異世界で作ろう「最強国家!」

ハク

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第零章 建国まで

第三話 人員召喚そして急展開 後半

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ヘリパイside
「こちら清掃部隊、これより作戦を開始する」
下を見ると生き残りの奴らがさまざまな方向へ走っている
-カラス部隊生き残りを出しすぎじゃねえか?-
-仕方ないだろ、無誘導爆弾なんだから-
「喋ってる暇があるならさっさと殲滅しろ」
-02から01より、了解した、ヘルファイヤ!-
-03から01より、了解、AGM発射-
二機のヘリから対地攻撃ミサイルが発射された
プープープープープー
「警報音?」
機内の中でいきなり発せられたのは敵機接近時の音だ、右を見るとドラゴンが突っ込んでくるように来ていた
「チッ、ブレイクブレイク!白亜はすぐに撃てるようにしろ!」
前席(前席はコパイロット兼ガナー)にいる白亜に指示をしつつ回避行動に出た。運良く回避が成功し、その隙に白亜がアパッチに搭載されている30mmチェーンガンを発射した。
「敵機の中腹に被弾、そのまま落ちていきます」
白亜から報告が出た。いくらドラゴンでも30mmはキツかったか
「了解、各機に通達、全機帰還この後は陸さんの仕事だ」
-02了解-
-03了解-

地上side

「こちら01、全部隊駆除を開始せよ」
その掛け声と同時に各戦車部隊から砲撃が開始された。怪物どもは逃げるか突っ込んでくるかの二択で分かれていた。
「これ、一方的殺戮みたいですね」
砲手の佐藤 タカシがそう言った
「俺らはただ害虫駆除を行なっているだけだ、だがここは地球と違うから生半可で戦ったらやられる、だから戦車を主軸とする部隊で駆除をしているのだ」
操縦手の乙部おとべたむろがそう言った。
「…まあそうですね、ですが少し怖いです。いくら10式戦車に搭乗していてもGPSが使えないですし、相手は御伽噺おとぎばなしの怪物です。中や露の戦車と全く違いますから想定外のことが起こるかもしれません。ましてや自分は害虫駆除とはいえ、射撃訓練ではなく有事出撃で砲撃を初めて行いました」
「そうか、君はPKO国際平和協力活動に行ったことないのか、そりゃあはじめての有事は怖いわな」
車長の友瀬 友和ともせ ともかずはそう言った。
余談ではあるが、地球では米中の関係が悪化し、中が東南アジアの武装勢力に武器を不法輸出を行ったため各地域が激化、多数の殉職者がでた。それを受け日本国は憲法を大幅に改正、その一例として

憲法9条
1、日本国は世界の平和と秩序の安定の維持のために努力を欠かさない。
2、前述の記述を達成させるため、陸海空自衛隊を確立する
3、緊急時には国会の承認なしで内閣総理大臣は防衛出動を行うことができ、各部隊の上層部は独自で作戦を出せる

この憲法改正の一番恐ろしいことは、平和と秩序の安定のためには自衛隊で海外勢力に武力行使ができると言うわけだ。簡単に言うと危険国家に宣戦布告ができる。日本は爆撃機や原子力艦なども建造などを行い、かつ今までの反戦教育をほぼ全て改正したことで日本は『本当』の日本に生まれ変わった。
そしてこれを受け、日米合同で東南アジアの反勢力へ進軍を開始したのだ。それにより一部東南アジアは戦場に陥っている。皮肉なことに憲法を改正したことで殉職者がゼロのなったのだ。
閑話休題
「友瀬さんは東南アジアに進出していたんでしたっけ」
と佐藤は砲撃を行いながらそう言った。
「ああ、だからあんま気にすんな、ここはあそこと違って遠くからくるミサイルもなければゲリラみたいに待ち伏せクソ攻撃を行う奴はいねえからよ」
「…わかりました」
佐藤は少し安堵した様子で作戦を続行した

