を摂った。テッショは、シジミが名産品だとかで、みそ汁に入っているシジミが大層でかくて驚いた。アサリかよ!突っ込みたくなる大きさだった。笑

 その晩は、タヅナと同室。タヅナはねっとり攻めると乱れる。じっくりねっとり大いに乱れさせて、濃密なプレイを夜遅くまで楽しんだのだった。本番は抜きだがね。

 翌日、廻船が出航するのは昼なので、チェックアウトギリギリまで、完全に癖になってしまったアンモニア臭の黒湯温泉を堪能した。
 この臭いのが、なぜ癖になるのか、どうしても分からないのだが。嫁たちも同じことを言っていた。なお、このテッショの温泉は、アンモニア成分も多いが、塩分も多いから、保温効果が抜群である。

 昼餉は港の食堂で、テッショ名産のシジミがたっぷり入ったシジミラーメンを食べ、廻船に乗り込んだ。
 テッショを出航してすぐ、ワカナに流氷を送り込んでいる北風の影響で海が荒れ気味だったため、船酔いに強い俺を除いた、嫁全員がダウンした。と言ってもサジ姉の酔止の術があるから、ひどいことにはなっていない。しかしワカナ入港前に次いで、これで2回目だ。
 嫁たちは早々に布団を敷いて横になっているのだ。おそらく今夜は夕餉も摂れまい。
 嫁たちの船酔い。これは好感度上昇の大チャンスである。横になっている嫁たちのところを順番に回り、濡らしたタオルを渡したり汗を拭いたりと、俺は甲斐甲斐しく嫁たちの世話をした。夜が明ける頃には随分南進したこともあり、波が穏やかになって船の揺れがほとんどなくなった。
 夜通し嫁たちの世話をした俺は、再び大量の好感度ポイントをゲットし、嫁たちの中での俺の株が、またまた大きく上がったのだった。

 明け方に揺れが収まったおかげで、船酔いから復活した嫁たちを連れて、昼餉を摂りに寄港中のイモルの港に下りた。
 昼餉は、廻船の船員のお勧めで、港からちょっと行った所にある、20種類以上のネタを使った特上寿司で有名な寿司屋に行った。寿司も旨かったが、つまみに注文したあん肝が濃厚で旨かった。あん肝はポン酢が定番だが、この店はネギ味噌ダレで、これが旨くて、ついつい和酒を注文してしまった。
 船酔いの嫁たちへの夜通しのお世話と、この和酒のせいで、イモル出航後に、俺は爆睡してしまい、起きたのは、嫁たちが夕餉を終えて、軽く呑んでいるときであった。まあ、当然その呑み会に混ざったけどね。

 翌日の午前中には、順調にイッカリに着き、下船した。イッカリとサホロは半日も掛らない距離なので、そのまま北斗号でサホロへ向かった。冬の二の島では、北斗号はずっとそり板装着で走っている。雪道にそりは絶大な効果を発揮したのだった。

 昼下がりにはサホロに着き、遅めの昼餉は当然…。
 サホロは函府に匹敵する大きな町で、ビールの一大産地としても有名だ。それから味噌ラーメン発祥の地でもある。
 カレーとともに異国由来でありながら、和の国の国民食の地位を確立しているラーメンは、和の国に伝わって来てから後、様々な発展を遂げた。ここサホロでは味噌ラーメンが生まれ、サホロラーメンとして名高い。遅めの昼餉は当然サホロラーメンである。
 俺は、ラーメンは豚骨が好きだが、サホロで豚骨ラーメンを食うほど野暮ではない。当然、注文したのは味噌ラーメンである。
 熱々のラーメンをずずっと啜る。そうそう麺はこの細麺だ。ラーメンには細麺が一番いい。そして、味噌ラーメン独特のコーンやもやしの具である。味噌スープとの相性が抜群だ。もちろん定番の具であるチャーシューにも味噌のスープが滲みている。
 そして替玉だ。俺は替玉のない店はモグリだと思っている。キョウちゃんズも当然のごとく替玉を注文していた。

 午後は町を巡った。まずサホロギルドで流邏石をひとつ登録し、武器のメンテナンスや、温熱石への気力の補充、通常矢や各種薬の購入と装備屋や道具屋を梯子し、最後に寄った山髙屋サホロ支店で面白いものを見付けた。鮭を咥えた木彫羆の工芸品である。妙に心惹かれ、ついつい仕入れてしまった。
 なお、この木彫羆は北の民の工芸品ではないそうだ。北の民が彫る羆は、鮭を咥えてないのだとか。

 夕刻には、キノベ陸運サホロ営業所に北斗号を預け、近くの宿屋を取って、サホロビールの専門店に繰り出した。
 生、黒生などのサホロビールの他に、二の島産の和酒や焼酎やワインもある。料理は何でもあった。
 皆の意見を聞くと、サヤ姉とサジ姉は、毛ガニ、ズワイ、タラバなどのいろんなカニが食べられるカニのコース、ホサキは、生ホタテ、生カキ、ホッキなどの貝づくし、キョウちゃんズは、ジンギスカンコース、アキナは、いくら、生うに、カズノコなどの魚卵づくし、タヅナは大トロ、中トロ、頬トロのマグロトロづくしだった。
 もう、面倒臭いから全部注文したら、店員のお姉さんがびっくりしてた。

