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東京
高級マンションの最上階。
「起きろーい、学校間に合わねーぞ」
いつも通りのうるさい流星の声が部屋に響く。
「やめて、起きるから、うるさいから」
「ルイがおきるまでここで叫ぶぞ!
早くたて!!」
「うぅ、、」
私はいやいや、布団から出ると
顔を洗いに洗面台へ
その姿をしっかり見届けてから
流星はもう一人を起こしにいこうとする
正確にいうと二人だけど、、
「流星、私が起こしにいくよ、
だから早くごはんつくって」
あの二人に流星のうるさい声を聞かせるわけには……
というか私がもう聞きたくない!
「わりーな、早く降りてこいよ」
「うん、」といって
一度自分の部屋に戻ってから
となりの部屋へいく。
扉を開けると
ベットできもち良さそうに眠る男と
部屋のデスクで鼻唄を歌いながら
髪を整えてる、お人形のような顔の子供。
そのお人形のようなこは
キラキラに輝く目に私を映すと、
満面の笑みでいった。
「おはよ!るいちゃ!」
かわいい、、
これだけで今日早く起きてよかったと思える
そこまでのかわいさだ、
私は彼女を抱き上げてキスをする
「おはよう、かわいいかわいい実里」
キスだけで実里は「きゃ!!」
といって笑う。
っと、まずいまずい、実里とのほほんと
朝を過ごしてる場合じゃない、
「実里、愁は?寝てるの?」
「寝てるよぉ?実里、起こしたんだけど、
しゅうちゃ、全然起きない、、ごめんね?」
と首をかしげる実里、
自分のかわいさをわかってやってるのか、
この子は、末恐ろしいわ、
「なんで実里が謝るの、
なんも悪いことしてないでしょ?」
そういって、ベットへと向かい、布団をはぐ、
‥、実里と同じミルクブラウンの髪の男が
上半身はだかで寝ている
‥
「愁!!おきろや!」
愁の頬を叩く。
「んんー、、みのり、」
反応はいまいち。
「しゅうちゃ、起きて!!」
実里が愁の上に乗る。
「ん、起きた起きた、」
なんで!!
ここに住んでいるのは四人、
まずは私、末次琉生斗
どこにでもいる普通の高校2年生、、、
なんてことはなく、京都にある
極道神代組に命を懸けてる普通とはかけ離れた
女子だ。
今はわけあって、東京にすんでいる。
そして、朝から私を起こしたり
まぁ、基本家事を担当する、
私の兄の末次流星。
流星も神代組に席をおいている。
ちなみに高校2年生。
そして、私と同じ低血圧で朝から起きるのが
辛い、いや私よりひどいか、
八神愁。
愁も同じく、神代組で。
医療関係の方に詳しく、
神代家専用の医者になるべく、
今は修行中である。
私と年は一緒。
そして、愁の妹の八神実里。
神代家に席をおいているわけではないけど
神代組のマドンナてきそんざいで
みんなから可愛がられている。
今年から小学校1年生。
この四人で今は生活している。
私たちは神代組の若頭、
神代唯斗からの任務が終わるまで
京都には帰れない。
「早く終わらせて帰りますか」
朝御飯中にぼそっと一言つぶやく私。
反応なんて求めてないのだけど返ってくる返事。
「そうだな、」
流星に続いて愁も言葉を加える。
「早く帰んないと師匠に怒られるし」
実里も笑顔で加わる。
「ゆいちゃに会いたいねぇ」
誰も邪魔が入らなければ一ヶ月ぐらいで
終わる案件。
誰にも邪魔はさせない。
ネクタイを閉める。
流星が作ってくれた弁当をもって家を出る。
「行ってくるね」
誰にともなくいっても
「いってくる」
「ルイ、遅れておれもいく」
「いってきまぁす!」
返ってくる返事。
これだけはどこにいっても変わらない。
この環境も任務もすべて邪魔なんてさせない。
そう、誰にも。
高級マンションの最上階。
「起きろーい、学校間に合わねーぞ」
いつも通りのうるさい流星の声が部屋に響く。
「やめて、起きるから、うるさいから」
「ルイがおきるまでここで叫ぶぞ!
早くたて!!」
「うぅ、、」
私はいやいや、布団から出ると
顔を洗いに洗面台へ
その姿をしっかり見届けてから
流星はもう一人を起こしにいこうとする
正確にいうと二人だけど、、
「流星、私が起こしにいくよ、
だから早くごはんつくって」
あの二人に流星のうるさい声を聞かせるわけには……
というか私がもう聞きたくない!
「わりーな、早く降りてこいよ」
「うん、」といって
一度自分の部屋に戻ってから
となりの部屋へいく。
扉を開けると
ベットできもち良さそうに眠る男と
部屋のデスクで鼻唄を歌いながら
髪を整えてる、お人形のような顔の子供。
そのお人形のようなこは
キラキラに輝く目に私を映すと、
満面の笑みでいった。
「おはよ!るいちゃ!」
かわいい、、
これだけで今日早く起きてよかったと思える
そこまでのかわいさだ、
私は彼女を抱き上げてキスをする
「おはよう、かわいいかわいい実里」
キスだけで実里は「きゃ!!」
といって笑う。
っと、まずいまずい、実里とのほほんと
朝を過ごしてる場合じゃない、
「実里、愁は?寝てるの?」
「寝てるよぉ?実里、起こしたんだけど、
しゅうちゃ、全然起きない、、ごめんね?」
と首をかしげる実里、
自分のかわいさをわかってやってるのか、
この子は、末恐ろしいわ、
「なんで実里が謝るの、
なんも悪いことしてないでしょ?」
そういって、ベットへと向かい、布団をはぐ、
‥、実里と同じミルクブラウンの髪の男が
上半身はだかで寝ている
‥
「愁!!おきろや!」
愁の頬を叩く。
「んんー、、みのり、」
反応はいまいち。
「しゅうちゃ、起きて!!」
実里が愁の上に乗る。
「ん、起きた起きた、」
なんで!!
ここに住んでいるのは四人、
まずは私、末次琉生斗
どこにでもいる普通の高校2年生、、、
なんてことはなく、京都にある
極道神代組に命を懸けてる普通とはかけ離れた
女子だ。
今はわけあって、東京にすんでいる。
そして、朝から私を起こしたり
まぁ、基本家事を担当する、
私の兄の末次流星。
流星も神代組に席をおいている。
ちなみに高校2年生。
そして、私と同じ低血圧で朝から起きるのが
辛い、いや私よりひどいか、
八神愁。
愁も同じく、神代組で。
医療関係の方に詳しく、
神代家専用の医者になるべく、
今は修行中である。
私と年は一緒。
そして、愁の妹の八神実里。
神代家に席をおいているわけではないけど
神代組のマドンナてきそんざいで
みんなから可愛がられている。
今年から小学校1年生。
この四人で今は生活している。
私たちは神代組の若頭、
神代唯斗からの任務が終わるまで
京都には帰れない。
「早く終わらせて帰りますか」
朝御飯中にぼそっと一言つぶやく私。
反応なんて求めてないのだけど返ってくる返事。
「そうだな、」
流星に続いて愁も言葉を加える。
「早く帰んないと師匠に怒られるし」
実里も笑顔で加わる。
「ゆいちゃに会いたいねぇ」
誰も邪魔が入らなければ一ヶ月ぐらいで
終わる案件。
誰にも邪魔はさせない。
ネクタイを閉める。
流星が作ってくれた弁当をもって家を出る。
「行ってくるね」
誰にともなくいっても
「いってくる」
「ルイ、遅れておれもいく」
「いってきまぁす!」
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これだけはどこにいっても変わらない。
この環境も任務もすべて邪魔なんてさせない。
そう、誰にも。
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