8 / 192
目覚め編
第8話 お師匠様は大笑いした
しおりを挟む
ちょっと落ち着こう、私。うん、落ち着こうな、私。
…………
…………
…………
…………
うん、『ツマ』だ。あれだ。生ものの横に盛ってあるやつ。
もう駄目だなー、シオンは。
『ツマ(⤴)』だよ。
『ツマ(⤵)』だと、『妻』になっちゃうじゃん。勘違いしちゃう人が出て来るでしょ? 気を付けないと。
私だから間違いに気が付いたのよ? 師匠としてそこそこ長い間一緒にいたんだから、シオンの言わないような発言は分かってるつもり。これが他の人だったら、絶対に勘違いしてるレベルだわ。
ふー、焦った焦った。
私は内心で額の汗を拭うと、間違いないだろうという確信をもってシオンに確認した。
「……ツマ(⤴)?」
「……添え物じゃないです、お師匠様」
まさかの否定でした。それもシオン、めっちゃ呆れた表情してる。
え、間違ってる? 他の『つま』なら……、『褄』とか『端』とか『爪』とか……。
色々な『つま』が頭の中をぐるぐる回る中、シオンは大きなため息をつくと私の両肩を力強く握った。そして少し怒った表情で、顔を近づけて来た。
「妻(⤵)の方です。つまり、俺の奥さんになってくれって事です。結婚してくれってことです! 子どもをたくさん作って、賑やかな家族を作りましょうってことです‼」
けっ、結婚?
こっ、子どもっ⁉
えっ……、えええええええええええええ⁉
『妻』じゃんっ‼
完全にこっちの『妻』しかありえないじゃんっ‼
そういや、言葉の頭になんか「愛してました」とかなんやら言ってたし、何か手にキスされたよう……な……、
…………
…………
…………
…………
ええええええええええええええ――――⁉
彼の言葉の意味を正しく理解した瞬間、私の全身の血がものすごいスピードで駆け巡るのを感じた。
もう熱い。
身体が熱くてやばい。
語彙力もやばい。
私は両肩を握るシオンの手を振りほどこうとしたけど、彼の手はがっちりを私の肩に張り付いたまま離れない。
痛くはないけれど、逃がすまいという気持ちが嫌と言う程伝わってきて、重い。
いやいやいやいや、シオンってそんなキャラじゃなかったじゃん‼
そんな情熱的に人に気持ちを伝えるとか、なかったじゃんっ‼
いつも冷静で、他人に対して少し冷めたところもあるような子だったじゃんっ‼
まああれから10年経っているんだから、彼の性格も変わったのかもしれない。人に愛を告げることが出来る、大人になったのかもしれない。
でも、その相手が私だなんてありえない。
ほんと、私はごくごく普通の女だよ。
村娘1として、目立たない容貌をしている。まあ、髪と目の色はちょっと目立つけど、色眼鏡と髪を染めれば、どこにでもいる普通の人だ。
ほっそりしてないし、お腹は満腹になると二段腹になって出るし、体重は過去最高を常に更新しているしっ!
戦う事しか出来ないし、普段の生活はシオンがほとんど世話してくれてたし、どちらかというとシオンの方が生活力も女子力も高いしっ!
そこまで考えて、私は気づいた。
(ああ、そうか。私、からかわれてるんだ)
そう思った瞬間、笑いが込み上げてきた。
くくっと小さな笑いが口から漏れたと思うと、すぐにそれは大笑いへと変化を遂げた。笑いながら、目の前の弟子の肩をバシバシ叩く。
「ふふっ……、あはははははははははっ‼ もう少しでひっかかるところだったわ! 大人になって意地悪になったねー、シオンは。今まで眠りこけてた私に対する仕返し?」
「え? お師匠様……? どういう……」
私の言葉を聞いたシオンの表情が険しくなった。叩くのを止め、私は構わず言葉を続ける。
「シオンって勇者になったんでしょ? 勇者になれば、一夫多妻が認められるじゃない。位の高い人物も金持ちも美女もよりどりみどり、選びたい放題なのに、私なんか選ぶわけないでしょ、普通。ふふふ、そんな冗談に私が引っかかると思ったの?」
笑いが収まらない。
さっきもシオンに言ったけど、勇者は一夫多妻が認められている。法的に禁止な国であっても、勇者だけは例外。ちなみに女性勇者の場合は、その逆が認められる。
何でそんな事になるんだって話なんだけど、まあ一言で言うと『勇者の血を出来るだけ後世に残す』というのが目的らしい。
というのも、勇者候補が産まれる確率って、血統に勇者、もしくは勇者候補がいる場合が多いんだって。
今回の魔王は倒されたけれど、また300年後ぐらいには現れるから、ちゃんと勇者の血を残して、未来の勇者候補をしっかり作っておきましょうってことみたい。
ちなみに、家系に勇者や勇者候補が出ることは、とても名誉な事らしい。なので、勇者や優秀な勇者候補がいると、地位の高い人たちがこぞって縁談話を持って来るんだって。
はははっ、シオンやったね。勝ち組じゃーん。
そんな事を思いながら大笑いしていた私だったんだけど、シオンがあまりに静かなので、笑うのをやめた。
てっきり「はは、ばれちゃいましたかー」みたいな反応を予想してたのに、彼の返答は私にとって全く予想外だった。
「……お師匠様。それ、本気で言っているのですか? 俺が、冗談でこんなことを言ったって……」
「え? 普通に考えたら、そうじゃない? だって、容姿も経済力も何一つ優れてない私を妻にしたい理由もメリットもなくない? ……ああ、そっか。後世の為に、優秀な血を残したいの? まあ私も両翼としてそこそこ力はあるつもりだし、それなら理解できるかな?」
「……メリット? ……優秀な血? 何ですか、それ……」
「ん? シオン?」
シオンは俯いていた。
俯く彼の表情は、分からない。ただ、私の言葉に対する返答の様子を見ると、先ほどとは打って変わって、何か暗い、そして重く、それでいて熱い何かがふきあげるのをこらえているように感じた。
彼は顔を上げると、怒りと何処か悲しそうな表情を浮かべ、私に向かって大声をあげた。
「何でいつもあなたは……、そうなのですか‼ お師匠様の鈍感さと、ご自身の自己評価の低さには、もう呆れを通り越して怒りすら感じますよ‼」
えええー……、何かめっちゃ怒られてるんですけど……。
私、何か悪い事言った?
いつも穏やかで丁寧だった弟子の、怒りに満ちた言葉にびっくりしてしまった。
こんなシオン、今まで見たことがない。やっぱり大人になって、変わっちゃったのかなと思う反面、いきなり弟子に怒鳴られなければならない理不尽さに、思わず私も言い返す。
「いっ、一体何なの⁉ いきなり怒り出されても、シオンが言ってること、分かんないっ! 何で怒っているのか、ちゃんと私に分かるように口で説明してくれない⁉」
「そうですね‼ つまり、こういう事ですよ‼」
次の瞬間、シオンの顔が普通ならありえない程近くにあった。
そして、私の唇に落ちた温かく柔らかい、何か。
そいつは私の唇を塞いでいるため、息が出来ずにどんどん苦しくなっていく。
「んん――っ!」
言葉を発することが出来ないので、今の状態で出せる声と、シオンの胸を叩くことで、息苦しい事を伝える。酸素が足りず、顔が真っ赤になっているであろう私の様子に気づいたのか、シオンの顔が私から離れて行った。
ただ、肩を掴む手は、力を緩めることなくがっちりホールドされているんだけど……。
「ふはぁっ……、はぁはぁ……」
肩で息をしながら、私は酸素を身体に取り込んだ。
苦しかった……。
今の……、もしかして……。
「きっ、きっ、きっ、キス⁉」
「はい、口で説明しろって言われましたから」
口だけど――――!
確かに、口だけど――――――っ!
でも、そういう意味じゃないんだけど――――――――っ‼
あまりの展開に、現実に突っ込む余裕がない。
ただただ、混乱している。それなのに、当の本人はさらっと言い返してくる。
え? さっきもキスされたり、もっとえらいことされてたんじゃないかって?
あっ、あれはっ‼ 考え事をしてたから、あまり現実的じゃなかったというか……。とっ、とにかく! 今の方が感触がダイレクトに脳に伝わる感じがあって、生々しさが半端ない‼
シオン……、一体どうしたっていうの?
