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あなたに喜んでもらえるのなら、おれはいくらでも淫らになれる。

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「ぁ、ぐっ!」

 熱い昂りが喉の奥に入った。リューク様はそのまま腰を揺すり、おれの喉を昂りでえぐってくる。

「ん、が、あぐ、ぐ、ぅう」

 息ができない。苦しい……でも、火が付いたように身体が熱くなる。お腹が疼いて双珠がきんきんして、おれのものも昂ってしまう。

 苦しいのに気持ちいい。頭がおかしくなりそう……!

「ん、あっ……!」

 喉の中でいちだんと大きくなったものがビクッビクッと振動し、熱い飛沫しぶきを放った。

 喉に絡みついて胃へと下がっていくそれを感じながら、おれの昂りは触ってもいないのに、同じように精を吐き出していた。

「あ、ぁぁん、リューク様ぁ……」

 そうして初めて、裸同士で絡み合っている。

 リューク様の素肌はとてもなめらかで気持ちがいい。抱きしめられると、吸い付き吸い付かれるようにぴったりと重なる。

「ユアル、ユアル」

 リューク様が何度でも名前を呼んでくれる。どちらのものかもわからない唾液を漏らしながらキスをしてくれて、今日は二本の指でお尻の中をかき混ぜてくれる。

「ぁ、あっ、そこ、それ、おかしくなりそうですっ……!」

 ある部分で指を曲げられ、トントンと突かれると、身体に電流が走った。

「ユアルの素直な反応は本当に愛らしいな。触っていないのにここも硬くして、私の腹にこすりつけて……気持ちいいかい?」

 おれは腰を揺すってリューク様の腹筋の溝に昂りをすり付けていた。

「ん、きもちい。リューク様の筋肉、気持ちいい」

 可愛いと思ってもらえて嬉しい。喜んでもらえるのなら、おれはいくらでも淫らになれる。

「リューク様、もっと触ってぇ……」

 おれは横で向き合っている姿勢から、お尻を向ける形でリューク様の身体を跨いだ。

 お尻をいじってもらいやすいように上げて、でも顔は下げてリューク様の昂りを口に含む。

「おや、積極的だな。可愛いよ、ユアル」
「ん、嬉しいっ……リューク様に褒めてもらえるの、嬉しっ」
「いくらでも褒めるよ。ご褒美もあげようね」 
「あっ……!」

 温かいものが窄まりを覆った。お尻を触っていた手はおれの昂りを包む。

「あ、あっ、リューク様っ!」

 昂りを扱かれながら、窄まりを舐められている。

 そんなところ、と思うのに、リューク様の温かい舌が中に入り、唾液を注がれると頭の中が蕩けてしまう。

 わざとだろうか。リューク様はぴちゃぴちゃと音を立てておれのお尻を舐め回す。 

 食事のとき、あれだけ上品に食べるのに、今はまるで動物みたいだ。

「あん、ぁぁっ、リューク様、リューク様」

 太ももが震える。
 身体の力が抜ける。
 リューク様の昂りを鎮められないどころか、お尻を上げていられなくなってしまう。

「イくまで我慢しなさい」

 けれどリューク様は片側の手でしっかりとおれの腰を支えて、お尻の中で舌を前後しながら昂りを扱き続ける。

「や、ああっ……!」

 じゅ、と孔を吸われて露頭の先をされ、おれはシーツに二度目の白濁を撒き散らした。
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