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4話 空気の流れと魔素の流れ
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本作品をお読みいただきありがとうございます。
一部表現に修正を加えましたが、内容は変わっておりません。
初めて各作品のため、表現が幼稚であったり間違いがある部分があるかと思いますが、随時修正して参ります。
何かご意見、お気づきの点があれば、感想欄に記入していただけると嬉しいです。
今後とも宜しくお願い致します。
アオイ
************
翌日の朝、目が覚めると昨日よりも空気の流れと魔素の流れをはっきりと認識できるようになっていた。
色々実験をした結果、空気と魔素の流れは、半径10メートル範囲内くらいまで分かるようになっていた。
廊下を歩いてくるベルさんまで分かる。
おーこれは素晴らしい。
もっと範囲を広げられたら、この家の全てが分かるかもしれない。いい暇つぶしになりそうだ。
さて、早速ベルさんから朝食を受け取り、ご飯の時間だ。
「ベルさん、今日もご飯ありがとう。それで……」
「まだダメです。」
俺が質問する前に先手を打たれる。
「でも昨日は反省して午後何もしなかったもん。今日から魔法の練習させてよ。」
「まだダメです。ロディ坊ちゃんにはもっと反省が必要です!」
「むー……」
「そんな顔してもダメです。昨日の行動がどれだけ危険だったか!まだ分からないのならまた正座してもらい話しましょうか?」
「……いや、それは勘弁です。ごめんなさい。」
「分かればいいんです。」
それだけ言うとベルさんはスタスタと出て行ってしまった。
今日は冷たいなベルさん。
俺は諦めて、今日は一日、スキルの本を読むことにした。
んーなになに。
スキルとは後天的な能力のこと……稀に生まれ持った珍しいスキルを持つ者もいるが、努力次第で身につくスキルが大半……例えば、身体強化は……鑑定は……痛覚減少は……隠密は……夜目は……
ふー疲れた。
とりあえず半分を読み終えて、俺は本を閉じる。
ベルさんが昼食を届けに来たようだ。
なぜ俺が気付けたかって??
空気と魔素の流れを掴む特訓のために本を読みながらも、空気と魔素は認知し続けていたのだ。ふっふっふっカッー。
いかんいかん、興奮しすぎて鼻が鳴ってしまった。
とまぁ冗談はさておき、なぜベルさんは部屋の前で佇んでいるのだろうか。
なかなか入ってこない。
重い荷物でも持っているんだろうか。
仕方ないなと思いながら、俺は内側からドアを開ける。
扉を開けると、なぜかビックリした様子のベルさんと目があった。手には何も持っていなかった。
俺は、ついつい意地悪したくなってしまって軽い冗談のつもりで言ってしまった。
「あ、ごめんなさい、もしかして、ベルさんオナラしてた?」
俺は、普通に怒られた。
◆◇
~ベルside~
ロディ坊ちゃんって何者なんでしょうか。
私はとんでもない人に出会ったかもしれないです。
昨日魔法の本、剣術の本、スキルの本を届けてから3時間後の昼食の時、この部屋の前の廊下を歩いていた時です。
私の魔力感知が、突然大きな魔力を感知したと思ったら、場所はロディ坊ちゃんの部屋のあたり。
私、グロース様のご飯を放り投げて慌てて走っちゃいましたよ。本当はメイドたるもの、廊下は走っちゃダメなんですけどね。
だって建物内の魔素がロディ坊ちゃんの部屋に、ものすごい勢いで吸い込まれていくんです。
大きな魔力に吸い込まれていく魔素……これは異常事態だと思うんです。
ご飯?まぁあんなデブにはご飯の盛り付けなんてわからないでしょう。
後で適当に直しておきます。
ロディ坊ちゃんの部屋の扉を開けると、ロディ坊ちゃんは床に座って、目を閉じて集中しているんですが、空気中の魔素がどんどん坊ちゃんに吸収されていくんです。
これは、やばいと思って、坊ちゃんを押し倒したんです!
そしたらなんて言ったと思います?
顔を紅潮させて精通がとか、まだ早いとか、なんとか。
年甲斐もなく興奮……いや違いますね、心配しちゃいましたよ。
ロディ坊ちゃんの鑑定結果は、確か魔力が20程度だったはず。
でもあの量の魔素を取り込めんでもケロッとしてるところをみると、もしかすると魔力量はあの頃からかなり増えてるのかもしれないですね。
でも、魔力を使ったわけでもなく、修練をしているわけではないのに何故増えてるでしょうか。
さらにおかしな事は続いてます。
今日は、ロディ坊ちゃんの部屋から廊下に向けて監視されているような気配を感じるんです。
これって魔力感知と気配感知を折り混ぜてる?
スキルの併用なんて高度技術が3歳の子に出来るのでしょうか。
というより、いつから出来たのでしょうか。
そして今朝、その気配を感じた時は部屋の扉の前くらいだったはずなのに、昼ご飯を届けに来た今は、廊下に差し掛かったくらいから既に監視されてる感じがするんです。
どんな速度で成長してるのでしょうか。
彼は本当に何者なんでしょうか。
謎が深まります。
部屋に入ろうとすると得体の知れない方と会う気がしちゃって、珍しくも緊張しちゃいました。
王家の影ともあろう私がなんとも情けない話です。
覚悟を決めて扉に手をかけようとしたら、向こうから扉が開きました。
私思わずビックリしちゃって驚き固まっちゃいました。
目があった瞬間とか、殺されるんじゃないかとか思っちゃいました。いや本当に。
そしたらロディ坊ちゃん言ったと思います?
「あ、ごめんなさい、もしかして、ベルさんオナラしてた?」
ですって。
気は抜けたし、緊張も解けたけど、レディに向かって失礼ですよね。
これは教育が必要ですね。
◆◇
俺は、ベルさんにこってり怒られた後、昼食を頂いた。
レディに失礼なことを言ってしまった俺が悪い。
今後は反省しよう。
午後は、本を読もうと思ったけど、少し読む気が失せてしまったので、さっき読んだスキルの本を参考に、とりあえずスキル習得に勤しむことにした。
まずは、身体強化。
これは、魔力を纏って筋トレを行うことで訓練するらしい。
そうと決まれば訓練訓練。
まずは魔力を全身に微力に流し、身体に纏わせるようにする。
思わず、魔力が溢れてしまうと、廊下の先からひょっこりベルさんの気配を感じるので、ここは慎重に行う。
もう怒られたくないしね。
何度か失敗を繰り返していると、身体の周りに魔力を纏わせることに成功した。
ベルさんが扉の前まで来た時には、心底ドキドキしたけどなんとか乗り切れた。
次は、この魔力を纏ったまま、腕立て伏せと腹筋を行う。
身体が思った以上に軽くて、何回もできてしまう。
それでも1000回ずつが限界で、身体が悲鳴を上げたのでそれ以上はやめておいた。
次の鑑定に移ろうとしたけど、外を見るとすでに太陽が沈みかけていたので、今日は辞めておいた。
夕食を届けに来たベルさんが、いつになく疑うような目で見てきたけど、なんかあったのかな?
心当たりはない。
そんなこんなで夜になったので、タオルで体を拭いて、今日は眠りについた。
一部表現に修正を加えましたが、内容は変わっておりません。
初めて各作品のため、表現が幼稚であったり間違いがある部分があるかと思いますが、随時修正して参ります。
何かご意見、お気づきの点があれば、感想欄に記入していただけると嬉しいです。
今後とも宜しくお願い致します。
アオイ
************
翌日の朝、目が覚めると昨日よりも空気の流れと魔素の流れをはっきりと認識できるようになっていた。
色々実験をした結果、空気と魔素の流れは、半径10メートル範囲内くらいまで分かるようになっていた。
廊下を歩いてくるベルさんまで分かる。
おーこれは素晴らしい。
もっと範囲を広げられたら、この家の全てが分かるかもしれない。いい暇つぶしになりそうだ。
さて、早速ベルさんから朝食を受け取り、ご飯の時間だ。
「ベルさん、今日もご飯ありがとう。それで……」
「まだダメです。」
俺が質問する前に先手を打たれる。
「でも昨日は反省して午後何もしなかったもん。今日から魔法の練習させてよ。」
「まだダメです。ロディ坊ちゃんにはもっと反省が必要です!」
「むー……」
「そんな顔してもダメです。昨日の行動がどれだけ危険だったか!まだ分からないのならまた正座してもらい話しましょうか?」
「……いや、それは勘弁です。ごめんなさい。」
「分かればいいんです。」
それだけ言うとベルさんはスタスタと出て行ってしまった。
今日は冷たいなベルさん。
俺は諦めて、今日は一日、スキルの本を読むことにした。
んーなになに。
スキルとは後天的な能力のこと……稀に生まれ持った珍しいスキルを持つ者もいるが、努力次第で身につくスキルが大半……例えば、身体強化は……鑑定は……痛覚減少は……隠密は……夜目は……
ふー疲れた。
とりあえず半分を読み終えて、俺は本を閉じる。
ベルさんが昼食を届けに来たようだ。
なぜ俺が気付けたかって??
空気と魔素の流れを掴む特訓のために本を読みながらも、空気と魔素は認知し続けていたのだ。ふっふっふっカッー。
いかんいかん、興奮しすぎて鼻が鳴ってしまった。
とまぁ冗談はさておき、なぜベルさんは部屋の前で佇んでいるのだろうか。
なかなか入ってこない。
重い荷物でも持っているんだろうか。
仕方ないなと思いながら、俺は内側からドアを開ける。
扉を開けると、なぜかビックリした様子のベルさんと目があった。手には何も持っていなかった。
俺は、ついつい意地悪したくなってしまって軽い冗談のつもりで言ってしまった。
「あ、ごめんなさい、もしかして、ベルさんオナラしてた?」
俺は、普通に怒られた。
◆◇
~ベルside~
ロディ坊ちゃんって何者なんでしょうか。
私はとんでもない人に出会ったかもしれないです。
昨日魔法の本、剣術の本、スキルの本を届けてから3時間後の昼食の時、この部屋の前の廊下を歩いていた時です。
私の魔力感知が、突然大きな魔力を感知したと思ったら、場所はロディ坊ちゃんの部屋のあたり。
私、グロース様のご飯を放り投げて慌てて走っちゃいましたよ。本当はメイドたるもの、廊下は走っちゃダメなんですけどね。
だって建物内の魔素がロディ坊ちゃんの部屋に、ものすごい勢いで吸い込まれていくんです。
大きな魔力に吸い込まれていく魔素……これは異常事態だと思うんです。
ご飯?まぁあんなデブにはご飯の盛り付けなんてわからないでしょう。
後で適当に直しておきます。
ロディ坊ちゃんの部屋の扉を開けると、ロディ坊ちゃんは床に座って、目を閉じて集中しているんですが、空気中の魔素がどんどん坊ちゃんに吸収されていくんです。
これは、やばいと思って、坊ちゃんを押し倒したんです!
そしたらなんて言ったと思います?
顔を紅潮させて精通がとか、まだ早いとか、なんとか。
年甲斐もなく興奮……いや違いますね、心配しちゃいましたよ。
ロディ坊ちゃんの鑑定結果は、確か魔力が20程度だったはず。
でもあの量の魔素を取り込めんでもケロッとしてるところをみると、もしかすると魔力量はあの頃からかなり増えてるのかもしれないですね。
でも、魔力を使ったわけでもなく、修練をしているわけではないのに何故増えてるでしょうか。
さらにおかしな事は続いてます。
今日は、ロディ坊ちゃんの部屋から廊下に向けて監視されているような気配を感じるんです。
これって魔力感知と気配感知を折り混ぜてる?
スキルの併用なんて高度技術が3歳の子に出来るのでしょうか。
というより、いつから出来たのでしょうか。
そして今朝、その気配を感じた時は部屋の扉の前くらいだったはずなのに、昼ご飯を届けに来た今は、廊下に差し掛かったくらいから既に監視されてる感じがするんです。
どんな速度で成長してるのでしょうか。
彼は本当に何者なんでしょうか。
謎が深まります。
部屋に入ろうとすると得体の知れない方と会う気がしちゃって、珍しくも緊張しちゃいました。
王家の影ともあろう私がなんとも情けない話です。
覚悟を決めて扉に手をかけようとしたら、向こうから扉が開きました。
私思わずビックリしちゃって驚き固まっちゃいました。
目があった瞬間とか、殺されるんじゃないかとか思っちゃいました。いや本当に。
そしたらロディ坊ちゃん言ったと思います?
「あ、ごめんなさい、もしかして、ベルさんオナラしてた?」
ですって。
気は抜けたし、緊張も解けたけど、レディに向かって失礼ですよね。
これは教育が必要ですね。
◆◇
俺は、ベルさんにこってり怒られた後、昼食を頂いた。
レディに失礼なことを言ってしまった俺が悪い。
今後は反省しよう。
午後は、本を読もうと思ったけど、少し読む気が失せてしまったので、さっき読んだスキルの本を参考に、とりあえずスキル習得に勤しむことにした。
まずは、身体強化。
これは、魔力を纏って筋トレを行うことで訓練するらしい。
そうと決まれば訓練訓練。
まずは魔力を全身に微力に流し、身体に纏わせるようにする。
思わず、魔力が溢れてしまうと、廊下の先からひょっこりベルさんの気配を感じるので、ここは慎重に行う。
もう怒られたくないしね。
何度か失敗を繰り返していると、身体の周りに魔力を纏わせることに成功した。
ベルさんが扉の前まで来た時には、心底ドキドキしたけどなんとか乗り切れた。
次は、この魔力を纏ったまま、腕立て伏せと腹筋を行う。
身体が思った以上に軽くて、何回もできてしまう。
それでも1000回ずつが限界で、身体が悲鳴を上げたのでそれ以上はやめておいた。
次の鑑定に移ろうとしたけど、外を見るとすでに太陽が沈みかけていたので、今日は辞めておいた。
夕食を届けに来たベルさんが、いつになく疑うような目で見てきたけど、なんかあったのかな?
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