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登校中
しおりを挟む俺の名前は優希。高校二年生でサッカーとバレーの兼部。
ちなみに先輩は春に部活を辞めたからいないよ!
どっちの部活もキャプテンやってっから、まぁまぁいそがしい。
そんな俺のお話です。
今日、俺はいつものように目の前にいる先輩に向かって話しかけた。
「辰巳~!やっほ~。」
「優希・・・おはよ・・・」
「え?大丈夫?」
優希はあんまり元気がない辰巳の様子に困惑し、体調の様子を聞いた。
「!よく気づいたな・・・こんなすぐに気付けるのお前くらいしかいねぇだろww」
「は?普通にセ・ン・パ・イの様子がおかしいことさえ過ぎに気づくっての!」
「こんな時だけセンパイって言葉使いやがって。嫌な後輩。せめて敬語使えよ?」
というふうに言い合うのがもう俺らの日常みたいなもん!
「セーーーンパイっ!」
「うぁあ・・・驚かせてくんなよな」
今驚かせてきたのは後輩の凛久だ。いつもガキみたいなアソビをして嫌になる。と言いながら俺も楽しんでるけどな!
だが、そんな所さえ可愛い。凛久は天使のように可愛い顔をしていつもくっついてくるのだ。そんな凛久を溺愛してる俺は普通だよな!?
「凛久~!おんぶしてあげよっか?おやついる?ちゃんとカバン持った?大丈夫?」
「んもう!ゆう兄ったらホント心配しなくていいから!はやくバスケの朝練行きな?」
「っっっっっっっやさしい!ありがとう!今度なんかおごるね~~!」
優希の背中が見えなくなったその瞬間
「はい!いつも後輩だからって言って猫かぶって一緒にいるのはやめたらどうですか?そういうのはメンヘラみたいでうざいんじゃ?」
「僕は可愛がられているからいいんですよぅ~!先輩こそ順上部って取り作るのはやめたほうがいいんじゃ?」
見てわかるだろうか
この二人は優希を巡って恋のライバルだったのだ・・・
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