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第三章
14 精霊たちの檻
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精霊堂の外は、芝の植えられた公園だった。
アラカステルには、意外と公園が多い。
煙に汚染された空気が多少なりとも草木のおかげできれいになればいいと思っているのか、それともただ単に昔からある公園がそのまま残されているだけなのかはわからない。
マーサンが先導し、俺を囲むようにして前後左右を男が歩いている。
更に道沿いにも定間隔に男が立ち、こちらを監視している。
みなそろいの制服を着て、顔の半分に覆面をしているので、メ・ルトロの構成員だとすぐにわかる。腰
には短剣、肩には銃。なんとも物騒な装備だ。
やがて前方に二階建ての、赤煉瓦でできた建物が見えてきた。
手前にある大きな門が、誰も触れていないのにすうっと開く。
精霊の気配を微かに感じる。
ポーチェではない。
マーサンは複数の精霊と契約をしているのかもしれない。
精霊を助け出すと決意した。
けれどその方法はまだ見つかっていない。
建物の玄関の扉も、誰が触れることもなく開く。
一歩踏み込み、俺は周囲を見渡した。
ロビーは広く、吹き抜けになっている。
見上げると天井にはガラス製の大きな照明器具がぶら下がっている。
二階へと続く階段の手すりは見事に磨きぬかれ、床にはひと目で高級だとわかる絨毯が敷かれている。
自然と精霊を愛するこの団体には、随分と余分な金があるようだ。
「こちらだよ」
マーサンが振り返り、足を止めていた俺を促す。
マーサンはロビーの右手側の廊下を進んでゆく。
俺は慌ててあとを追った。
廊下はそれほど長くない。
突き当たりに扉がある。
一見、なんの変哲もない普通の扉だ。
けれどその扉とその向こう側からは、確かに精霊の気配を感じる。
ただ、それだけではなかった。
俺は思わずごくりと唾を呑み込んだ。
部屋を包み込む強大な力を感じる。
昔のツァルほどではないにしろ、今のこの時代にこれだけの力をもつ精霊が残っているというのは驚きだった。
そう、ツァルが本来の力を使えれば、おそらくこの部屋を覆っている精霊の力を排除できるはずだ。
もしくはそれと同等の力の持ち主……つまりアスィの力を借りることが出来れば。
けれどそれはできない。
今のツァルは力を使えず、アスィはサリアを連れてペリュシェスを目指しているのだから。
「ジンヌ、ここを開けてくれるかい?」
返事はない。
けれど呼応するように、扉がゆっくりと開いてゆく。
扉の隙間から射しこむまぶしい光に、俺は思わず目を細めた。
眼前に現れたのは、緑溢れる光の部屋だった。
マーサンが部屋の中へと踏み込んでゆく。
俺は慌ててそれに続いた。
室内は暖かかった。
床はむき出しの地面で芝が生えている。
部屋の中央には大きな樹木が生えている。
天井を仰ぐと、鉄枠が張り巡らされ、透明なガラスがはめ込まれているのが見えた。
この鉄枠が、ポーチェの言っていた精霊を捕らえる檻なのだろう。
樹木よりも更に高い場所にガラスの天井がある。
正面、両脇の壁もガラスで作られている。
どうりで明るいわけだ。
そして、室内には予想以上に多くの精霊がいた。
二十は下らない。
街にひとりもいなかったのは精霊の寄る辺の精霊樹が弱っていることだけが原因ではなかったらしい。
けれどどの精霊も元気はなく、気配から随分と弱っているのが感じられる。
獣の姿をした者は地面に横たわりぴくりとも動かず、鳥や蝶などもみな枝にとまっている。
存在が弱まり、その姿が透けてしまっている者もいる。
いくら自然を多く配置しているとはいえ、室内に閉じ込められているという事実に変わりはない。
しかも他の多くの精霊と共にだ。
精霊は飯を食べないけれど、何かしらを自らの力に変換して自分の存在を保っている。
