5 / 28
第5話 宣戦布告
しおりを挟む
「さて……」
明莉は、教室でふぅと息をついた。リラックス、リラックス。気を確かに、そして落ち着いて冷静に。神経が張り詰めてしまっているのに気づいて、それを解きほぐす。幾つもの修羅場を潜り抜けてきた明莉と言えど、この状況は流石に緊張するのだ。今まで、こう真正面から政府に反抗の狼煙を上げることはなかったから。
「さて」
明莉はもう一度、自分の気持ちを入れ直す。
「先生、エデン情報部との引き続きの連絡、お願いします」
「お前はどうするんだ?」
「宣戦布告をしてきます」
「無駄な刺激を与えるだけだと思うんだが」
「私の怨念の叫びだから」
「そうか」
わかったという先生の言葉を受けて、明莉は震えている教室を見つめる。一言もない、息すら聞こえない教室の角のスレイブ一人に命じて、床に転がっている織田の死体を抱えさせる。さらにもう一人、合計二人のスレイブを左右に連れて、教室を出た。
◇◇◇◇◇◇
校舎を出て、人気のない正面通路を進む。今、生徒や教師たちは教室内で震えている。彼らに罪はない――とは思わなかった。彼らを含めた無自覚な人間が、明莉たちを闇に押し込めてきたのだ。
自分は住む家や食べ物があるだけましだった。食うや食わずで街中を放浪し続けている者、強制収容所である『ガレージ』に入れられ、問答無用で処分された仲間は多くに上る。自分が立っている今のこの場所は、そんなみんなの屍の上なのだ。自分には彼らの声を奴等に聞かせる義務がある。堆積した感情をぶつけたいという気持ちが強くある。
正門前にたどり着いた。門の向こう側を見渡す。警察官が二十人程いた。さらにはテレビ局も来ている。せわしなかった彼らが、一斉に明莉に注目する。警官やマスコミたちは、女子高生が目の前に現れた事態を理解できず、騒めいているのが見て取れる。
明莉は連れてきたスレイブ一人に命じて、スマホで生配信を始めさせた。さらに、門の向こう側のテレビカメラが明莉を捕らえる中、真っ直ぐに立ち正面を向いて宣言を始めた。
「私たちは、『エデン』のナイトメア。このセカイとは別の世界の生命体です」
場が静まる。狐につままれたというか、明莉の言葉が意味不明なのだろう。いきなり現れた、この制服JKは一体何を言っているのか――という反応だ。
今この場にいるのは、ナイトメアや異界の存在を認知している政府やゴアテクの関係者ではない。当然の反応だろうと思いつつ、明莉は彼らの応答を待たずに続ける。
「このセカイに紛れ込んだナイトメアは、差別と搾取の対象となってきました。檻に入れられて自由を奪われ、見世物や奴隷として扱われ、あるいは実験動物のモルモットにされてきました」
彼らの様子に変化はない。見た事のある者ならば耳を覆いたくなる事実の羅列なのだが、彼らの脳裏にその絵面はない。全く問題なかった。明莉は、彼らにではなく、彼らの背後にあるセカイとそのセカイをコントロールしているごく一部の支配者層に向けて発信しているのだから。
「私たちは永い間セカイの理解を望んできましたが、政府は私たちの声を無視し続け、闇に葬ってきました」
「君……」
私服をきた現場責任者らしい一人が、明莉に話しかけてきた。
「君は、閉じ込められているこの学園の生徒……ではないのかね?」
「違います。この学園を制圧した――犯人です」
明莉の後ろのスレイブが、抱えていた死体を宙に放り投げた。死体は門の上から、その責任者の前にどさっと落ちる。
明莉の言葉の意味は分からなくても、落下してきた死体の事実は変えられない。責任者の顔色が変わり、ズームアップするようにテレビカメラがその死体を追う。
「私たち『エデン』はこの国の政府に『宣戦布告』します。まずは強制収容所――『ガレージ』のナイトメア千百六十六名を二十四時間以内に解放してください。断れば……この学園の生徒を一人一人殺してゆきます」
その宣言が響いて場に沈黙が落ち、静寂が流れ……。明莉の後ろのスレイブが、いきなり自動小銃を構え、引き金を引いて乱射し始めた。弾は、明莉が一時的に解いた結界を抜けて警察官たちを蹂躙する。血しぶきが舞い、悲鳴が轟く。
乱射が収まった後には、地べたに倒れている血塗れの警官たちがいた。テレビクルーは腰を抜かして、地面上で痙攣している。明莉が、自分に向いたままのテレビカメラに顔を向ける。
「では、仲間の解放をよろしくお願いします。TVの向こうの為政者のみなさん。みなさんが言う事を聞かないと、学園生の死体が増えるだけなので」
明莉は、にっこりと微笑んで言い終える。
ふぅ。少しすっきりしたと、明莉は胸中で言葉にした。心の中に汚泥として沈殿してきた怨念が、わずかながら溶けた気がする。
さて、言いたいことは言ったので教室に戻りますかと、明莉は踵を返した。スレイブ二人も明莉の後に続く。と、スマホの着信音が鳴ったのでポケットから取り出す。画面を見ると発信元はエデン情報部のオペレーター、マドカ。明莉は耳に当て、通話を始めた。
「お世話になってます、マドカさん。明莉です」
若い女性の耳触りの良い声が流れてきた。
「明莉さん、お疲れ様です。TVとネット配信、こちらでも確認しました。状況はまだ始まったばかりですが、頑張ってください。エデン情報部が認可した作戦です。最大限のサポートをさせていただきます」
明莉は、このマドカという女性と直接会ったことはない。正体不明ではあるのだが、明莉がエデンと連絡を取る際の窓口となっているオペレーターだ。中学一年生でエデンと接触してからずっとマドカの指示を受け、たまには好きなお茶やお菓子などの何の気ない日常会話をして交流を重ねてきた相手だ。
「今までは『処分』対象の場所と日時をお伝えしてきましたが、今回はエデンからも増援を派遣予定です。数日以内には。頑張ってください。私は明莉さんのことが好きですし応援しているので」
「ありがとう、マドカ」
明莉は、数少ない信頼相手でもあるマドカに礼を言う。
中一でマドカと接触して以来、マドカの情報が間違っていたことはないし、マドカが嘘を言ったことも一度もなかった。
「では、今回はこのくらいで。定時連絡は続けてください」
「はい。ではまた連絡します」
明莉は通話を切って、スマホをポケットに入れた。
心に力をもらった気がする。足取りも、気持ちしっかりと感じる。今、TVには、凄惨な正門前の現場から背を向けて去ってゆく制服姿の女子高校生が映し出されているのだろう。たぶん、まだセカイは何もわかっていないし、セカイには積もり続けた私の積念の何をも伝えきれていない。
それを伝える為に私は事を起こして声を上げたのだ。そんな実感が確実に明莉の中にあった。
明莉は、教室でふぅと息をついた。リラックス、リラックス。気を確かに、そして落ち着いて冷静に。神経が張り詰めてしまっているのに気づいて、それを解きほぐす。幾つもの修羅場を潜り抜けてきた明莉と言えど、この状況は流石に緊張するのだ。今まで、こう真正面から政府に反抗の狼煙を上げることはなかったから。
「さて」
明莉はもう一度、自分の気持ちを入れ直す。
「先生、エデン情報部との引き続きの連絡、お願いします」
「お前はどうするんだ?」
「宣戦布告をしてきます」
「無駄な刺激を与えるだけだと思うんだが」
「私の怨念の叫びだから」
「そうか」
わかったという先生の言葉を受けて、明莉は震えている教室を見つめる。一言もない、息すら聞こえない教室の角のスレイブ一人に命じて、床に転がっている織田の死体を抱えさせる。さらにもう一人、合計二人のスレイブを左右に連れて、教室を出た。
◇◇◇◇◇◇
校舎を出て、人気のない正面通路を進む。今、生徒や教師たちは教室内で震えている。彼らに罪はない――とは思わなかった。彼らを含めた無自覚な人間が、明莉たちを闇に押し込めてきたのだ。
自分は住む家や食べ物があるだけましだった。食うや食わずで街中を放浪し続けている者、強制収容所である『ガレージ』に入れられ、問答無用で処分された仲間は多くに上る。自分が立っている今のこの場所は、そんなみんなの屍の上なのだ。自分には彼らの声を奴等に聞かせる義務がある。堆積した感情をぶつけたいという気持ちが強くある。
正門前にたどり着いた。門の向こう側を見渡す。警察官が二十人程いた。さらにはテレビ局も来ている。せわしなかった彼らが、一斉に明莉に注目する。警官やマスコミたちは、女子高生が目の前に現れた事態を理解できず、騒めいているのが見て取れる。
明莉は連れてきたスレイブ一人に命じて、スマホで生配信を始めさせた。さらに、門の向こう側のテレビカメラが明莉を捕らえる中、真っ直ぐに立ち正面を向いて宣言を始めた。
「私たちは、『エデン』のナイトメア。このセカイとは別の世界の生命体です」
場が静まる。狐につままれたというか、明莉の言葉が意味不明なのだろう。いきなり現れた、この制服JKは一体何を言っているのか――という反応だ。
今この場にいるのは、ナイトメアや異界の存在を認知している政府やゴアテクの関係者ではない。当然の反応だろうと思いつつ、明莉は彼らの応答を待たずに続ける。
「このセカイに紛れ込んだナイトメアは、差別と搾取の対象となってきました。檻に入れられて自由を奪われ、見世物や奴隷として扱われ、あるいは実験動物のモルモットにされてきました」
