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第一章
プロローグ:物語の第一章
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――俺は昔からアニメが好きだった。
映像から映し出されるものすべてが現実とかけ離れていて、魅了された。
アニメを見た瞬間から俺の心は、"未知"で満たされていた。
そんな日常が続いていたある日、気づいてしまった。
"この日々はいずれ終わる"
物語は無限には続かないし、面白いものもあればそうでないものもある。
そう考えてしまった。
その時、この人生の指針が決まった。
俺は自身の人生をアニメを超える面白い"物語"にする
これが、俺の原点だ。
自分が"面白い""やってみよう"そう思ったものは何でも試した。
なんでも極めた。
何でも調べ、研究した。
多くの人が「そんなものはない」と言い続けたものを俺は解明していった。
その結果多くの人にさまざまな感情を向けられた。
畏怖、畏敬、嫉妬、憎悪、尊敬、好意‥‥etc.
これに対し何か思うこともない。
俺がしたいことを成していくだけ。
幸い俺には、それを成すだけの才と進む力がある。
このままいけば、自身の目的も達成できる‥‥
――十六歳の春になった。
いつも通り研究に明け暮れていた。
もう少しで解明できる、あと少しで‥
そこでいきなり目の前が光で覆われた。
いきなりのことでかなり困惑しつつ、光が収まり目を開けた。
‥‥は?どこだここ?
「さっきまで部屋にいたはずなんだけどな‥‥」
あまりの出来事に驚いてしまった。
とにかく頭を整理して冷静に‥‥。
周りを見た感じ、かなり大きな建物の中に俺はいるようだ。
イメージとしては、神殿と神社を足したような感じだな‥‥なんとも奇天烈な建物だ。
目の前には大きな水晶が置いてある。
あそこまで大きいものは見たことがない。
そんなことを考えていると、いつのまにか目の前に少女がいた。
〝‥少し驚いたぞ。この状況でその冷静さ‥‥癪なことにあやつの言うておった通りじゃったな〟
思っていた通りの少女らしい声色とは裏腹に、見た目とそぐわぬ話し方。
「お前は誰なんだ?」
〝そうじゃな。まだ名乗っておらんかったな。‥童は智神サクヤ、十三神のうちの一柱じゃ〟
「要するに神ってことでいいのか?まさか神が実在しているとは‥‥
それでその神が、俺に何の用だ?」
〝呑み込みが早いな。お前のようなものはそうはいないじゃろうな。
ホントになぜこのような者が今まで見つからなかったのか‥‥
おっと話がそれた、用向きについてじゃったな。童たち神々からおぬしに神殺しを命ずる。簡潔に言うとこれが要件じゃ〟
「拒否権は?」
〝残念ながらないぞ〟
一応聞いてみたが、まあ誘拐みたいな形で連れてこられたわけだし拒否権はないか。
結構話も通じそうだ。
無理難題は押し付けてこないと思いたいが・・さてどうだろうな。
「まあ面白そうだし請け負いたいとは思うが、神の殺し方なんて知らんしそもそもできんのか?」
〝限りなく不可能に近いが可能じゃよ。神は人が生きている世界とは違う
神の世に住み、様々な権能を有しておる
じゃが、童たちが抹消を命じている神は今神の世にいない。力さえあれば殺すことは可能ではあるじゃろう〟
「"力さえあれば"だろ?俺にそんな力はない。」
〝そうじゃな。じゃから制限はあるが神々からおぬしに三つ好きな能力を授けることになっておる〟
「三つか。それ増やせないか?」
〝無理じゃな〟
「そうかー残念。こうもきっぱり断られるとは。
わんちゃんいけるとおもったんだがな。」
「んじゃあ質問いいか?」
〝なんじゃ?説明できる範囲であれば答えようとも〟
「俺はどこでいつまでに、その神を殺せばいいんだ?」
〝説明しておらんかったな。おぬしにはこれから世界を渡ってもらう。その世界の"神域"の一つにその神はいる〟
少しは予想はしていたが、まさか世界を渡るときたか。
今まで理論を立てるだけで観測できなかった
別宇宙をこうも真正面から"ある"と言われると常識感覚がおかしくなりそうだ。
まったく神というものはどこまで知っているものなのか、ますます興味がわいてきたな。
・・とにかく、こんなことを内心考えながら、俺は様々なことを質問していった。
説明不足な状況で、"神を殺す"何てことできっこないしな。
ややこしいし多いが、どうにかまとめて
サクヤに質問した内容を説明していこう。
俺がこれから渡る世界は、
俺の住んでいた世界とは違い、"魔術"などの文化が発展した世界らしい。
まさに俺の目標をかなえるにはうってつけの世界だ。
神は世界に法則を与えているそうで、
その中でも魔術の世界には"世界樹"と呼ばれている法則など、
他の世界でも類を見ないほどのものが存在しているらしい。
例えば俺が住んでいた世界では、空想や幻想と呼ばれていた"魔力"。
俺がいた世界の人間も魔力を有してはいるが、
魔力を使う魔術などの文化が発展せず、
"科学"が発展したことで次第に魔力を扱う機能が衰退していき、
代わりに知能の基本水準が格段に上がったらしい。
その中でも、現人類のなかで最も才と知識を有していてなおかつ、
最も知能が高い俺を智神ともう一柱の神が推薦したことで
俺はここに呼ばれたらしい。
まさか、人類のなかで俺が最も知能が高かったとは驚きだな。
知識量や才が多い自負はあったが、現人類の中で一番とまでは思わなかった。
――ここまでの話を聞くと、まるでファンタジーの世界!!と一見思いそうだが、
この神は"智神"というだけに理が通った説明をしている。
聞く話だけだと十中八九、物理法則や科学で説明できないものはなさそうだ。
いつ神を倒すのかという質問に対してサクヤは、最低でも八十年後と答えた。
その例の神は、俺がどれほど万全の状態になろうと、
最低でもそのくらい月日が経たないと倒せない状態なんだとか。
(その神しか入れない空間にいるらしい)
神々の権能とその空間とでは相性が悪く破れないうえ、
その神は人の世に降りているため、
掟から干渉できなくなった神々は人々を選定し、命じることにしたそうだ。
五十年もたてば流石に俺も衰えてしまうのではないか。
という疑問に対しては「不老の力と、不死に近い肉体になる」とすぐに答えてきた。
全く・・驚きの連続だったよ。
そうそう、最初に見たあの水晶は
どうやら人の世を観察するための物らしい。
おそらくだが、こいつは人への関心がものすごく高い。
話しているとたまに、人の世の話が出てきていたしなよく覗いているのだろう。
神は暇なんだろうか。
――ここまでで粗方最低必要な条件と情報がそろった
もう少し情報が得られるなら、殺す神の概要が知りたい。
そう思っていたが、名前と風貌以外知ることができなかった。
どうやらこれも掟だそうで
その掟の内容すら知ることはできなかった
できれば、神の権能は知っておきたかったが、
まあ、この情報だけでも十分役立つ。よしとしておこう。
俺が殺す神の名前は『風神シナツ』というそうだ。
風貌は羽衣に近いものを纏っており、無表情無口の小柄な少女。
髪は銀に緑がかった美しい色をしており、白く光った輪が頭の上に浮いている。
胸の近くに風玉というものをアクセサリーのようにぶら下げている。
といった感じらしい。
なんとも、これから殺そうという神の話をしているとは思えない調子で説明していた。
何かの縁があったのだろうか。
・・っとここまでが今までのサクヤとのやり取りだ。
〝説明はこれで終わりじゃな。質問は終わりかの〟
「ああ。これで俺も三つ、もらう能力を決められた。」
「一つ目の能力は・・・・」
「――これで全部だ」
〝フフフ‥ハーッハッハ!!枷はつくことを承知のうえでここまでの能力を得るとはな。
存外面白い男じゃのー!〟
「そうか?」
〝豪胆という言葉はおぬしのためにあるように思えてくるほどじゃ!!〟
〝おぬしならばこの任を無事成し遂げるであろう!!今から人の世へ送る。
その胆力で命を成し遂げるのじゃぞ〟
「じゃあな。お前も精々みとけよ。」
と、そのセリフと同時に俺の体はホログラムのように消えていった。
体が消えていくというなんとも不思議な感覚。
そんなことを思っていたのもつかの間、
‥‥足場がない。
まさか上空から落とされるとは!!
