【完結】義妹とやらが現れましたが認めません。〜断罪劇の次世代たち〜
侯爵令嬢のセシリアのもとに、ある日突然、義妹だという少女が現れた。
彼女はメリル。父親の友人であった彼女の父が不幸に見舞われ、親族に虐げられていたところを父が引き取ったらしい。
だがこの女、セシリアの父に欲しいものを買わせまくったり、人の婚約者に媚を打ったり、夜会で非常識な言動をくり返して顰蹙を買ったりと、どうしようもない。
「お義姉さま!」 . .
「姉などと呼ばないでください、メリルさん」
しかし、今はまだ辛抱のとき。
セシリアは来たるべき時へ向け、画策する。
──これは、20年前の断罪劇の続き。
喜劇がくり返されたとき、いま一度鉄槌は振り下ろされるのだ。
※ご指摘を受けて題名を変更しました。作者の見通しが甘くてご迷惑をおかけいたします。
旧題『義妹ができましたが大嫌いです。〜断罪劇の次世代たち〜』
※初投稿です。話に粗やご都合主義的な部分があるかもしれません。生あたたかい目で見守ってください。
※本編完結済みで、毎日1話ずつ投稿していきます。
彼女はメリル。父親の友人であった彼女の父が不幸に見舞われ、親族に虐げられていたところを父が引き取ったらしい。
だがこの女、セシリアの父に欲しいものを買わせまくったり、人の婚約者に媚を打ったり、夜会で非常識な言動をくり返して顰蹙を買ったりと、どうしようもない。
「お義姉さま!」 . .
「姉などと呼ばないでください、メリルさん」
しかし、今はまだ辛抱のとき。
セシリアは来たるべき時へ向け、画策する。
──これは、20年前の断罪劇の続き。
喜劇がくり返されたとき、いま一度鉄槌は振り下ろされるのだ。
※ご指摘を受けて題名を変更しました。作者の見通しが甘くてご迷惑をおかけいたします。
旧題『義妹ができましたが大嫌いです。〜断罪劇の次世代たち〜』
※初投稿です。話に粗やご都合主義的な部分があるかもしれません。生あたたかい目で見守ってください。
※本編完結済みで、毎日1話ずつ投稿していきます。
あなたにおすすめの小説
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
実家から絶縁されたので好きに生きたいと思います
榎夜
ファンタジー
婚約者が妹に奪われた挙句、家から絶縁されました。
なので、これからは自分自身の為に生きてもいいですよね?
【ご報告】
書籍化のお話を頂きまして、31日で非公開とさせていただきますm(_ _)m
発売日等は現在調整中です。
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
婚約破棄され森に捨てられました。探さないで下さい。
拓海のり
ファンタジー
属性魔法が使えず、役に立たない『自然魔法』だとバカにされていたステラは、婚約者の王太子から婚約破棄された。そして身に覚えのない罪で断罪され、修道院に行く途中で襲われる。他サイトにも投稿しています。
【本編完結】ただの平凡令嬢なので、姉に婚約者を取られました。
138ネコ@書籍化&コミカライズしました
ファンタジー
「誰にも出来ないような事は求めないから、せめて人並みになってくれ」
お父様にそう言われ、平凡になるためにたゆまぬ努力をしたつもりです。
賢者様が使ったとされる神級魔法を会得し、復活した魔王をかつての勇者様のように倒し、領民に慕われた名領主のように領地を治めました。
誰にも出来ないような事は、私には出来ません。私に出来るのは、誰かがやれる事を平凡に努めてきただけ。
そんな平凡な私だから、非凡な姉に婚約者を奪われてしまうのは、仕方がない事なのです。
諦めきれない私は、せめて平凡なりに仕返しをしてみようと思います。
婚約破棄ですか? でしたら貴方様には、その代償を払っていただきますね
柚木ゆず
ファンタジー
婚約者であるクリストフ様は、私の罪を捏造して婚約破棄を宣言されました。
……クリストフ様。貴方様は気付いていないと思いますが、そちらは契約違反となります。ですのでこれから、その代償を受けていただきますね。
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
【完結】クビだと言われ、実家に帰らないといけないの?と思っていたけれどどうにかなりそうです。
まりぃべる
ファンタジー
「お前はクビだ!今すぐ出て行け!!」
そう、第二王子に言われました。
そんな…せっかく王宮の侍女の仕事にありつけたのに…!
