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射手の統領008 婚約発表と初夜?
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射手の統領
Zu-Y
№8 婚約発表と初夜?
成人の試練達成の翌々日、ユノベの館の表座敷に主だった家来どもを集め、統領代理の叔父貴たちから家来どもへ、俺の成人の試練の達成と、統領内定が告げられた。
統領就任でなく内定なのは、俺が武者修行に出るからで、帰還まで叔父貴たちが統領代理を継続することも発表された。
そして、俺とサヤ姉、俺とサジ姉の婚約発表である。叔父貴たちはやはり、伯母御たちを通して、トノベとヤクシと話を付けていた。
サヤ姉とサジ姉を俺の成人の試練の介添とし、そのまま成人の試練の達成を機に、俺たちの同意があれば、婚約にまでもって行くと言う話だったそうだ。ほぼ俺の読み通りの展開である。
もっとも、俺たちの同意があれば、と言う条件は正直言って意外だった。しかしそれは、俺たちが若いせいかもしれない。20代になっていれば、有無を言わさず政略結婚だった可能性は十分考えられる。
試練達成の翌朝には、トノベやヤクシに対して、この件の早馬が出されていた。早馬は昨日のうちに着いているだろう。トノベとヤクシでも今日のうちには家来どもに発表しているだろうな。
その他有力諸家にも、今日中には、この件に関する書状が届くはずだ。
今日1日は、統領内定と婚約の宴となった。俺は家来たちに請われるまま、弓矢による雷属性攻撃の雷撃矢を披露し、家来どもの度肝を抜いた。
「若!これほどとは…。」
「今まで属性攻撃はオミョシの占有であったが、これからはユノベ一党も一目置かれような。」
「使えるのは若だけだがな。」
「しかし黄金龍とは恐ろしいの。」
「その黄金龍を従えた若はわしらの誇りじゃ。」
「先の統領も、あの攻撃から家来を庇ったのじゃから、真の勇者よの。」
「先の統領にも、若のこの立派なお姿を見せたかったのう。」
雷撃矢のおかげで、家来どもから褒めそやされつつ、初めて口にした酒は大層旨かった。俺は結構いける口らしい。俺は勧められるまま呑んだが、さすがに、サヤ姉とサジ姉は程々にしかにしか呑んでいない。
再度、雷撃矢をせがまれたが、
「呑んでの雷撃矢は危険だからやらぬ。」
と言うと、
「さすが若じゃ!」
と、また褒められる。当たり前のことを言っただけなんだがな。
明日の出発に向け、早めに宴を切り上げた。そう、明日の出発に向けてである!
「若ー、いよいよじゃのー。」
「若ー、お気張りなされよー。」
「若ー、おなごは最初が肝心じゃぞー」
「若ー、ふたりまとめてとは豪勢じゃのー。」
家来どもめ、酔っぱらってるから言いたい放題だな。無礼講だしな。これだけ弄りまくられてるのに、正直悪い気はしないなー。
俺たちはそのまま湯殿に向かう。
「アタルは白湯よね?」
「あぁ。」
「私たちは赤湯に入るわ。ね?サジ。」
こくり。
「婚約したら一緒に入るって約束だったよな。」
俺はふたりの手をつかんで白湯に向かう。さしたる抵抗もせずついて来るふたり。
俺は、脱衣所でとっとと脱ぐと早々に白湯に浸かった。しばらくしてからふたりはタオルを巻いて恐る恐る入って来た。初々しい。
いつものポジション、弓手側にサヤ姉、馬手側にサジ姉。タオルを巻いたまま深々と湯船に浸かったふたりからタオルを剥いで、弓手はサヤ姉の左肩に、馬手はサジ姉の右肩に回した。両の腕でひとりずつ肩を抱いた状態である。
まさに両手に花である♪
さてさて、双丘の頂は…どれどれ、ムフフ。…あらら?ユノベの白湯は濃いので湯の中は見えない。うーん残念。
俺は、肩に回した弓手でサヤ姉を、馬手でサジ姉を更に引き寄せた。これで密着だ!
