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異世界転移したら即魔王に手籠めにされた話
7話「しばらくぶりの時間」
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「今日は魔王業は夕方で終わり!閉店!残りはフィアンセ殿といちゃいちゃする!」
勇者が現れてからというもの、レベル1とはいえ、その人懐っこいコミュ力で警備兵と仲良くなって素通りしたり、魔王の結界を素通りしてしまう力は驚異だった。対応に追われたものの、勇者も争う事は望んでいないこともあり、物理的に閉め出す対応で一先ずは落ち着いた。
普段から多忙である魔王はこの混乱に精神的に限界が来たため、フィアンセにした少年との蜜月を断固として貫いた。
「いいのか?その、仕事…ほったらかして」
「構わん、むしろ我に頼りすぎていた位だ!機会を逃しまくって現役を続けてきたツケが回りまわって、いつまで経っても仕事まみれ。流石に1000年もやってると飽きてるわい」
魔王は随分と溜まっていたのかまくし立てるように部下たちへの不満を口にする。
「我は部下の尻拭いよりもフィアンセ殿の尻が良い~~~」
「わ、ちょ、いきなりセクハラしてくるな!」
「はあああぁ、フィアンセ殿の可愛いお尻……この揉み心地……」
「こら、そんな触り方したら、変な気分になるからやめろっ」
「……もう、我慢できぬ」
「待て待て、俺まだ心の準備できてないぞ」
「大丈夫じゃ、優しくするから」
「そーいう問題じゃない!!」
魔王の膝の上に座る少年は必死に抵抗するが、魔王の力には勝てずにされるがままになっている。魔王の手が服の中に入ってきて体をまさぐる。胸を揉まれ、首筋を舐められてビクビク反応してしまう。
「あ、んっ」
「フィアンセ殿はここが弱いのう。ほれ、もっと可愛く鳴いてみせよ」
「あっ、う、そこばっか、ひゃ、ダメ、だって」
「気持ち良いのだろう?」
「ちが、違うから!」
「嘘をつくでない。こんなにも勃起させておいて何を言うか」
「だから、それは生理現象なんだよ!あんたがしつこく触ってくるからだろ!?」
「ふむ、では、こうすればどうなるかな」
「えっ、ちょ、ちょっとまってくれ」
「待たぬよ」
魔王は一気に少年の下肢を露にすると秘部をその長い舌を這わし始める。
「や、やめろ!そんなところ舐めるな……!」
「フィアンセ殿のものは全て綺麗じゃぞ。それをもっと綺麗にするのじゃから安心せい」
「そういう問題じゃ、な、あっ…やだっ」
魔王は少年の言葉を無視して秘部の窄みを舌で筋をなぞっては入口を刺激していく。
「ん、はぁ、んぅ、はぁ」
「どうした、フィアンセ殿?息遣いが荒いようじゃが?」
「う、うるさ、い、黙れって……」
「そう言うわりには、ここは元気いっぱいみたいじゃな」
「あっ……んん、やだ、って……」
窄まりを舌で刺激しながら、少年自身のものも手でゆるゆると刺激してやる。
魔王は巧みに手で扱きながら口で秘部を攻め立てる。
「あっ、やだ、はなせっ、で、でちゃうから」
「よい、出してしまえ」
「あ、だめ、やっ……!」
魔王は一層強く扱き上げると、少年は耐えきれずに果ててしまう。
それを見て満足げに微笑むと、魔王は少年をベッドに押し倒した。
「さて、フィアンセ殿。次は我を気持ちよくしてもらおうか」
にやにやしながら魔王は少年を見下ろす。
「フィアンセ殿、今日はたっぷり愛でさせてもらうぞ」
「……もう好きにしてくれ」
「おぉ、我に身を委ねてくれるか。嬉しいぞ」
溜まりに溜まっていたのか、今日の魔王の勢いはまるで初めて会った時のようだ。
これの様子だと気が済むまで止まらないだろうと少年は察した。
魔王は少年の頬に手を添えると、唇にキスをする。最初は触れるだけの軽いものだったが、次第に濃厚なものに変わっていく。
魔王は少年の口をこじ開けて自分の舌を侵入させる。歯列をなぞられ、舌を絡められる。呼吸すらも許さない激しいキスに酸欠になりそうになる。魔王はようやく離れると、今度は耳元に顔を寄せた。
「すまぬな、自分でも大人げないとは思うのだが許しておくれ」
「?」
ぼんやりした頭なせいか魔王のセリフの意図がわからないまま、魔王の物ではないものがぬるりと少年の身体に絡みついてきた。
「や、なに、なに……これ!?」
「なに、少し趣を変えようと思ってな」
絡みついたもの──透明な触手なようなものは少年の身体に絡みつくとその身体を宙に浮かせていく。
そして空中で固定される。少年は必死にもがくが全く動けない。
「なに、心配はいらぬ。それは我の分身に等しき魔力の塊だ」
「おい、ばかやめろっ」
「ふ、良い眺めじゃ」
少年の抗議をよそに魔王は余裕そうな笑みを浮かべると仰向けに寝そべり、触手に吊るされた少年の腰を自身に合わせていく。
「あ、やだ、ほんとやめろって……こんな体勢……っ」
魔王は腰を押し付け、少年の秘部へと自身を入り口に擦り付けると、触手に指示し少年の腰をゆっくり埋めさせていく。
「あ、あぁっ……」
「くく、フィアンセ殿の中は相変わらず狭いのう」
「うっさい……早く抜けって……」
「まぁそう急くでない」
今日は存分に楽しもうではないか
そう魔王が言ったのを皮切りに触手が少年の敏感な部分に這っていく。
突起は細いものに巻き付かれ、少年自身には太いものを絡ませられる。
「や、やだっ、そんなとこ、触んなってば……!」
「ふふ、フィアンセ殿はここが好きであろう?」
「ち、ちが……んっ」
魔王は少年の反応を楽しむように、胸や秘部を弄ぶ。
「ふふ、愛いなあ」
「うっさい……!あっ……!」
「おや?ここが良いのかな?」
「やっ、ちがっ、あっ、そこばっかやめろって……!」
「よいよい、良い眺めだ。ちなみにこの触手は我にも感覚が伝わる。お主のものが硬くなってきているのも手に取るように伝わるぞ」
「な、なんだよそれ……」
「どうした?もっと欲しいのだろう?」
「う、うるさいっ……んん……あっ……だめ……そこは……!」
魔王はわざと感じる部分を外すようにして少年を攻め立てていく。
「ほれ、どうした?もっとして欲しいのなら素直になればいいのだ」
「うぅ……」
少年は顔を真っ赤にして俯いてしまう。
「おおすまぬ。少し興に乗りすぎたようだ」
そう言うと魔王は少年と繋がった腰をゆるゆると動かし始めた。
「あっ…やあ…ちょ、むりっ…!」
少年は触手に弄ばれながらも魔王のものに奥を突かれ、強すぎる刺激に悲鳴を上げる。
「おやおや可哀相に……苦しそうじゃな。いま楽にしてやる」
そう言うと魔王は触手の動きも自身の腰遣いも激しくしていく。
「う、うそ……あっ、やだ、やだやだやあ…ああッ…!」
びくんと大きく身体が跳ねて少年は軽く果ててしまった。
少年が果てたと同時に魔王は責め立てる動きを全て止め、少年をベッドへ下ろし、触手から解放する。
魔王は果てた影響で荒い呼吸を繰り返す少年の額にキスを落とし、呼吸がある程度落ち着くまであやすようにねぎらう。
その少しひんやりした手が心地良くて、つい無意識に少年はすりついてしまう。
「むむむ……今日のおぬしはなんともいじらしくてたまらんの……」
呼吸が落ち着いたころ、魔王の手が様子を見ながら這い始める。
「無理させてしまったからな。次はモノは使わず素直にねぎらわせてもらおう」
魔王のその手にどこかほっとしている。
触手には普通の手でできない個とがあり、敏感な部分を刺激されて達してしまった少年だったが、生理現象抜きでいうなら手で触れられる方が安心する。
魔王の一部のようなものとはいえ得体の知れないものが身体に絡みつくのは不安感はぬぐえなかった。
