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獣人国での冬
221:お金を貸してください!
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あくまでも自分におかしな趣味はないと言い張るケイノア。
だが、露出趣味でもない限り昼間の街中を、裸に布を纏うだけでで歩いたりはしないと思うんだが、そこのところはどうなんだろうか?
「ならなんであんな格好をしてたんだ?」
俺が尋ねると、ケイノアはさっきまでの威勢の良さ潜めて、俺たちから若干視線を逸らした。
「え、えっとね……その……ちょっと失敗しちゃって……」
ケイノア曰く、今日行った依頼で問題が起きたとのことだ。
今日は周辺の作物を荒らす魔物を狩る依頼を受けたらしい。森でもそういう手合いはよく狩ってたから余裕だと思ったそうだ。
実際、魔物を倒すのはなんの問題もなく終わったらしい。大丈夫じゃなかったのはその後だ。
今回倒した魔物は樹木を食べる魔物で、木の幹に爪で傷をつけそこに口を当て、口から植物を溶かす溶解液を分泌して木の中を溶かす。そうしてドロドロになった樹木を啜るのだという。
今回問題になったのはこの溶解液だ。
倒した魔物からその溶解液が溢れ、水溜りを作ってしまったらしい。そして運の悪い事にケイノアはその溶解液溜りに向かって転んでしまったそうだ。
この溶解液は植物だけを溶かすので人に害はないが、その身に付けている物は別だ。
植物由来の物で出来ている服が植物を溶かすが溶解液に浸かったらどうなるか。答えが目の前のバカの格好だ。
着ているものから武器まで、全部溶けたのだという。ケイノアが持ち帰った装備の残骸は、全てが証言どおりに穴が開いたり脆くなったりして使い物にならなかった。
「──話はわかった。が、お前間抜けすぎないか?」
「ううぅ……」
というかこいつは収納魔術の中に予備の服とか入っていないんだろうか? 俺は何着か持ってるぞ。というか生活道具一式が予備の予備まで入ってる。まあこれは俺の収納が容量制限がないから出来ることかもしれないが。だがそれでも服の予備の1着くらいはあって然るべきだろう。
「お前は予備の服とか用意してないのか?」
「……あったわ」
「ならなんで……もしかして、そっちも溶けたとか言わないよな?」
ケイノアは視線を逸らしたまま俺と目を合わせようとしない。その様子から何があったのか察してしまった。
つまりは予備の服も溶けてしまったのだろう。
だが、だとすると疑問がある。
ケイノアは出かける時には手ぶらだった。という事は、予備の服は当然ながら武器などと一緒に収納魔術の中に入っていたはずだ。
流石に、その辺にいるような魔物が空間に穴を開けて収納魔術の中の物を傷つける、なんて事はないだろう。人ですらそんな事は出来ない。
というかできる奴がいたとしても、そんなすごい事をたかが女の服をボロボロにする事のに使うやつがいるはずがない。いたらよっぽどの変態だ。
「なんで溶けるんだよ。収納魔術の中に入れてあったんだろ?」
「……服がボロボロになったから着替えたんだけど……体を洗うのを忘れちゃって……」
溶解液が付いたままの状態で服を着たから着替えた服も溶けたって事か? それは、もう、なんというか……
「バカだろ」
「バカですね」
それしか言うことがない。今まで口を出さなかったイリンでさえ呆れてしまっている。
「うぅぅ……私だって少しは思ってるんだから言わなくてもいいじゃない」
「少し?」
少しで済むのだろうか? まあ被害が自分にしか出ていないという点では少しかもしれないが、バカさ加減では少しどころではないと思う。
だって風呂上がりに体を拭かないで服を着るようなもんだろ? 急いでる時ならいざ知らず、普通体が濡れてる状態で服を着たら気がつくだろうに。
「そもそも、お前には眠りの魔術があるだろ? そっちを使えば辺りに溶解液が撒き散らされることもなかったんじゃないか?」
こいつの根源魔術は周囲に眠りを齎らす魔術だ。魔術具で守ってる俺だって多少なりとも効果があるんだから、野生の魔物程度なら簡単な筈だ。
「そうなんだけどね。あれ使うと私も眠くなっちゃうのよ」
「そうなのか?」
「眠くって言っても、きぼに比例するからほんのちょっとだけどね。それでも街の外に一人でいる時に眠くなったら危ないじゃない」
「お前にしてはしっかりと考えてるんだな」
街の外で魔術を使いしすぎて眠くなったら、とっさの時に判断を間違えてしまうかもしれないし、なんらかの拍子に眠ってしまうかもしれない。だからケイノアは安全の確保できる状態出ない限りは無闇に使わない事にしているのだろう。
以前俺たちに見せてくれたときは、極小規模で、しかも一回だけだから大丈夫だと判断したのだと思う。
普段はバカさが目立つが、全く考えなしってわけじゃないんだな、と感心させられた。
「……まあね」
だが、ケイノアは俺の言葉を聞くと、顔を顰めながら苦々しい声で肯定している。どうしたんだ?
……ああ。もしかして、だが、こいつがこんな風にしてる理由を一つ思いついた。
「なあ、ひとつ聞きたいんだが、お前っていろんな物を食べたりしてたから借金をしたみたいだけど、装備を整えるためにも借金してたよな?」
「……ええ」
その答えでケイノアの態度の理由を理解した。
「……もう失敗した後だったのか」
ケイノアは黙ったままだが、それこそが答えなんだろうな。
恐らく、森から出てきたばかりのケイノアは、眠りの魔術を使いまくったんだろうな。そして森の中で眠った──いつも通りに
だが、そこは今まで自身の活動してきたエルフの森ではない。エルフの森に張ってあるような魔術の結界はないのだ。故に、寝ている最中になんらかの事件か事故が起こって装備をダメにした。
状況からの憶測だけど、たぶんそんなところだろうな。
「──装備が無くなったんでお金を貸してください!」
そしてケイノアは再び借金をする事になった。
余談だが、その時のケイノアは、とても綺麗な土下座をしていた。
土下座をするのに慣れたエルフとか……イメージぶち壊しだよ……
だが、露出趣味でもない限り昼間の街中を、裸に布を纏うだけでで歩いたりはしないと思うんだが、そこのところはどうなんだろうか?
「ならなんであんな格好をしてたんだ?」
俺が尋ねると、ケイノアはさっきまでの威勢の良さ潜めて、俺たちから若干視線を逸らした。
「え、えっとね……その……ちょっと失敗しちゃって……」
ケイノア曰く、今日行った依頼で問題が起きたとのことだ。
今日は周辺の作物を荒らす魔物を狩る依頼を受けたらしい。森でもそういう手合いはよく狩ってたから余裕だと思ったそうだ。
実際、魔物を倒すのはなんの問題もなく終わったらしい。大丈夫じゃなかったのはその後だ。
今回倒した魔物は樹木を食べる魔物で、木の幹に爪で傷をつけそこに口を当て、口から植物を溶かす溶解液を分泌して木の中を溶かす。そうしてドロドロになった樹木を啜るのだという。
今回問題になったのはこの溶解液だ。
倒した魔物からその溶解液が溢れ、水溜りを作ってしまったらしい。そして運の悪い事にケイノアはその溶解液溜りに向かって転んでしまったそうだ。
この溶解液は植物だけを溶かすので人に害はないが、その身に付けている物は別だ。
植物由来の物で出来ている服が植物を溶かすが溶解液に浸かったらどうなるか。答えが目の前のバカの格好だ。
着ているものから武器まで、全部溶けたのだという。ケイノアが持ち帰った装備の残骸は、全てが証言どおりに穴が開いたり脆くなったりして使い物にならなかった。
「──話はわかった。が、お前間抜けすぎないか?」
「ううぅ……」
というかこいつは収納魔術の中に予備の服とか入っていないんだろうか? 俺は何着か持ってるぞ。というか生活道具一式が予備の予備まで入ってる。まあこれは俺の収納が容量制限がないから出来ることかもしれないが。だがそれでも服の予備の1着くらいはあって然るべきだろう。
「お前は予備の服とか用意してないのか?」
「……あったわ」
「ならなんで……もしかして、そっちも溶けたとか言わないよな?」
ケイノアは視線を逸らしたまま俺と目を合わせようとしない。その様子から何があったのか察してしまった。
つまりは予備の服も溶けてしまったのだろう。
だが、だとすると疑問がある。
ケイノアは出かける時には手ぶらだった。という事は、予備の服は当然ながら武器などと一緒に収納魔術の中に入っていたはずだ。
流石に、その辺にいるような魔物が空間に穴を開けて収納魔術の中の物を傷つける、なんて事はないだろう。人ですらそんな事は出来ない。
というかできる奴がいたとしても、そんなすごい事をたかが女の服をボロボロにする事のに使うやつがいるはずがない。いたらよっぽどの変態だ。
「なんで溶けるんだよ。収納魔術の中に入れてあったんだろ?」
「……服がボロボロになったから着替えたんだけど……体を洗うのを忘れちゃって……」
溶解液が付いたままの状態で服を着たから着替えた服も溶けたって事か? それは、もう、なんというか……
「バカだろ」
「バカですね」
それしか言うことがない。今まで口を出さなかったイリンでさえ呆れてしまっている。
「うぅぅ……私だって少しは思ってるんだから言わなくてもいいじゃない」
「少し?」
少しで済むのだろうか? まあ被害が自分にしか出ていないという点では少しかもしれないが、バカさ加減では少しどころではないと思う。
だって風呂上がりに体を拭かないで服を着るようなもんだろ? 急いでる時ならいざ知らず、普通体が濡れてる状態で服を着たら気がつくだろうに。
「そもそも、お前には眠りの魔術があるだろ? そっちを使えば辺りに溶解液が撒き散らされることもなかったんじゃないか?」
こいつの根源魔術は周囲に眠りを齎らす魔術だ。魔術具で守ってる俺だって多少なりとも効果があるんだから、野生の魔物程度なら簡単な筈だ。
「そうなんだけどね。あれ使うと私も眠くなっちゃうのよ」
「そうなのか?」
「眠くって言っても、きぼに比例するからほんのちょっとだけどね。それでも街の外に一人でいる時に眠くなったら危ないじゃない」
「お前にしてはしっかりと考えてるんだな」
街の外で魔術を使いしすぎて眠くなったら、とっさの時に判断を間違えてしまうかもしれないし、なんらかの拍子に眠ってしまうかもしれない。だからケイノアは安全の確保できる状態出ない限りは無闇に使わない事にしているのだろう。
以前俺たちに見せてくれたときは、極小規模で、しかも一回だけだから大丈夫だと判断したのだと思う。
普段はバカさが目立つが、全く考えなしってわけじゃないんだな、と感心させられた。
「……まあね」
だが、ケイノアは俺の言葉を聞くと、顔を顰めながら苦々しい声で肯定している。どうしたんだ?
……ああ。もしかして、だが、こいつがこんな風にしてる理由を一つ思いついた。
「なあ、ひとつ聞きたいんだが、お前っていろんな物を食べたりしてたから借金をしたみたいだけど、装備を整えるためにも借金してたよな?」
「……ええ」
その答えでケイノアの態度の理由を理解した。
「……もう失敗した後だったのか」
ケイノアは黙ったままだが、それこそが答えなんだろうな。
恐らく、森から出てきたばかりのケイノアは、眠りの魔術を使いまくったんだろうな。そして森の中で眠った──いつも通りに
だが、そこは今まで自身の活動してきたエルフの森ではない。エルフの森に張ってあるような魔術の結界はないのだ。故に、寝ている最中になんらかの事件か事故が起こって装備をダメにした。
状況からの憶測だけど、たぶんそんなところだろうな。
「──装備が無くなったんでお金を貸してください!」
そしてケイノアは再び借金をする事になった。
余談だが、その時のケイノアは、とても綺麗な土下座をしていた。
土下座をするのに慣れたエルフとか……イメージぶち壊しだよ……
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