両の手を、それぞれ肩からふたりの二の腕に沿って下ろし、背中からウエストに回した状態の腕で、ふたりを抱え込んだ。今、両の手はそれぞれふたりの臍のあたりにある。
それからゆっくりじわじわと臍からみぞおちへ指を這わせ、小振りな双丘の麓に到着。いよいよこれから双丘登山だ。指が登山を開始すると、身を固めるふたり。
マイサンはイキり立ち、マイドラゴンに変身している。ホワイトブレスを噴く準備万端だ。
どちらも小振りな双丘なので、すぐに頂へ到着。ポチリを弄くるとすぐに固くなって来た。
「「んっ、んっ、くっふぅ。」」おー、悩ましい吐息だ。
あれ?あれれ?何かクラクラする。なんだか急に酒が回って来たみたいだぞ。ここで?まさかここで?このタイミングで、ですかぁ…。ボーっと…なって…来た…。
翌朝、俺は自室のベッドで目覚めた。裸である。んでもって、マイサンはイキり立ってマイドラゴンに変身していた。俺は今にもホワイトブレスを吐き出しそうなマイドラゴンを見つめ…、
「おい、お前。昨夜の白湯からそのままか?せっかく初陣のチャンスだったのに、悪いことをしたなぁ。」
んなわきゃねーだろ、朝の生理現象だ!ってもうひとりの自分から激しいツッコミ入れられた気がした。
~~サヤ・サジ目線:昨夜の白湯にて~~
「「んっ、んっ、くっふぅ。」」
やだやだ、変な声が出ちゃう。
体の…芯が…私…変…。
頂を弄んでいたアタルの指の動きが止まった。そして脱力して離れてゆく。
「「?」」
「ちょっと、アタル?」
「まさか…のぼせた…?」
「嘘でしょう?その気にさせて、覚悟させて、なによ!」
「信じ…られ…ない…。」
「のぼせたんなら、湯から上げないと。ね?サジ。」
こくり。
湯船から全裸のアタルを引きずり出す全裸のサヤとサジ。シュールとしか言いようがない光景だ。
いったんアタルを湯殿の床に寝かせて、無言のまま脱衣所で体を拭いて服を着るふたり。怒りのオーラが全身に漲っている。仮に誰かいたとしても、決して声を掛けられる雰囲気ではない。
アタルのところに戻り、寝かせたアタルの両脇にしゃがみこんで、甲斐甲斐しく全身を拭いている。アタルズドラゴンは、くたっとなって変身を解き、アタルズサンに戻っていた。
「まったく。私たちがいなきゃ、アタルはダメね。」
「いつの…間にか…私たちより…大きく…なったのに…手間が…掛かるのは…昔の…まんま…。」
「「ふふふ」」もう、笑うしかないのであろう。
ここ最近の頼もしいアタルに、ふたりは彼女目線になりつつあったのだが、この一件ですっかり姉目線に戻ってしまった。そう、ふたりの、彼女としての怒りは、姉としての微笑ましさへと昇華してしまったのだ。
~~アタル目線~~
昨夜はまったくもって一生の不覚だ。白湯で眠りこけて、サヤ姉とサジ姉に部屋まで運ばれたのだろう。しかも全裸で。マイサン、いや、マイドラゴンを目撃されたに違いない。もう、ふたりに合わせる顔がない。…ふたりに会ったら、とっとと謝っちまおぅ。
朝餉を摂りに食堂に行くと、サヤ姉とサジ姉に会った。気まずい…。
「サヤ姉、サジ姉、おはよう。」
「あら、アタル、大丈夫?」
「頭…痛く…ない…?」
「なんか俺、湯で眠っちゃったみたいで…。」
ジト目を向けて来るふたり。見事にシンクロしてる。怖い怖い。
「サジとふたりで部屋まで運んだわよ。」やっぱりね。
「服…着せる…余裕…なかった…。」だよねー。
「さすがに宴に助けを求めには行けなかったわ。」そりゃそうだわな。
「次期…統領の…威厳は…大切…。」思わずふたりに手を合わせる。
「だよなぁ。婚約の日に酒呑み過ぎて、風呂で寝こけて、裸で嫁ふたりに運ばれるたぁ、一生の不覚。ほんっとーに、申し訳ないです。」深々と頭を下げる俺。
「おかげでこちらはさみしくふたりで寝たわ。ね?サジ。」
こくり。
「覚悟…してた…のに…。ね…?サヤ…。」
「そうね。私も昨日は覚悟してたわよ。私たちの覚悟、どうしてくれるのよ?」
「ほんっとーに、申し訳ありませんでした。この埋め合わせは、今夜にでも必ず…。」
「甘いわね。逃がしたチャンスは大きいのよ。婚儀まではお預けね。反省なさいな。ね?サジ。」
こくり。
「そんな、殺生な…。」思わず出ちゃたこのセリフ。
あー、俺、婚約したてで尻に敷かれちまった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
更新は月水金の週3日ペースを予定しています。
2作品同時発表です。
「精霊の加護」も、合わせてよろしくお願いします。https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739
Zu-Y
№8 婚約発表と初夜?
