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番外編:目覚めたら親友の娘が隣で寝てて責任とれとぐいぐい迫ってくるんだが
第23話 怖かったんだ、ずっと
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腕の中にいるステラが、俺の服にしがみついた。
「来てくれた……本当に来てくれた……」
何度も呟きながら、胸に顔をうずめる。
そんないい雰囲気は、目の前の青年の叫びによってあっけなく壊された。
「お、お前何だよ!」
「君がさっき言ってた、結婚してもすぐに歳取ってヨボヨボになる40代のおっさんだよー」
あ、いや。
別にヨボヨボとか言われたことに、怒ってるつもりはないんだけどな!
話を聞かれていたと気づき、青年はギクリと表情を硬くした。しかし、俺に抱きついたままのステラに視線を向けると、思い出したかのように憎しみと怒りを込めて殴りかかってきた。
「ステラから離れろ!」
「や、駄目ぇっ!」
ステラの悲鳴が響く。
しかし、全く焦りはなかった。
忘れられてるかもしれないけど、これでも俺も勇者候補なんだよな。訓練受けてる暗殺者とかならともかく、普通の一般人に負けることはない。
精神の沈静化を促す魔法紋様が現れると、青年の頭部に吸い込まれていく。
昂ぶっていた気持ちが強制的に落ち着かされ、青年の表情に困惑が浮かんだ。まるで俺に対する怒りなどの感情が切り取られたかのように、何故自分は殴りかかろうとしていたのかと不思議そうに両手を見つめている。
そんな彼の肩をポンっと叩くと、青年はビクリと身体を震わせた。
「さっ、ステラは俺が送って行くから、君は自分の家に帰ってくれるかな?」
にっこり笑顔を浮かべ帰宅を促すと、青年は腑に落ちない様子で頷くと、ふらふらした足取りでこの場を去っていった。
呆然と成り行きを見つめていたステラが、俺の腕にしがみつき不安そうに見つめてくる。
そんな彼女を安心させるように、笑ってみせた。
「大丈夫だよ。一時的に放心状態になってるだけで、寝て起きたら元に戻ってるから。ああ、それが兄貴の荷物だね、ありがとう」
彼女から身体を離し、持っていた荷物を受け取る。
ステラが何かを言おうと口を薄く開いたけど、こちらが彼女の左手をとる方が早かった。
赤い瞳が見開かれる。
左手の薬指にはめられたアデルア家の紋章が描かれた指輪を見つめながら。
「え? これ……」
「マーレ王国に戻って来るまで、さっきの彼のような悪い虫がつかないように」
紋章の意味が分からなくとも、何か複雑な模様と高そうな指輪を薬指につけていたら、どんなに鈍い男もステラに寄ってこないだろう。
それ以上何も言えず、ステラは薬指におさまったブカブカな指輪を見つめながらクルクルと回している。
ま、俺の指サイズだから合わないのは仕方ない。宝飾店で調整するよう後で手配しとくか。
「ありがとう、ステラ。俺のことを庇ってくれて」
「えっ、ええ――――⁉ き、聞いてたの? ど、どの辺から?」
「ちょっとだけだよ。『ディディスのことを悪く言わないで!』辺りかな?」
「全部聞いてるから! 最初っから全部聞いてるから、それ――――っ‼」
わー、恥ずかしい! とステラが両頬に手を当てながら俺から視線を反らした。
恥ずかしいって……あれ以上のことをしてきているのに、今更感があるのは俺だけかな? まあいいか。恥ずかしいと思うポイントなんて、人それぞれだもんな。
ワタワタと慌てているステラの様子を目を細めて見つめる。
心は、驚くほど静かだった。
「さっきの君の言葉でやっと気づいた。俺、怖かったんだ、ずっと」
「何が……怖かったの?」
ステラの瞳がこちらを向いた。
それを真っすぐ見据え、ずっと心の奥底にあった恐怖を、心の傷を口にした。
「君が世界の広さを知った時、俺から興味を失うことが怖かった」
あれだけ俺を求めてくれるステラが、簡単に心変わりする姿を見るのが怖かった。
こんな歳のくせに何言ってんだって、俺だって分かってる。
ほんと、笑っちゃうよな。
2年前に結婚を考えていた彼女と別れたことが、こんなにも心の傷になってたなんて。
愛し合ってた。
結婚を申し込んで了承を得た時も、心の底から喜んでくれた。
