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エターナル10 温室と蘭と創業者
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屋敷の西側にある庭の温室に行き、アルフレッドはエターナルを温室に放った
温室はお爺さんの蘭の趣味で作ったらしく、ここまでくると羨ましいを通り越して、凄いなとしか思ってなかった
初めて温室に入った時、360°ビューで見渡した
鳥の声が聞こえてきそうな温室と広さ
外観から広いとは思っていたけど
少し亜熱帯の雰囲気もある温室は、濃い緑の木々もあり、背が高く、鉢でシダ類もあって、蘭の適温に合う植物があるようで、僕は温室を見上げる度に、お金持ちだと思った
温室の蘭にも、圧巻だった
蘭の良さは分からない
けど蘭のおびただしい数に、驚きは隠せなかった
蘭、蘭、蘭、高価な花と言うのはわかる
他の花と比べて、気品?品格?がある感じは、ぼくにもわかる、わかるだけ。だけなんだよね
そういう温室だから入る度に、圧倒されていたけど、今は慣れたせいか、そんなに圧倒されなくなった
お爺さんが温室にいると、蘭の事を説明してくれる
この品種は、どの国のこの地域で気候はねと、どれも同じように見えるけど、これはねとか等等で、お金をかけた温室と言うのがわかる温室だった
今日も、お爺さんの温室は変わらない
今も僕は、温室に入ると360°ビューで見回す
エターナルは、目を覆った甲冑のマスクをしているのに、見えているかのように鳥籠から出ていき、10㌢の大きさのエターナルは、ギュンと一気に一番高い所迄飛んで行き、飛び回り出した
甲冑のマスクが不思議だけど、絵本で見る妖精の羽根で軽やかに飛んでいる
彼女の周りだけ、空気がキラキラと輝いて見えて、とてもファンタスティックで、生きてる妖精(異星人だけど)を、見る日があるなんて、リアルで見る事があるとは思ってなかった
エターナルは、彼の家が相当お金持ちと思わせる、僕は改めてアルフレッドの家は凄いんだと思った
最初は少し無駄に豪華~、金持ちの温室だと思っていたけれど、エターナルにはちょうどいいかなと思った
彼らのようなお金持ちに、エターナルは買われている事をまざまざ思った
「いいの?」
「大丈夫だよ。いつも、温室で自由に飛ばせていて、戻っておいでといえば、戻ってくる」と彼は、屈託のない顔で言う
「僕の部屋でも、ずっと自由に飛んでるよ。時間になると、自分から籠に入るんだ。寝る時は、花の上で寝ているよ」
「花びらの上で!本当に、妖精っぽいね。自分達の星でも」
「自分達の星でも、そうだったと思う」
「・・・だから部屋に、花の香りがすると思ったんだ」
「花も結構置いてあったんだけど、目に入らなかったようだね。大きめの花を、結構置いてたんだけどね」
「エターナルばっか、見ていたよ」
僕は、初めて彼がエターナルを持っている事を羨ましく思った
アルフレッドがお金持ちで、凄い羨ましいと思う事は何度もあったけど、いいな欲しいと言う強い気持ちで思う事は、今回が初めてだった
だって、お金持ちだからエターナルを温室で自由に、好きなように遊べさせる事ができて、僕がエターナルを手に入れても、豪華に好きにさせてあげる事はできない
この差は、大きいなと思った
万が一、エターナルが手に入ったとしても
まあ、そんな事はないけど
自由に飛んでるエターナルは、楽しそうに見える
「ようこそ、温室へ。いつもアルフレッドと遊んでくれてありがとう」顎や鼻の下にたっぷり髭があるお爺さんが、奥の方からでてきていった。
いつも、お爺さんに会うとびっくりする
お爺さんは、僕の父さんと同じ位身長があるのに、気配がしないんだ、足音とかも。
いつも不思議で仕方がない
お爺さんは、おばあちゃんが話すようにフレンドリーな人で、会社の会長、一族の長と言うような厳しい雰囲気はない。貫禄はあるけど
渋い雰囲気もある、でも全体がやわらかい
なんて言うんだろうと思った、こう言うの
アルフレッドも、お爺さんの怒ってる所見た事ないと言っていた
父さんは、よく怒られたと言っていたとアルフレッドが話してくれた。まあ、そうだよなって思った。
今度、なにで怒られたか聞いてみようと思った
怒ったら迫力あるだろうなと思った
→
エターナル11
温室はお爺さんの蘭の趣味で作ったらしく、ここまでくると羨ましいを通り越して、凄いなとしか思ってなかった
初めて温室に入った時、360°ビューで見渡した
鳥の声が聞こえてきそうな温室と広さ
外観から広いとは思っていたけど
少し亜熱帯の雰囲気もある温室は、濃い緑の木々もあり、背が高く、鉢でシダ類もあって、蘭の適温に合う植物があるようで、僕は温室を見上げる度に、お金持ちだと思った
温室の蘭にも、圧巻だった
蘭の良さは分からない
けど蘭のおびただしい数に、驚きは隠せなかった
蘭、蘭、蘭、高価な花と言うのはわかる
他の花と比べて、気品?品格?がある感じは、ぼくにもわかる、わかるだけ。だけなんだよね
そういう温室だから入る度に、圧倒されていたけど、今は慣れたせいか、そんなに圧倒されなくなった
お爺さんが温室にいると、蘭の事を説明してくれる
この品種は、どの国のこの地域で気候はねと、どれも同じように見えるけど、これはねとか等等で、お金をかけた温室と言うのがわかる温室だった
今日も、お爺さんの温室は変わらない
今も僕は、温室に入ると360°ビューで見回す
エターナルは、目を覆った甲冑のマスクをしているのに、見えているかのように鳥籠から出ていき、10㌢の大きさのエターナルは、ギュンと一気に一番高い所迄飛んで行き、飛び回り出した
甲冑のマスクが不思議だけど、絵本で見る妖精の羽根で軽やかに飛んでいる
彼女の周りだけ、空気がキラキラと輝いて見えて、とてもファンタスティックで、生きてる妖精(異星人だけど)を、見る日があるなんて、リアルで見る事があるとは思ってなかった
エターナルは、彼の家が相当お金持ちと思わせる、僕は改めてアルフレッドの家は凄いんだと思った
最初は少し無駄に豪華~、金持ちの温室だと思っていたけれど、エターナルにはちょうどいいかなと思った
彼らのようなお金持ちに、エターナルは買われている事をまざまざ思った
「いいの?」
「大丈夫だよ。いつも、温室で自由に飛ばせていて、戻っておいでといえば、戻ってくる」と彼は、屈託のない顔で言う
「僕の部屋でも、ずっと自由に飛んでるよ。時間になると、自分から籠に入るんだ。寝る時は、花の上で寝ているよ」
「花びらの上で!本当に、妖精っぽいね。自分達の星でも」
「自分達の星でも、そうだったと思う」
「・・・だから部屋に、花の香りがすると思ったんだ」
「花も結構置いてあったんだけど、目に入らなかったようだね。大きめの花を、結構置いてたんだけどね」
「エターナルばっか、見ていたよ」
僕は、初めて彼がエターナルを持っている事を羨ましく思った
アルフレッドがお金持ちで、凄い羨ましいと思う事は何度もあったけど、いいな欲しいと言う強い気持ちで思う事は、今回が初めてだった
だって、お金持ちだからエターナルを温室で自由に、好きなように遊べさせる事ができて、僕がエターナルを手に入れても、豪華に好きにさせてあげる事はできない
この差は、大きいなと思った
万が一、エターナルが手に入ったとしても
まあ、そんな事はないけど
自由に飛んでるエターナルは、楽しそうに見える
「ようこそ、温室へ。いつもアルフレッドと遊んでくれてありがとう」顎や鼻の下にたっぷり髭があるお爺さんが、奥の方からでてきていった。
いつも、お爺さんに会うとびっくりする
お爺さんは、僕の父さんと同じ位身長があるのに、気配がしないんだ、足音とかも。
いつも不思議で仕方がない
お爺さんは、おばあちゃんが話すようにフレンドリーな人で、会社の会長、一族の長と言うような厳しい雰囲気はない。貫禄はあるけど
渋い雰囲気もある、でも全体がやわらかい
なんて言うんだろうと思った、こう言うの
アルフレッドも、お爺さんの怒ってる所見た事ないと言っていた
父さんは、よく怒られたと言っていたとアルフレッドが話してくれた。まあ、そうだよなって思った。
今度、なにで怒られたか聞いてみようと思った
怒ったら迫力あるだろうなと思った
→
エターナル11
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