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13.新しい経験
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その場に現れた見知らぬ登場人物。
俺と、レイネルとそしてやけにテンションが高い猫耳幼女。
あれ?ていうか?
「さっきのおばあさんは?え?どこ行ったの?」
キョロキョロと見回すが、窮地の俺に救いの手を差し伸べた老婆の姿が見当たらない。
なんで?さっきまでここにいたのに?
「にゃっははー。細けぇことは気にすんなー。若えの。記憶喪失はお前のことだな?」
俺の言葉に軽く応じるのは、むっフゥンと小さな胸を張り、威勢を張る猫耳幼女だ。
「若えのって、明らかに俺の方が年上だろ…。」
「それもそうだなー。にゃっははー。でもそうじゃないかもしれないぞー。」
嘆息しながら呟くと、幼女は白い歯を見せて笑いながら、俺に告げる。
「そうじゃないってなんだよ。」
「獣人族は長生きなんだぞー。人間の程度ではかられても違うこともあるんだなー。にゃっははー!」
そう説明しながら俺に笑いかける幼女。
人間程度ではかれないねぇ。つっても見た目通り幼女にしか見えな…
「…まさかっ!」
俺は思わず口を走らせる。
猫耳で幼女という部類。そして、ここは異世界だ。
それはつまり、俺の元の世界の常識は覆されることもあるということだ。
つまり、この目の前にいる幼女には猫耳幼女以外にまだ他の分類に属される可能性があると俺はみた。まだこの子にはキャラ要素が含まれていると、
そして、それは
ロリ、ババアなのか?
頭の中で結論を出しふと前の幼女を見る。
彼女は、こちらを見ながら首を傾げて笑っていた。
目をパチクリとさせた純粋な笑みだ。
そんな様子の幼女(仮)に俺は疑心を晴らすため恐る恐る問いを投げかける。
「なあ…、お、お嬢さん。君の年齢はいくつだい?」
なんだか、ある種の誘拐犯のセリフみたいじゃないかなって自分で思ってしまったが。
しかし、そんな俺の胸中などいざ知らず猫耳幼女は鼻をフフンと鳴らすと、
「にゃっはー。いやはや、察してしまわれたか。でも、仕方ないことなのだ。このわちの熟達したカリスマ性にあてられてはそう思うのも無理はない。」
「なあっ!やっぱ見てくれ通りの年齢じゃないってことか…」
「いかにも!にゃっははー。長生きはしてみるもんだなー。」
「その属性はこの世界に顕在か。しかし新鮮な感覚だ。」
「おお?若えの。わちのような者と会うのは初めてかい?それなら会った甲斐があるってもんだなー。」
「あぁ、初めてで驚きが隠せねぇよ。たくっ、転生してみるもんだぜ。」
「にゃっははー。わちとしても長生きしてみるもんだって耽ってるんだなー」
俺と幼女との談笑。
驚嘆と新鮮な感覚に俺は慄きを隠せない。
目の前の見た目幼女は腰に手を添えながら獣らしい声音で笑っている。そんな会話のひと時。
しかし、そこに、何気ない言葉が加えられて、
「…………、長生きってコラル先生はまだ9歳じゃないですか。」
「にぁうっ⁈」
ため息と共にそう告げるのはこの場を眺めていたレイネルだ。
その言葉を聞くと同時に獣らしい声音を上げる幼女。
おぉ、今のは近所の猫っぽい鳴き声だ。そうかそうか猫耳幼女コラル先生…………え?てか、9歳?
「レイネルぅ。何を言い出すかと思えば、なんでバラすんだにゃー。面白くない。」
不満気な表情を向けながら幼女はレイネルに対して文句を垂れる。
ふりふりしていた尻尾が今はたるんと床に落ちていた。
「あなたのそのやりとりが通じるわけないじゃないですか。」
「いやぁ、今回は惜しかったぞ。結構いいとこまで行ってた気がするぞ。にゃははー。」
「それが否定できないのが難点なんですけどね!ちょっと、あんた、なにちっさい女の子に言いくるめられようとされてんのよ。間抜け。」
「いやあ、お兄さん、面白い人だなー。久しぶりにわちは楽しかった気がしたぞー。にゃっははー。」
強目な声音で口弁を垂れるレイネルと高笑いする猫耳幼女。
え、てか9歳?
