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第77話 あなたが見ている世界は本当に現実ですか?
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武闘大会の本戦二日目、今日は二回戦目の試合が朝から行われている。
第三皇子のレオン殿下は危なげもなく勝ち進んでいる。おそらく俺が勝ち進むと、決勝の相手はレオン殿下になるだろう。
今日の試合を見ていたが、負けるビジョンが見えない。危なげなく対戦相手を倒していた。
特徴的な魔法、攻撃は見られていないが、それがなくても勝ち進めることが、実力の高さを語っている。
地味だが強い。見た目とは違い堅実な戦いをしているレオン殿下は間違いなく強者だ。
案外、ゲームをしていても主人公よりレオン殿下みたいな戦い方をする方がパーティー内で有用だったりする。
先ほどの三試合目は氷魔法使いのネネが勝ち進み、俺が勝てば次当たることになる。
魔法主体の相手は初めてだから少し楽しみなのだが、まずは目の前の敵を倒してからだな。
武闘大会三日目の第四試合。俺対クロウという男性との試合なのだが。
正直なぜ、この男がここまで勝ち進んだのかが不思議だ。
昨日の本戦一回戦目を見させてもらったが、ナイフによる初撃を対戦相手が避けれず、あっけなく終わってしまった。
だから、強さは未知数に近いのだが、動きからしてそんなに強さを感じていない。
「子供にナイフを刺すことに抵抗感はありますが試合ですから許してくださいね」
グレーに近い髪を肩まで伸ばし、目元も隠しているクロウが言う。
体の線も細く、近くで見るとやはり戦闘系の仕事をこなす人に見えない。
「うん。気にしないでいいよ。俺は冒険者だからね」
「そう言ってくれますと私もやりやすいです。痛みもなく終わらせてあげますからね」
おっとりとした声で俺に語り掛けるクロウ。
話してみても、執事や文官となんら変わりがない。The普通の人だ。
まあ、案外普通の見た目の人がラスボスだったりするからね。気を引き締めていこう。
「それでは、本日四試合目を始めますよ。準備はいいですか?」
「うん」
「はい。大丈夫です」
「では、よーい。始め」
メロディーさんの開始の合図で試合が始まるが、とりあえず相手の様子を伺うことにする。
「ソラ君は綺麗な黒目ですね。私も目には自信があるんですよ。見てくださいこの青い瞳を。目立つのでいつもは隠しているんですが、綺麗でしょ?」
そういうと、グレーの前髪をあげ、瞳を見せてくる。
確かに綺麗な青い瞳だ。ヨーロッパに多くいそうな瞳の色をしている。
色白でイケメンならさぞやモテルだろう。
「いい色だね。俺もそんな色がよかったよ。そんなことより、攻撃してこなくていいの?」
「ソラ君はその色の方が似合いますよ。死神の二つの名にも似合っています。配慮ありがとうございます。ですが、すでに私の勝利は決まりましたので」
そう告げると、目の前にいたはずのクロウの姿が消える。
は?どこだ?俺が見失うだと?
テトモコの全力でさえ、かろうじて動きが見えるんだぞ?残像も残さず視界から消える?
常人が出せる移動スピードではないな。
なにかがおかしい。
そう判断すると、風を纏い宙に浮く。
空中から見渡してみると、ステージ上にどこもクロウの姿が見えない。
どこだ?