 大人嫁たちは大ジョッキで生ビールをグイグイとダイナミックに呷っている。
 ちょっと前までビールは苦くて嫌いと言っていたキョウちゃんズまでビールカクテルならOKと言って、シャンディガフ、レッドアイ、ビターオレンジなどを呑んでいた。いつの間に。
 子供は苦みを嫌うが、大人は平気だと言う。確かに今はこんなに旨いと感じるビールだが、子どもの頃にこっそり呑んでみたときは苦くてダメだった。キョウちゃんズは目下、味覚も成長中らしい。

 しかしなあ、大人嫁たちのこの呑みっぷり、実にいい。ってか、俺をダシに使って、皆、サホロビールを呑みたかったんじゃね?まあいい。深くは追及すまい。
「いやあ、やっぱ本場の生ビールは旨いなあ。今夜はサホロ泊でよかったよ。ほんと、気を遣ってもらって、ありがとな。」
 嫁たちはにこやかに微笑んでいる。ポイントゲット♪

 その晩は、アキナと同室。アキナは眼鏡っ娘に変身し、濃密なプレイを夜遅くまで楽しんだのだった。本番は抜きだがね。

 翌朝は朝イチでサホロを出発し、昼前にはイッカリに着いた。
 イッカリでの昼餉は、もちろんイッカリ鍋だ。昆布出汁の味噌仕立てで、生鮭の身やアラと、野菜をふんだんに入れ、隠し味に酒粕、バターを少々。器にとって山椒をパラリ。で頂くのだ。朝イチのサホロ出発で朝餉が早かったため、空腹だったこともあるのだが、イッカリ鍋は非常に旨かった。

 イッカリを出て翌日はワイナに寄港。ワイナはたらこが特産品のひとつだそうだ。俺はおにぎりの具では、焼たらこが一番好きである。生よりも、炙っただけの半生よりも、よく焼いたたらこが好きなのだ。おにぎりもいいが、熱々ご飯に乗せて、熱い茶を掛けて掻き込む茶漬けもいい。昼餉は焼たらこ茶漬け、さらに、船内食に焼たらこのおにぎりを購入した。

 そして翌日は函府までの最後の寄港地エッサだ。エッサの特産品はニシンだそうで、ニシンそばが有名らしい。ただし、俺はそばは「もり」だと思う。「かけ」は、そばではなくうどんだろう。だから、かけそばにニシンを入れたニシンそばも、俺的にはイマイチでなのである。まあ、それなりには旨かったがね。

 翌朝、爽快な目覚め。嫁たちのムンムンなフェロモンで充満した船室は、マイドラゴンを活性化させている。まったくしょうがない奴だ。
 そしてとうとう今日、廻船は函府に着く。二の島での活動もこれで一段落だ。
 西都でレイの攻略クエストを受けてからひと月ちょっと。暦はすでに如の月から弥の月に変わっている。こちらはまだ冬だが、東都に戻ればもう春の気配が出て来ているだろう。
 そう言えばホサキは弥の月生まれだったな。今日が誕生日のはずだ。朝イチでお祝いを述べて、夕餉のときに皆で祝ってやろう。寝ているホサキを覗き込むと気配を察したのか、すぐに起きた。
「うーん、アタルではないか?何かあったのか?」眠そうに眼をこすっている。
「おはよう。それと誕生日おめでとう。」
「あ、覚えててくれたのか?嬉しいぞ。」ちょっと照れて赤くなるホサキ。かわいい。

 昼前に廻船は函府に着岸し、俺たちは下船した。
 すぐに函府ギルドに行き、ギルマスのトトウにクエスト完了の報告をして、レイ鏑を見せた。それからソヤの北限岬で金剛鏑を入手したことを告げた。

 ギルドを出てから、山髙屋函府支店に行き、皆でそれぞれホサキへの誕生日プレゼントを買った。俺が買ったのはムフフでゴージャスなランジェリーである。
 ムフフでゴージャスなランジェリーは、本当は二の島へ出発する前に、ネグリジェと一緒に購入したかったのだが、嫁たちに却下されていた。誕生日プレゼントとして、俺が買って送る分には却下される筋合いはない!
 これで今夜はホサキと濃厚な夜を過ごすのだ。なお、これのプレゼントが、嫁たちの誕生日の定番として定着するのだった。

 キノベ陸運函府営業所に北斗号を預けた後、宿屋を取って夕餉を摂りに街に出た。今宵は高級料亭でホサキの誕生祝だ。皆でコース料理を堪能した後、宿屋に戻る。本来の輪番はサヤ姉だが、今宵は輪番を入れ替えて、ホサキと同室。

 その後は、ホサキとふたりで濃厚な夜を過ごした。昼に買った俺の誕生日プレゼント、黄色の透け透けランジェリーが大活躍し、誕生日のお祝いに俺が指と舌を駆使して大サービスしたのは言うまでもない。
 マイドラゴンだけが、俺も活躍の場を寄越せと文句を言っていた。苦笑

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設定を更新しました。R4/8/21

更新は月水金の週3日ペースを予定しています。

2作品同時発表です。
「精霊の加護」も、合わせてよろしくお願いします。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739

カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
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