でも王宮の庭園で、出会った人に連れてこられた先で、どうにかなりそうです!?
☆★☆★
全33話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
読んでいただけると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
26.母と娘
も三男になってますよ
面白かったです。此れから続編拝見致します。
ご指摘と感想ありがとうございます!
まだ"三男"の生き残りがいましたか⋯直しました!
続編も読んでいただけるとはありがたいです。
またお願いします!
【25. 母と娘 母の憂鬱】
ラザル卿の三男を「まず殺した」とありますが、次男では?
Vitch様、ご指摘ありがとうございます!
ここの辺り"三男"になっていましたね⋯。修正いたしました!
【ヴァリシュ魔法学園の転落】
嫡廃ってなんですか?
廃嫡では?
Vitch様、ご指摘ありがとうございます!
仰る通りです⋯。修正いたしました!
藤乙様、感想ありがとうございます!
メリルはこの先も太々しく生きていくはずです。大金持ちとか有力者の寵妃あたりに収まれればと思います。
なんだか憎めない愛される馬鹿っていますよね。お父様には是非ともそちらの方向を目指してほしいところです。
葵れい様、感想ありがとうございます!
この二人もやっと自分自身を見つめて、この先の生き方を考えて歩んで行くことができそうです。
その後の人生はご想像にお任せする感じになります。
Dai様、感想ありがとうございます!
トリスタンはしっかり地に足つけて頑張っていく⋯はずです。平民騎士隊長にビシバシしごかれて心身ともにたくましくなることでしょう。
マリアナはきっと手を出しちゃならんところにまで手を出したんでしょう。彼女も断罪劇ですべてが狂った一人だなぁと思います。
彼女たちはそれなりに過酷な境遇ながらも、けして恵まれない生まれではありませんでした。だからこそ、本当は生き方をよく考えなければならなかったのですが⋯。
トリスタンもメリルも過去の呪縛をやっと断ち切れたので、これからは自らの力で人生を切り拓いていくことでしょう。
仕立て屋さんまで!ありがとうございます。
無駄に冗長な文になる上に、気分が乗らないとまったく書けないというどうしようもない奴ですが、あたたかく見守ってくださると幸いです。
ルゥ様、初めまして。感想ありがとうございます!
マルクスは⋯スペックは高いだけに活かせなかったのが申し訳ないです⋯。
セシリアの幸せも⋯できれば近日中に⋯!頑張ります。
藤乙様、感想ありがとうございます!
最悪な似たもの親子です⋯。
マリアナは平民のままならのし上がれたかもしれません。貴族社会では簡単に上に昇れるわけもなく、妬ましさに狂うだけでした。
マリアナの馬鹿を探知する嗅覚が優れていたようです⋯。
葵れい様、感想ありがとうございます!
メリルは母親の言動を見ながら学習したようです。
相手を選ぶとか状況を考えるということはわからなかったようで、顰蹙を買うことの方が多かったようですが⋯。
Dai様、感想ありがとうございます!
これでちょうどよかったというお言葉、ありがたいです。
特に断罪劇のあたりは次々と勝手に踊り出すので長引いてしまったもので⋯。
セシリアはもちろん、トリスタンもメリルも本当は被害者なんだよなぁと思いながら書いていました。
この三人はかなり特殊ですが、きっとどんな人も何かしらのしがらみは背負って生きているのだろうと思います。
まさかのサイラス!確かに彼は色々とやらかしまくったくせに、まともに姿も見せずに退場していきましたから⋯。
ちょっとチャレンジしてみます!が、あまり期待はしないでください⋯。
メリルの両親、特に母親のマリアナはそんなタマではありませんとだけ⋯。その辺りは過去話で出てきますが、ちょっと胸糞な感じになるかもしれません。
またちまちま書いていきますので、見かけたらよろしくお願いします!
ぷーたん様、感想ありがとうございます!
