【常識改変】2-1の肉オナホくん【頭悪い系エロ】

松任 来(まっとう らい)

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6 ぶっかけシャワー編

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某県某所の男子高に通う悠馬は二年生。学校での彼の安息の時は少ない。何せ彼のエロさと名器ぶりが異常すぎるのだ。登校した瞬間、クラスメイトたちが我先にと服を脱がせてきて性行為を要求される。毎度のことに悠馬もややうんざり気味なのだが、「もう俺たちはお前以外じゃ抜けないんだ」と同情を誘うような情けない声で懇願されればもう断る文句が見つからなかった。

さて、今日も時刻は昼休み。いつもなら授業中にムラムラを溜めた級友たちが列をなして再び求めてくるところだ。
しかし今日は何やら少し様相が違う。

「なあ悠馬、三年の先輩らがまた“アレ”やりたいっていうから・・・・・・な?」
友人たちが拝むように手を合わせ、気まずそうに笑った。

「ええー!?」
悠馬は声を上げる。
「それで勝手に許可しちゃったのかよ?」
購買の牛乳パックを握り締める悠馬に、友人たちは苦笑いしながら口々に言い訳を並べた。
「悪い悪い。ほら、三年の先輩たち、みんな口が達者でさあ。あっという間に丸め込まれちゃったんだよね」
「悠馬で気持ちいいことしたいのは先輩らも一緒ってことだよ。いつもの俺らと同じだよ」
「悠馬なら、今日は放課後何も予定ないと思いますよって言っちゃったんだ」

「言っちゃったんだ、・・・・・・じゃねえだろー!!!」

とりあえず無断で三年生に自分を貸す約束をした馬鹿共の頭を五発ずつ殴り、悠馬はふくれっつらで牛乳をすする。道理でいつもはハイエナのように群がってくるこいつらが遠慮がちにしているわけだ。放課後、三年生に性奉仕を行うことになってしまった不運な悠馬の身体の負担を少しでも軽くしてやろうということか。

(気使うとこソコかよ?まあありがたいけどさあ・・・・・・)
頭の中は、先輩たちにどう取り繕えば放課後に待ち受けるあれやこれやを回避できるかでいっぱいだった。
が、こんなことはこれまでにも一度や二度や三度や四度あったことだ。性欲を滾らせた三年生から逃れられたことは、そのうち一回もない。そして当然今回も・・・・・・。

放課後。
悠馬の姿は校舎裏にあった。そこにはすでに期待に胸と股間を膨らませる三年生らが十数人ほど集まっている。

「いやあ~我らが姫!来てもらってすまない、はっはっは!」
嫌そう~な顔で見つめる悠馬に、三年生らは悪びれる様子もなく朗らかに笑いかけてきた。
「何がはっはっはですか」
今にも舌打ちしそうな顔で、悠馬は突っ込みを入れる。上級生に対する態度ではないような気もするが、これまで度重なる狼藉を働かれてきたのだ。もはや悠馬の中では“こんなやつらを年上として敬う意味はない”という認識でいるし、相手もそれを気にしていない。つまりこれでオールオーケイなのだ。

「ふおお~、悠馬くんのそのジト目、たまんねえなあ~!」
むしろちょっとツン気味の悠馬に、揃って身もだえしているではないか。悠馬は軽いめまいを覚えて後ろを見た。そこにはなぜか教室から付いてきたクラスメイトたちがいる。

(・・・・・・おい、お前らのせいでこうなってんだぞ!?ちょっとは責任感じろよ!??)
そう強く目に感情をこめるも・・・・・・。

「うひょー、俺たちの悠馬!」
「怒ってても可愛いなあ~!!」
後ろは後ろで大変に盛り上がっているだけだった。一緒になって興奮するな。

(もうこうなったらできるだけ早く終わらせるしかない・・・・・・)
悠馬は観念して地べたに座り込む。
「そんなとこで大丈夫か?」
周りを取り囲む先輩たちに覗き込まれるが、ぷいとそっぽを向いて言う。
「どうせ今日も“アレ”やるんでしょ?だったら地べたのほうが都合がいいです」
「そうかぁ?へへ、悪いなあ~」
ちっとも悪いと思ってなさそうな顔で、先輩たちは次々にズボンとパンツを下ろして下半身を露出しだす。
太さや曲がり具合、皮の剥け方や色も様々だったが、悠馬に狙いを定めているのはどれも共通だ。悠馬から見ると、いくつもの尿道がこちらを向いている状態だ。途端に悠馬の胸に、どうしようもないドキドキが込み上げる。身体の芯が一気にじいんとして、瞬時に沸騰した。

(いっ、いけないいけない・・・・・・。ポーカーフェイス、ポーカーフェイス!ちょっとムッとした顔をしとかなきゃ!)
大勢のペニスに囲まれて気分を高揚させているなんて、彼らに悟られるわけにはいかない。この状況を悦んでいることが伝われば、図に乗った先輩たちによってますます収集のつかない事態になってしまうだろう。愛玩用肉オナホの立場とはいえ、安く見られないようにしなければ。

「じゃ、じゃあ服・・・・・・、脱ぎますね」
そ知らぬふりで悠馬はシャツに手をかけた。なんだか急に気温が高まったように感じる。それもそのはず、悠馬が素肌を露にしはじめた途端、明らかに周りの熱量が上がったのだ。
大勢からのニヤついた視線が集まる。悠馬はゆっくりボタンを外しながら、どこに目をやったらいいか分からずに何となく彼らの足元を見つめた。今自分の姿が彼らにどう映っているのか、想像するだけで股間がギュンッ♡とビクついてしまい危ない。

(ていうか、こんな風に目を伏せてたらまるで可愛く恥らってるように見えちゃうかな・・・・・・)
そうやってぎこちない動作で服を脱ぐことで、より彼らの興奮を煽ってしまうということも最近は分かってきていた。真昼間の明るい校舎裏で、衆人環視の中一枚一枚身につけた物を自ら取っていくなんて・・・・・・。

(ううう、か、顔がめちゃくちゃ熱い・・・・・・)

先輩達が悪いんだ、元々自分はこんなことしたいと思ってなかったのに、調子よく乗せられてしまい段々と気持ちがそちらに傾いてきてしまうのだ。

・・・・・・と自分に言い訳しているが、なんだかんだこうしてじっくりゆっくり周囲の温度感を高めることを、悠馬自身気づかぬうちに楽しんでいるのだった。
一番下までボタンを外し終わると、ばっと勢いよくシャツを脱ぎ去る。それまでのゆったりした動きとは対照的に思いっきりだ。ここで焦らしに焦らした彼らに、ぐぐっと感情の波を作ってやるわけだ。

「・・・・・・!!!!!」

狙い通りだ。その瞬間先輩たちが無言で色めき立つ。悠馬はふふっと得意げに心の中で笑い、ベルトを外してズボンをストンと下ろした。下着に靴下と靴だけという格好で明るい校舎裏にいるのは、とても変な気分だ。
周りを見る。全員揃いも揃って悠馬に見惚れるように鼻の下を伸ばし、釘付けになっている。あまりにも想像通りの反応で、少し愉快になってきてしまうほどだ。

(・・・・・・と、いうわけで)
最後に一枚残ったパンツ。それを一気に脱ぐ・・・・・・、と見せかけて、手を軽くかけて上目遣いで辺りをうかがう。案の定、みんな直前でお預けを食らわされてしまった絶望ともどかしさを、顔いっぱいに貼り付けていた。もう限界といった様子だ。握り締めた手には、汗が滲んでいるに違いない。
言いようもないドキドキがいよいよ込み上げてくる。呼吸を整えて静かに下着を脱いだ。形の良い自身のペニスと、整えられた陰毛、靴下と靴だけを身につけた下半身が視界に入る。脱いだ服は軽く丸めて傍らに置いておき、改めて顔を上げると、先輩たちがギラギラした目を一斉にこちらに向けていた。まさに宴の始まりだ。

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