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アカデミー入学編

第51話 お師匠様は誘われた

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 ここはアカデミーの一般生が使う女子寮。
 私は今、両手に枕と寝袋、背中に旅道具一式入ったリュックを背負って、アーシャの部屋の前に立っている。

 事の始まりは今日の昼食時間。
 シオンが作ってくれた、彩り豊かな女子力半端ないお弁当を食べながら、アーシャとお喋りをしていた時の事だった。

「そうそうリーベル、明日アカデミーの授業休みでしょ? 良かったら、今日私の部屋でお泊り会しない?」

 ……お泊り会?

 私が読んだ数少ない本にあった気がする。あれだ。

 友達が集まり、色んなお話をキャッキャウフフしながらお泊りを楽しむ会だ。 

 現実に存在してたなんて……。本の中だけの世界だと思ってた存在にお呼ばれされるとは、人生何があるか分かったもんじゃない。

 戦いばかりの日々から、えらく遠くに来たものだとしみじみ思う。

「リーベル、どうしたの? 何だか遠い目をしてるけど……。あっ、急だし用事がある……」

「行く。絶対に行く」

 私は可愛く花形に切られた根菜を飲み込むと、心配そうなアーシャに即答した。
 
 この機会を逃すものか。
 戦いの日々から脱却した今、あの時には経験出来なかった青春を取り戻すのよっ‼
 
 昼食が終わると、すぐに通信珠でセリス母さんの了承を得、私はワクワクしながらアカデミーの授業が終わるのを待った。

 そして一度家に帰り、

「セリス母さん! おっ、お泊り会なんて、何を持って行ったらいいの⁉ 服は⁉ 寝間着のまま行ったらいいの⁉」

「そっ、そんな物語だけの存在、私が知るわけないだろ! とりあえず……、旅でいるものを持って行け! 全てカバーできる!」

と、親子共々未知なるイベントにあたふたして準備し、荷物がもっさりした状態でアーシャの部屋の前に立っている。
 
 ……これがお泊り会なのか。旅してた時と変わらない気が……。

 そんな事を思いつつ、私はアーシャの部屋のドアを叩いた。
 
「リーベル、いらっしゃいー。突然誘ったのに、来てくれてありが……、すっごい荷物ね……」

 笑顔で迎えてくれたアーシャの表情が、驚きに変わった。それを見て、即座に後悔が胸を過ぎる。

 ……やっぱり、これは違うんじゃないかな、セリス母さん。

 親子共々、一般常識のなさを思いながら、私は苦笑いを浮かべる事しかできなかった。それを見て、アーシャもつられて笑いを浮かべると、部屋に案内してくれた。

 部屋に入ると、女性らしい可愛い空間が広がっていた。
 絨毯は明るい色で敷き詰められ、家具が壁に沿って配置されているんだけど、家具一つ一つが、とっても可愛いの。淡いピンク色のタンス、白い机。それぞれ花や小動物が描かれて、見ているだけでとっても心が和む。