大団円?ですかね?どうしようもない人はどうしようもないままですが、これからセシリアを中心に幸せになるはずです。
恋愛なしヒーロー不在でいこうと決めていたので、マルクスもただのお友達で終わりました⋯。期待されていた方もいらしたようで、そこは申し訳なかったです。
セシリアのその後を恋愛ジャンル別作品で書ければいいなぁとは思ってはいますが⋯恋愛ものを書くのは苦手で。あんまり期待はしないでください⋯。
のり太郎様、感想ありがとうございます!
実はそのお話も考えてはおります!
恋愛ジャンルの別作品として投稿したいと思っておりましたが⋯恋愛となるとどうも筆が進まず⋯⋯。
いつになるかはわかりませんが、ある程度目処がついたら投稿したいと思います。
藤乙様、感想ありがとうございます!
メリルはこれにて話からも退場になります。
追放先は何も無い流刑地が一番近いですかね?そのうち番外編か何かで書ければ⋯。
国の滅亡の陰にメリルありとかになったら面白いですね。
Dai様、感想ありがとうございます!
そのあたりのことは、最終話までにはハッキリします。
お楽しみにしてください。
そこだけを見ると、メリルは侯爵の血を引いてる感じがしますね。
特に侯爵は、これがせめて20年前当時なら馬鹿だなぁで済んだのでしょうが、四十路間際くらいにしてこれだと洒落にもなりませんね⋯。
メリルと厳しい取調べは、相性が悪すぎる気がします。彼女はどんな手を使ってでも逃れようとすると思うので。
弟は、少しはお母様の息子であるというところも見せてほしいんですけどね。今のところはお父様の子供だなぁとしか思えないので⋯。
少しは良いところを見せられる⋯?どうでしょう。
実は完結まで書き終えてから投稿しているのです⋯。
軽く修正を加える場合もありますが、よっぽどどうしようもないミスがない限り、毎日定刻で投稿できると思います!
お気遣いありがとうございます。
藤乙様、感想ありがとうございます!
たぶん⋯⋯その通りかもしれません。
まず間違いなく茨の道で、おっしゃる通り大博打でしょうが、覚悟を決めた以上は頑張るつもりなのでしょう。
応援してくれる人もいるはずですし。
なるほど、含み⋯⋯確かに想像の余地を残した方が面白くなりそうですね。
特にお父様は懲りずにまだまだ踊ってくれそうですし。
罪名なんかは、あんまりにも現代日本っぽすぎるなぁと思いましたが、分かりやすさを優先してしまいました。
そこだけ現実的過ぎてなんかファンタジーな世界にそぐわない気がしてしまうので、やっぱり要検討でしたね。
法律的知識とかに詳しくない者なので、色々な考えが聞けてありがたいです!
してしまったことに対する報いは受けるべきだけど⋯さじ加減が難しく。
ヴィオ様、感想ありがとうございます!
お父様はそんなに長い間勾留されません。事実確認して叱られて処罰が下って解放です。本編の書き方に語弊があったかもしれません。申し訳ないです。
実はトリスタンの方があの後ごちゃごちゃしています。
きっとお父様が帰ると執務室の机の上は辞表まみれになっていることでしょう。屋敷が無事だといいのですが。
確かにこの出来事は『フィングレイの茶番劇』と陰で呼ばれてそうですね。特に騎士団内で。
喋らなかった他の騎士たちも、隊長と心は同じでした⋯。隊長よく言ってくれたと思っていることでしょう。
セシリアさんは流れ的に婚約解消な感じになってしまいました⋯。当初の予定では、マルクスはメリルにコロッと引っかかるぼんくらだったので、惜しまれる男になれてよかったです。
それぞれに別の相手が現れる予定です。でも受け入れ難かったらすみません。
お花畑コンビ、お父様はあのままですが、弟の方は少しだけ心境の変化があったようです。あとは、メリルさんはたぶん相変わらずです。
もう少しお付き合いください。
藤乙様、感想ありがとうございます!