どうせするなら、お互いその身のままで触れ合う方が好きだな、と思いながら魔王が気が済むまで肌を重ねあった。
勇者が現れてからというもの、レベル1とはいえ、その人懐っこいコミュ力で警備兵と仲良くなって素通りしたり、魔王の結界を素通りしてしまう力は驚異だった。対応に追われたものの、勇者も争う事は望んでいないこともあり、物理的に閉め出す対応で一先ずは落ち着いた。
普段から多忙である魔王はこの混乱に精神的に限界が来たため、フィアンセにした少年との蜜月を断固として貫いた。
「いいのか?その、仕事…ほったらかして」
「構わん、むしろ我に頼りすぎていた位だ!機会を逃しまくって現役を続けてきたツケが回りまわって、いつまで経っても仕事まみれ。流石に1000年もやってると飽きてるわい」
魔王は随分と溜まっていたのかまくし立てるように部下たちへの不満を口にする。
「我は部下の尻拭いよりもフィアンセ殿の尻が良い~~~」
「わ、ちょ、いきなりセクハラしてくるな!」
「はあああぁ、フィアンセ殿の可愛いお尻……この揉み心地……」
「こら、そんな触り方したら、変な気分になるからやめろっ」
「……もう、我慢できぬ」
「待て待て、俺まだ心の準備できてないぞ」
「大丈夫じゃ、優しくするから」
「そーいう問題じゃない!!」
魔王の膝の上に座る少年は必死に抵抗するが、魔王の力には勝てずにされるがままになっている。魔王の手が服の中に入ってきて体をまさぐる。胸を揉まれ、首筋を舐められてビクビク反応してしまう。
「あ、んっ」
「フィアンセ殿はここが弱いのう。ほれ、もっと可愛く鳴いてみせよ」
「あっ、う、そこばっか、ひゃ、ダメ、だって」
「気持ち良いのだろう?」
「ちが、違うから!」
「嘘をつくでない。こんなにも勃起させておいて何を言うか」
「だから、それは生理現象なんだよ!あんたがしつこく触ってくるからだろ!?」
「ふむ、では、こうすればどうなるかな」
「えっ、ちょ、ちょっとまってくれ」
「待たぬよ」
魔王は一気に少年の下肢を露にすると秘部をその長い舌を這わし始める。
「や、やめろ!そんなところ舐めるな……!」
「フィアンセ殿のものは全て綺麗じゃぞ。それをもっと綺麗にするのじゃから安心せい」
「そういう問題じゃ、な、あっ…やだっ」
魔王は少年の言葉を無視して秘部の窄みを舌で筋をなぞっては入口を刺激していく。
「ん、はぁ、んぅ、はぁ」
「どうした、フィアンセ殿?息遣いが荒いようじゃが?」
「う、うるさ、い、黙れって……」
「そう言うわりには、ここは元気いっぱいみたいじゃな」
「あっ……んん、やだ、って……」
窄まりを舌で刺激しながら、少年自身のものも手でゆるゆると刺激してやる。
魔王は巧みに手で扱きながら口で秘部を攻め立てる。
「あっ、やだ、はなせっ、で、でちゃうから」
「よい、出してしまえ」
「あ、だめ、やっ……!」
魔王は一層強く扱き上げると、少年は耐えきれずに果ててしまう。
それを見て満足げに微笑むと、魔王は少年をベッドに押し倒した。
「さて、フィアンセ殿。次は我を気持ちよくしてもらおうか」
にやにやしながら魔王は少年を見下ろす。
「フィアンセ殿、今日はたっぷり愛でさせてもらうぞ」
「……もう好きにしてくれ」
「おぉ、我に身を委ねてくれるか。嬉しいぞ」
溜まりに溜まっていたのか、今日の魔王の勢いはまるで初めて会った時のようだ。
これの様子だと気が済むまで止まらないだろうと少年は察した。
魔王は少年の頬に手を添えると、唇にキスをする。最初は触れるだけの軽いものだったが、次第に濃厚なものに変わっていく。
魔王は少年の口をこじ開けて自分の舌を侵入させる。歯列をなぞられ、舌を絡められる。呼吸すらも許さない激しいキスに酸欠になりそうになる。魔王はようやく離れると、今度は耳元に顔を寄せた。
