11 / 21
あなたに喜んでもらえるのなら、おれはいくらでも淫らになれる。
しおりを挟む
「ぁ、ぐっ!」
熱い昂りが喉の奥に入った。リューク様はそのまま腰を揺すり、おれの喉を昂りでえぐってくる。
「ん、が、あぐ、ぐ、ぅう」
息ができない。苦しい……でも、火が付いたように身体が熱くなる。お腹が疼いて双珠がきんきんして、おれのものも昂ってしまう。
苦しいのに気持ちいい。頭がおかしくなりそう……!
「ん、あっ……!」
喉の中でいちだんと大きくなったものがビクッビクッと振動し、熱い飛沫を放った。
喉に絡みついて胃へと下がっていくそれを感じながら、おれの昂りは触ってもいないのに、同じように精を吐き出していた。
「あ、ぁぁん、リューク様ぁ……」
そうして初めて、裸同士で絡み合っている。
リューク様の素肌はとてもなめらかで気持ちがいい。抱きしめられると、吸い付き吸い付かれるようにぴったりと重なる。
「ユアル、ユアル」
リューク様が何度でも名前を呼んでくれる。どちらのものかもわからない唾液を漏らしながらキスをしてくれて、今日は二本の指でお尻の中をかき混ぜてくれる。
「ぁ、あっ、そこ、それ、おかしくなりそうですっ……!」
ある部分で指を曲げられ、トントンと突かれると、身体に電流が走った。
「ユアルの素直な反応は本当に愛らしいな。触っていないのにここも硬くして、私の腹にこすりつけて……気持ちいいかい?」
おれは腰を揺すってリューク様の腹筋の溝に昂りをすり付けていた。
「ん、きもちい。リューク様の筋肉、気持ちいい」
可愛いと思ってもらえて嬉しい。喜んでもらえるのなら、おれはいくらでも淫らになれる。
「リューク様、もっと触ってぇ……」
おれは横で向き合っている姿勢から、お尻を向ける形でリューク様の身体を跨いだ。
お尻をいじってもらいやすいように上げて、でも顔は下げてリューク様の昂りを口に含む。
「おや、積極的だな。可愛いよ、ユアル」
「ん、嬉しいっ……リューク様に褒めてもらえるの、嬉しっ」
「いくらでも褒めるよ。ご褒美もあげようね」
「あっ……!」
温かいものが窄まりを覆った。お尻を触っていた手はおれの昂りを包む。
「あ、あっ、リューク様っ!」
昂りを扱かれながら、窄まりを舐められている。
そんなところ、と思うのに、リューク様の温かい舌が中に入り、唾液を注がれると頭の中が蕩けてしまう。
わざとだろうか。リューク様はぴちゃぴちゃと音を立てておれのお尻を舐め回す。
食事のとき、あれだけ上品に食べるのに、今はまるで動物みたいだ。
「あん、ぁぁっ、リューク様、リューク様」
太ももが震える。
身体の力が抜ける。
リューク様の昂りを鎮められないどころか、お尻を上げていられなくなってしまう。
「イくまで我慢しなさい」
けれどリューク様は片側の手でしっかりとおれの腰を支えて、お尻の中で舌を前後しながら昂りを扱き続ける。
「や、ああっ……!」
じゅ、と孔を吸われて露頭の先を圧され、おれはシーツに二度目の白濁を撒き散らした。
熱い昂りが喉の奥に入った。リューク様はそのまま腰を揺すり、おれの喉を昂りでえぐってくる。
「ん、が、あぐ、ぐ、ぅう」
息ができない。苦しい……でも、火が付いたように身体が熱くなる。お腹が疼いて双珠がきんきんして、おれのものも昂ってしまう。
苦しいのに気持ちいい。頭がおかしくなりそう……!
「ん、あっ……!」
喉の中でいちだんと大きくなったものがビクッビクッと振動し、熱い飛沫を放った。
喉に絡みついて胃へと下がっていくそれを感じながら、おれの昂りは触ってもいないのに、同じように精を吐き出していた。
「あ、ぁぁん、リューク様ぁ……」
そうして初めて、裸同士で絡み合っている。
リューク様の素肌はとてもなめらかで気持ちがいい。抱きしめられると、吸い付き吸い付かれるようにぴったりと重なる。
「ユアル、ユアル」
リューク様が何度でも名前を呼んでくれる。どちらのものかもわからない唾液を漏らしながらキスをしてくれて、今日は二本の指でお尻の中をかき混ぜてくれる。
「ぁ、あっ、そこ、それ、おかしくなりそうですっ……!」
ある部分で指を曲げられ、トントンと突かれると、身体に電流が走った。
「ユアルの素直な反応は本当に愛らしいな。触っていないのにここも硬くして、私の腹にこすりつけて……気持ちいいかい?」
おれは腰を揺すってリューク様の腹筋の溝に昂りをすり付けていた。
「ん、きもちい。リューク様の筋肉、気持ちいい」
可愛いと思ってもらえて嬉しい。喜んでもらえるのなら、おれはいくらでも淫らになれる。
「リューク様、もっと触ってぇ……」
おれは横で向き合っている姿勢から、お尻を向ける形でリューク様の身体を跨いだ。
お尻をいじってもらいやすいように上げて、でも顔は下げてリューク様の昂りを口に含む。
「おや、積極的だな。可愛いよ、ユアル」
「ん、嬉しいっ……リューク様に褒めてもらえるの、嬉しっ」
「いくらでも褒めるよ。ご褒美もあげようね」
「あっ……!」
温かいものが窄まりを覆った。お尻を触っていた手はおれの昂りを包む。
「あ、あっ、リューク様っ!」
昂りを扱かれながら、窄まりを舐められている。