成人の試練達成の翌々日、ユノベの館の表座敷に主だった家来どもを集め、統領代理の叔父貴たちから家来どもへ、俺の成人の試練の達成と、統領内定が告げられた。
統領就任でなく内定なのは、俺が武者修行に出るからで、帰還まで叔父貴たちが統領代理を継続することも発表された。
そして、俺とサヤ姉、俺とサジ姉の婚約発表である。叔父貴たちはやはり、伯母御たちを通して、トノベとヤクシと話を付けていた。
サヤ姉とサジ姉を俺の成人の試練の介添とし、そのまま成人の試練の達成を機に、俺たちの同意があれば、婚約にまでもって行くと言う話だったそうだ。ほぼ俺の読み通りの展開である。
もっとも、俺たちの同意があれば、と言う条件は正直言って意外だった。しかしそれは、俺たちが若いせいかもしれない。20代になっていれば、有無を言わさず政略結婚だった可能性は十分考えられる。
試練達成の翌朝には、トノベやヤクシに対して、この件の早馬が出されていた。早馬は昨日のうちに着いているだろう。トノベとヤクシでも今日のうちには家来どもに発表しているだろうな。
その他有力諸家にも、今日中には、この件に関する書状が届くはずだ。
今日1日は、統領内定と婚約の宴となった。俺は家来たちに請われるまま、弓矢による雷属性攻撃の雷撃矢を披露し、家来どもの度肝を抜いた。
「若!これほどとは…。」
「今まで属性攻撃はオミョシの占有であったが、これからはユノベ一党も一目置かれような。」
「使えるのは若だけだがな。」
「しかし黄金龍とは恐ろしいの。」
「その黄金龍を従えた若はわしらの誇りじゃ。」
「先の統領も、あの攻撃から家来を庇ったのじゃから、真の勇者よの。」
「先の統領にも、若のこの立派なお姿を見せたかったのう。」
雷撃矢のおかげで、家来どもから褒めそやされつつ、初めて口にした酒は大層旨かった。俺は結構いける口らしい。俺は勧められるまま呑んだが、さすがに、サヤ姉とサジ姉は程々にしかにしか呑んでいない。
再度、雷撃矢をせがまれたが、
「呑んでの雷撃矢は危険だからやらぬ。」
と言うと、
「さすが若じゃ!」
と、また褒められる。当たり前のことを言っただけなんだがな。
明日の出発に向け、早めに宴を切り上げた。そう、明日の出発に向けてである!
「若ー、いよいよじゃのー。」
「若ー、お気張りなされよー。」
「若ー、おなごは最初が肝心じゃぞー」
「若ー、ふたりまとめてとは豪勢じゃのー。」
家来どもめ、酔っぱらってるから言いたい放題だな。無礼講だしな。これだけ弄りまくられてるのに、正直悪い気はしないなー。
俺たちはそのまま湯殿に向かう。
「アタルは白湯よね?」
「あぁ。」
「私たちは赤湯に入るわ。ね?サジ。」
こくり。
「婚約したら一緒に入るって約束だったよな。」
俺はふたりの手をつかんで白湯に向かう。さしたる抵抗もせずついて来るふたり。
俺は、脱衣所でとっとと脱ぐと早々に白湯に浸かった。しばらくしてからふたりはタオルを巻いて恐る恐る入って来た。初々しい。
いつものポジション、弓手側にサヤ姉、馬手側にサジ姉。タオルを巻いたまま深々と湯船に浸かったふたりからタオルを剥いで、弓手はサヤ姉の左肩に、馬手はサジ姉の右肩に回した。両の腕でひとりずつ肩を抱いた状態である。
まさに両手に花である♪
さてさて、双丘の頂は…どれどれ、ムフフ。…あらら?ユノベの白湯は濃いので湯の中は見えない。うーん残念。
俺は、肩に回した弓手でサヤ姉を、馬手でサジ姉を更に引き寄せた。これで密着だ!