お恥ずかしながらその辺りの知識はまったくなく、こんなものかな?で書いているもので⋯詳しい考察をありがとうございます。
説明不足でしたが、弟が連れて行かれたのはサイラス絡みの話を聞くためでもあったようです。だとしても厳しそうな感じですかね。
父は為政者としては完全アウトでしょうね。弟も現実的でないし⋯。妻も家を出た今、悪い輩が擦り寄りそうです。
もともと書き上げていた通りに投稿していきますが⋯藤乙様の睨みと比べると、激甘な処置になりそうです。
ツッコミどころ満載で申し訳ないです。
山村久幸様、感想ありがとうございます!
侯爵家がどうなるかはこの後の話で少し触れます。
お父様があのまま当主として君臨する限り、どこまでも落ちていきそうですよね⋯。
彩斗様、感想ありがとうございます!
これで因縁は終わりにしたいと、ほとんどの人が思っていることでしょう。
弟も今回の件でさすがに目が覚めたことだろうと思います。この後どう生きるかは彼次第ですね。
やべえ。真夜中に一気読みとか、今日も仕事あんのに。二世代に渡る断罪劇面白いです。更新お待ちしてます。
sukeroku様、感想ありがとうございます!
睡眠という多大なる犠牲を払ってまでお読みいただき、ありがたいです。本日のお仕事頑張ってください。
ヴィオ様、感想ありがとうございます!
騎士が美少女を助けようとする王道萌えシチュエーションのはずなのに、まったくときめかない不思議です。
自分の実力がどうとか、そういうのが問題じゃないんです。一矢報いることが重要なんです⋯!たぶん。
弟、状況に酔いまくってるのかもしれません。
トリスタンはいちおう騎士としての実力はあるのですが、態度に難ありで友達はいないようです⋯。集団行動が求められる騎士団においては致命的な欠点です。
弟の行動はもちろん処罰の対象でしょうね。身分が見習いとはいえ騎士であるだけに一番やっちゃならんことです。
きっとこの日の出来事は、『フィングレイの茶番劇』として騎士団内で末永く鉄板の笑い話となることでしょう。
比較的楽な捕り物だと思いきや思わぬ伏兵がありまくりましたが、やっとこさ終わるようです。
彩斗様、感想ありがとうございます!
外面に騙されたとはいえ、ノリノリで乗っかってしまったのでアウトですよね。
果たして彼らはツケを払い切れるのか⋯。
ヴィオ様、ありがとうございます!
空気になってる弟のご指摘助かりました!
メリルは最初から最後まで、フィングレイ侯爵家を踏み台にしか思っていなかったようです。誰も信じていないくせに、自分のために他者を上手く使おうとする、あまりお近づきになりたくないタイプの強かな女性です。
お父様が一番堪えたでしょうね⋯それでも可愛いメリルを護ろうとしたんだという最後の意地すら粉砕されました。
弟の場合は変なプライドだけはあるので、縋ることはしなさそうです。それよりは「戻ってきてもいいんだぜ?」的な上から目線で言ってきそう⋯。
弟は、お勉強は苦手だったようです。もうちょっと先を見通せる力なり、他者の言葉を聞く力なりがあれば、きっと彼の選択は変わっていたんでしょうが。
弟はまだしっかりと現実を見られていないようです。生あたたかい目でもう少し見守ってやってください。
騎士団の皆様の受難はもう少し続きます。
まず間違いなく今回の侯爵家の捕り物での一番の被害者は、ラザル卿率いる第一騎士隊の皆様です。
藤乙様、感想ありがとうございます!
サイラス、年齢的には40手前でしょうか。20年前の断罪劇の処罰に納得できず、ずっと恨みをくすぶらせていたようです⋯。
他の人たちはきっと真面目に反省した人もいるはずだと願いたいです。
レティ様、初めまして。感想ありがとうございます!
お母様の兄君は⋯また出てきます。どんな人物かはその時点でわかると思われます。
20年前の断罪劇に関する幕間がもう一つあったのですが、本編が進まないので後に回しました。本編完結後に公開します!
弟が口を挟まなかったのは作者の失態です⋯。本筋に障りのない程度に加筆して存在感を出しておきます。
ちなみに、弟はこの後活躍される予定です。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。