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青の星 裕矢の日常② 秋奈との岐路とエセ星オタク
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学校からのいつもの帰り道。
いつもの通学路である広葉樹が彩る住宅街を裕矢と秋菜が、肩を並べながら歩いていると、ふと何かを思い出したのか、隣を歩いていた秋菜が何の前触れもなく、いきなり裕矢の前に回り込み大きな声を上げてくる。
「も~ゆうちゃんもったいないよ~っ」
「なにがだよ?」
裕矢は秋菜の顔も見ずに返事を返す。
「お星様のこと」
「ああ」
「せっかく宇宙学の先生があきとゆうちゃんの大好きなお星さまのお話してくれてたんだよ? それを聞かないでお昼寝しちゃうなんて」
「なんだそんなことかよ」
鞄を肩に担いでいる裕矢が、めんどくさげに返事を返す。
「なんだってことはないよ~今日の授業っほんっとに面白かったんだから~っ」
秋菜がプンプンといった感じに、食い意地のはったリスのように頬を膨らませながら言ってくる。
だがそんな秋菜の態度にも、裕矢は別段気にした風もなく、ただいつものように、
「ふ~ん」
と、そっけなく相槌をうつのみだ。
「あ~ゆうちゃん。秋の言ってることぜんっぜん信じてないでしょ?」
「そんなことねぇって」
「ううん。ゆうちゃんのその態度はあきのこと絶っっっ対信じてない! よ~しこうなったらっいかに今日の宇宙学の授業が面白かったのかをあきがゆうちゃんにおしえてあげる!」
それだけ言うと、秋菜は裕矢の隣を歩きながら話を始めた。
「まずあきが一番驚いたのはね……」
で、この後。自称星オタクの秋菜の話は、学校からの帰りの道中。今日の授業で宇宙学の教師が熱心に語っていたビッグバンがどうたらこうたらとか、もし地球がビッグバンを起こしたら太陽系が吹き飛び。みたいな話を裕矢は延々と聞かされたのだった。
秋菜は両親の影響で、とかく星の話にはうるさい。いわゆる星オタクというやつだ。そのため秋菜の話は尽きることもなく、自然と二人の帰りの道のりも、ゆっくりとしたものになる。
裕矢や秋菜の自宅は、学校から徒歩で三、四十分ほどなのだが、秋菜が夢中になって今日の授業での出来事を話して、自然その歩幅が狭く足の運びもゆっくりになていたせいで、先ほどまで夕焼け色に染まっていた空は、今はもう夜の帳が落ち始めている。
今は初春とはいえ、暦でいえばまだ冬と呼ばれる季節であるため、今はまだ日が落ちるのが早く、それに伴って夜の帳が下りるのも早いのだ。
辺りが夕闇に包まれ始めると、秋菜はいつものように空を見上げる。
両親と自分と裕矢の大好きな星空を見上げるためだ。
秋菜が夜空を見上げると、案の定そこには空気の澄んでいる冬である今だからこそ見える冬の星座や名も知らぬ星々たちが浮かんでいた。
そしていつものようにそれと共に、秋菜の足も止まる。
色とりどりの輝きを放つ星々に、星空に、見入っているのだ。
秋菜の足が止まるのはいつものことなので、自然裕矢も秋菜に合わせて足を止める。
しばらく二人で星空を見上げていると、あっといった感じに秋菜が何かを思い出したのか、今まで授業の話しかしていなかった秋菜が唐突に話題を変えた。
「そういえばゆうちゃん」
「ん? なんだ。星を見るのに飽きたのか?」
「秋菜に限ってそれはないよ~」
裕矢の冗談めかした物言いに、秋菜が小さく笑いながら答えた。
「そうじゃなくてね、ん~なんだっけ?」
自分で言い出して、おいて頭にクエスチョンマークを浮かべる秋菜。
「って、あきお前今言おうとしてたこともう忘れたのかよ?」
裕矢がぼけまくっている秋菜を見て、半ばあきれたように言った。
「だってしょうがないじゃない。ゆうちゃんが変なこと言うから悪いんだよっ!」
秋菜は裕矢の顔を見つめてぷ~っと、ひょっとこのように頬を膨らませながら言う。
「ん~ちょっと待ってね、今思い出すから」
言いつつう~んう~んと頭、いや、秋菜は自分の脳みそをシェイクしながら考え始める。
人より若干緩めにできている秋菜の脳みそは、そうでもしないと一度忘れたことを思い出せないのだ。その代わりといっては何だが普通の人なら聞いたらひっくり返るような非日常的な出来事も、特にパニクリもせずにわりと何でも受け入れてしまうという特技もあるが。