太陽の光だったり、人々の想いだったりと、その源はそれぞれ異なるけれど、この室内ではそれらの供給がひどく制限されているようだった。
おそらく、この部屋はガラスの壁以外にジンヌが張り巡らせた目に見えない壁にも囲まれていて、それが供給量を調整している。
『大丈夫、なのか?』
ツァルの擦れた声が脳内に響く。
「もちろんさ。まだみんな存在しているよ。もし君が彼らを救いたいと思うのなら、早く契約を交わすのが一番だと思うけどね」
マーサンがしれっと言う。
もちろんそんなわけはない。
この部屋の外に逃がす以上に精霊のためになることはない。
「あんたは、いったい何人の精霊と契約をしているんだ?」
「僕はそうだね、今は五人かな」
五人。
随分と多い。
五つの契約をするということは、自分の何かを五つ差し出したということだ。
精霊の力を借りるために、自分の持っている何かを差し出す。
けれど人間には失って平気なものなど意外に少ない。
こいつは「檻から出す」ことを交換条件に自分は何も差し出さず、精霊の力を借りることを可能にしている。
「他にも、精霊と契約している者がいるのか?」
「数人しかいない。君の仲間の少女のことは、現在追跡中だけれどね」
追跡中ということは、まだ捕らえられていないということだ。
ほっと安堵する。
「あの子には手を出すな」
「君がふたり分働いてくれるのなら、諦めてもいいよ」
『クルス、サリアたちは大丈夫だ。信じろ』
「わかってる。もちろん答えは否だ。何度も言うけど、俺にはあんたたちの仲間になる気はない」
「ここの精霊を見捨てることが、君にできるのかい?」
「そんなことはしない」
マーサンがくくっと喉を鳴らして笑った。
わかってる。
今の俺には、精霊を助け出す手段がないことくらい。
ジンヌという、この部屋を守っている精霊をなんとかしない限り、道は開けない。
そもそも、何故マーサンは俺をここに連れてきたんだ?
拘束せず、俺の怪我を治してまで。
この男の……メ・ルトロの目的は、いったいなんなんだ?
俺は、得体の知れない男の顔をじっと観察した。
けれどその表情からは、男がなにを考えているのかを感じとることはできなかった。
アラカステルには、意外と公園が多い。
煙に汚染された空気が多少なりとも草木のおかげできれいになればいいと思っているのか、それともただ単に昔からある公園がそのまま残されているだけなのかはわからない。
マーサンが先導し、俺を囲むようにして前後左右を男が歩いている。
更に道沿いにも定間隔に男が立ち、こちらを監視している。
みなそろいの制服を着て、顔の半分に覆面をしているので、メ・ルトロの構成員だとすぐにわかる。腰
には短剣、肩には銃。なんとも物騒な装備だ。
やがて前方に二階建ての、赤煉瓦でできた建物が見えてきた。
手前にある大きな門が、誰も触れていないのにすうっと開く。
精霊の気配を微かに感じる。
ポーチェではない。
マーサンは複数の精霊と契約をしているのかもしれない。
精霊を助け出すと決意した。
けれどその方法はまだ見つかっていない。
建物の玄関の扉も、誰が触れることもなく開く。
一歩踏み込み、俺は周囲を見渡した。
ロビーは広く、吹き抜けになっている。
見上げると天井にはガラス製の大きな照明器具がぶら下がっている。
二階へと続く階段の手すりは見事に磨きぬかれ、床にはひと目で高級だとわかる絨毯が敷かれている。
自然と精霊を愛するこの団体には、随分と余分な金があるようだ。
「こちらだよ」
マーサンが振り返り、足を止めていた俺を促す。
マーサンはロビーの右手側の廊下を進んでゆく。
俺は慌ててあとを追った。
廊下はそれほど長くない。
突き当たりに扉がある。
一見、なんの変哲もない普通の扉だ。
けれどその扉とその向こう側からは、確かに精霊の気配を感じる。
ただ、それだけではなかった。
俺は思わずごくりと唾を呑み込んだ。
部屋を包み込む強大な力を感じる。
昔のツァルほどではないにしろ、今のこの時代にこれだけの力をもつ精霊が残っているというのは驚きだった。
そう、ツァルが本来の力を使えれば、おそらくこの部屋を覆っている精霊の力を排除できるはずだ。
もしくはそれと同等の力の持ち主……つまりアスィの力を借りることが出来れば。
けれどそれはできない。
今のツァルは力を使えず、アスィはサリアを連れてペリュシェスを目指しているのだから。
「ジンヌ、ここを開けてくれるかい?」
返事はない。
けれど呼応するように、扉がゆっくりと開いてゆく。
扉の隙間から射しこむまぶしい光に、俺は思わず目を細めた。
眼前に現れたのは、緑溢れる光の部屋だった。
マーサンが部屋の中へと踏み込んでゆく。
俺は慌ててそれに続いた。
室内は暖かかった。
床はむき出しの地面で芝が生えている。
部屋の中央には大きな樹木が生えている。
天井を仰ぐと、鉄枠が張り巡らされ、透明なガラスがはめ込まれているのが見えた。
この鉄枠が、ポーチェの言っていた精霊を捕らえる檻なのだろう。
樹木よりも更に高い場所にガラスの天井がある。
正面、両脇の壁もガラスで作られている。
どうりで明るいわけだ。
そして、室内には予想以上に多くの精霊がいた。
二十は下らない。
街にひとりもいなかったのは精霊の寄る辺の精霊樹が弱っていることだけが原因ではなかったらしい。
けれどどの精霊も元気はなく、気配から随分と弱っているのが感じられる。
獣の姿をした者は地面に横たわりぴくりとも動かず、鳥や蝶などもみな枝にとまっている。
存在が弱まり、その姿が透けてしまっている者もいる。
いくら自然を多く配置しているとはいえ、室内に閉じ込められているという事実に変わりはない。
しかも他の多くの精霊と共にだ。
精霊は飯を食べないけれど、何かしらを自らの力に変換して自分の存在を保っている。
太陽の光だったり、人々の想いだったりと、その源はそれぞれ異なるけれど、この室内ではそれらの供給がひどく制限されているようだった。
おそらく、この部屋はガラスの壁以外にジンヌが張り巡らせた目に見えない壁にも囲まれていて、それが供給量を調整している。
『大丈夫、なのか?』
ツァルの擦れた声が脳内に響く。
「もちろんさ。まだみんな存在しているよ。もし君が彼らを救いたいと思うのなら、早く契約を交わすのが一番だと思うけどね」
マーサンがしれっと言う。
もちろんそんなわけはない。
この部屋の外に逃がす以上に精霊のためになることはない。
「あんたは、いったい何人の精霊と契約をしているんだ?」
「僕はそうだね、今は五人かな」
五人。
随分と多い。
五つの契約をするということは、自分の何かを五つ差し出したということだ。
精霊の力を借りるために、自分の持っている何かを差し出す。
けれど人間には失って平気なものなど意外に少ない。
こいつは「檻から出す」ことを交換条件に自分は何も差し出さず、精霊の力を借りることを可能にしている。
「他にも、精霊と契約している者がいるのか?」
「数人しかいない。君の仲間の少女のことは、現在追跡中だけれどね」
追跡中ということは、まだ捕らえられていないということだ。
ほっと安堵する。
「あの子には手を出すな」
「君がふたり分働いてくれるのなら、諦めてもいいよ」
『クルス、サリアたちは大丈夫だ。信じろ』
「わかってる。もちろん答えは否だ。何度も言うけど、俺にはあんたたちの仲間になる気はない」
「ここの精霊を見捨てることが、君にできるのかい?」
「そんなことはしない」
マーサンがくくっと喉を鳴らして笑った。
わかってる。
今の俺には、精霊を助け出す手段がないことくらい。
ジンヌという、この部屋を守っている精霊をなんとかしない限り、道は開けない。
そもそも、何故マーサンは俺をここに連れてきたんだ?
拘束せず、俺の怪我を治してまで。
この男の……メ・ルトロの目的は、いったいなんなんだ?
俺は、得体の知れない男の顔をじっと観察した。
けれどその表情からは、男がなにを考えているのかを感じとることはできなかった。
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