お互い真剣だった。
だからこそ、あんなにも簡単に心変わりし、別れを告げられ去られたのが辛かったんだ。
ずっと精神魔法を研究し、人の心がどれほど簡単に変わるのか、どれほど偽っているのか分かってたはずなのに、長い間俺に対して裏表なく接し、一人の女性を一途に想い続けるヤツがいたから、すっかりそれを忘れていた。
別れた彼女に未練はない。
だけど愛した人がまた変わってしまって、俺の前から消える恐怖だけが残ってしまった。
だから今まで、次の相手を見つけることが出来なかったんだろうな。
ステラなんて、まさにそうだろ。
彼女はまだ世界を知らない。
狭い自分の世界の中で、目についた異性がたまたま俺だっただけ。
大きくなって世界の広さを知ったら、簡単に心変わりする。
そう思うと、どれだけ真剣に好意を告げられても、年齢差、親友の娘という立場、それらをひっくるめてステラの未来の為だと言い訳して、彼女の気持ちと向き合えなかった。
向き合おうともしなかった。
そんな心の傷があることすら俺は気づいていなかった。
自分の心なのに。
でもステラには見透かされていた。
だから別れを告げたあの日に言ったんだ。
"ディディス……わたしは……かわらないよ"
と。
でも俺には彼女の言葉の本当の意味が分からなかった。
だから行動で示したのが、今回のメロディア王国への留学ってわけだ。
ステラのアクティブ過ぎる行動力を思い、心の中で苦笑した。
本当にシオンが以前言ってたように、昔は大人しい子だったんだろうか?
弱々しく笑う俺の頰をステラが優しく撫でる。
「うん、そうだよね。そう思われも仕方ないって分かってる。だってディディスからみたら、私はまだまだ世間を知らない小娘だもん。だから成人するまでの2年間、この国で学んで色々と経験して色んな人に会って、でもあなたへの想いが変わらないことを伝えたかったの」
これが15歳の発言だぞ?
どっちが大人だ、全く。
頰に触れるステラの手を取ると、両手で優しく包み込んだ。
ランタンで揺らぐ赤い瞳を、真っすぐ見つめる。
「君の気持ちに向き合うよ。小さい頃から知っている親友の娘じゃなく、ステラというひとりの女性として」
ステラが他の男に言い寄られているのを見たとき、頭が真っ白になった。
今ならそれが何か分かる。
怒りだ。
自分の大切なものを奪われる怒り。
怒りはすぐにあの青年の言葉で消えちゃったけど、その一瞬が俺の気持ち全てを物語っていた。
「うれ……しい……やっと、ディディスが私を見てくれた……私の気持ちに向き合ってくれた……」
ポロポロと涙を流しながら、ステラが笑うと、視線を左手の薬指に向けた。
「私、この国で頑張るから……1年後、マーレ王国に戻ってきた時、この指輪を着けたままでいられる女性になれたかどうか、あなたの目で判断して欲しい」
「ああ、分かったよ。戻って来る日を、楽しみに待ってるから」
彼女の涙にぬれる笑顔を見ながら思う。
もう一度、人を愛し、その人の想いを信じてみようと――
ステラの涙を拭うと、彼女の口元が嬉しそうに緩んだ。
手を繋いでゆっくりと歩き出す。
伝わってくる温もりが昔の記憶がよみがえらせ、懐かしくて思わず言葉がこぼれた。
「……何か、懐かしいな」
「懐かしい? 何が?」
「昔、ステラが世話してたヤギを探しに行った時、帰りにこうやって手を繋いで帰ったことを思い出してね」
「そう……だね」
ステラの言葉はここで途切れた。
沈黙が続き、ただ俺たちが歩く音だけが響いていた。
しばらくするとステラが口を開き、今の暮らしについてたくさん語ってくれた。
できることなら、ずっとこうしていたかった。
だから、出来る限りゆっくりした歩みで進んだ。
世話になっているヘイドリック家の屋敷までの転移珠を、ステラが持っているのは知っている。
だけどそれをどちらかが口にすることはなかった。
「来てくれた……本当に来てくれた……」
何度も呟きながら、胸に顔をうずめる。
そんないい雰囲気は、目の前の青年の叫びによってあっけなく壊された。
「お、お前何だよ!」
「君がさっき言ってた、結婚してもすぐに歳取ってヨボヨボになる40代のおっさんだよー」
あ、いや。
別にヨボヨボとか言われたことに、怒ってるつもりはないんだけどな!