「あっ思い出したっそうだっ彗星が来るんだった」
「彗星?」
「うん♪ ママが言ってたんだ。来月何とか流星群って言うのがくるんだって」
「何とか流星群?」
「うん。確かねぇ」
言いながらまた頭を抱えてシェイクしだす。
そしてしばらく後。脳みその奥深くから引っ張り出してきたのか、秋菜はその流星群の名前を口にした。
「そうだっ猫座流星群だよっゆうちゃんっ♪ 猫座流星群っ♪」
秋菜が得意満面な顔をして言い放つ。
「お前……それを言うなら獅子座流星群だろ?」
ぼけてる秋菜に裕矢は、あからさまなジト目を向けて言い返した。
「あはは、そうとも言う」
と笑って誤魔化す。エセ星オタク。
はぁったくこいつは星を好きなわりには、星のこと安間知らねぇんだよな。ま、俺も星のことはあんまり詳しくねぇけどさ。結局のところ俺たちの近くで本当に星に詳しいのは、こいつの星オタクの両親と、その両親と仲のいい同じく星オタクの俺の両親ぐらいか、裕矢がそう思っていると、さっそく気を取り直した秋菜がまた星の話を始める。
「でね。ママが言うにはね、その獅子座流星群って言うのが、来月辺り来るんだってっ」
秋菜の話を聞いていた裕矢は、そうかと興味なさげに答えるが、別段秋菜は気分を害した風もなく本当に待ち遠しいといった感じに、夜空を見上げて呟いた。
「うん♪ だから来月楽しみなんだ♪」
「へ~そうなのか」
秋菜の話を聞いていた裕矢が気のない返事を返す。
「うん♪ だからあき今から楽しみなんだ♪」
「そいつはよかったな」
「うん♪ で、パパとママとゆうちゃんとこのパパとママとで、一緒に山に一泊で流星群を見に行こうってことになっててね。ゆうちゃんも一緒に……」
「俺は遠慮しとくわ」
「え~」
「星とかあんま興味ないし」
裕矢が鞄を持っていない方の手で、後ろ頭を掻きながら言った。
「え~なんで~ゆうちゃんのご両親あんなに星好きなのに。それにゆうちゃんだって子供の頃はあんなにお星様が好きで、あきやゆうちゃんのご両親と一緒に一泊旅行でよくお星様を見に行ってたのに」
まぁ実際のところ。その両親のあまりの星オタクぶりに嫌気がさして、俺は星嫌いになったんだが、それに俺が本当に好きだったのは、星じゃなくてその先の……果てしない宇宙〔そら〕なんだけどな。裕矢は昔の星好き。いや宇宙好きだった自分の幼かった頃のことを思い出す。
子供の頃の裕矢は星を見上げて、ただはしゃいでいる周りの大人たちや秋菜に混ざって星を見上げていた。
ただそのとき裕矢が思いを馳せていたのは、両親や秋菜が見ていた星空ではなく、そのさらに先、遥かなる宇宙だった。
そして、自分はいつか宇宙に出て、誰も見たことも聞いたこともない星々や誰も出会ったことのない未知なる存在と出会うような冒険をしてみたいと思っていた。
ただ今の地球の科学力では、自分が思い描いていた場所に行けないと何かで知って、星々宇宙に興味がわかなくなってしまったのだ。
ふとそんな子供の頃のことを思い出した裕矢だったが、今更そんなことを秋菜に言っても仕方ないので、そのことは伏せておくことにした。
「あ~あ。子供の頃はゆうちゃんもお星様好きだったのに。時の流れは残酷だね。少年を星好きから星嫌いにさせたか」
秋菜が頬を膨らませて、わざとらしくそっぽを向いて言う。
だが裕矢は、秋菜の冗談には取り合わずに、話を打ち切った。
「ま、とにかくあき。そろそろ帰るぞ」
「え~まだ早いよ~もう少し見てこうよ~」
「お前に付き合ってたら朝んなっちまうだろがっ」
「それはそれでよくない? お星様を見ながらゆうちゃんと朝を迎えるのも好いし♪」
「馬鹿なこと言ってないで帰るぞ」
このまま秋菜の言うがままにしていると、本当に朝を迎えてしまうので、裕矢は半ば強引に秋菜の腕を掴み引っ張っていく。
「あう~ゆうちゃんとなら朝を迎えてもいいよってママが言ってたのに~」
星空に未練たらたらな秋菜は、冗談か本当かわからないことを言って、この場に裕矢を引き留めようとする。
だが裕矢は秋菜が駄々をこねるのはいつものことなので、ったくなんつ~親だ。と思いながらも、秋菜の冗談には取り合わず、力づくで秋菜を引きずりながら家路についたのだった。
