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初心者冒険者と他1名編
お前の顔面がすべて悪い。
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「なにがそんなに嫌なのかわからないな。追放なんてそのうちされるぜ」
「そ、そうかもしれないけど……この町の危機は今なんだから、失敗できないだろ」
「失敗したら廃墟になるだけで」
「うちの卸先! お得意さん!」
「わかった、わかったって、じゃ、追放されないメンバー選びでパーティ組むか」
「レンくーん、騒ぎすぎ」
「あ、ごめんなさい……」
「あと、そこの顔のいいお友達に視線が集中してるからね。外に出たほうがいいと思うよ?」
「顔のいい、あー、やっぱユウキ顔がいいんだな」
「ま、当然だな」
「うわ、むかつく」
「ユウキ君っていうんだ。100件くらいオファーがあるけど聞くかい?」
「あ、興味ないです。レン、行こうぜ」
「うん、オファーって……」
「某大国のハーレムで第二王妃として暮らしてくれないかって話なんだけど」
「糞案件。俺たちワクワク探して旅してるんで。レン、あ、鍵。ちゃんと上着のポケットに入れとけ」
「おう……その、ハーレムのオファーって」
「王国の一年間の国家予算の数倍を君払うって」
「あ、飯食ってるときに雨降ったな。レン、ちゃんとしたブーツ履いてきただろうな」
「お、おう」
「君のうわさを聞き付けたお客さんが表に壁になっちゃってさ」
「しかたないな、屋根裏からでるか」
「あ、あの、ごめんなさい……!」
「な、なんて格好いいの!?」
「俺の年収をすべてを費やすからうちに来てくれ!!」
「旦那様は、屋敷を手放すと言っています!」
「はやく、はやくクイーンにお知らせするのよ」
「レーン、早くいこうぜ?」
「人間の悪について考えている」
「そ、そうかもしれないけど……この町の危機は今なんだから、失敗できないだろ」
「失敗したら廃墟になるだけで」
「うちの卸先! お得意さん!」
「わかった、わかったって、じゃ、追放されないメンバー選びでパーティ組むか」
「レンくーん、騒ぎすぎ」
「あ、ごめんなさい……」
「あと、そこの顔のいいお友達に視線が集中してるからね。外に出たほうがいいと思うよ?」
「顔のいい、あー、やっぱユウキ顔がいいんだな」
「ま、当然だな」
「うわ、むかつく」
「ユウキ君っていうんだ。100件くらいオファーがあるけど聞くかい?」
「あ、興味ないです。レン、行こうぜ」
「うん、オファーって……」
「某大国のハーレムで第二王妃として暮らしてくれないかって話なんだけど」
「糞案件。俺たちワクワク探して旅してるんで。レン、あ、鍵。ちゃんと上着のポケットに入れとけ」
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「あ、飯食ってるときに雨降ったな。レン、ちゃんとしたブーツ履いてきただろうな」
「お、おう」
「君のうわさを聞き付けたお客さんが表に壁になっちゃってさ」
「しかたないな、屋根裏からでるか」
「あ、あの、ごめんなさい……!」
「な、なんて格好いいの!?」
「俺の年収をすべてを費やすからうちに来てくれ!!」
「旦那様は、屋敷を手放すと言っています!」
「はやく、はやくクイーンにお知らせするのよ」
「レーン、早くいこうぜ?」
「人間の悪について考えている」
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