話を聞かれていたと気づき、青年はギクリと表情を硬くした。しかし、俺に抱きついたままのステラに視線を向けると、思い出したかのように憎しみと怒りを込めて殴りかかってきた。
「ステラから離れろ!」
「や、駄目ぇっ!」
ステラの悲鳴が響く。
しかし、全く焦りはなかった。
忘れられてるかもしれないけど、これでも俺も勇者候補なんだよな。訓練受けてる暗殺者とかならともかく、普通の一般人に負けることはない。
精神の沈静化を促す魔法紋様が現れると、青年の頭部に吸い込まれていく。
昂ぶっていた気持ちが強制的に落ち着かされ、青年の表情に困惑が浮かんだ。まるで俺に対する怒りなどの感情が切り取られたかのように、何故自分は殴りかかろうとしていたのかと不思議そうに両手を見つめている。
そんな彼の肩をポンっと叩くと、青年はビクリと身体を震わせた。
「さっ、ステラは俺が送って行くから、君は自分の家に帰ってくれるかな?」
にっこり笑顔を浮かべ帰宅を促すと、青年は腑に落ちない様子で頷くと、ふらふらした足取りでこの場を去っていった。
呆然と成り行きを見つめていたステラが、俺の腕にしがみつき不安そうに見つめてくる。
そんな彼女を安心させるように、笑ってみせた。
「大丈夫だよ。一時的に放心状態になってるだけで、寝て起きたら元に戻ってるから。ああ、それが兄貴の荷物だね、ありがとう」
彼女から身体を離し、持っていた荷物を受け取る。
ステラが何かを言おうと口を薄く開いたけど、こちらが彼女の左手をとる方が早かった。
赤い瞳が見開かれる。
左手の薬指にはめられたアデルア家の紋章が描かれた指輪を見つめながら。
「え? これ……」
「マーレ王国に戻って来るまで、さっきの彼のような悪い虫がつかないように」
紋章の意味が分からなくとも、何か複雑な模様と高そうな指輪を薬指につけていたら、どんなに鈍い男もステラに寄ってこないだろう。
それ以上何も言えず、ステラは薬指におさまったブカブカな指輪を見つめながらクルクルと回している。
ま、俺の指サイズだから合わないのは仕方ない。宝飾店で調整するよう後で手配しとくか。
「ありがとう、ステラ。俺のことを庇ってくれて」
「えっ、ええ――――⁉ き、聞いてたの? ど、どの辺から?」
「ちょっとだけだよ。『ディディスのことを悪く言わないで!』辺りかな?」
「全部聞いてるから! 最初っから全部聞いてるから、それ――――っ‼」
わー、恥ずかしい! とステラが両頬に手を当てながら俺から視線を反らした。
恥ずかしいって……あれ以上のことをしてきているのに、今更感があるのは俺だけかな? まあいいか。恥ずかしいと思うポイントなんて、人それぞれだもんな。
ワタワタと慌てているステラの様子を目を細めて見つめる。
心は、驚くほど静かだった。
「さっきの君の言葉でやっと気づいた。俺、怖かったんだ、ずっと」
「何が……怖かったの?」
ステラの瞳がこちらを向いた。
それを真っすぐ見据え、ずっと心の奥底にあった恐怖を、心の傷を口にした。
「君が世界の広さを知った時、俺から興味を失うことが怖かった」
あれだけ俺を求めてくれるステラが、簡単に心変わりする姿を見るのが怖かった。
こんな歳のくせに何言ってんだって、俺だって分かってる。
ほんと、笑っちゃうよな。
2年前に結婚を考えていた彼女と別れたことが、こんなにも心の傷になってたなんて。
愛し合ってた。
結婚を申し込んで了承を得た時も、心の底から喜んでくれた。
お互い真剣だった。
だからこそ、あんなにも簡単に心変わりし、別れを告げられ去られたのが辛かったんだ。
ずっと精神魔法を研究し、人の心がどれほど簡単に変わるのか、どれほど偽っているのか分かってたはずなのに、長い間俺に対して裏表なく接し、一人の女性を一途に想い続けるヤツがいたから、すっかりそれを忘れていた。
別れた彼女に未練はない。
だけど愛した人がまた変わってしまって、俺の前から消える恐怖だけが残ってしまった。
だから今まで、次の相手を見つけることが出来なかったんだろうな。
ステラなんて、まさにそうだろ。
彼女はまだ世界を知らない。
狭い自分の世界の中で、目についた異性がたまたま俺だっただけ。
大きくなって世界の広さを知ったら、簡単に心変わりする。
そう思うと、どれだけ真剣に好意を告げられても、年齢差、親友の娘という立場、それらをひっくるめてステラの未来の為だと言い訳して、彼女の気持ちと向き合えなかった。
向き合おうともしなかった。
そんな心の傷があることすら俺は気づいていなかった。
自分の心なのに。
でもステラには見透かされていた。
だから別れを告げたあの日に言ったんだ。
"ディディス……わたしは……かわらないよ"
と。
でも俺には彼女の言葉の本当の意味が分からなかった。
だから行動で示したのが、今回のメロディア王国への留学ってわけだ。
ステラのアクティブ過ぎる行動力を思い、心の中で苦笑した。
本当にシオンが以前言ってたように、昔は大人しい子だったんだろうか?
弱々しく笑う俺の頰をステラが優しく撫でる。
「うん、そうだよね。そう思われも仕方ないって分かってる。だってディディスからみたら、私はまだまだ世間を知らない小娘だもん。だから成人するまでの2年間、この国で学んで色々と経験して色んな人に会って、でもあなたへの想いが変わらないことを伝えたかったの」
これが15歳の発言だぞ?
どっちが大人だ、全く。
頰に触れるステラの手を取ると、両手で優しく包み込んだ。
ランタンで揺らぐ赤い瞳を、真っすぐ見つめる。
「君の気持ちに向き合うよ。小さい頃から知っている親友の娘じゃなく、ステラというひとりの女性として」
ステラが他の男に言い寄られているのを見たとき、頭が真っ白になった。
今ならそれが何か分かる。
怒りだ。
自分の大切なものを奪われる怒り。
怒りはすぐにあの青年の言葉で消えちゃったけど、その一瞬が俺の気持ち全てを物語っていた。
「うれ……しい……やっと、ディディスが私を見てくれた……私の気持ちに向き合ってくれた……」
ポロポロと涙を流しながら、ステラが笑うと、視線を左手の薬指に向けた。
「私、この国で頑張るから……1年後、マーレ王国に戻ってきた時、この指輪を着けたままでいられる女性になれたかどうか、あなたの目で判断して欲しい」
「ああ、分かったよ。戻って来る日を、楽しみに待ってるから」
彼女の涙にぬれる笑顔を見ながら思う。
もう一度、人を愛し、その人の想いを信じてみようと――
ステラの涙を拭うと、彼女の口元が嬉しそうに緩んだ。
手を繋いでゆっくりと歩き出す。
伝わってくる温もりが昔の記憶がよみがえらせ、懐かしくて思わず言葉がこぼれた。
「……何か、懐かしいな」
「懐かしい? 何が?」
「昔、ステラが世話してたヤギを探しに行った時、帰りにこうやって手を繋いで帰ったことを思い出してね」
「そう……だね」
ステラの言葉はここで途切れた。
沈黙が続き、ただ俺たちが歩く音だけが響いていた。
しばらくするとステラが口を開き、今の暮らしについてたくさん語ってくれた。
できることなら、ずっとこうしていたかった。
だから、出来る限りゆっくりした歩みで進んだ。
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