「すまぬな、自分でも大人げないとは思うのだが許しておくれ」
「?」
ぼんやりした頭なせいか魔王のセリフの意図がわからないまま、魔王の物ではないものがぬるりと少年の身体に絡みついてきた。
「や、なに、なに……これ!?」
「なに、少し趣を変えようと思ってな」
絡みついたもの──透明な触手なようなものは少年の身体に絡みつくとその身体を宙に浮かせていく。
そして空中で固定される。少年は必死にもがくが全く動けない。
「なに、心配はいらぬ。それは我の分身に等しき魔力の塊だ」
「おい、ばかやめろっ」
「ふ、良い眺めじゃ」
少年の抗議をよそに魔王は余裕そうな笑みを浮かべると仰向けに寝そべり、触手に吊るされた少年の腰を自身に合わせていく。
「あ、やだ、ほんとやめろって……こんな体勢……っ」
魔王は腰を押し付け、少年の秘部へと自身を入り口に擦り付けると、触手に指示し少年の腰をゆっくり埋めさせていく。
「あ、あぁっ……」
「くく、フィアンセ殿の中は相変わらず狭いのう」
「うっさい……早く抜けって……」
「まぁそう急くでない」
今日は存分に楽しもうではないか
そう魔王が言ったのを皮切りに触手が少年の敏感な部分に這っていく。
突起は細いものに巻き付かれ、少年自身には太いものを絡ませられる。
「や、やだっ、そんなとこ、触んなってば……!」
「ふふ、フィアンセ殿はここが好きであろう?」
「ち、ちが……んっ」
魔王は少年の反応を楽しむように、胸や秘部を弄ぶ。
「ふふ、愛いなあ」
「うっさい……!あっ……!」
「おや?ここが良いのかな?」
「やっ、ちがっ、あっ、そこばっかやめろって……!」
「よいよい、良い眺めだ。ちなみにこの触手は我にも感覚が伝わる。お主のものが硬くなってきているのも手に取るように伝わるぞ」
「な、なんだよそれ……」
「どうした?もっと欲しいのだろう?」
「う、うるさいっ……んん……あっ……だめ……そこは……!」
魔王はわざと感じる部分を外すようにして少年を攻め立てていく。
「ほれ、どうした?もっとして欲しいのなら素直になればいいのだ」
「うぅ……」
少年は顔を真っ赤にして俯いてしまう。
「おおすまぬ。少し興に乗りすぎたようだ」
そう言うと魔王は少年と繋がった腰をゆるゆると動かし始めた。
「あっ…やあ…ちょ、むりっ…!」
少年は触手に弄ばれながらも魔王のものに奥を突かれ、強すぎる刺激に悲鳴を上げる。
「おやおや可哀相に……苦しそうじゃな。いま楽にしてやる」
そう言うと魔王は触手の動きも自身の腰遣いも激しくしていく。
「う、うそ……あっ、やだ、やだやだやあ…ああッ…!」
びくんと大きく身体が跳ねて少年は軽く果ててしまった。
少年が果てたと同時に魔王は責め立てる動きを全て止め、少年をベッドへ下ろし、触手から解放する。
魔王は果てた影響で荒い呼吸を繰り返す少年の額にキスを落とし、呼吸がある程度落ち着くまであやすようにねぎらう。
その少しひんやりした手が心地良くて、つい無意識に少年はすりついてしまう。
「むむむ……今日のおぬしはなんともいじらしくてたまらんの……」
呼吸が落ち着いたころ、魔王の手が様子を見ながら這い始める。
「無理させてしまったからな。次はモノは使わず素直にねぎらわせてもらおう」
魔王のその手にどこかほっとしている。
触手には普通の手でできない個とがあり、敏感な部分を刺激されて達してしまった少年だったが、生理現象抜きでいうなら手で触れられる方が安心する。
魔王の一部のようなものとはいえ得体の知れないものが身体に絡みつくのは不安感はぬぐえなかった。
どうせするなら、お互いその身のままで触れ合う方が好きだな、と思いながら魔王が気が済むまで肌を重ねあった。
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