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2024
2024/9/27
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夢の中にいる私は髪の毛が現実よりも長かった。
肩甲骨よりも少し下までしか長さがないのに、夢の中では座ると床に髪の毛がつくほど長かった。
どこかわからないけれど、夕暮れが綺麗に見え、風が心地よく吹き渡る場所で誰かと話をしていた。
夢の中の私は穏やかな表情で、落ち着いた様子でとても楽しそうだった。
誰と話しているのかは思い出せない。そもそも見ていなかったのかもしれない。
夢で見ているのは、長い旅を終え、すべての不安から解放され、安心して暮らしていられる世界を手にした私だった。
誰からも言いがかりをつけられず、誰にも当たり屋のようなことをされず、誰にも指図をされず、ありのままの自分でいられて居心地の良い世界。
私があんなに穏やかそうな顔で話せる相手は亡くなった先輩しか浮かばなかった。
近い未来、あるいはもしかすると、自覚がないだけで今のこの段階で、先輩と接していたように接することができる相手がいるのかもしれない。
ただすごく穏やかで落ち着けて優しい夢だったのは確かだった。
太陽が沈み、月が顔を出す。星が見えて、青空、赤い空も夜空も見える、夜と昼が入り混じった幻想的な時間。
私が話していたのは誰だろう?
すごく不思議な夢だった。
肩甲骨よりも少し下までしか長さがないのに、夢の中では座ると床に髪の毛がつくほど長かった。
どこかわからないけれど、夕暮れが綺麗に見え、風が心地よく吹き渡る場所で誰かと話をしていた。
夢の中の私は穏やかな表情で、落ち着いた様子でとても楽しそうだった。
誰と話しているのかは思い出せない。そもそも見ていなかったのかもしれない。
夢で見ているのは、長い旅を終え、すべての不安から解放され、安心して暮らしていられる世界を手にした私だった。
誰からも言いがかりをつけられず、誰にも当たり屋のようなことをされず、誰にも指図をされず、ありのままの自分でいられて居心地の良い世界。
私があんなに穏やかそうな顔で話せる相手は亡くなった先輩しか浮かばなかった。
近い未来、あるいはもしかすると、自覚がないだけで今のこの段階で、先輩と接していたように接することができる相手がいるのかもしれない。
ただすごく穏やかで落ち着けて優しい夢だったのは確かだった。
太陽が沈み、月が顔を出す。星が見えて、青空、赤い空も夜空も見える、夜と昼が入り混じった幻想的な時間。
私が話していたのは誰だろう?
すごく不思議な夢だった。
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