いやはや手違いだったのだろうか。それともこれは初めの試練とでも言いたいのか。
「答えは神のみぞ知るってか・・」
っと考えがそれた。
現在、大体上空6,000m。
地上に到達するまでの時間は約2分。
それまでに能力を使って着地をしないとな。
俺が一つ目にもらった力は、『固有能力:創造(万物を創造する力)』
理解したものなら能力や権能だろうと、
なんでも創造することができる情報と力とデバフの等価交換の能力だ。
一度作ったものは本にリスト形式で保存される優れもの。
あいつが笑ったのはこれだろう。
まあ、なんでも創造なんて無茶苦茶なものを要求したわけだしな。
とにかく、今必要なのはこの場をしのげる"能力"だ。
構造さえ知っていればいい、俺の得意分野だ。
あと、30秒足らずで地面に衝突する。
思考を加速させて集中する・・・・
深く・・深く・・知識をあされ・・・・
「――構築終了。能力創造:『衝撃操作』。」
創造したと同時に、今まで感じたことのないような感覚が体を渦巻いた。
自身の中にある"何か"が消える感覚。
これが制限された感覚だと直感で分かる。
ここまで高ぶる気持ちになるのはいつぶりだろう。最高の気分だ。
そう考えていたところで反動が来たのか、俺の意識は途絶えた・・・・
映像から映し出されるものすべてが現実とかけ離れていて、魅了された。
アニメを見た瞬間から俺の心は、"未知"で満たされていた。
そんな日常が続いていたある日、気づいてしまった。
"この日々はいずれ終わる"
物語は無限には続かないし、面白いものもあればそうでないものもある。
そう考えてしまった。
その時、この人生の指針が決まった。
俺は自身の人生をアニメを超える面白い"物語"にする
これが、俺の原点だ。
自分が"面白い""やってみよう"そう思ったものは何でも試した。
なんでも極めた。
何でも調べ、研究した。
多くの人が「そんなものはない」と言い続けたものを俺は解明していった。
その結果多くの人にさまざまな感情を向けられた。
畏怖、畏敬、嫉妬、憎悪、尊敬、好意‥‥etc.
これに対し何か思うこともない。
俺がしたいことを成していくだけ。
幸い俺には、それを成すだけの才と進む力がある。
このままいけば、自身の目的も達成できる‥‥
――十六歳の春になった。
いつも通り研究に明け暮れていた。
もう少しで解明できる、あと少しで‥
そこでいきなり目の前が光で覆われた。
いきなりのことでかなり困惑しつつ、光が収まり目を開けた。
‥‥は?どこだここ?
「さっきまで部屋にいたはずなんだけどな‥‥」
あまりの出来事に驚いてしまった。
とにかく頭を整理して冷静に‥‥。
周りを見た感じ、かなり大きな建物の中に俺はいるようだ。
イメージとしては、神殿と神社を足したような感じだな‥‥なんとも奇天烈な建物だ。
目の前には大きな水晶が置いてある。
あそこまで大きいものは見たことがない。
そんなことを考えていると、いつのまにか目の前に少女がいた。
〝‥少し驚いたぞ。この状況でその冷静さ‥‥癪なことにあやつの言うておった通りじゃったな〟
思っていた通りの少女らしい声色とは裏腹に、見た目とそぐわぬ話し方。
「お前は誰なんだ?」
〝そうじゃな。まだ名乗っておらんかったな。‥童は智神サクヤ、十三神のうちの一柱じゃ〟
「要するに神ってことでいいのか?まさか神が実在しているとは‥‥
それでその神が、俺に何の用だ?」
〝呑み込みが早いな。お前のようなものはそうはいないじゃろうな。
ホントになぜこのような者が今まで見つからなかったのか‥‥
おっと話がそれた、用向きについてじゃったな。童たち神々からおぬしに神殺しを命ずる。簡潔に言うとこれが要件じゃ〟
「拒否権は?」
〝残念ながらないぞ〟
一応聞いてみたが、まあ誘拐みたいな形で連れてこられたわけだし拒否権はないか。
結構話も通じそうだ。
無理難題は押し付けてこないと思いたいが・・さてどうだろうな。
「まあ面白そうだし請け負いたいとは思うが、神の殺し方なんて知らんしそもそもできんのか?」
〝限りなく不可能に近いが可能じゃよ。神は人が生きている世界とは違う
神の世に住み、様々な権能を有しておる
じゃが、童たちが抹消を命じている神は今神の世にいない。力さえあれば殺すことは可能ではあるじゃろう〟
「"力さえあれば"だろ?俺にそんな力はない。」
〝そうじゃな。じゃから制限はあるが神々からおぬしに三つ好きな能力を授けることになっておる〟
「三つか。それ増やせないか?」
〝無理じゃな〟
「そうかー残念。こうもきっぱり断られるとは。
わんちゃんいけるとおもったんだがな。」
「んじゃあ質問いいか?」
〝なんじゃ?説明できる範囲であれば答えようとも〟
「俺はどこでいつまでに、その神を殺せばいいんだ?」
〝説明しておらんかったな。おぬしにはこれから世界を渡ってもらう。その世界の"神域"の一つにその神はいる〟
少しは予想はしていたが、まさか世界を渡るときたか。
今まで理論を立てるだけで観測できなかった
別宇宙をこうも真正面から"ある"と言われると常識感覚がおかしくなりそうだ。
まったく神というものはどこまで知っているものなのか、ますます興味がわいてきたな。
・・とにかく、こんなことを内心考えながら、俺は様々なことを質問していった。
説明不足な状況で、"神を殺す"何てことできっこないしな。
ややこしいし多いが、どうにかまとめて
サクヤに質問した内容を説明していこう。
俺がこれから渡る世界は、
俺の住んでいた世界とは違い、"魔術"などの文化が発展した世界らしい。
まさに俺の目標をかなえるにはうってつけの世界だ。
神は世界に法則を与えているそうで、
その中でも魔術の世界には"世界樹"と呼ばれている法則など、
他の世界でも類を見ないほどのものが存在しているらしい。
例えば俺が住んでいた世界では、空想や幻想と呼ばれていた"魔力"。
俺がいた世界の人間も魔力を有してはいるが、
魔力を使う魔術などの文化が発展せず、
"科学"が発展したことで次第に魔力を扱う機能が衰退していき、
代わりに知能の基本水準が格段に上がったらしい。
その中でも、現人類のなかで最も才と知識を有していてなおかつ、
最も知能が高い俺を智神ともう一柱の神が推薦したことで
俺はここに呼ばれたらしい。
まさか、人類のなかで俺が最も知能が高かったとは驚きだな。
知識量や才が多い自負はあったが、現人類の中で一番とまでは思わなかった。
――ここまでの話を聞くと、まるでファンタジーの世界!!と一見思いそうだが、
この神は"智神"というだけに理が通った説明をしている。
聞く話だけだと十中八九、物理法則や科学で説明できないものはなさそうだ。
いつ神を倒すのかという質問に対してサクヤは、最低でも八十年後と答えた。
その例の神は、俺がどれほど万全の状態になろうと、
最低でもそのくらい月日が経たないと倒せない状態なんだとか。
(その神しか入れない空間にいるらしい)
神々の権能とその空間とでは相性が悪く破れないうえ、
その神は人の世に降りているため、
掟から干渉できなくなった神々は人々を選定し、命じることにしたそうだ。
五十年もたてば流石に俺も衰えてしまうのではないか。
という疑問に対しては「不老の力と、不死に近い肉体になる」とすぐに答えてきた。
全く・・驚きの連続だったよ。
そうそう、最初に見たあの水晶は
どうやら人の世を観察するための物らしい。
おそらくだが、こいつは人への関心がものすごく高い。
話しているとたまに、人の世の話が出てきていたしなよく覗いているのだろう。
神は暇なんだろうか。
――ここまでで粗方最低必要な条件と情報がそろった
もう少し情報が得られるなら、殺す神の概要が知りたい。
そう思っていたが、名前と風貌以外知ることができなかった。
どうやらこれも掟だそうで
その掟の内容すら知ることはできなかった
できれば、神の権能は知っておきたかったが、
まあ、この情報だけでも十分役立つ。よしとしておこう。
俺が殺す神の名前は『風神シナツ』というそうだ。
風貌は羽衣に近いものを纏っており、無表情無口の小柄な少女。
髪は銀に緑がかった美しい色をしており、白く光った輪が頭の上に浮いている。
胸の近くに風玉というものをアクセサリーのようにぶら下げている。
といった感じらしい。
なんとも、これから殺そうという神の話をしているとは思えない調子で説明していた。
何かの縁があったのだろうか。
・・っとここまでが今までのサクヤとのやり取りだ。
〝説明はこれで終わりじゃな。質問は終わりかの〟
「ああ。これで俺も三つ、もらう能力を決められた。」
「一つ目の能力は・・・・」
「――これで全部だ」
〝フフフ‥ハーッハッハ!!枷はつくことを承知のうえでここまでの能力を得るとはな。
存外面白い男じゃのー!〟
「そうか?」
〝豪胆という言葉はおぬしのためにあるように思えてくるほどじゃ!!〟
〝おぬしならばこの任を無事成し遂げるであろう!!今から人の世へ送る。
その胆力で命を成し遂げるのじゃぞ〟
「じゃあな。お前も精々みとけよ。」
と、そのセリフと同時に俺の体はホログラムのように消えていった。
体が消えていくというなんとも不思議な感覚。
そんなことを思っていたのもつかの間、
‥‥足場がない。
まさか上空から落とされるとは!!
いやはや手違いだったのだろうか。それともこれは初めの試練とでも言いたいのか。
「答えは神のみぞ知るってか・・」
っと考えがそれた。
現在、大体上空6,000m。
地上に到達するまでの時間は約2分。
それまでに能力を使って着地をしないとな。
俺が一つ目にもらった力は、『固有能力:創造(万物を創造する力)』
理解したものなら能力や権能だろうと、
なんでも創造することができる情報と力とデバフの等価交換の能力だ。
一度作ったものは本にリスト形式で保存される優れもの。
あいつが笑ったのはこれだろう。
まあ、なんでも創造なんて無茶苦茶なものを要求したわけだしな。
とにかく、今必要なのはこの場をしのげる"能力"だ。
構造さえ知っていればいい、俺の得意分野だ。
あと、30秒足らずで地面に衝突する。
思考を加速させて集中する・・・・
深く・・深く・・知識をあされ・・・・
「――構築終了。能力創造:『衝撃操作』。」
創造したと同時に、今まで感じたことのないような感覚が体を渦巻いた。
自身の中にある"何か"が消える感覚。
これが制限された感覚だと直感で分かる。
ここまで高ぶる気持ちになるのはいつぶりだろう。最高の気分だ。
そう考えていたところで反動が来たのか、俺の意識は途絶えた・・・・
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