目を凝らすがやはり見つけることができない。
俺の視界では映らないが、おそらく他の人には見えているのだろう。
それの証明として、いまだ試合終了の合図はない。
ということは、俺に見えないクロウがステージ上に必ずいる
俺にだけ見えていない……気になるとしたら先ほどのやり取りだな。
おそらくクロウの瞳を見たら発動するなにかのスキルなのだろう。
くそ、俺としたことが対戦相手をなめて、相手の術中にはまってしまったのか。
これは反省しないとな。
空中に浮き、一分ほど警戒しているが、いまだクロウからの攻撃はない。
いや、もしかしたらあったのかもしれないが、俺は確認していない。
なんのスキルか知らんが、ただ消えるだけなら問題ない。
もし、幻覚や俺の脳に直接働きかける系の能力なら、やっかいすぎる。
そのような能力なら、もしかしたらすでに俺は負けている可能性があるが……
周りを見渡しても、観客、うちの子たち、メロディーさん、ゼンさんの反応は薄い。
おそらく、まだ、何も起きていないだろう。
「いやー、面白い能力だね。正直そのスキルの対処方法がわからないから、ごめんけど、簡単に終わらせてもらうよ」
俺を中心に風を集め、竜巻を起こす。
予選で見せた技だが、見えない相手にも有効だからね。
足音とか風の抵抗を感じて、居場所を暴いた後、大鎌で切り裂いてもいいんだけど、正直めんどくさい。
それに結局、観客にはクロウの姿が見えているんだし、どんな倒し方をしても、その苦労はわかってくれないだろう。
クロウだけに苦労無しで倒したい。てへ。
「試合終了です。第四試合の勝者は死神のソラ君です。ゼンさんこの試合は不思議な間がありましたがどのようなやり取りがあったのでしょうか」
「うむ。話やソラの行動から予測すると、おそらくソラにはクロウの姿が見えていなかったようだ。だから足元のクロウに目を向けず、範囲攻撃の風魔法を使ったのだろう。クロウのスキルは幻覚かそれに類似するスキルだろうな」
「なるほど。メロディーちんぷんかんぷんでしたー。ソラ君見えない敵勝てるなんてやりますね」
試合終了の宣言後、解説が続いている。
やはり、俺だけに効果があるスキルだったみたいだな。
色々、努力しなくてよかったよ。
ステージ外ではクロウが地面に座って、こちらを見ていた。
「風魔法で宙に浮くとは思いませんでしたよ。遠距離武器を用意しとくべきでした」
「そうだね、おすすめは毒が塗ってある矢やナイフ、針かな」
「そうなんですけどね、私、力がありませんから投擲は苦手で。弓なんて練習しても急所に当てれないんですよね。動揺している間にナイフで首を切るのが一番手っ取り早いんです」
「なるほど。まあ、そこは練習しかないですね。普段は何をしているの?」
「そうですね。人を相手にしています。仕事でソラ君に会わないことを願っておきましょうかね」
人を相手にして、ナイフで首を切る?……なんか少し考えるだけでもクロウさんは闇が深そうだ。
まあ、スキルが冒険者のような魔物向けの物ではなく、対人に向いているスキルだからな。
スキルを活かすなら、暗殺者とかの方が合いそうだ。
「んー。じゃー、俺も会わないことを祈っているよ。お仕事でこないでね」
「私も行きたくありません。ソラ君に近寄る前に、従魔に殺されちゃいますよ。まあ、髪もこの顔も作り物なので、次会ったとしてもわからないでしょうがね」
にっこりと笑みを浮かべ、首のところをつまんでいるクロウ。
すこし皮膚がはがれたので、クロウが言ったようにマスクか何かをしているんだろう。
そういえば地球の化粧でテープとかつかって顔を作っている人がいたな。
あれは整形みたいな変化だが、こちらはほんとに別人になるんだろうな。
魔法やスキルがあると、俺では予想できないことがいくらでもでてくるから困ったもんだ。
今回も対処をミスればやられていた可能性があったからな……
「ソラっ。おめでとう。相手見えてなかったの?」
「ありがと。そうなんだ。全く見えてなかったよ」
「ソラの近くにいったけど、ソラが飛ぶから相手の人困ってたよ?」