数時間後 ユートside

「作戦終了繰り返す作戦終了、全機速やかに撤退せよ」
作戦指揮官がそう発言し
「施設科と遺体処理部隊を速やかに向かわせて」
副官がそう言った
「了解」
「…はぁ」
俺は安堵のため息をついた
「通信兵、全チャンネルに合わせてくれ」
「了解……どうぞ」
-こちら総司令官、本作戦に参加した部隊に次ぐ、お疲れ様。施設科と死体処理部隊はまだ仕事があるが何かあったらすぐに連絡してくれ-
「……はぁぁぁ」
「…終わったの?」
レーナがそう尋ねてくる
「ああ、終わったぞ」
俺は撤退する車両を見ながらそう答えた
少しの沈黙後
「「「「やったああああああ!!!!」」」」
「うお!?」
いきなりここにいる隊員を除く人たちが大きく声を出し、俺と隊員たちはびっくりしていた。なんなら何人かホルスターから銃を取り出す寸前だった。
「いきなり驚かさないでくれよ…」
俺がそう言うと
「だってあんな大群こちら側の被害をなしで倒したのよ!普通じゃありないんだから!」
お母様がそう言った。実際この世界ではあんな大群を倒すのはこちら側の被害を覚悟してやらなければならない。
「これからどうするんだ?」
お父様が質問した
「これから破壊された場所や爆撃跡を修復します。市民には食料や怪我人、病気にかかっている人を治療します」
「…そうか、ありがとう」
お父様は泣きながらそう言った
「それは今回作戦を遂行した隊員に言ってください」
「いや、ユートがいなければもっと大変なことになっていた」
「そうですよ、エルスさんの言う通りです」
お父様や副官の黒崎がそう言った。
「…どういたしまして」

数時間後

あれから色々大変だった。まず俺も含めて復興や市民の援助、兵士、警官、救助員、医者の召喚や兵器、必要なものの召喚。お父様から正式にあの基地周辺を買い取る作業などなど…。お父様はあの周辺を買い取るのはいいが、軍事拠点を作るとなると問題があるから国王陛下に許諾を取らないといけないと言った。
そして作業も終わり警官や少し兵士を残し、それ以外は帰投した。(警官の拠点は施設科が作った)
そして今俺はと言うと
「…♪」
レーナに抱きつかれている
「ちょっとレーナ、わたしにも抱かせてよ!」
姉のルカがそう言う…ルカさん?
「…いや…泥棒猫」
「なんだとぉ」とルカ
「わたしも抱きたい!」とファタジア
「お母さんも抱きたいわぁ」とお母様ことエレナ
「総司令官、人気ですね」と副官こと黒瀬
「ヘルプミー…」と俺ことユート
俺はそう言いながらも自分の腕をレーナの腰に回している
「♪」
レーナは猫のように頬擦りをしている
「なら後ろはわたしのだー!」
ルカがそう言うとすぐさま俺の後ろに来て腕を首に回す
「ちょ、お姉ちゃん!」
「えへへ♪」
「だったらわたしは右腕を!」
ファタジアがそう言いこようとした時
トントン、ガチャ
「失礼します!先程王国騎士団が東門から来ました!」
お父様の私兵がそう言った
「来たか…お父様は?」
「現在王国騎士団と対話を行なっています」
「わかった、レーナたち一旦離れて」
「うん」
「わかった」
俺は通信機を出し、オープンチャンネルにする
-総司令から各警備兵、警官に次ぐ、現時刻より厳戒態勢を発令、怪しいものは速やかに拘束せよ-
「私も行きます、場所を教えてください」
「わかりました、ついてきてください」
「レーナたちはここで待ってて」
俺はそう言うと、ホルスターから銃を取り出し私兵と向かった