そんなところ、と思うのに、リューク様の温かい舌が中に入り、唾液を注がれると頭の中が蕩けてしまう。
わざとだろうか。リューク様はぴちゃぴちゃと音を立てておれのお尻を舐め回す。
食事のとき、あれだけ上品に食べるのに、今はまるで動物みたいだ。
「あん、ぁぁっ、リューク様、リューク様」
太ももが震える。
身体の力が抜ける。
リューク様の昂りを鎮められないどころか、お尻を上げていられなくなってしまう。
「イくまで我慢しなさい」
けれどリューク様は片側の手でしっかりとおれの腰を支えて、お尻の中で舌を前後しながら昂りを扱き続ける。
「や、ああっ……!」
じゅ、と孔を吸われて露頭の先を圧され、おれはシーツに二度目の白濁を撒き散らした。
88
お気に入りに追加
545
あなたにおすすめの小説
焦る獣の妻問い綺譚
晦リリ
BL
白重は焦っていた。十二年ごとに一年を守護する干支神に選ばれたというのに、嫁がいない。方々を探し回るも、なかなか相手が見つからない。そんななか、雪を避けて忍び込んだ蔵で優しい冷たい手と出会う。
※番外編でR18を含む予定です(更新次第R表記を変更します)。
※ムーンライトノベルズにも掲載中
闇を照らす愛
モカ
BL
いつも満たされていなかった。僕の中身は空っぽだ。
与えられていないから、与えることもできなくて。結局いつまで経っても満たされないまま。
どれほど渇望しても手に入らないから、手に入れることを諦めた。
抜け殻のままでも生きていけてしまう。…こんな意味のない人生は、早く終わらないかなぁ。
魔性の男は純愛がしたい
ふじの
BL
子爵家の私生児であるマクシミリアンは、その美貌と言動から魔性の男と呼ばれていた。しかし本人自体は至って真面目なつもりであり、純愛主義の男である。そんなある日、第三王子殿下のアレクセイから突然呼び出され、とある令嬢からの執拗なアプローチを避けるため、自分と偽装の恋人になって欲しいと言われ─────。
アルファポリス先行公開(のちに改訂版をムーンライトノベルズにも掲載予定)
【完結】売れ残りのΩですが隠していた××をαの上司に見られてから妙に優しくされててつらい。
天城
BL
ディランは売れ残りのΩだ。貴族のΩは十代には嫁入り先が決まるが、儚さの欠片もない逞しい身体のせいか完全に婚期を逃していた。
しかもディランの身体には秘密がある。陥没乳首なのである。恥ずかしくて大浴場にもいけないディランは、結婚は諦めていた。
しかしαの上司である騎士団長のエリオットに事故で陥没乳首を見られてから、彼はとても優しく接してくれる。始めは気まずかったものの、穏やかで壮年の色気たっぷりのエリオットの声を聞いていると、落ち着かないようなむずがゆいような、不思議な感じがするのだった。
【攻】騎士団長のα・巨体でマッチョの美形(黒髪黒目の40代)×【受】売れ残りΩ副団長・細マッチョ(陥没乳首の30代・銀髪紫目・無自覚美形)色事に慣れない陥没乳首Ωを、あの手この手で囲い込み、執拗な乳首フェラで籠絡させる独占欲つよつよαによる捕獲作戦。全3話+番外2話
魔王になんてぜったいなりません!!
135
BL
僕の名前はニール。王宮魔術師の一人だ。
第三騎士団長のケルヴィン様に一途な愛を捧げる十六歳。
僕の住むラント国に異世界からの渡り人がやってきて、僕の世界は変わった。
予知夢のようなものを見た時、僕はこの世界を亡ぼす魔王として君臨していた。
魔王になんてぜったいなりません!!
僕は、ラント国から逃げ出した。
渡り人はスパイス程度で物語には絡んできません。
攻め(→→→→→)←←受けみたいな勘違い話です。
完成しているので、確認でき次第上げていきます。二万五千字程です。
生まれ変わったら知ってるモブだった
マロン
BL
僕はとある田舎に小さな領地を持つ貧乏男爵の3男として生まれた。
貧乏だけど一応貴族で本来なら王都の学園へ進学するんだけど、とある理由で進学していない。
毎日領民のお仕事のお手伝いをして平民の困り事を聞いて回るのが僕のしごとだ。
この日も牧場のお手伝いに向かっていたんだ。
その時そばに立っていた大きな樹に雷が落ちた。ビックリして転んで頭を打った。
その瞬間に思い出したんだ。
僕の前世のことを・・・この世界は僕の奥さんが描いてたBL漫画の世界でモーブル・テスカはその中に出てきたモブだったということを。
回顧
papiko
BL
若き天才∶宰相閣下 (第一王子の親友)
×
監禁されていた第一王子 (自己犠牲という名のスキル持ち)
その日は、唐突に訪れた。王国ルーチェントローズの王子三人が実の父親である国王に対して謀反を起こしたのだ。
国王を探して、開かずの間の北の最奥の部屋にいたのは――――――――
そこから思い出される記憶たち。
※完結済み
※番外編でR18予定
【登場人物】
宰相 ∶ハルトノエル
元第一王子∶イノフィエミス
第一王子 ∶リノスフェル
第二王子 ∶アリスロメオ
第三王子 ∶ロルフヘイズ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる