俺は自由になってやる!~眼球の中を漂う口うるさい精霊から解放されるための旅~

俺の瞳の中には、糸くずのような精霊ツァルが棲みついている。
視界を漂うそいつはすごく目障りだし、いちいち口うるさくてうっとうしい。

逆らえば記憶を喰うと脅されて、俺は仕方なくツァルに言われるまま、旅をしているわけだけれど――。

ツァルの目的が達成されれば、俺は解放されて自由になれる!

ツァルは自らの目的を達するため、俺は自由の身を得るために。
俺たちは旅の終わりを目指す!

※この小説は小説家になろうさんで完結済みです
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,068 位 / 192,068件 ファンタジー 44,603 位 / 44,603件

あなたにおすすめの小説

『リビング・ドール』(仮題)

日傘差すバイト
ファンタジー
  墓地に埋葬された少女、テスタ。 しかし親族は、涙を流すどころか、葬儀に協力すらしない。 無情の葬儀は終わりを告げ。 幾日かが経過したころ。 墓地から、白い手が地面を突き破って現れた。 さかのぼって5年前。 テスタは、両親を亡くし親戚に引き取られてきた。 母の手作りの人形だけが心のよりどころで。 宝物で友達だった。 しかしある時。 人形と話をするテスタの行動を、奇行だと気味悪がる 屋敷の住人が、人形を森の奥に捨ててしまう。 だが、人形は戻ってきた。 自分の意志で。

ジャンヌ・ガーディクスの世界

西野 うみれ
ファンタジー
近くで戦闘勝利があるだけで経験値吸収。戦わずして最強になる見習い僧侶ジャンヌの成長物語。 オーガーやタイタン、サイクロプロス、ヘカトンケイレスなど巨人が治める隣国。その隣国と戦闘が絶えないウッドバルト王国に住むジャンヌ。まだ見習い僧兵としての彼は、祖父から譲り受けた「エクスペリエンスの指輪」により、100メートル以内で起こった戦闘勝利の経験値を吸収できるようになる。戦わずして、最強になるジャンヌ。いじめられっ子の彼が強さを手に入れていく。力をつけていくジャンヌ、誰もが無意識に使っている魔法、なかでも蘇生魔法や即死魔法と呼ばれる生死を司る魔法があるのはなぜか。何気なく認めていた魔法の世界は、二章から崩れていく。 全28話・二章立てのハイファンタジー・SFミステリーです。

〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。

藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった…… 結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。 ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。 愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。 *設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 *全16話で完結になります。 *番外編、追加しました。

小国の王女ですが、とりあえず逃げてみた(無計画

たんぽぽ
ファンタジー
村々に攻めてきて穀物やら家畜を奪っていく遊牧民の野蛮な一族に、歴代の王はいつも頭を悩ませていた。 ある年、珍しく使者を名乗る者がやってきた。新たな長に代替わりしたという。 今後は小国に攻め入ることをやめる→素晴らしい  ただの口約束では裏切るかもしれない→まあわかる  婚姻で双方の絆を深めたい→なるほど  遊牧民からは族長の妹を差し出す→なるほど  小国からは王女を差し出す→…嫌な予感 小国の王「では第三王女を」→いやぁぁー!!!

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

悪役令嬢は婚約破棄後も溺愛される!?~王太子から逃げる方法教えてください~

六角
恋愛
王太子と婚約していたレイナは、彼が恋した聖女エリナと結ばれるために婚約破棄される。しかし、王太子はレイナを諦めきれず、彼女を追いかけてくる。レイナは王太子から逃げるために、様々な手段を試すが、どれも失敗に終わる。果たしてレイナは王太子から逃げ切れるのか?

どうやらオレは滅びたはずの最強種らしい ~嘘使いの世界攻略~

十本スイ
ファンタジー
 ――気がつくと五歳くらいの子供になっていた。  一瞬訳が分からなくなったが、どうも記憶には別世界で生きていた証が刻まれていて、自分がシンカという名前だと認識する。  周りは殺風景な鉄に覆われており、まるで見覚えのない世界に立っていた。  そこで一冊の本――《ニホン人の書》というものを発見する。  明らかに日本語で書かれた内容には、この世界でかつて栄華を極めた『ニホン人』はすでに滅びたと記述されていた。  そしてシンカは『ニホン人』の特徴を持った存在だと理解させられる。  理由としては『無双種(ユニークタイプ)』と呼ばれる存在しか扱えない《原初魔法》を扱えたからだ。  それはすべての事象を嘘と化す〝嘘玉(うそだま)〟というものを創ることができる――《嘘言魔法(ライアー・マジック)》。

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。