東門

俺は途中駆けつけてきた隊員と東門に向かった
「お父様!」
「ユート、きたのか」
俺がくると太った男が
「無能小僧ではないか、ゴミはさっさと消え去れ」
と言いながらシッシとジェスチャーをした
「ゴスア侯爵、我が息子は無能ではありません!その言葉を撤回していただきたい!」
外交ではいつも冷静である父だが、息子をゴミ呼ばわりされ怒りがでた
隊員も表面上は冷静であるが内心怒りに燃えている
「貴様、無礼だぞ!ゴミと言って何が悪い!…貴様や無能を足を潰し、あの銀髪娘をヤるのを直で見させるわ。おい騎士団、ここの住民を殺せ、一番殺したものはあの銀髪娘と金髪、赤髪母子とヤる権利を与える!」
「「「おおおおおおお!!!!」」」
そう卑劣な顔で言いながらゴスア侯爵や騎士団は腰にある剣を抜こうとした、その時
ダン!
「がああああああくぁあああ!!!!!!」
ゴスア侯爵の膝に銃弾が当たった
「……………」
俺は静かに、非常に怒りに燃えていた。家族やレーナを犯すだと?……………
「……貴様は…いやお前らは一つ間違いを犯した……」
俺はそう言いながらハンドサインで隊員に射撃させる
ババババババババ
「ギヤああああああ」
「ガアアアア」
「痛えよ…痛えよぉ」
「お母さーーん!」
騎士団の言葉を無視し、隊員達は撃ち続けた、後方から駆けつけた部隊やヘリ部隊も残りの残党を潰しに潰した。そして残りはゴスア侯爵だけになった。
俺は銃を奴に向けながら無言で近寄った
「ひ、く、来るなぁ!貴様は私を誰だと思っている!ゴスア侯爵だぞ!貴様のやっている行為は反逆罪ぞ!」
「あなたは……私…いや…我々を怒らせた」
そういい、発砲した
「ギヤあああああああああああ!!!!!」
ゴスア侯爵はそう叫びながら倒れた……気絶したのだ。銃弾は奴の右隣に着弾した。
「CW、やつを回収し、牢獄にぶち込めろ」
俺がそう言うと
《了解、回収し、牢獄へ移送します》
CW 正式名称 collect Walker
全長2mで完全自立型ロボットだ、他にも様々なWalkerがいるがそれはまたいつか。今回のWalkerは捕虜や死体などを回収する専門のロボットだ。遺体は専用背嚢にある遺体袋に収容されて運ばれていく
現在ここ一帯には様々な人がいる、警備兵や警官、住民など。その全てが先程の会話を聞いてた、後方から来た部隊は通信機で知っている。
「…王国騎士団と名乗る部隊は我が軍やここの住民に被害を出そうとし、挙げ句の果てには我が家族を犯そうとした…今回のことは到底容易できない」
そう言い、俺は深く息を吸って吐き
「よって我が軍は、王国に武力行使を「「ちょっと待ったああああああ!!!!」」おこ……え?」
言葉を遮られ声がした方向を見ると、そこには先程の騎士団の服を着た人と黒い服を着た人がいた。すぐに隊員や警官は銃を向け、ヘリはチェーンガンをその2人に向けた
「ちょ、ちょっと待ってください!私たちに敵意はありません!どうか、どうかその武器をおろしてください!」
「そ、そうです!私たちに敵意はありません!こんなことをやったのは第三騎士団の独断で我々王国がやったことではありません!だからどうか、どうかその怒りを抑えてください!」
2人がそう言う
-総司令、どうしますか-
隊員達はすぐに撃てるようにしてる、その時
「ユート、あいつらは大丈夫だぞ、あいつらは第一騎士団の剣士と魔術師だ」
第一騎士団と第三騎士団は犬猿の中だ。第一は正義のため、第三は己のために動くと聞く
「…わかりました、お父様」
俺がそう言い、ハンドサインで銃を降ろさせた
「第一騎士団の方は…草むらなどから出てきてください!」
俺がそう言うと、草むらからぞろぞろと人が出てきた
「あなた方には武装解除していただき、ついてこてもらいます。よろしいですね?」
「「はい…」」
「もし何かした場合は…」
俺がそう言うと
「わ、わかりました!すぐに解除させます!」(何この子、気迫が半端じゃない!)
「魔術師も武装を解除して!」(何この子ぉ)
第一騎士団は武装解除した。
「では、ついてきてください」
「(これが第三騎士団の独断だったらまだいいが…)」
俺は考えながら、隊員達に警戒させながら一緒に来させた

続く
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