「何?実は見た目に反した年齢で100歳でした、とかそんなオチじゃないの?」
「長生きの獣人族でもさすがに100歳は聞かないなー。お兄さん、わちを100歳だと思ってたのは面白すぎるぞー。にゃっははー。」
「そんなことあるわけないでしょ。どうなってんのよあんたの中の常識は。」
いやいや、異世界転生もののアニメとかでは取り入れられた設定でしたよ?わりかし。
「てゆうか、なんで長く生きてるなんて意味わからんこと言ったんだよ。」
このコラルとかいう幼女の騙し言葉のせいで俺はあんなにも考察してしまったではないか。
さっきの俺の深い推察返してよ。
「にゃっはー。子供というものは大人に憧れるものなのだ。」
「だからって言いくるめるかよ、普通。」
「普通の人だったら、言いくるめられるわけないでしょ。あんたくらいよ、騙されかけたの。」
え、まじ、そうなの?
いや、でも俺の世界ではいたんだよ、そういう人が、二次元だけど。だから、仕方ないとこあるじゃん。
「まあ、いいやー。なんか楽しかったしなー。とりあえず、お兄さん、わちについてきてなー。にゃっははー。」
そう言うと、コラルという名の猫耳は颯爽と歩いていく。
歩く度に猫耳と尻尾が揺れているのが見てとれた。
その猫耳はその尻尾はふさふさして触り心地が良さそうだ。
あれ?そういや?
「そういや、俺を救ってくれたばあさんは?なんかあの子の年の差だかなんだかで忘れちゃってたけど、え?どこ行ったの?」
「どこってそこにいるじゃない。」
レイネルはそう言い、指を差す。しかし、その指先が差す対象は尻尾をふりふりとしながら歩くコラルであり、
「……?どういうこと?」
キョトン顔で俺は質問する。
それを聞くやレイネルは「あぁもう!」と言いながら少し頭を掻くと、
「あの子が魔法を使っていたのよ。あんたが見たおばあさんってのはあの子が使ってた魔法の効力ってこと。」
「え?……魔法?」
「そ。一定の範囲にいる相手の視覚を誤認させる幻影魔法の一種よ。最初っからおばあさんなんてここにはいないわ。」
レイネルの発言に対し、「そう、なのか」と俺は虚じみてと言葉を返す。
しかし、胸中は驚きと興奮で埋め尽くされていた。
それは、男子が胸を膨らませ、ワクワクが止まらなくなる事柄だから。
魔法。魔法か。やっぱ魔法ってこの世界にあるんだ。すげえ。初めて見た。え、てか幻影魔法ってやつ?よくわかんないけど、全然気づかなかった。
でも……やばい俺、魔法に出くわせたんだ。テンション上がる。
「ちなみに、あの子はもう一つ魔法を使っていたのよ。」
「え?」
興奮冷めやらぬ俺だったがレイネルの言葉に耳を傾けてしまう。
もう一つの、魔法?
「あの三人がやけに引き際が良いって思わなかった?」
レイネルは俺に質問を投げかける。
ここで言う三人とは、女子トイレ騒動のメラ、ルネル、ミリイの三人のことだろう。
「あ、ああ。それは思った。ちょっとうまくいきすぎだと思ってたんだ。」
「あの時もコラル先生が魔法を発動させていたのよ。あの三人に暗示をかけてあそこから去るように仕向けたのよ。それは思念魔法の一種。」
思念魔法?暗示?
よくわからないけど、確かにあの場面、言葉のやりとりに何か違和感を覚えたのは確かだ。
それはつまり、そこに魔法の影響が加わっていたということで、
「そう…だったのか。」
俺は自分の中で納得する。
あの時、三人が何も言い返さなかったのは、コラルという幼女が魔法を駆使していたから。
あのことの成り行きの違和感はそれか。
あれ?
しかし、俺は今の説明に思うところが少しあった。
待てよ。幻影魔法と思念魔法?
「魔法って二つ同時に使えるものなの?」
レイネルの説明を聞き、俺は疑問が芽生えてしまう。
なぜなら、なんとなく魔法というものは一回に一属性みたいに、重複して使えないと思っていたのだ。
例えば、炎魔法と水魔法を一緒に打てる気はしないというように。あくまでも、俺の知識だが。
しかし、レイネルはそんな俺の言葉にあまりに否定の意は示さなくて。
「…厳密には、使えない。一度の発動に使える魔法は一つだけ。」
「え、でも。さっきは……」
「でも、それは常人の話。世の中には熟練した魔法の使い手はいる。そのレベルの人ならば二つの魔法を同時発動なんてたやすいと聞くわ。」
レイネルの口にする言葉。
それを聞き、俺は驚愕を表に出してしまう。その驚きの対象は尻尾をふりふりしている、猫耳姿の幼女であり、
「え、ええと…その、前を歩いてる、コラル先生って、何者?」
「コラル先生は9歳にして、天才と呼ばれた女の子。この国の中でも群を抜いて治癒魔法の使い手なのよ。」
俺と、レイネルとそしてやけにテンションが高い猫耳幼女。
あれ?ていうか?
「さっきのおばあさんは?え?どこ行ったの?」
キョロキョロと見回すが、窮地の俺に救いの手を差し伸べた老婆の姿が見当たらない。
なんで?さっきまでここにいたのに?
「にゃっははー。細けぇことは気にすんなー。若えの。記憶喪失はお前のことだな?」
俺の言葉に軽く応じるのは、むっフゥンと小さな胸を張り、威勢を張る猫耳幼女だ。
「若えのって、明らかに俺の方が年上だろ…。」
「それもそうだなー。にゃっははー。でもそうじゃないかもしれないぞー。」
嘆息しながら呟くと、幼女は白い歯を見せて笑いながら、俺に告げる。
「そうじゃないってなんだよ。」
「獣人族は長生きなんだぞー。人間の程度ではかられても違うこともあるんだなー。にゃっははー!」
そう説明しながら俺に笑いかける幼女。
人間程度ではかれないねぇ。つっても見た目通り幼女にしか見えな…
「…まさかっ!」
俺は思わず口を走らせる。
猫耳で幼女という部類。そして、ここは異世界だ。
それはつまり、俺の元の世界の常識は覆されることもあるということだ。
つまり、この目の前にいる幼女には猫耳幼女以外にまだ他の分類に属される可能性があると俺はみた。まだこの子にはキャラ要素が含まれていると、
そして、それは
ロリ、ババアなのか?
頭の中で結論を出しふと前の幼女を見る。
彼女は、こちらを見ながら首を傾げて笑っていた。
目をパチクリとさせた純粋な笑みだ。
そんな様子の幼女(仮)に俺は疑心を晴らすため恐る恐る問いを投げかける。
「なあ…、お、お嬢さん。君の年齢はいくつだい?」
なんだか、ある種の誘拐犯のセリフみたいじゃないかなって自分で思ってしまったが。
しかし、そんな俺の胸中などいざ知らず猫耳幼女は鼻をフフンと鳴らすと、
「にゃっはー。いやはや、察してしまわれたか。でも、仕方ないことなのだ。このわちの熟達したカリスマ性にあてられてはそう思うのも無理はない。」
「なあっ!やっぱ見てくれ通りの年齢じゃないってことか…」
「いかにも!にゃっははー。長生きはしてみるもんだなー。」
「その属性はこの世界に顕在か。しかし新鮮な感覚だ。」
「おお?若えの。わちのような者と会うのは初めてかい?それなら会った甲斐があるってもんだなー。」
「あぁ、初めてで驚きが隠せねぇよ。たくっ、転生してみるもんだぜ。」
「にゃっははー。わちとしても長生きしてみるもんだって耽ってるんだなー」
俺と幼女との談笑。
驚嘆と新鮮な感覚に俺は慄きを隠せない。
目の前の見た目幼女は腰に手を添えながら獣らしい声音で笑っている。そんな会話のひと時。
しかし、そこに、何気ない言葉が加えられて、
「…………、長生きってコラル先生はまだ9歳じゃないですか。」
「にぁうっ⁈」
ため息と共にそう告げるのはこの場を眺めていたレイネルだ。
その言葉を聞くと同時に獣らしい声音を上げる幼女。
おぉ、今のは近所の猫っぽい鳴き声だ。そうかそうか猫耳幼女コラル先生…………え?てか、9歳?
「レイネルぅ。何を言い出すかと思えば、なんでバラすんだにゃー。面白くない。」
不満気な表情を向けながら幼女はレイネルに対して文句を垂れる。
ふりふりしていた尻尾が今はたるんと床に落ちていた。
「あなたのそのやりとりが通じるわけないじゃないですか。」
「いやぁ、今回は惜しかったぞ。結構いいとこまで行ってた気がするぞ。にゃははー。」
「それが否定できないのが難点なんですけどね!ちょっと、あんた、なにちっさい女の子に言いくるめられようとされてんのよ。間抜け。」
「いやあ、お兄さん、面白い人だなー。久しぶりにわちは楽しかった気がしたぞー。にゃっははー。」
強目な声音で口弁を垂れるレイネルと高笑いする猫耳幼女。
え、てか9歳?
「何?実は見た目に反した年齢で100歳でした、とかそんなオチじゃないの?」
「長生きの獣人族でもさすがに100歳は聞かないなー。お兄さん、わちを100歳だと思ってたのは面白すぎるぞー。にゃっははー。」
「そんなことあるわけないでしょ。どうなってんのよあんたの中の常識は。」
いやいや、異世界転生もののアニメとかでは取り入れられた設定でしたよ?わりかし。
「てゆうか、なんで長く生きてるなんて意味わからんこと言ったんだよ。」
このコラルとかいう幼女の騙し言葉のせいで俺はあんなにも考察してしまったではないか。
さっきの俺の深い推察返してよ。
「にゃっはー。子供というものは大人に憧れるものなのだ。」
「だからって言いくるめるかよ、普通。」
「普通の人だったら、言いくるめられるわけないでしょ。あんたくらいよ、騙されかけたの。」
え、まじ、そうなの?
いや、でも俺の世界ではいたんだよ、そういう人が、二次元だけど。だから、仕方ないとこあるじゃん。
「まあ、いいやー。なんか楽しかったしなー。とりあえず、お兄さん、わちについてきてなー。にゃっははー。」
そう言うと、コラルという名の猫耳は颯爽と歩いていく。
歩く度に猫耳と尻尾が揺れているのが見てとれた。
その猫耳はその尻尾はふさふさして触り心地が良さそうだ。
あれ?そういや?
「そういや、俺を救ってくれたばあさんは?なんかあの子の年の差だかなんだかで忘れちゃってたけど、え?どこ行ったの?」
「どこってそこにいるじゃない。」
レイネルはそう言い、指を差す。しかし、その指先が差す対象は尻尾をふりふりとしながら歩くコラルであり、
「……?どういうこと?」
キョトン顔で俺は質問する。
それを聞くやレイネルは「あぁもう!」と言いながら少し頭を掻くと、
「あの子が魔法を使っていたのよ。あんたが見たおばあさんってのはあの子が使ってた魔法の効力ってこと。」
「え?……魔法?」
「そ。一定の範囲にいる相手の視覚を誤認させる幻影魔法の一種よ。最初っからおばあさんなんてここにはいないわ。」
レイネルの発言に対し、「そう、なのか」と俺は虚じみてと言葉を返す。
しかし、胸中は驚きと興奮で埋め尽くされていた。
それは、男子が胸を膨らませ、ワクワクが止まらなくなる事柄だから。
魔法。魔法か。やっぱ魔法ってこの世界にあるんだ。すげえ。初めて見た。え、てか幻影魔法ってやつ?よくわかんないけど、全然気づかなかった。
でも……やばい俺、魔法に出くわせたんだ。テンション上がる。
「ちなみに、あの子はもう一つ魔法を使っていたのよ。」
「え?」
興奮冷めやらぬ俺だったがレイネルの言葉に耳を傾けてしまう。
もう一つの、魔法?
「あの三人がやけに引き際が良いって思わなかった?」
レイネルは俺に質問を投げかける。
ここで言う三人とは、女子トイレ騒動のメラ、ルネル、ミリイの三人のことだろう。
「あ、ああ。それは思った。ちょっとうまくいきすぎだと思ってたんだ。」
「あの時もコラル先生が魔法を発動させていたのよ。あの三人に暗示をかけてあそこから去るように仕向けたのよ。それは思念魔法の一種。」
思念魔法?暗示?
よくわからないけど、確かにあの場面、言葉のやりとりに何か違和感を覚えたのは確かだ。
それはつまり、そこに魔法の影響が加わっていたということで、
「そう…だったのか。」
俺は自分の中で納得する。
あの時、三人が何も言い返さなかったのは、コラルという幼女が魔法を駆使していたから。
あのことの成り行きの違和感はそれか。
あれ?
しかし、俺は今の説明に思うところが少しあった。
待てよ。幻影魔法と思念魔法?
「魔法って二つ同時に使えるものなの?」
レイネルの説明を聞き、俺は疑問が芽生えてしまう。
なぜなら、なんとなく魔法というものは一回に一属性みたいに、重複して使えないと思っていたのだ。
例えば、炎魔法と水魔法を一緒に打てる気はしないというように。あくまでも、俺の知識だが。
しかし、レイネルはそんな俺の言葉にあまりに否定の意は示さなくて。
「…厳密には、使えない。一度の発動に使える魔法は一つだけ。」
「え、でも。さっきは……」
「でも、それは常人の話。世の中には熟練した魔法の使い手はいる。そのレベルの人ならば二つの魔法を同時発動なんてたやすいと聞くわ。」
レイネルの口にする言葉。
それを聞き、俺は驚愕を表に出してしまう。その驚きの対象は尻尾をふりふりしている、猫耳姿の幼女であり、
「え、ええと…その、前を歩いてる、コラル先生って、何者?」
「コラル先生は9歳にして、天才と呼ばれた女の子。この国の中でも群を抜いて治癒魔法の使い手なのよ。」
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