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3章:魔王選抜トーナメント
39話:基礎防御魔法
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つ、疲れたぁ…。
「サクラ…。その最後の拳…。」
「え?私の拳がどうかした?」
「い、いや。何でもない。」
「あ!そういえばお父様、最後のアレ何!?防御魔法か何かだよね!?」
「僕も気になりました。最後のは何だったんですか?アレって僕も出来るんですか?」
「お、おぅおう!落ち着けって、サクラもシトリンも出来るぞ。あれは防御魔法の中でも基礎中の基礎!」
「魔力の防衛よ。」
魔力の防衛…?
それがあの防御魔法の正体…。というか基礎中の基礎ってことは、アレは出来るようになることが必須ってことだよね!?というかアレが出来ないと話にならないってやつだよね!?
しかもシトリンも出来るってことは魔力の系統とか関係ないってことだよね!?
「ママはいいところとるなぁ~。…ゴホン。そう!さっき使ったのが魔力の防衛っていう魔法な。簡単に言えば体にある魔力を体から少し放して覆うことによる防御魔法のことだな。」
「コントロール次第では攻撃にもなるからとっても便利な魔法なの!しかも魔力の種類関係なく出来るからいいのよねぇ。これは瞑想して長い時間かけて出来るようになれば、危機的状況かで一瞬で出来るようになる方法があるんだけど…。」
え、うそでしょ?
「時間がないし危機的状況でいいんじゃないかしら?」
「そうだな。ママがやるか?」
「そうねぇ。空飛んで上から落とすのが早いと思うんだけど、それでもいいかしら?」
「あぁ。それなら死なないだろ!流石に!」
いや死ぬから!
どらくらいの高さかしらないけど、頭の打ちどころ悪ければ死ぬから!!
貴方たちと違うから!!!
そう心の中で悪態をついている間にお母様に手を引かれシトリンと上にあがっていく。
どういう原理かしないけどお母様は空に飛んでいく。
羽とかあるならまだ分かるんだけど、いつものお母様なんだよなぁ!!
どうなってんだい!!この野郎!!
「ここぐらいでいいかしら?」
「…えぇえ!?こっから!?」
「こんなに高いところからですか…?」
「えぇ。危機的状況ってこれぐらいじゃだめかしら?」
「「十分です!!!」」
「あら?そう?なら…。」
お父様が豆粒くらい小さいし。
魔王城の全体が見えるくらいには高い所…。
って、ならって何!?
「いってらっしゃーい!!」
お母様がそう言った瞬間、私とシトリンを繋いでいた手を離した。
「サクラ…。その最後の拳…。」
「え?私の拳がどうかした?」
「い、いや。何でもない。」
「あ!そういえばお父様、最後のアレ何!?防御魔法か何かだよね!?」
「僕も気になりました。最後のは何だったんですか?アレって僕も出来るんですか?」
「お、おぅおう!落ち着けって、サクラもシトリンも出来るぞ。あれは防御魔法の中でも基礎中の基礎!」
「魔力の防衛よ。」
魔力の防衛…?
それがあの防御魔法の正体…。というか基礎中の基礎ってことは、アレは出来るようになることが必須ってことだよね!?というかアレが出来ないと話にならないってやつだよね!?
しかもシトリンも出来るってことは魔力の系統とか関係ないってことだよね!?
「ママはいいところとるなぁ~。…ゴホン。そう!さっき使ったのが魔力の防衛っていう魔法な。簡単に言えば体にある魔力を体から少し放して覆うことによる防御魔法のことだな。」
「コントロール次第では攻撃にもなるからとっても便利な魔法なの!しかも魔力の種類関係なく出来るからいいのよねぇ。これは瞑想して長い時間かけて出来るようになれば、危機的状況かで一瞬で出来るようになる方法があるんだけど…。」
え、うそでしょ?
「時間がないし危機的状況でいいんじゃないかしら?」
「そうだな。ママがやるか?」
「そうねぇ。空飛んで上から落とすのが早いと思うんだけど、それでもいいかしら?」
「あぁ。それなら死なないだろ!流石に!」
いや死ぬから!
どらくらいの高さかしらないけど、頭の打ちどころ悪ければ死ぬから!!
貴方たちと違うから!!!
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「ここぐらいでいいかしら?」
「…えぇえ!?こっから!?」
「こんなに高いところからですか…?」
「えぇ。危機的状況ってこれぐらいじゃだめかしら?」
「「十分です!!!」」
「あら?そう?なら…。」
お父様が豆粒くらい小さいし。
魔王城の全体が見えるくらいには高い所…。
って、ならって何!?
「いってらっしゃーい!!」
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