140字小説集

藤崎 柚葉

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風刺系 全30話

幸も不幸も紙一重

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 善と悪は表裏一体だ。
 僕は君を責めるつもりは毛頭ない。

「これは愛情のあかしで、あなたの為なの。蜜を吸って」

 君は僕に密の花を渡す。花に毒があるとも知らずに。

「これは君の為だ。今すぐ花を捨てるんだ。それが僕の愛だよ」

 僕は花に棘や毒がある事も知っている。  
 愛の罠で罪の花が咲く前に、どうか。
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