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ミズタカ

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谷 健一郎の日記①

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2018年9月11日 午後11時32分 室内気温:27度 外気温:30度

 世の中の人間がどうしてあんなセメントで塗り固めたような顔をしているかということについてだが、それは国が、国民に対する保証をおろそかにしているからだろう。それにより、電気代や水道代、ガス代、光熱費、食費、税金、物価といった全ての支払いに資金を奪われ、どれだけ働いても金などたまらず、変化の無い毎日を過ごしているからだと思われる。本日の時点まで生きて思うのは、
 「国民が悪いのではない、そういう風な状態になるまで放っておいた国が悪い」
 ということだ。どこの国でもいえる事だが、作者の住んでいる日本はそのよい例だろう。

 政府は公文書までもを改ざんし、地震発生の時などは花見をしていたり国会で居眠りしていたりふんぞり返っていたりするのだ。そんな国がまともだと思うか?今一度考えなおしてもらいたい。今後は2020年の東京オリンピックに向けた資金集めや異常な大学の単位認定式ボランティア募集等、狂っている。
 そんなことをする前に、国民が満足に人間らしく生活できるよう、また、仕事などにも意欲を持って取り組めるよう労働賃金の向上などを、本当は政府が進んでやるべきなのだ。勉強や事前準備のようなものと同じで、基盤を固めないとその後発展しようとしても必ずこけてしまうということなのだ。
 では、国がしないからもう俺達国民は無駄死にか?そんなことは無い。我々国民には国の間違った政治を正せる力がある。皆で意見を出し合うのだ。今の時代はインターネットも普及しているのだから、有志が協力して国政に対するホームページを作ってくれれば、あとは皆でそこに国政への意見を投稿していく。ツイッターやフェイスブックのような、軽いつぶやきで構わないのだ。その一言が貴重な意見。何より、自分たちが暮らしている国の政治に関心を持つことは非常に重要なのだ。長い目で見て、結果的に自分たちの生活を豊かに、安定的に、特に子孫繁栄や経済的な面から充実させるのにつなげるためである。

 それさえもしないのでは本当に国の操り人形となってしまう。金のある奴らの足に踏みつぶされたままで死ぬことになる。権力だなんだと、いつまでも古い価値観に捉われて、協力して一つの国を運営していく、やっていくということを忘れてしまう。そして一人ひとりが、自分さえ、今さえよければいいと思って行動していったならば、日本人という人種が滅び、この島は諸外国によって分断、支配下に置かれ、その支配国の命令を聞いていくだけの恐ろしい状態になってしまう。皆さまは、それを望むんですか?

 特に昨今では、日本では高齢化が著しい。それにより、古い政治運営方法や各会社のしきたり、公務員の制度、市民の生活感や考え方が新旧混在していて非常に混沌としているのがこの国の現状。
 果たして改善できるのか?それは国民一人一人の意識の改善と政府(国の運営側)が本気でよくしようと思って動かないと、未来永劫まで不可能だろう。そもそも日本に未来があるのか私には疑わしいが。
 しかし、本当に未来は気持ちと行動次第で変えられる。やるかやらないか、である。誰もやらないから無理だとか不可能だとか思ってしまう。成すべきことは、自分が正しいと思うなら進むべきである。

 今日はここまで。果たしてこんなこと書かなくて済む世の中は来るのだろうか?
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