「そうなのか。それは少し見てみたかったな」
ティナは試合の感想を次々と言ってくる。
「にゃ」
「わふ」
「そんなこと言うなよ。見えなかったんだから、倒し方の種類はすくなくなるだろう?しかたがなっかたの」
テトモコは勝利の仕方が気に食わなかったらしい。
あっけなく場外にさせただけだし、予選でも見せた技で二度目は面白味がなかったみたいだ。
正直、見えないだけか、それ以上のスキルなのかわからなかったから、迂闊に近寄りたくなかったんだよね。
今思い返しても、スキルの正体がわからなかったので、最善の策だったと思う。
「次は氷のおねえさんだからね。楽しくなると思うよ」
「にゃ」
「わふ」
「きゅう」
目をキラキラさせしっぽを振って、期待をあらわにしているうちの子たち。
ティナも俺に抱き着き、魔法魔法と言っている。
ティナとシロは結局なにをしても喜ぶ気がするが、なにげに戦闘の師匠であるテトモコは厳しいことが分かった。
今度は師匠を喜ばせる戦いにしないとな。
第三皇子のレオン殿下は危なげもなく勝ち進んでいる。おそらく俺が勝ち進むと、決勝の相手はレオン殿下になるだろう。
今日の試合を見ていたが、負けるビジョンが見えない。危なげなく対戦相手を倒していた。
特徴的な魔法、攻撃は見られていないが、それがなくても勝ち進めることが、実力の高さを語っている。
地味だが強い。見た目とは違い堅実な戦いをしているレオン殿下は間違いなく強者だ。
案外、ゲームをしていても主人公よりレオン殿下みたいな戦い方をする方がパーティー内で有用だったりする。
先ほどの三試合目は氷魔法使いのネネが勝ち進み、俺が勝てば次当たることになる。
魔法主体の相手は初めてだから少し楽しみなのだが、まずは目の前の敵を倒してからだな。
武闘大会三日目の第四試合。俺対クロウという男性との試合なのだが。
正直なぜ、この男がここまで勝ち進んだのかが不思議だ。
昨日の本戦一回戦目を見させてもらったが、ナイフによる初撃を対戦相手が避けれず、あっけなく終わってしまった。
だから、強さは未知数に近いのだが、動きからしてそんなに強さを感じていない。
「子供にナイフを刺すことに抵抗感はありますが試合ですから許してくださいね」
グレーに近い髪を肩まで伸ばし、目元も隠しているクロウが言う。
体の線も細く、近くで見るとやはり戦闘系の仕事をこなす人に見えない。
「うん。気にしないでいいよ。俺は冒険者だからね」
「そう言ってくれますと私もやりやすいです。痛みもなく終わらせてあげますからね」
おっとりとした声で俺に語り掛けるクロウ。
話してみても、執事や文官となんら変わりがない。The普通の人だ。
まあ、案外普通の見た目の人がラスボスだったりするからね。気を引き締めていこう。
「それでは、本日四試合目を始めますよ。準備はいいですか?」
「うん」
「はい。大丈夫です」
「では、よーい。始め」
メロディーさんの開始の合図で試合が始まるが、とりあえず相手の様子を伺うことにする。
「ソラ君は綺麗な黒目ですね。私も目には自信があるんですよ。見てくださいこの青い瞳を。目立つのでいつもは隠しているんですが、綺麗でしょ?」
そういうと、グレーの前髪をあげ、瞳を見せてくる。
確かに綺麗な青い瞳だ。ヨーロッパに多くいそうな瞳の色をしている。
色白でイケメンならさぞやモテルだろう。
「いい色だね。俺もそんな色がよかったよ。そんなことより、攻撃してこなくていいの?」
「ソラ君はその色の方が似合いますよ。死神の二つの名にも似合っています。配慮ありがとうございます。ですが、すでに私の勝利は決まりましたので」
そう告げると、目の前にいたはずのクロウの姿が消える。
は?どこだ?俺が見失うだと?
テトモコの全力でさえ、かろうじて動きが見えるんだぞ?残像も残さず視界から消える?
常人が出せる移動スピードではないな。
なにかがおかしい。
そう判断すると、風を纏い宙に浮く。
空中から見渡してみると、ステージ上にどこもクロウの姿が見えない。
どこだ?
目を凝らすがやはり見つけることができない。
俺の視界では映らないが、おそらく他の人には見えているのだろう。
それの証明として、いまだ試合終了の合図はない。
ということは、俺に見えないクロウがステージ上に必ずいる
俺にだけ見えていない……気になるとしたら先ほどのやり取りだな。
おそらくクロウの瞳を見たら発動するなにかのスキルなのだろう。
くそ、俺としたことが対戦相手をなめて、相手の術中にはまってしまったのか。
これは反省しないとな。
空中に浮き、一分ほど警戒しているが、いまだクロウからの攻撃はない。
いや、もしかしたらあったのかもしれないが、俺は確認していない。
なんのスキルか知らんが、ただ消えるだけなら問題ない。
もし、幻覚や俺の脳に直接働きかける系の能力なら、やっかいすぎる。
そのような能力なら、もしかしたらすでに俺は負けている可能性があるが……
周りを見渡しても、観客、うちの子たち、メロディーさん、ゼンさんの反応は薄い。
おそらく、まだ、何も起きていないだろう。
「いやー、面白い能力だね。正直そのスキルの対処方法がわからないから、ごめんけど、簡単に終わらせてもらうよ」
俺を中心に風を集め、竜巻を起こす。
予選で見せた技だが、見えない相手にも有効だからね。
足音とか風の抵抗を感じて、居場所を暴いた後、大鎌で切り裂いてもいいんだけど、正直めんどくさい。
それに結局、観客にはクロウの姿が見えているんだし、どんな倒し方をしても、その苦労はわかってくれないだろう。
クロウだけに苦労無しで倒したい。てへ。
「試合終了です。第四試合の勝者は死神のソラ君です。ゼンさんこの試合は不思議な間がありましたがどのようなやり取りがあったのでしょうか」
「うむ。話やソラの行動から予測すると、おそらくソラにはクロウの姿が見えていなかったようだ。だから足元のクロウに目を向けず、範囲攻撃の風魔法を使ったのだろう。クロウのスキルは幻覚かそれに類似するスキルだろうな」
「なるほど。メロディーちんぷんかんぷんでしたー。ソラ君見えない敵勝てるなんてやりますね」
試合終了の宣言後、解説が続いている。
やはり、俺だけに効果があるスキルだったみたいだな。
色々、努力しなくてよかったよ。
ステージ外ではクロウが地面に座って、こちらを見ていた。
「風魔法で宙に浮くとは思いませんでしたよ。遠距離武器を用意しとくべきでした」
「そうだね、おすすめは毒が塗ってある矢やナイフ、針かな」
「そうなんですけどね、私、力がありませんから投擲は苦手で。弓なんて練習しても急所に当てれないんですよね。動揺している間にナイフで首を切るのが一番手っ取り早いんです」
「なるほど。まあ、そこは練習しかないですね。普段は何をしているの?」
「そうですね。人を相手にしています。仕事でソラ君に会わないことを願っておきましょうかね」
人を相手にして、ナイフで首を切る?……なんか少し考えるだけでもクロウさんは闇が深そうだ。
まあ、スキルが冒険者のような魔物向けの物ではなく、対人に向いているスキルだからな。
スキルを活かすなら、暗殺者とかの方が合いそうだ。
「んー。じゃー、俺も会わないことを祈っているよ。お仕事でこないでね」
「私も行きたくありません。ソラ君に近寄る前に、従魔に殺されちゃいますよ。まあ、髪もこの顔も作り物なので、次会ったとしてもわからないでしょうがね」
にっこりと笑みを浮かべ、首のところをつまんでいるクロウ。
すこし皮膚がはがれたので、クロウが言ったようにマスクか何かをしているんだろう。
そういえば地球の化粧でテープとかつかって顔を作っている人がいたな。
あれは整形みたいな変化だが、こちらはほんとに別人になるんだろうな。
魔法やスキルがあると、俺では予想できないことがいくらでもでてくるから困ったもんだ。
今回も対処をミスればやられていた可能性があったからな……
「ソラっ。おめでとう。相手見えてなかったの?」
「ありがと。そうなんだ。全く見えてなかったよ」
「ソラの近くにいったけど、ソラが飛ぶから相手の人困ってたよ?」
「そうなのか。それは少し見てみたかったな」
ティナは試合の感想を次々と言ってくる。
「にゃ」
「わふ」
「そんなこと言うなよ。見えなかったんだから、倒し方の種類はすくなくなるだろう?しかたがなっかたの」
テトモコは勝利の仕方が気に食わなかったらしい。
あっけなく場外にさせただけだし、予選でも見せた技で二度目は面白味がなかったみたいだ。
正直、見えないだけか、それ以上のスキルなのかわからなかったから、迂闊に近寄りたくなかったんだよね。
今思い返しても、スキルの正体がわからなかったので、最善の策だったと思う。
「次は氷のおねえさんだからね。楽しくなると思うよ」
「にゃ」
「わふ」
「きゅう」
目をキラキラさせしっぽを振って、期待をあらわにしているうちの子たち。
ティナも俺に抱き着き、魔法魔法と言っている。
ティナとシロは結局なにをしても喜ぶ気がするが、なにげに戦闘の師匠であるテトモコは厳しいことが分かった。
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