これが裕矢と秋菜。代り映えのしない二人の日常だった。
だが、このとき裕矢たちはまだ知る由もなかった。
この安寧で、怠惰であり、またかけがえのない平凡な日常が終わってしまうことを。
いつもの通学路である広葉樹が彩る住宅街を裕矢と秋菜が、肩を並べながら歩いていると、ふと何かを思い出したのか、隣を歩いていた秋菜が何の前触れもなく、いきなり裕矢の前に回り込み大きな声を上げてくる。
「も~ゆうちゃんもったいないよ~っ」
「なにがだよ?」
裕矢は秋菜の顔も見ずに返事を返す。
「お星様のこと」
「ああ」
「せっかく宇宙学の先生があきとゆうちゃんの大好きなお星さまのお話してくれてたんだよ? それを聞かないでお昼寝しちゃうなんて」
「なんだそんなことかよ」
鞄を肩に担いでいる裕矢が、めんどくさげに返事を返す。
「なんだってことはないよ~今日の授業っほんっとに面白かったんだから~っ」
秋菜がプンプンといった感じに、食い意地のはったリスのように頬を膨らませながら言ってくる。
だがそんな秋菜の態度にも、裕矢は別段気にした風もなく、ただいつものように、
「ふ~ん」
と、そっけなく相槌をうつのみだ。
「あ~ゆうちゃん。秋の言ってることぜんっぜん信じてないでしょ?」
「そんなことねぇって」
「ううん。ゆうちゃんのその態度はあきのこと絶っっっ対信じてない! よ~しこうなったらっいかに今日の宇宙学の授業が面白かったのかをあきがゆうちゃんにおしえてあげる!」
それだけ言うと、秋菜は裕矢の隣を歩きながら話を始めた。
「まずあきが一番驚いたのはね……」
で、この後。自称星オタクの秋菜の話は、学校からの帰りの道中。今日の授業で宇宙学の教師が熱心に語っていたビッグバンがどうたらこうたらとか、もし地球がビッグバンを起こしたら太陽系が吹き飛び。みたいな話を裕矢は延々と聞かされたのだった。
秋菜は両親の影響で、とかく星の話にはうるさい。いわゆる星オタクというやつだ。そのため秋菜の話は尽きることもなく、自然と二人の帰りの道のりも、ゆっくりとしたものになる。
裕矢や秋菜の自宅は、学校から徒歩で三、四十分ほどなのだが、秋菜が夢中になって今日の授業での出来事を話して、自然その歩幅が狭く足の運びもゆっくりになていたせいで、先ほどまで夕焼け色に染まっていた空は、今はもう夜の帳が落ち始めている。
今は初春とはいえ、暦でいえばまだ冬と呼ばれる季節であるため、今はまだ日が落ちるのが早く、それに伴って夜の帳が下りるのも早いのだ。
辺りが夕闇に包まれ始めると、秋菜はいつものように空を見上げる。
両親と自分と裕矢の大好きな星空を見上げるためだ。
秋菜が夜空を見上げると、案の定そこには空気の澄んでいる冬である今だからこそ見える冬の星座や名も知らぬ星々たちが浮かんでいた。
そしていつものようにそれと共に、秋菜の足も止まる。
色とりどりの輝きを放つ星々に、星空に、見入っているのだ。
秋菜の足が止まるのはいつものことなので、自然裕矢も秋菜に合わせて足を止める。
しばらく二人で星空を見上げていると、あっといった感じに秋菜が何かを思い出したのか、今まで授業の話しかしていなかった秋菜が唐突に話題を変えた。
「そういえばゆうちゃん」
「ん? なんだ。星を見るのに飽きたのか?」
「秋菜に限ってそれはないよ~」
裕矢の冗談めかした物言いに、秋菜が小さく笑いながら答えた。
「そうじゃなくてね、ん~なんだっけ?」
自分で言い出して、おいて頭にクエスチョンマークを浮かべる秋菜。
「って、あきお前今言おうとしてたこともう忘れたのかよ?」
裕矢がぼけまくっている秋菜を見て、半ばあきれたように言った。
「だってしょうがないじゃない。ゆうちゃんが変なこと言うから悪いんだよっ!」
秋菜は裕矢の顔を見つめてぷ~っと、ひょっとこのように頬を膨らませながら言う。
「ん~ちょっと待ってね、今思い出すから」
言いつつう~んう~んと頭、いや、秋菜は自分の脳みそをシェイクしながら考え始める。
人より若干緩めにできている秋菜の脳みそは、そうでもしないと一度忘れたことを思い出せないのだ。その代わりといっては何だが普通の人なら聞いたらひっくり返るような非日常的な出来事も、特にパニクリもせずにわりと何でも受け入れてしまうという特技もあるが。
「あっ思い出したっそうだっ彗星が来るんだった」
「彗星?」
「うん♪ ママが言ってたんだ。来月何とか流星群って言うのがくるんだって」
「何とか流星群?」
「うん。確かねぇ」
言いながらまた頭を抱えてシェイクしだす。
そしてしばらく後。脳みその奥深くから引っ張り出してきたのか、秋菜はその流星群の名前を口にした。
「そうだっ猫座流星群だよっゆうちゃんっ♪ 猫座流星群っ♪」
秋菜が得意満面な顔をして言い放つ。
「お前……それを言うなら獅子座流星群だろ?」
ぼけてる秋菜に裕矢は、あからさまなジト目を向けて言い返した。
「あはは、そうとも言う」
と笑って誤魔化す。エセ星オタク。
はぁったくこいつは星を好きなわりには、星のこと安間知らねぇんだよな。ま、俺も星のことはあんまり詳しくねぇけどさ。結局のところ俺たちの近くで本当に星に詳しいのは、こいつの星オタクの両親と、その両親と仲のいい同じく星オタクの俺の両親ぐらいか、裕矢がそう思っていると、さっそく気を取り直した秋菜がまた星の話を始める。
「でね。ママが言うにはね、その獅子座流星群って言うのが、来月辺り来るんだってっ」
秋菜の話を聞いていた裕矢は、そうかと興味なさげに答えるが、別段秋菜は気分を害した風もなく本当に待ち遠しいといった感じに、夜空を見上げて呟いた。
「うん♪ だから来月楽しみなんだ♪」
「へ~そうなのか」
秋菜の話を聞いていた裕矢が気のない返事を返す。
「うん♪ だからあき今から楽しみなんだ♪」
「そいつはよかったな」
「うん♪ で、パパとママとゆうちゃんとこのパパとママとで、一緒に山に一泊で流星群を見に行こうってことになっててね。ゆうちゃんも一緒に……」
「俺は遠慮しとくわ」
「え~」
「星とかあんま興味ないし」
裕矢が鞄を持っていない方の手で、後ろ頭を掻きながら言った。
「え~なんで~ゆうちゃんのご両親あんなに星好きなのに。それにゆうちゃんだって子供の頃はあんなにお星様が好きで、あきやゆうちゃんのご両親と一緒に一泊旅行でよくお星様を見に行ってたのに」
まぁ実際のところ。その両親のあまりの星オタクぶりに嫌気がさして、俺は星嫌いになったんだが、それに俺が本当に好きだったのは、星じゃなくてその先の……果てしない宇宙〔そら〕なんだけどな。裕矢は昔の星好き。いや宇宙好きだった自分の幼かった頃のことを思い出す。
子供の頃の裕矢は星を見上げて、ただはしゃいでいる周りの大人たちや秋菜に混ざって星を見上げていた。
ただそのとき裕矢が思いを馳せていたのは、両親や秋菜が見ていた星空ではなく、そのさらに先、遥かなる宇宙だった。
そして、自分はいつか宇宙に出て、誰も見たことも聞いたこともない星々や誰も出会ったことのない未知なる存在と出会うような冒険をしてみたいと思っていた。
ただ今の地球の科学力では、自分が思い描いていた場所に行けないと何かで知って、星々宇宙に興味がわかなくなってしまったのだ。
ふとそんな子供の頃のことを思い出した裕矢だったが、今更そんなことを秋菜に言っても仕方ないので、そのことは伏せておくことにした。
「あ~あ。子供の頃はゆうちゃんもお星様好きだったのに。時の流れは残酷だね。少年を星好きから星嫌いにさせたか」
秋菜が頬を膨らませて、わざとらしくそっぽを向いて言う。
だが裕矢は、秋菜の冗談には取り合わずに、話を打ち切った。
「ま、とにかくあき。そろそろ帰るぞ」
「え~まだ早いよ~もう少し見てこうよ~」
「お前に付き合ってたら朝んなっちまうだろがっ」
「それはそれでよくない? お星様を見ながらゆうちゃんと朝を迎えるのも好いし♪」
「馬鹿なこと言ってないで帰るぞ」
このまま秋菜の言うがままにしていると、本当に朝を迎えてしまうので、裕矢は半ば強引に秋菜の腕を掴み引っ張っていく。
「あう~ゆうちゃんとなら朝を迎えてもいいよってママが言ってたのに~」
星空に未練たらたらな秋菜は、冗談か本当かわからないことを言って、この場に裕矢を引き留めようとする。
だが裕矢は秋菜が駄々をこねるのはいつものことなので、ったくなんつ~親だ。と思いながらも、秋菜の冗談には取り合わず、力づくで秋菜を引きずりながら家路についたのだった。
これが裕矢と秋菜。代り映えのしない二人の日常だった。
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