彼らの様子に変化はない。見た事のある者ならば耳を覆いたくなる事実の羅列なのだが、彼らの脳裏にその絵面はない。全く問題なかった。明莉は、彼らにではなく、彼らの背後にあるセカイとそのセカイをコントロールしているごく一部の支配者層に向けて発信しているのだから。
「私たちは永い間セカイの理解を望んできましたが、政府は私たちの声を無視し続け、闇に葬ってきました」
「君……」
私服をきた現場責任者らしい一人が、明莉に話しかけてきた。
「君は、閉じ込められているこの学園の生徒……ではないのかね?」
「違います。この学園を制圧した――犯人です」
明莉の後ろのスレイブが、抱えていた死体を宙に放り投げた。死体は門の上から、その責任者の前にどさっと落ちる。
明莉の言葉の意味は分からなくても、落下してきた死体の事実は変えられない。責任者の顔色が変わり、ズームアップするようにテレビカメラがその死体を追う。
「私たち『エデン』はこの国の政府に『宣戦布告』します。まずは強制収容所――『ガレージ』のナイトメア千百六十六名を二十四時間以内に解放してください。断れば……この学園の生徒を一人一人殺してゆきます」
その宣言が響いて場に沈黙が落ち、静寂が流れ……。明莉の後ろのスレイブが、いきなり自動小銃を構え、引き金を引いて乱射し始めた。弾は、明莉が一時的に解いた結界を抜けて警察官たちを蹂躙する。血しぶきが舞い、悲鳴が轟く。
乱射が収まった後には、地べたに倒れている血塗れの警官たちがいた。テレビクルーは腰を抜かして、地面上で痙攣している。明莉が、自分に向いたままのテレビカメラに顔を向ける。
「では、仲間の解放をよろしくお願いします。TVの向こうの為政者のみなさん。みなさんが言う事を聞かないと、学園生の死体が増えるだけなので」
明莉は、にっこりと微笑んで言い終える。
ふぅ。少しすっきりしたと、明莉は胸中で言葉にした。心の中に汚泥として沈殿してきた怨念が、わずかながら溶けた気がする。
さて、言いたいことは言ったので教室に戻りますかと、明莉は踵を返した。スレイブ二人も明莉の後に続く。と、スマホの着信音が鳴ったのでポケットから取り出す。画面を見ると発信元はエデン情報部のオペレーター、マドカ。明莉は耳に当て、通話を始めた。
「お世話になってます、マドカさん。明莉です」
若い女性の耳触りの良い声が流れてきた。
「明莉さん、お疲れ様です。TVとネット配信、こちらでも確認しました。状況はまだ始まったばかりですが、頑張ってください。エデン情報部が認可した作戦です。最大限のサポートをさせていただきます」
明莉は、このマドカという女性と直接会ったことはない。正体不明ではあるのだが、明莉がエデンと連絡を取る際の窓口となっているオペレーターだ。中学一年生でエデンと接触してからずっとマドカの指示を受け、たまには好きなお茶やお菓子などの何の気ない日常会話をして交流を重ねてきた相手だ。
「今までは『処分』対象の場所と日時をお伝えしてきましたが、今回はエデンからも増援を派遣予定です。数日以内には。頑張ってください。私は明莉さんのことが好きですし応援しているので」
「ありがとう、マドカ」
明莉は、数少ない信頼相手でもあるマドカに礼を言う。
中一でマドカと接触して以来、マドカの情報が間違っていたことはないし、マドカが嘘を言ったことも一度もなかった。
「では、今回はこのくらいで。定時連絡は続けてください」
「はい。ではまた連絡します」
明莉は通話を切って、スマホをポケットに入れた。
心に力をもらった気がする。足取りも、気持ちしっかりと感じる。今、TVには、凄惨な正門前の現場から背を向けて去ってゆく制服姿の女子高校生が映し出されているのだろう。たぶん、まだセカイは何もわかっていないし、セカイには積もり続けた私の積念の何をも伝えきれていない。
それを伝える為に私は事を起こして声を上げたのだ。そんな実感が確実に明莉の中にあった。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?
無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。
どっちが稼げるのだろう?
いろんな方の想いがあるのかと・・・。
2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。
あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる