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愛を確かめ合う
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「ありがとう。そんな可愛いことを言われると我慢できなくなる」
いきなりベッドに私を押し倒し、口付けてきた。
すぐに唇を割って舌が侵入してきた。
いつものテツと違い、性急なそれに身体がビクッと震えた。
激しく口腔を犯すようにテツの肉厚な舌が動き回り、敏感な粘膜を擦ってくる。
私のことを求めてくれてることに喜びを感じ、自分の舌をテツのそれに絡めると、混ざりあった唾液が口の端から零れ落ちる。
じゅっと舌をすわれ、軽く歯を立てられた。
キスをするのもテツが初めてだったから、どう頑張っても私は初心者なわけで結局はされるがままだ。
激しいキスに翻弄され、頭がボーっとしてると、テツの手が私の服の裾から入り込んできた。
ブラジャーの上から私の胸を揉んできた。
「あっ」
急な愛撫に鼻にかかった声が漏れた。
テツの唇は私の首筋に吸い付くと自分の所有物だというように赤い痕を付ける。
それを見て、テツは満足そうに笑うと服の裾を持ち上げて一気に脱がされる。
下のスウェットも足からスルリと抜かれ、下着姿になった。
「悪いけど、今日は余裕ない」
熱を孕んだ目で言われ、私の胸はキュンとときめいた。
テツはその言葉通り、私の下着を全部取り払って無防備な胸が晒される。
その胸元に輝くネックレスにテツはキスをした。
私の両方の胸を寄せるように愛撫する。
胸の形が変わるぐらい揉みしだき、反対側の先端を口に含まれて痺れるような快感が走る。
先端に舌を絡ませながらねっとりと舐め、軽く甘噛みされて腰が揺れてしまう。
「美桜、気持ちいいのか?腰、揺れてるけど」
「やっ、恥ずかし……」
胸だけの愛撫で私の下半身に熱が灯り、蜜が溢れていた。
膝を擦り合わせていたら両足を左右に大きく広げられ、テツの視線がある一点に集中した。
与えられる快感に、いやらしく蜜を溢れさせていることがバレてしまった。
この状態で足を閉じさせてはくれないのは分かっているので、私は視線を逸らすことしかできない。
「あーあ、こんなに濡らして」
テツはそう言うと、蜜で濡れそぼっている秘部に顔を埋めてきた。
「あっ、や……んっ……」
蜜口に上下に舌を這わせ、ピチャピチャと音を立てながら舐めてくる。
その卑猥な音が聞こえ、羞恥のあまり両手で顔を隠した。
舌先で花弁を舐め、溢れ出る愛液を啜り始めた。
「んっ……もう、やっ、」
舌の刺激だけでも気持ちよくてどうにかなってしまいそうなのに、さらに蜜口に指が挿入された。
指を出し入れしたり膣壁を擦り上げてくる。
もちろん、花芽を弄るのも忘れていない。
執拗に指と舌で弄られ、あっという間に快感の渦にのみ込まれていく。
甘い疼きが下腹部からせり上がってきて腰が揺れてくる。
そんな私に追い打ちをかけるように、敏感な花芽に吸い付かれて限界を迎えた。
「ああっ!」
身体がビクビクと震え、私は簡単にイってしまった。
「はあ、あ……あぁ、」
呼吸を整えていたらテツが避妊具を手に取り、それを自身に被せているのが視界に入った。
私はゆっくりと身体を起こした。
今日はテツの誕生日だ。
いつも受け身ばかりだったし、少しの好奇心も交じり私は大胆なことを口走っていた。
「きょ、今日は私がする……から」
テツの腕を引っ張ってソファに寝てもらうように促した。
「美桜、本気なのか?」
「うん。下手かもしれないけど」
私はテツの身体に跨るような格好になる。
避妊具を付けたテツの屹立を手で包み込むように触ってみた。
いきなりベッドに私を押し倒し、口付けてきた。
すぐに唇を割って舌が侵入してきた。
いつものテツと違い、性急なそれに身体がビクッと震えた。
激しく口腔を犯すようにテツの肉厚な舌が動き回り、敏感な粘膜を擦ってくる。
私のことを求めてくれてることに喜びを感じ、自分の舌をテツのそれに絡めると、混ざりあった唾液が口の端から零れ落ちる。
じゅっと舌をすわれ、軽く歯を立てられた。
キスをするのもテツが初めてだったから、どう頑張っても私は初心者なわけで結局はされるがままだ。
激しいキスに翻弄され、頭がボーっとしてると、テツの手が私の服の裾から入り込んできた。
ブラジャーの上から私の胸を揉んできた。
「あっ」
急な愛撫に鼻にかかった声が漏れた。
テツの唇は私の首筋に吸い付くと自分の所有物だというように赤い痕を付ける。
それを見て、テツは満足そうに笑うと服の裾を持ち上げて一気に脱がされる。
下のスウェットも足からスルリと抜かれ、下着姿になった。
「悪いけど、今日は余裕ない」
熱を孕んだ目で言われ、私の胸はキュンとときめいた。
テツはその言葉通り、私の下着を全部取り払って無防備な胸が晒される。
その胸元に輝くネックレスにテツはキスをした。
私の両方の胸を寄せるように愛撫する。
胸の形が変わるぐらい揉みしだき、反対側の先端を口に含まれて痺れるような快感が走る。
先端に舌を絡ませながらねっとりと舐め、軽く甘噛みされて腰が揺れてしまう。
「美桜、気持ちいいのか?腰、揺れてるけど」
「やっ、恥ずかし……」
胸だけの愛撫で私の下半身に熱が灯り、蜜が溢れていた。
膝を擦り合わせていたら両足を左右に大きく広げられ、テツの視線がある一点に集中した。
与えられる快感に、いやらしく蜜を溢れさせていることがバレてしまった。
この状態で足を閉じさせてはくれないのは分かっているので、私は視線を逸らすことしかできない。
「あーあ、こんなに濡らして」
テツはそう言うと、蜜で濡れそぼっている秘部に顔を埋めてきた。
「あっ、や……んっ……」
蜜口に上下に舌を這わせ、ピチャピチャと音を立てながら舐めてくる。
その卑猥な音が聞こえ、羞恥のあまり両手で顔を隠した。
舌先で花弁を舐め、溢れ出る愛液を啜り始めた。
「んっ……もう、やっ、」
舌の刺激だけでも気持ちよくてどうにかなってしまいそうなのに、さらに蜜口に指が挿入された。
指を出し入れしたり膣壁を擦り上げてくる。
もちろん、花芽を弄るのも忘れていない。
執拗に指と舌で弄られ、あっという間に快感の渦にのみ込まれていく。
甘い疼きが下腹部からせり上がってきて腰が揺れてくる。
そんな私に追い打ちをかけるように、敏感な花芽に吸い付かれて限界を迎えた。
「ああっ!」
身体がビクビクと震え、私は簡単にイってしまった。
「はあ、あ……あぁ、」
呼吸を整えていたらテツが避妊具を手に取り、それを自身に被せているのが視界に入った。
私はゆっくりと身体を起こした。
今日はテツの誕生日だ。
いつも受け身ばかりだったし、少しの好奇心も交じり私は大胆なことを口走っていた。
「きょ、今日は私がする……から」
テツの腕を引っ張ってソファに寝てもらうように促した。
「美桜、本気なのか?」
「うん。下手かもしれないけど」
私はテツの身体に跨るような格好になる。
避妊具を付けたテツの屹立を手で包み込むように触ってみた。
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