両の手を、それぞれ肩からふたりの二の腕に沿って下ろし、背中からウエストに回した状態の腕で、ふたりを抱え込んだ。今、両の手はそれぞれふたりの臍のあたりにある。
それからゆっくりじわじわと臍からみぞおちへ指を這わせ、小振りな双丘の麓に到着。いよいよこれから双丘登山だ。指が登山を開始すると、身を固めるふたり。
マイサンはイキり立ち、マイドラゴンに変身している。ホワイトブレスを噴く準備万端だ。
どちらも小振りな双丘なので、すぐに頂へ到着。ポチリを弄くるとすぐに固くなって来た。
「「んっ、んっ、くっふぅ。」」おー、悩ましい吐息だ。
あれ?あれれ?何かクラクラする。なんだか急に酒が回って来たみたいだぞ。ここで?まさかここで?このタイミングで、ですかぁ…。ボーっと…なって…来た…。
翌朝、俺は自室のベッドで目覚めた。裸である。んでもって、マイサンはイキり立ってマイドラゴンに変身していた。俺は今にもホワイトブレスを吐き出しそうなマイドラゴンを見つめ…、
「おい、お前。昨夜の白湯からそのままか?せっかく初陣のチャンスだったのに、悪いことをしたなぁ。」
んなわきゃねーだろ、朝の生理現象だ!ってもうひとりの自分から激しいツッコミ入れられた気がした。
~~サヤ・サジ目線:昨夜の白湯にて~~
「「んっ、んっ、くっふぅ。」」
やだやだ、変な声が出ちゃう。
体の…芯が…私…変…。
頂を弄んでいたアタルの指の動きが止まった。そして脱力して離れてゆく。
「「?」」
「ちょっと、アタル?」
「まさか…のぼせた…?」
「嘘でしょう?その気にさせて、覚悟させて、なによ!」
「信じ…られ…ない…。」
「のぼせたんなら、湯から上げないと。ね?サジ。」
こくり。
湯船から全裸のアタルを引きずり出す全裸のサヤとサジ。シュールとしか言いようがない光景だ。
いったんアタルを湯殿の床に寝かせて、無言のまま脱衣所で体を拭いて服を着るふたり。怒りのオーラが全身に漲っている。仮に誰かいたとしても、決して声を掛けられる雰囲気ではない。
アタルのところに戻り、寝かせたアタルの両脇にしゃがみこんで、甲斐甲斐しく全身を拭いている。アタルズドラゴンは、くたっとなって変身を解き、アタルズサンに戻っていた。
「まったく。私たちがいなきゃ、アタルはダメね。」
「いつの…間にか…私たちより…大きく…なったのに…手間が…掛かるのは…昔の…まんま…。」
「「ふふふ」」もう、笑うしかないのであろう。
ここ最近の頼もしいアタルに、ふたりは彼女目線になりつつあったのだが、この一件ですっかり姉目線に戻ってしまった。そう、ふたりの、彼女としての怒りは、姉としての微笑ましさへと昇華してしまったのだ。
~~アタル目線~~
昨夜はまったくもって一生の不覚だ。白湯で眠りこけて、サヤ姉とサジ姉に部屋まで運ばれたのだろう。しかも全裸で。マイサン、いや、マイドラゴンを目撃されたに違いない。もう、ふたりに合わせる顔がない。…ふたりに会ったら、とっとと謝っちまおぅ。
朝餉を摂りに食堂に行くと、サヤ姉とサジ姉に会った。気まずい…。
「サヤ姉、サジ姉、おはよう。」
「あら、アタル、大丈夫?」
「頭…痛く…ない…?」
「なんか俺、湯で眠っちゃったみたいで…。」
ジト目を向けて来るふたり。見事にシンクロしてる。怖い怖い。
「サジとふたりで部屋まで運んだわよ。」やっぱりね。
「服…着せる…余裕…なかった…。」だよねー。
「さすがに宴に助けを求めには行けなかったわ。」そりゃそうだわな。
「次期…統領の…威厳は…大切…。」思わずふたりに手を合わせる。
「だよなぁ。婚約の日に酒呑み過ぎて、風呂で寝こけて、裸で嫁ふたりに運ばれるたぁ、一生の不覚。ほんっとーに、申し訳ないです。」深々と頭を下げる俺。
「おかげでこちらはさみしくふたりで寝たわ。ね?サジ。」
こくり。
「覚悟…してた…のに…。ね…?サヤ…。」
「そうね。私も昨日は覚悟してたわよ。私たちの覚悟、どうしてくれるのよ?」
「ほんっとーに、申し訳ありませんでした。この埋め合わせは、今夜にでも必ず…。」
「甘いわね。逃がしたチャンスは大きいのよ。婚儀まではお預けね。反省なさいな。ね?サジ。」
こくり。
「そんな、殺生な…。」思わず出ちゃたこのセリフ。
あー、俺、婚約したてで尻に敷かれちまった。
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2作品同時発表です。
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