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淫内感染
イケメン男子と濃厚ガッチリエロ交尾‼
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「うん、それで?」
「帰りにケーキ買っていただいたので、お礼をした方が宜しいでしょうか」
「君はそんなくだらないことを聞く為に電話をしてきたのか」
「大変良くして頂いてる報告ですが…」
「デートして気持ちよくして貰った、だと?」
「めんどくせぇーからもうそれでいいわ」
「本当は私の声が聞きたくて我慢できなかった癖に」
「勘違いすんな。電話かけてきたの、お前だからな!」
>clause
電話を切ってもまたかけてくるから電源落としてスマホを投げる。
青嵐の現実逃避に付き合う義理はない。
「塩対応やね」
「ボンクラに優しくできるほど人間出来ていませんから」
「青嵐さんイケオジやん?」
「すみません、何言ってるのかちょっとわかりません」
「こんなに愛されてるのに何が不満なのか、さんにーいちっ」
テンポよく話す梶さんは一緒に居て本当に楽しいけど陰キャの俺には想像を絶するポジキング。このくらいの度胸ないと男優なんか勤まらない。
やってるとこ撮影されるのは…俺、無理。といえば否定的な意見になるから言えないけど、SMに置き換えて考えても相手と自分の間に存在する秘め隠すべき蜜であって人に見せてどうにかなるものではない。
性的なシーンを仕事にするのは苦痛だ。
デジタルのデータとして一度でも扱われたら業界から離れてもネットで本来の意味を変えながら、痴態を晒され続ける。永遠に。皆が皆、知っていることではないとしても、外を歩けば人に追われ家庭を持てばどうなる。
俺は…結婚できる宛もないが、できるとも思ってない。
そもそも男と結婚はできません。
メリットがあっても?
しないしない。だって相手いないから。
「梶さんは…」
「隼翔でええよ。なに?」頬杖した腕崩して顔を背けたまま
「男が…好き…なんですか」
頭を横に倒したまま、黙る。
「男には好かれる。仕事やから寝てたっちゅーか…まぁ…」
「ですよね」
「あんな?浮気するとナギちゃんにど突かれんねん」
「付き合っているんですか」
「みたいやね。ナギちゃんモテるから喧嘩ばっかやけど」
「甘え上手だけどクールな美人に翻弄されない男なんかこの世に居ませんよ」
「あはは。ありがとう」
コンビニのビニール袋をテーブルに置く茶髪の男こそ
噂の張本人GV男優
売り上げランキング3年連続3冠王の渚、降臨。
「俺たちの愛の巣へようこそ」怒ってる!?
「隼翔はお人好しだから世話になった人間の頼みを断れないんだよね。相手は歌舞伎青嵐、俺らは絶対逆らえない。それをいいことに、俺の隼翔に近づいて何する気だ」
渚は脚を組みながら椅子に座り
俺は床に正座
「ほいじゃーわしも座るかの」ふざけながら俺の隣に座る梶さん
「お前はいいから」
「ナギちゃん勘弁したって、な?」
ロケで暫く留守にして帰って来たら俺が居て
青嵐から金を詰まれた話を今の今になってから聞かされて畏まり…とはならない。
「荷物まとめてすぐに出ていきます」
「そんなことされたらこっちが困るんだよ」
「ご迷惑はおかけしませんので…」
「本当に出来るの?仕事もプライベートも、今後の俺らの人生も含めて絶対に迷惑かけないと何を根拠に今ここで言い切れるのか。お前バカだろ」
鋭い観点だ。
その場凌ぎで何とかなってもどこかで逆恨みが起きれば死活問題。
刺されて死ぬならいいけど、飛び火して、絶滅も問わない連中が大勢いる。
俺の口約束だけでは何の効果もなく犠牲をはらむ。
「生活費貰ってん、ええやん」
「なんだと?」両腕を伸ばして通帳を贈呈する、梶さん。
「一日100万で預かる約束な?」
「は?俺は生活費に月100て聞いてたけど」
顎髭を撫でながら通帳を見た後テーブルに投げ捨てる渚から一言
「手付は幾らだ」コイツ、守銭奴だ。
そうとわかれば金で何とかなる。
俺のような厄介者は金以外の方法で人手に渡せないということか。
「手付と一ヶ月の預かり賃、合わせて…こんだけ」
左の人差し指を立てる
「100M…嘘だろ、俺らが身銭に変えても稼げねぇ額だぞ」
「男優ってそんなに安いの?賃上げするよう、俺から言っておきます」
「お前、使えるな」
「世話になるんだから当然です。何なりとお申し付けください」
三つ指ついて土下座
この程度で身を寄せられるなら何万回でも頭を下げてやる。
そんなこんなで意気投合した俺ら3人は乾杯。
俺は飲めないからウーロン茶
空いたグラスを運ぶがてら、つまみを用意しようと立ち上がる…が二人の雰囲気が良くなってきたことに気を使って買い出しに出た。
そうだな…2時間くらい時間潰してから、戻るか。
「帰りにケーキ買っていただいたので、お礼をした方が宜しいでしょうか」
「君はそんなくだらないことを聞く為に電話をしてきたのか」
「大変良くして頂いてる報告ですが…」
「デートして気持ちよくして貰った、だと?」
「めんどくせぇーからもうそれでいいわ」
「本当は私の声が聞きたくて我慢できなかった癖に」
「勘違いすんな。電話かけてきたの、お前だからな!」
>clause
電話を切ってもまたかけてくるから電源落としてスマホを投げる。
青嵐の現実逃避に付き合う義理はない。
「塩対応やね」
「ボンクラに優しくできるほど人間出来ていませんから」
「青嵐さんイケオジやん?」
「すみません、何言ってるのかちょっとわかりません」
「こんなに愛されてるのに何が不満なのか、さんにーいちっ」
テンポよく話す梶さんは一緒に居て本当に楽しいけど陰キャの俺には想像を絶するポジキング。このくらいの度胸ないと男優なんか勤まらない。
やってるとこ撮影されるのは…俺、無理。といえば否定的な意見になるから言えないけど、SMに置き換えて考えても相手と自分の間に存在する秘め隠すべき蜜であって人に見せてどうにかなるものではない。
性的なシーンを仕事にするのは苦痛だ。
デジタルのデータとして一度でも扱われたら業界から離れてもネットで本来の意味を変えながら、痴態を晒され続ける。永遠に。皆が皆、知っていることではないとしても、外を歩けば人に追われ家庭を持てばどうなる。
俺は…結婚できる宛もないが、できるとも思ってない。
そもそも男と結婚はできません。
メリットがあっても?
しないしない。だって相手いないから。
「梶さんは…」
「隼翔でええよ。なに?」頬杖した腕崩して顔を背けたまま
「男が…好き…なんですか」
頭を横に倒したまま、黙る。
「男には好かれる。仕事やから寝てたっちゅーか…まぁ…」
「ですよね」
「あんな?浮気するとナギちゃんにど突かれんねん」
「付き合っているんですか」
「みたいやね。ナギちゃんモテるから喧嘩ばっかやけど」
「甘え上手だけどクールな美人に翻弄されない男なんかこの世に居ませんよ」
「あはは。ありがとう」
コンビニのビニール袋をテーブルに置く茶髪の男こそ
噂の張本人GV男優
売り上げランキング3年連続3冠王の渚、降臨。
「俺たちの愛の巣へようこそ」怒ってる!?
「隼翔はお人好しだから世話になった人間の頼みを断れないんだよね。相手は歌舞伎青嵐、俺らは絶対逆らえない。それをいいことに、俺の隼翔に近づいて何する気だ」
渚は脚を組みながら椅子に座り
俺は床に正座
「ほいじゃーわしも座るかの」ふざけながら俺の隣に座る梶さん
「お前はいいから」
「ナギちゃん勘弁したって、な?」
ロケで暫く留守にして帰って来たら俺が居て
青嵐から金を詰まれた話を今の今になってから聞かされて畏まり…とはならない。
「荷物まとめてすぐに出ていきます」
「そんなことされたらこっちが困るんだよ」
「ご迷惑はおかけしませんので…」
「本当に出来るの?仕事もプライベートも、今後の俺らの人生も含めて絶対に迷惑かけないと何を根拠に今ここで言い切れるのか。お前バカだろ」
鋭い観点だ。
その場凌ぎで何とかなってもどこかで逆恨みが起きれば死活問題。
刺されて死ぬならいいけど、飛び火して、絶滅も問わない連中が大勢いる。
俺の口約束だけでは何の効果もなく犠牲をはらむ。
「生活費貰ってん、ええやん」
「なんだと?」両腕を伸ばして通帳を贈呈する、梶さん。
「一日100万で預かる約束な?」
「は?俺は生活費に月100て聞いてたけど」
顎髭を撫でながら通帳を見た後テーブルに投げ捨てる渚から一言
「手付は幾らだ」コイツ、守銭奴だ。
そうとわかれば金で何とかなる。
俺のような厄介者は金以外の方法で人手に渡せないということか。
「手付と一ヶ月の預かり賃、合わせて…こんだけ」
左の人差し指を立てる
「100M…嘘だろ、俺らが身銭に変えても稼げねぇ額だぞ」
「男優ってそんなに安いの?賃上げするよう、俺から言っておきます」
「お前、使えるな」
「世話になるんだから当然です。何なりとお申し付けください」
三つ指ついて土下座
この程度で身を寄せられるなら何万回でも頭を下げてやる。
そんなこんなで意気投合した俺ら3人は乾杯。
俺は飲めないからウーロン茶
空いたグラスを運ぶがてら、つまみを用意しようと立ち上がる…が二人の雰囲気が良くなってきたことに気を使って買い出しに出た。
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