お師匠様は、大人になったあなたの考えが分からないよ……。
…………
…………
…………
…………
うん、『ツマ』だ。あれだ。生ものの横に盛ってあるやつ。
もう駄目だなー、シオンは。
『ツマ(⤴)』だよ。
『ツマ(⤵)』だと、『妻』になっちゃうじゃん。勘違いしちゃう人が出て来るでしょ? 気を付けないと。
私だから間違いに気が付いたのよ? 師匠としてそこそこ長い間一緒にいたんだから、シオンの言わないような発言は分かってるつもり。これが他の人だったら、絶対に勘違いしてるレベルだわ。
ふー、焦った焦った。
私は内心で額の汗を拭うと、間違いないだろうという確信をもってシオンに確認した。
「……ツマ(⤴)?」
「……添え物じゃないです、お師匠様」
まさかの否定でした。それもシオン、めっちゃ呆れた表情してる。
え、間違ってる? 他の『つま』なら……、『褄』とか『端』とか『爪』とか……。
色々な『つま』が頭の中をぐるぐる回る中、シオンは大きなため息をつくと私の両肩を力強く握った。そして少し怒った表情で、顔を近づけて来た。
「妻(⤵)の方です。つまり、俺の奥さんになってくれって事です。結婚してくれってことです! 子どもをたくさん作って、賑やかな家族を作りましょうってことです‼」
けっ、結婚?
こっ、子どもっ⁉
えっ……、えええええええええええええ⁉
『妻』じゃんっ‼
完全にこっちの『妻』しかありえないじゃんっ‼
そういや、言葉の頭になんか「愛してました」とかなんやら言ってたし、何か手にキスされたよう……な……、
…………
…………
…………
…………
ええええええええええええええ――――⁉
彼の言葉の意味を正しく理解した瞬間、私の全身の血がものすごいスピードで駆け巡るのを感じた。
もう熱い。
身体が熱くてやばい。
語彙力もやばい。
私は両肩を握るシオンの手を振りほどこうとしたけど、彼の手はがっちりを私の肩に張り付いたまま離れない。
痛くはないけれど、逃がすまいという気持ちが嫌と言う程伝わってきて、重い。
いやいやいやいや、シオンってそんなキャラじゃなかったじゃん‼
そんな情熱的に人に気持ちを伝えるとか、なかったじゃんっ‼
いつも冷静で、他人に対して少し冷めたところもあるような子だったじゃんっ‼
まああれから10年経っているんだから、彼の性格も変わったのかもしれない。人に愛を告げることが出来る、大人になったのかもしれない。
でも、その相手が私だなんてありえない。
ほんと、私はごくごく普通の女だよ。
村娘1として、目立たない容貌をしている。まあ、髪と目の色はちょっと目立つけど、色眼鏡と髪を染めれば、どこにでもいる普通の人だ。
ほっそりしてないし、お腹は満腹になると二段腹になって出るし、体重は過去最高を常に更新しているしっ!
戦う事しか出来ないし、普段の生活はシオンがほとんど世話してくれてたし、どちらかというとシオンの方が生活力も女子力も高いしっ!
そこまで考えて、私は気づいた。
(ああ、そうか。私、からかわれてるんだ)
そう思った瞬間、笑いが込み上げてきた。
くくっと小さな笑いが口から漏れたと思うと、すぐにそれは大笑いへと変化を遂げた。笑いながら、目の前の弟子の肩をバシバシ叩く。
「ふふっ……、あはははははははははっ‼ もう少しでひっかかるところだったわ! 大人になって意地悪になったねー、シオンは。今まで眠りこけてた私に対する仕返し?」
「え? お師匠様……? どういう……」
私の言葉を聞いたシオンの表情が険しくなった。叩くのを止め、私は構わず言葉を続ける。
「シオンって勇者になったんでしょ? 勇者になれば、一夫多妻が認められるじゃない。位の高い人物も金持ちも美女もよりどりみどり、選びたい放題なのに、私なんか選ぶわけないでしょ、普通。ふふふ、そんな冗談に私が引っかかると思ったの?」
笑いが収まらない。
さっきもシオンに言ったけど、勇者は一夫多妻が認められている。法的に禁止な国であっても、勇者だけは例外。ちなみに女性勇者の場合は、その逆が認められる。
何でそんな事になるんだって話なんだけど、まあ一言で言うと『勇者の血を出来るだけ後世に残す』というのが目的らしい。
というのも、勇者候補が産まれる確率って、血統に勇者、もしくは勇者候補がいる場合が多いんだって。
今回の魔王は倒されたけれど、また300年後ぐらいには現れるから、ちゃんと勇者の血を残して、未来の勇者候補をしっかり作っておきましょうってことみたい。
ちなみに、家系に勇者や勇者候補が出ることは、とても名誉な事らしい。なので、勇者や優秀な勇者候補がいると、地位の高い人たちがこぞって縁談話を持って来るんだって。
はははっ、シオンやったね。勝ち組じゃーん。
そんな事を思いながら大笑いしていた私だったんだけど、シオンがあまりに静かなので、笑うのをやめた。
てっきり「はは、ばれちゃいましたかー」みたいな反応を予想してたのに、彼の返答は私にとって全く予想外だった。
「……お師匠様。それ、本気で言っているのですか? 俺が、冗談でこんなことを言ったって……」
「え? 普通に考えたら、そうじゃない? だって、容姿も経済力も何一つ優れてない私を妻にしたい理由もメリットもなくない? ……ああ、そっか。後世の為に、優秀な血を残したいの? まあ私も両翼としてそこそこ力はあるつもりだし、それなら理解できるかな?」
「……メリット? ……優秀な血? 何ですか、それ……」
「ん? シオン?」
シオンは俯いていた。
俯く彼の表情は、分からない。ただ、私の言葉に対する返答の様子を見ると、先ほどとは打って変わって、何か暗い、そして重く、それでいて熱い何かがふきあげるのをこらえているように感じた。
彼は顔を上げると、怒りと何処か悲しそうな表情を浮かべ、私に向かって大声をあげた。
「何でいつもあなたは……、そうなのですか‼ お師匠様の鈍感さと、ご自身の自己評価の低さには、もう呆れを通り越して怒りすら感じますよ‼」
えええー……、何かめっちゃ怒られてるんですけど……。
私、何か悪い事言った?
いつも穏やかで丁寧だった弟子の、怒りに満ちた言葉にびっくりしてしまった。
こんなシオン、今まで見たことがない。やっぱり大人になって、変わっちゃったのかなと思う反面、いきなり弟子に怒鳴られなければならない理不尽さに、思わず私も言い返す。
「いっ、一体何なの⁉ いきなり怒り出されても、シオンが言ってること、分かんないっ! 何で怒っているのか、ちゃんと私に分かるように口で説明してくれない⁉」
「そうですね‼ つまり、こういう事ですよ‼」
次の瞬間、シオンの顔が普通ならありえない程近くにあった。
そして、私の唇に落ちた温かく柔らかい、何か。
そいつは私の唇を塞いでいるため、息が出来ずにどんどん苦しくなっていく。
「んん――っ!」
言葉を発することが出来ないので、今の状態で出せる声と、シオンの胸を叩くことで、息苦しい事を伝える。酸素が足りず、顔が真っ赤になっているであろう私の様子に気づいたのか、シオンの顔が私から離れて行った。
ただ、肩を掴む手は、力を緩めることなくがっちりホールドされているんだけど……。
「ふはぁっ……、はぁはぁ……」
肩で息をしながら、私は酸素を身体に取り込んだ。
苦しかった……。
今の……、もしかして……。
「きっ、きっ、きっ、キス⁉」
「はい、口で説明しろって言われましたから」
口だけど――――!
確かに、口だけど――――――っ!
でも、そういう意味じゃないんだけど――――――――っ‼
あまりの展開に、現実に突っ込む余裕がない。
ただただ、混乱している。それなのに、当の本人はさらっと言い返してくる。
え? さっきもキスされたり、もっとえらいことされてたんじゃないかって?
あっ、あれはっ‼ 考え事をしてたから、あまり現実的じゃなかったというか……。とっ、とにかく! 今の方が感触がダイレクトに脳に伝わる感じがあって、生々しさが半端ない‼
シオン……、一体どうしたっていうの?
お師匠様は、大人になったあなたの考えが分からないよ……。
0
お気に入りに追加
563
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
人形な美貌の王女様はイケメン騎士団長の花嫁になりたい
青空一夏
恋愛
美貌の王女は騎士団長のハミルトンにずっと恋をしていた。
ところが、父王から60歳を超える皇帝のもとに嫁がされた。
嫁がなければ戦争になると言われたミレはハミルトンに帰ってきたら妻にしてほしいと頼むのだった。
王女がハミルトンのところにもどるためにたてた作戦とは‥‥
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる