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青の星 エリスティア小隊の到着と隕石群② 隕石群の迎撃と青の星への下船準備
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小一時間ほどたった後。短距離ワープを終えて、迎撃宙域に到着したエリスたちの乗った小型戦艦ナノグリフが、自動迎撃システムを使って、通称青の星。地球に向かって飛来する隕石群迎撃を開始した。
自動迎撃システムの主体となる攻撃は、実弾を使わない小型のレーザー兵器によるものだ。
なぜなら、多量の球を使用する実弾は、艦内で自動生成できるとはいえ、宇宙を汚し、また、未開の地の惑星に隕石として降り注ぎ、下手をしたら文明そのものを破壊しかねないからだ。
まぁ通常はナノグリフなどの小型戦艦が生成して宇宙にはなった実弾は、他の惑星に到達したとしても、成層圏から地上に落下するまでの間の摩擦熱によって、燃え尽きてしまうのだが、エリスたちが駆る戦艦は、小型とはいえ、宇宙でも屈指の技術力を誇っている『星の護り手』に所属している艦だ。そのため小型戦艦ナノグリフの作り出す実弾は、成層圏を超えても燃え尽きないことが多々あった。そのため艦からの自動迎撃システムによる攻撃は、ほぼレーザー一色となっていた。
しばらくすると、ナノグリフの自動迎撃システムによって、青の星に向かっていた300近くあった隕石群が見事に壊滅していた。
「こりゃ俺たちがスタンバッてた意味がねぇな」
戦闘に入ってから不測の事態に備えて、いつでも手動迎撃システムを起動できるようにスタンバイしていたジーンが両手を頭の後ろに回して楽観的に呟いた。
「ああ、我々が出るまでもなかったな」
隕石群迎撃に成功して、緊張感が解けた二人を目にしたエリスが二人を叱責する。
「二人とも気を抜くな」
「大丈夫だってのエリス。もう奴さんのかたはついたって」
「だと……いいがな」
「なんか気になることでもあんのかよ?」
ジーンが座席に寝転がり、頭の後ろで腕を組みながら、首だけをエリスの方に向けて問いかける。
「いや、ただ先ほどの隕石群。本当に魔王の物だとしたら、この程度で終わるものだろうか、と思ってな」
「確かにそう言われてみりゃそうだけどよ。魔王だって惑星イシュラの交戦でかなり疲弊してたはずだしよ、きっと用意できる手駒があの程度だったんだって」
「だと、いいがな……」
お気楽に答えるジーンをよそに、一人エリスは真剣に考えを巡らせていた。
エリスに気を抜くなと言われていたために、手元にあるコンソールを捜査して、コンソール上に半透明の立体レーダーを呼び出して、異常を確認していたニーナが、レーダーに映し出された異常を感じ取り、同じく独自の索敵機能で異常を感知していたナノグリフが上げる警報音と共に声を上げる。
「エリスッ!」
警戒を促すニーナの声と、ナノグリフの警報音を聞いたエリスが、やはり来たかといった感じにニーナに聞き返した。
「ニーナ。新たな隕石群か?」
「ああ」
「で、数は?」
「数十や数百ふえたところで、この艦の性能なら問題ないぜ」
楽観的にジーンが言うが、口で言うより見た方が早いと踏んだニーナは、自分のコンソール上のレーダーに映し出されている映像を、ブリッヂ前面に立ち上がっている球形の巨大な3Ⅾモニターに転写して二人に目線で促した。
「な!? 数千単位で増えているだと!?」
ニーナに促されて、3Ⅾモニターに映し出されたレーダーを目視したジーンが、まるで大規模な流星群のような数え切れないほどの隕石群を目にして、さすがに驚きの声を口にする。
「どうやら先ほどの隕石群は、巨大な隕石群のただの先端に過ぎなかったようだな」
エリスがやはりといった感じに、一人納得気に頷いていた。
「隕石群の距離と速度を計算に入れると、このままだとあと約二時間ほどで、青の星、地球に到達する。青の星に落下する前に迎撃するぞ。ジーン。ニーナ。この艦の自動迎撃システムだけでは手に余る。我々も個別に迎撃するぞっ手動迎撃システムを起動させろっ」
「おうっそうこなくっちゃなっ」
「了解した」
『自動迎撃システム作動します』
船のAIであるナノグリフが、機械的音声で自動迎撃システムの起動を告げる。
「ジーン、ニーナ。私は魔王がいると思われる隕石群の出所を探る。奴らの迎撃は任せたぞ」
「ああ、任せとけって」
「了解した」
ジーンとニーナ。二人の返答を聞くと、エリスは一人目の前のコンソールに手を伸ばして、今なお増え続ける隕石群の出所を探るために索敵を開始した。
魔王の先兵が送り込まれてきたということは、魔王本体もこの周辺宙域に来ている可能性が高い。だがまずは増え続ける隕石群の発信源を探るのが最優先事項だな。そう考えたエリスは、戦艦の索敵機能で隕石群の出所を探り出そうとする。
その間にも自動で目標物をロックオンする手動迎撃システム用スカウターを装着したニーナが、流線形の小型レーザー弾を一秒間に数十発飛ばすガトリングガンを用いて、青の星に向かっている隕石群を、手動迎撃システムを使って何度も撃墜していた。
一方ジーンは、ニーナと同じく自動で目標物をロックオンする手動迎撃用スカウターをつけ、 戦闘機の操縦桿のような引き金を引きながら、槓子力のあるレーザーキャノンで隕石群、数十石をまとめて撃ち抜き迎撃していた。
だが、いくら自動迎撃システムと手動迎撃システム両方を用いて隕石群を迎撃しているといっても、隕石群の数が多すぎるために、小型艦の火力では時間がたつにつれて手に余りだしてしまう。
そのためこのままではまずいと思ったジーンが、エリスに指示を仰ぐために声を上げた。
「ちっまずったぜっ数が多すぎるッ何個か地球に向かっていきやがった! どうするエリス!」
「仕方ない。こうなってしまっては追撃するしかあるまい。そして、仮に青の星に奴らがたどり着いてしまった場合。誰かが青の星に降り、直接打ち漏らした尖兵たちを殲滅するしかあるまい」
「そうこなくっちゃなっ」
自腹区の間船にこもっていたために身体を動かしたかったのか、ジーンが嬉しそうな声を上げる。
だが次にエリスから出た名前は、ジーンの予想外の名前だった。
「ニーナ」
「ああ、了解した。わたしが行こう」
「って、俺じゃないのかよ?」
魔王の尖兵を相手に暴れられると思っていたジーンは、心底拍子抜けした表情で不満げに呟いた。
「そう不満げにするなジーン。お前にはほかにやってもらいたいことがある」
「やってもらいたいこと?」
「ああ、それはニーナでは無理だからな」
「なんだよ、そういうことかよっそんなら先に言いやがれっ」
エリスの肩をバシバシ叩きながら照れくさそうに言うジーン。
「ではニーナ。我々はこのまま隕石群の出所を探り胴元を叩く。青の星の方は任せたぞ」
「ああ、了解した」
エリスに返事を返すと、ニーナは持ち場を離れて、青の星に向かった魔王の尖兵を惑星内で迎撃するために、惑星降下用のカプセルのある艦内の小型ドッグへと向かった。
エリスはブリッヂを後にするニーナに向けていた視線をジーンに切り替えると、何事か思い出したのか口を開いた。
「ああ、それからジーン。一つ頼まれてくれ」
「あん?」
「ニーナにあれをいくつか渡しておいてもらいたい」
「あれ?」
「ああ、環境適応型のナノエフェクトだ」
ナノエフェクトとは、エリスたちが魔王の尖兵などと戦うために体内を循環させている小型の機械。つまりナノマシンのことだ。
子のナノエフェクトには、エリスたちの体内を循環している戦闘型や環境適応型など、複数の種類が存在している。
「ああ、なんだそれかよ。わかった」
エリスとの会話を終えたジーンが、ナノエフェクトを取りにブリッヂを後にしようとしたが振り返って尋ねる。
「確か、エリス。お前のラボの冷凍保管庫だったな?」
「ああ」
「任せとけって。けど迎撃の方はいいのかよ?
「それは問題ない。索敵をしながらでも隕石群程度ならば迎撃できるからな。お前とニーナの穴埋めは私が行っておこう」
「そういうことならわかったぜ」
「それと、私のラボには幾つかのナノエフェクトが保管されている。ジーン。くれぐれも他のものと取り違えるなよ」
自分のラボにナノエフェウトを取りに行こうとするジーンに、エリスが念押しする。
「さすがにいくら俺でも環境適応型と別のナノエフェクトを間違えるかよ」
ジーンがエリスに向かって自信満々に宣言する。
「なら、任せたぞ」
「おう大船に乗ったつもりでいやがれ」
それだけ言うと、ジーンはエリスのラボにある環境適応型ナノエフェクトを取りにブリッヂを後にしたのだった。
自動迎撃システムの主体となる攻撃は、実弾を使わない小型のレーザー兵器によるものだ。
なぜなら、多量の球を使用する実弾は、艦内で自動生成できるとはいえ、宇宙を汚し、また、未開の地の惑星に隕石として降り注ぎ、下手をしたら文明そのものを破壊しかねないからだ。
まぁ通常はナノグリフなどの小型戦艦が生成して宇宙にはなった実弾は、他の惑星に到達したとしても、成層圏から地上に落下するまでの間の摩擦熱によって、燃え尽きてしまうのだが、エリスたちが駆る戦艦は、小型とはいえ、宇宙でも屈指の技術力を誇っている『星の護り手』に所属している艦だ。そのため小型戦艦ナノグリフの作り出す実弾は、成層圏を超えても燃え尽きないことが多々あった。そのため艦からの自動迎撃システムによる攻撃は、ほぼレーザー一色となっていた。
しばらくすると、ナノグリフの自動迎撃システムによって、青の星に向かっていた300近くあった隕石群が見事に壊滅していた。
「こりゃ俺たちがスタンバッてた意味がねぇな」
戦闘に入ってから不測の事態に備えて、いつでも手動迎撃システムを起動できるようにスタンバイしていたジーンが両手を頭の後ろに回して楽観的に呟いた。
「ああ、我々が出るまでもなかったな」
隕石群迎撃に成功して、緊張感が解けた二人を目にしたエリスが二人を叱責する。
「二人とも気を抜くな」
「大丈夫だってのエリス。もう奴さんのかたはついたって」
「だと……いいがな」
「なんか気になることでもあんのかよ?」
ジーンが座席に寝転がり、頭の後ろで腕を組みながら、首だけをエリスの方に向けて問いかける。
「いや、ただ先ほどの隕石群。本当に魔王の物だとしたら、この程度で終わるものだろうか、と思ってな」
「確かにそう言われてみりゃそうだけどよ。魔王だって惑星イシュラの交戦でかなり疲弊してたはずだしよ、きっと用意できる手駒があの程度だったんだって」
「だと、いいがな……」
お気楽に答えるジーンをよそに、一人エリスは真剣に考えを巡らせていた。
エリスに気を抜くなと言われていたために、手元にあるコンソールを捜査して、コンソール上に半透明の立体レーダーを呼び出して、異常を確認していたニーナが、レーダーに映し出された異常を感じ取り、同じく独自の索敵機能で異常を感知していたナノグリフが上げる警報音と共に声を上げる。
「エリスッ!」
警戒を促すニーナの声と、ナノグリフの警報音を聞いたエリスが、やはり来たかといった感じにニーナに聞き返した。
「ニーナ。新たな隕石群か?」
「ああ」
「で、数は?」
「数十や数百ふえたところで、この艦の性能なら問題ないぜ」
楽観的にジーンが言うが、口で言うより見た方が早いと踏んだニーナは、自分のコンソール上のレーダーに映し出されている映像を、ブリッヂ前面に立ち上がっている球形の巨大な3Ⅾモニターに転写して二人に目線で促した。
「な!? 数千単位で増えているだと!?」
ニーナに促されて、3Ⅾモニターに映し出されたレーダーを目視したジーンが、まるで大規模な流星群のような数え切れないほどの隕石群を目にして、さすがに驚きの声を口にする。
「どうやら先ほどの隕石群は、巨大な隕石群のただの先端に過ぎなかったようだな」
エリスがやはりといった感じに、一人納得気に頷いていた。
「隕石群の距離と速度を計算に入れると、このままだとあと約二時間ほどで、青の星、地球に到達する。青の星に落下する前に迎撃するぞ。ジーン。ニーナ。この艦の自動迎撃システムだけでは手に余る。我々も個別に迎撃するぞっ手動迎撃システムを起動させろっ」
「おうっそうこなくっちゃなっ」
「了解した」
『自動迎撃システム作動します』
船のAIであるナノグリフが、機械的音声で自動迎撃システムの起動を告げる。
「ジーン、ニーナ。私は魔王がいると思われる隕石群の出所を探る。奴らの迎撃は任せたぞ」
「ああ、任せとけって」
「了解した」
ジーンとニーナ。二人の返答を聞くと、エリスは一人目の前のコンソールに手を伸ばして、今なお増え続ける隕石群の出所を探るために索敵を開始した。
魔王の先兵が送り込まれてきたということは、魔王本体もこの周辺宙域に来ている可能性が高い。だがまずは増え続ける隕石群の発信源を探るのが最優先事項だな。そう考えたエリスは、戦艦の索敵機能で隕石群の出所を探り出そうとする。
その間にも自動で目標物をロックオンする手動迎撃システム用スカウターを装着したニーナが、流線形の小型レーザー弾を一秒間に数十発飛ばすガトリングガンを用いて、青の星に向かっている隕石群を、手動迎撃システムを使って何度も撃墜していた。
一方ジーンは、ニーナと同じく自動で目標物をロックオンする手動迎撃用スカウターをつけ、 戦闘機の操縦桿のような引き金を引きながら、槓子力のあるレーザーキャノンで隕石群、数十石をまとめて撃ち抜き迎撃していた。
だが、いくら自動迎撃システムと手動迎撃システム両方を用いて隕石群を迎撃しているといっても、隕石群の数が多すぎるために、小型艦の火力では時間がたつにつれて手に余りだしてしまう。
そのためこのままではまずいと思ったジーンが、エリスに指示を仰ぐために声を上げた。
「ちっまずったぜっ数が多すぎるッ何個か地球に向かっていきやがった! どうするエリス!」
「仕方ない。こうなってしまっては追撃するしかあるまい。そして、仮に青の星に奴らがたどり着いてしまった場合。誰かが青の星に降り、直接打ち漏らした尖兵たちを殲滅するしかあるまい」
「そうこなくっちゃなっ」
自腹区の間船にこもっていたために身体を動かしたかったのか、ジーンが嬉しそうな声を上げる。
だが次にエリスから出た名前は、ジーンの予想外の名前だった。
「ニーナ」
「ああ、了解した。わたしが行こう」
「って、俺じゃないのかよ?」
魔王の尖兵を相手に暴れられると思っていたジーンは、心底拍子抜けした表情で不満げに呟いた。
「そう不満げにするなジーン。お前にはほかにやってもらいたいことがある」
「やってもらいたいこと?」
「ああ、それはニーナでは無理だからな」
「なんだよ、そういうことかよっそんなら先に言いやがれっ」
エリスの肩をバシバシ叩きながら照れくさそうに言うジーン。
「ではニーナ。我々はこのまま隕石群の出所を探り胴元を叩く。青の星の方は任せたぞ」
「ああ、了解した」
エリスに返事を返すと、ニーナは持ち場を離れて、青の星に向かった魔王の尖兵を惑星内で迎撃するために、惑星降下用のカプセルのある艦内の小型ドッグへと向かった。
エリスはブリッヂを後にするニーナに向けていた視線をジーンに切り替えると、何事か思い出したのか口を開いた。
「ああ、それからジーン。一つ頼まれてくれ」
「あん?」
「ニーナにあれをいくつか渡しておいてもらいたい」
「あれ?」
「ああ、環境適応型のナノエフェクトだ」
ナノエフェクトとは、エリスたちが魔王の尖兵などと戦うために体内を循環させている小型の機械。つまりナノマシンのことだ。
子のナノエフェクトには、エリスたちの体内を循環している戦闘型や環境適応型など、複数の種類が存在している。
「ああ、なんだそれかよ。わかった」
エリスとの会話を終えたジーンが、ナノエフェクトを取りにブリッヂを後にしようとしたが振り返って尋ねる。
「確か、エリス。お前のラボの冷凍保管庫だったな?」
「ああ」
「任せとけって。けど迎撃の方はいいのかよ?
「それは問題ない。索敵をしながらでも隕石群程度ならば迎撃できるからな。お前とニーナの穴埋めは私が行っておこう」
「そういうことならわかったぜ」
「それと、私のラボには幾つかのナノエフェクトが保管されている。ジーン。くれぐれも他のものと取り違えるなよ」
自分のラボにナノエフェウトを取りに行こうとするジーンに、エリスが念押しする。
「さすがにいくら俺でも環境適応型と別のナノエフェクトを間違えるかよ」
ジーンがエリスに向かって自信満々に宣言する。
「なら、任せたぞ」
「おう大船に乗ったつもりでいやがれ」
それだけ言うと、ジーンはエリスのラボにある環境適応型ナノエフェクトを取りにブリッヂを後にしたのだった。
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