 そしてディディスの部屋同様、外に音が漏れないように風魔法がかけられていた。
 
「今、簡易ベッドを置くから、ちょっと待っててねー」

「あ、寝袋持ってきたから、大丈夫だよー」

「……ねっ、寝袋?」

 ほら、やっぱり寝袋なんていらなかったじゃんっ‼ 
 みてよ、あのアーシャの若干引いた表情を! こんな可愛い部屋に、薄汚れた寝袋なんて、何一つ映えないよっ‼

 という事で、アーシャが用意した簡易ベッドを借りる事にした。

 寝間着に着替えると、ベッドの上に転がる。天井を見上げると、いつもと違う風景がとても新鮮。

「リーベル、クッキー食べる? それともポテトフライの方がいい?」

「どっちも食べるー。あ、そうそう私も食べる物持ってきたんだっけ。えっと……、乾燥肉と携帯食料。アーシャはどっちがいい?」

「……女の子同士で食べるには、中々野外感溢れてるわね……」

 ……もう、持ってきたものを出すのは止めよう。
 母さん、お泊り会では旅の装備は何一つ役に立たないみたいです。

 私はリュックの蓋をそっと閉じそう心に誓うと、共に準備してくれた母に心で結果を伝えた。 

 でもアーシャはとっても優しい。どちらも出すように言ってくれて、可愛いお皿に乗せてくれたの。

 可愛い磁器のお皿に、携帯食料と乾燥肉。これほど、ミスマッチな組み合わせがあるだろうか、と言う程お皿が不憫すぎるけど。

 アーシャは可愛いクッキーと、ポテトフライ、その他諸々のお菓子を用意すると、さらに棚から瓶をとりだしてこちらを見た。綺麗な顔が、にやりと笑う。

「リーベルって、お酒いける人?」

 そう言って私の前にかざしたのは、エールの瓶。一般大衆が好む、炭酸が入ったお酒だ。

 お酒は吞めないわけじゃないけど、戦いの際の思考力を下げるし、戦い方が雑になっちゃうから呑まなかったっけ。

 それにしても、深窓の令嬢という言葉がぴったりなアーシャが、笑顔でエールの瓶を掲げてる姿に、ミスマッチ感を思わずにはいられない。しかし、これで終わらなかった。

「エールが嫌なら、ワインもあるし……。これなんて、甘めだから飲みやすいわ」

 そう言って棚から出るわ出るわ。お酒類の瓶が10本ほど並んだ。鼻歌を歌いながら、酒瓶を並べるアーシャに声をかける。

「アーシャって、お酒好きなのね」

「ええ、たまに一人で飲んでるの。でもこうして友達と飲むって初めてだから、凄く嬉しいわ」

 アーシャは慣れた手つきでエールの瓶を開け、コップに注ぎながら、いつも通りの綺麗な笑顔を浮かべている。
 やっぱり可愛い子は、お酒を注いでいる姿も様になる。

 私たちはコップを傾け、お互いの日々のアカデミー生活を労うと、エールに口を付けた。
 
 しゅわしゅわと口の中で泡が弾け、少し甘い香りと、エール独特の苦みが口に広がる。以前飲んだ時は苦さに顔をしかめたけど、今はなんとなくこの美味しさが分かるかもしれない。

 自分の舌が大人になったとしみじみ考えていると、アーシャがぐいっと私の方に近づいてきた。
 彼女の手に握られたコップは……、すでに空だ。

「……ふふ、今日こそ聞かせて貰うわ。リーベル……、あなたお付き合いしている人がいるわね?」

「っっっっっっっ‼ げっほ……、げほげほ……」

 突然の衝撃質問に咽てしまった。あやうく口の中のエールが噴き出るところだった……。あぶないあぶない。
 口元を拭いながら、必要以上に間を詰めて来る友人を押しとどめる。

「なっ、何言ってるの、アーシャ! そんな人、私には……」

「いない……、なんて言わせないわ。あれだけ色んなところに痕を付けておいて……」

 彼女の言葉に、反射的に首筋に手を当ててしまう。
 アーシャに初めて指摘された時から、めっちゃ気を付けてたのに‼

 彼女は手酌でエールを追加すると、再び一気の飲み干した。そしてコップをサイドテーブルに音を立てて置くと、物凄く良い笑顔で迫って来る。

「さあ、観念して白状しなさーい!」

 綺麗な翠の瞳はトロンとして、白い頬が程よく赤く染まっている。
 完全に酔っぱらってるけど、早すぎない? お酒好きだけど、強いわけじゃないみたい。

 と同時に1か月前、初めて首の痕を指摘された時、めっちゃ嬉しそうに表情を変えたアーシャを思い出した。

 アーシャって、こういう大人な恋愛話が超好きな子なんだ。

「白状も何も……、付き合ってる人なんていないって!」

 私は慌ててアーシャを押しとどめると、彼女の言葉を否定した。

 うん、嘘は言っていない。
 決して嘘は言ってない。

 アーシャはエールを注ぐと、コップの中で転がしながら、さっきの笑顔から一転、心配そうな表情を浮かべた。

「私、心配なの。リーベルは恋愛とかそういうのに鈍感そうだし、悪い人に騙されてないかって。だからお相手の事が気になって……」

 悪い人って……。
 あなたが疑ってる人、勇者ですよ。

 心臓が激しく脈を打っているのが分かる。そのせいかお酒のまわりがいつもより早かったんだけど、どう返答すべきか困惑していた私にはそれが分からなかったの。

 お酒がまわるということは、思考が鈍くなり口が軽くなってしまうわけで……。

 突然何を思ったのかアーシャの表情が真顔になると、はっと息を飲んだ。

「まっ、まさか、リーベル……。その人とは遊びで……、身体だけの関係……だとか……」

「違うわっ‼ シオンとはそんな関係じゃないっ‼」

 ……あ。

 でももう口から飛び出した言葉は、なかった事には出来ない。
 当然、アーシャの耳にも入ってしまった言葉を取り消す事もできない。

「……シオン?」

 酔いが醒めました、といわんばかりのアーシャの驚き顏。そして、反復される弟子の名。

 しばしの沈黙の後、聞こえた名前が信じられない様子の彼女の言葉によってそれは破られた。

「シオンって……、あの6代目勇者の……シオン様……?」

「ちっ、チガウヨー。同名の人ダヨー。ほら、私はシオン様と接点ないよね? アーシャはいつも私を一緒にいるんだから、分かるでしょ?」

 慌ててを否定し、接点がないと主張してみたけど、一度生まれた疑いは簡単には晴れないみたい。
 何でも御見通しとばかりに口元に笑みを浮かべ、アーシャが問い詰める。

「ディディスさん繋がりじゃない? シオン様とディディスさんはご友人でしょう? そういえば……、リーベルの魔力暴走の時も、ディディスさんじゃなくシオン様がいらしてたわよね? 普通はシオン様がディディスさんに、リーベルの見舞いに行くように言うものじゃないかしら?」

 ……何て勘のいい子っ‼

 アーシャの恋愛勘の良さに、思わず後ずさってしまう。彼女の視線が、右手の指輪に向けられた。ふむっと少し考える素振りを見せると、再びニヤリと笑う。

「後、リーベルって、その指輪以外にも通信珠があるわよね? いつも指輪じゃない通信珠使ってるのに、何故指輪にも通信珠が? って不思議だったんだけど……。それ、もしかしてシオン様との専用連絡用じゃない?」

「えっ? えええっ⁉」

「ふふっ……、良く見るのよね。恋人同士の専用連絡用として、通信珠をアクセサリーにするの……」

「こっ、これは家族との連絡用だよー……」

「それにしては、指輪の素材が白金なんて高価過ぎるんじゃない? ヘイドリック家は豪商だからあり得るかもだけど……。でも家族ならなおさら連絡しても大丈夫よね? 今日の件、きちんとご挨拶したいわ」

「うっ……」

 ……もうここまで来たら、勘がいいどころじゃないっ‼
 見事過ぎる推理力だよっ‼ 恋愛名探偵アーシャって名乗る事を許可するよっ‼

 彼女は、さあさあと指輪の通信珠で連絡を取るようにせかしてくるけど、もう完全に私を追い詰め、勝利を確信した目をしている。

 これで認めてしまったら、私がシオンと関係している事が確定してしまう。

 正体を隠すため、シオンとの繋がりを知られないようにしてたのに、私の失言でこんなことになるなんて……。お酒の力、怖い。
 必死で隠してくれた皆の事を思うと、本当に申し訳ない気持ちで一杯になる。

 今からでも否定する? 
 アーシャの言う通り、通信珠でシオンに連絡を取る?

 察しのいい弟子だから、その場で適当に話を合わせてくれるかもしれない。でもこの事がばれたら、シオンはきっとアーシャと距離をおくように言うだろう。

 ……それは、嫌だ。
 
 意識が思考の奥底に沈み、無意識に俯いていたみたい。
 それに気づき顔をあげると、

「ごっ、ごめんね、リーベル……。私、今までこんな話が出来る友達がいなくって……、凄く嬉しくて調子に乗ってしまったわ。あなたを苦しめるつもりはなかったの!」
 
 暗い声で謝罪するアーシャの姿があった。その様子は、恐れと罪悪感に満ちていた。

 私だって、彼女にこんな顔をさせたいわけじゃない。
 自分の正体に絡むことじゃなかったら、きっと笑って話してる。

 これはアーシャのせいじゃなくて……、私のせいなの。
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