異世界転生しすぎたコイツと初めての俺のアルファレードぐだぐだ冒険記

トウジョウトシキ

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最初の村

一番ダメなチートスキル。

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「まぁ、今回のチートスキルはまあまあってところだな」
「ダメな時もあんの?」
「……実は、これは絶対に欲しくないってチートスキルがある」
「へー、何?」
「未来予知。黙示録所持とか、運命管理者とかって名前の時もあるけど」
「……? 便利そうだけど」

ユウキが、珍しく熱く叫んだ。
「あれ、最悪だからな!! 人生のすべてにネタバレ食らうから!! 持って生まれた回は確実に外れ人生!!」
「お、おう……え、オフにするとかできないの?」
「……スマホ感覚でつい見ちゃうんだよな」
「自分からネタバレ踏みに行ってるだろ!!」

まあ確かに、未来のことがわかるのはよくないかもしれない。
推理小説だって途中で犯人がわかっちゃうと損した気分になるし。
「だから今回はよかった。レンと一緒にワイワイやりたいからさ、このくらいの地味なチートスキル編成がちょうどいいや」
「……地味?」
「久しぶりにちゃんと勇者やろうかな。目隠し小指一本縛りとかしないで」
「……そんなことやってんの?」
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