【R18】妖精の城はどこですか？〜ノームにかけられた呪いを解くためいろんな女体を頂きながら旅をします〜

温泉♡

　次の日の朝、朝食はあまり人のいない時間にしようとゆっくり起きて食堂に向かう。だがそれが裏目に出て、豪快な宿の女将さんにやたらと話しかけられた。
　40前後の赤毛で、なかなかの美人だ。たっぷりとした胸に大きな尻、昨日の夕飯時も宿の常連客を相手に愛嬌を振り撒いていた。俺はなるべく近づかないようにと思ったが、こちらはテーブルについているので限界がある。女将さんは俺に今日は何をするのかと尋ね、一日中部屋にいると答えると大袈裟に呆れた顔をした。

「そんな若いモンがもったいない！ここからちょっと行くと浜辺もあるし、もっと行くと崖があって見晴らしがいいよ。近くに温泉もあるから、行ってちょっと入ってきなよ」

　温泉か…確かに最近ずっと野宿だったから、船に乗る前にさっぱりしたい。ん？まさか俺、匂うのか？？急に気になり、俺は温泉に行くことにした。

　通いで来るという洗濯女に洗濯を頼み、きれいな服と手拭いを持って出かける。せっかくだから浜辺を通って行ってみると、浅瀬で水遊びをする子ども達がいた。村の小さないとこ達を思い出す。なんだか最近里心がついているようだ。旅はまだ途中なのに…。いかんいかん、俺は気を取り直して、山の中程にあるという温泉に向かった。

　温泉までの道は踏み慣らされていたので、迷わずたどり着けた。早速服を脱ぎ、手拭いで体を洗って湯に浸かる。

　あーーーー気持ちいい…

　来てよかった…旅の疲れが溶けていくようだ…

　俺は目を閉じ、温泉を堪能した。


「あんっあんっそこ…そこぉ…っ」

　湯の中で、俺は少し眠っていたらしい。女の声と、パンパンと肉のぶつかる音で目が覚めた。

　なんだ…？辺りを見回すと、温泉から10メートル程の木の陰で男女が交わっていた。女は木に寄りかかり、男の首にしがみついている。男はこちらに背を向けているが、日に焼けた逞しい背中と、体中に入っている入れ墨からして間違いなく海の男だろう。船乗りか、漁師か…。男は右手で女の足を持ち、裸の引き締まった尻を激しく女に打ち付けている。

「あぁん…あんたぁ…いい…いいよぅ…」

　女は啜り泣くような声をあげてよがっている。

　俺に気づいているのかいないのか、二人はますます激しく抱き合い、今度は男は女を木につかまらせて、白く大きな尻を後ろから突いている。
　ずっと湯に浸かっていた俺はだんだんのぼせてきた…そろそろ出たいが、さすがに気付かれるだろう。別に俺は悪くないが、気の荒そうな男に絡まれるのも面倒だ…。俺は温泉の縁に座り、涼みながら静かに二人がイクのを待った。

「あぁん！」

　女が高い声をあげた。どうやらイッたらしい。やれやれと思っていると、女が男に何か言い、男が渋々といった感じで一人先に山を降りていった。なるほど、訳ありの二人か…一緒に山を降りちゃまずいというわけかな…俺がぼんやり考えていると、女がこちらを向いた。

　驚いたことに、女は赤毛の女将さんだった。俺を見てニヤリと笑い、さっさと山を降りていった。