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獣人国での冬
202:『混ざり物』
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ケイノアにキリーを紹介することになって翌日。時刻は既に夜となっている。
俺たちは昨日言った通りにケイノアをキリーの店に連れて行くために俺の家に来ていた。
……俺の家なのに、『自宅』って感じがしないなぁ。家を買うために苦労したわけでもないし、実感がない。
まあそれはともかく、俺たちは昨夜キリーに話を通して、ケイノアに料理を奢る話をした。
すると、キリーは今日の夜に店が終わった後にケイノアに料理を振る舞うと言ってくれた。しかも、普段通りだと時間が遅くなりすぎるので、いつもより少しだけ早めに店を終わらせてくれると言う。
そうやって気を使ってくれるというのは、本当にありがたいと思う。
「さて、ケイノアは大人しくしていると思うか?」
「流石に昨日あれだけ叱ったのですから、今日はないと思います」
俺はケイノアが叱られたところを見たわけではないが、イリンのいう『あれだけ』、というのはどれほどのものなのだろうか?
……まあいいか。そんなことよりも、早くケイノアを連れて行こう。
「ケイノアー。来たぞ──」
「遅い! なにしてたのよ、遅いじゃない!」
まさか会っていきなりのそんな事を言われるとは思っておらず、俺達はケイノアの言葉に反応することができなかった。
「あんたたちねえ! なんでこんなに遅いのよ! 私がどれだけ待ったと思ってんの!? お昼ご飯食べないで待ってたのよ!?」
いや、そんなに腹減ってたんなら昼飯食べればよかったんじゃないか? 流石にその程度の金はあるとだろうに。
「いや、昼飯くらい食べればよかっただろ?」
「あんたたちが来ると思って待ってたんじゃない! 普通『明日も来る』なんて時間を告げずに言われたら同じ時間に来ると思うでしょ!」
……そういえば、時間は言わなかった、か?
「……まあ、あれだ。気にするな」
「それあんたが言うことじゃ無いでしょ!?」
俺に対してウガーッと怒りを露わにして言い募るケイノアだが、それを止めるためにイリンが声をかけた。
「それ以上は夕食の時間が遅れてしまいますよ」
「むう? ……仕方ないわね。この辺にしといてあげる」
「ああ、悪かったな」
「そのかわり! ご飯には期待してるからね!」
片手を腰に当ててビシッとこちらを指差すケイノア。
こいつのこのポーズは良く見るが、癖みたいなもんなんだろうな。人を指差すなと言ってやりたいが、サマになってるからいいか、と思えてしまってちょっと悔しい。
「まかせろ」
俺は肩を竦めながら答えた。……作るのは俺じゃ無いけどな。
「キリー、来たぞ」
「ああ来たかい。そっちがあんたの恩人だね?」
「まあ、恩人ってほどでも無いが……いや。ああそうだ。だから悪いけど、こいつを満足させてやってくれ」
「ククッ。任せな」
俺が『恩人』について言い直したのが面白かったのか、キリーは笑いながら返事をした。
「へぇ。その人が料理人なのね……」
俺の後ろから入ってきたケイノアが、珍しそうにキリーの姿を見た後、呟いた。
「『混ざりもの』なんて、珍しいわね」
『混ざりもの』──そう言ったケイノアの言葉に、キリーはピクリと一瞬だけ手を止め、そして、俺とイリンからはケイノアに向けて怒気が放たれた。
俺たちの威圧を受けて、ケイノアはビクッとしたが、どうでもいい。
確かにこいつは恩人だが、それはキリーだって同じだ。キリーは恩人であり、友人だ。そんな奴が馬鹿にされて落ち着いてられるはずがない。
「な、なによ……」
「……ケイノア。確かに俺はお前に感謝している。お前がイリンのことを診なきゃ、イリンになにが起こってたのか知ることができなかったんだからな。でもな、キリーを馬鹿にするのは許さないぞ」
「は? ば、馬鹿にするってなによ? 私はそんなことして無いじゃない!」
自覚がないのか? ……これはエルフの傲慢な教育の結果か。
「……『混ざりもの』。キリーの事をそう言っただろ」
「それのなにが悪いの? 本当のことでしょ? それともなに? 他にいるの? だったら私の間違いだけど、それでもそんなに怒られるようなこと?」
……そうか。こいつは馬鹿だけど、根はいい奴だと思ってたのにな……。どれだけいい奴であったとしても、一度エルフとして育ってしまえば結局は変わらないってことか。
「ちょっといいかい?」
だが、そんな俺たちの間に入るように、悪口を言われた本人であるはずのキリーが口を挟んだ。
「あんたの言う『混ざりもの』ってのはどんな意味なんだい?」
「なに言ってんのよ。そんなの『今までにない新しいもの』以外にないでしょ?」
何でもない事のようにケイノアは言ったが、俺はすぐにその言葉の意味を理解する事ができなかった。
なんだ、今までにない新しいものって?
「……どういうことだ?」
「は? どうもこうもないでしょ? ……いい? 当然だけど、この世界は既存のものが混ざり合って新しいものが生まれるのよ。花も虫も獣も人も、物だってそう。今まであったものが混ざりあって、それまでにはなかった何かが生まれる。そうしてどんどん進化していくのよ」
「……つまり、お前の言う『混ざりもの』ってのは進化した種族ってことなのか?」
「ん~、正確には違うわね。『進化した』じゃなくて、さっきも言ったけど、『新しい存在』の事を言ってるのよ。まあ、基本的には無生物は除外して、生物のことを言うけどね」
こいつは嘘を言ってるとかじゃなくて、本当にそう思ってる?
ということは、だ。混ざりものって言葉の意味は人間とエルフでは違うってことか?
それを理解すると、俺の怒りは治まっていった。
だが、それで良しとしない者がいる。
怒りを向けられた本人であるケイノアだ。
「で、なによ。私、なんで怒られたわけ?」
「……ああ~。それは、だな。……悪かった。こっちでは『混ざりもの』ってのは悪意ある言葉なんだ」
「はあ? 何よそれ。意味わかんないわね」
「まあそんなわけで誤解した。悪かった」
誤解だったとはいえ、ケイノアに対して怒りを向けて威圧してしまった。それはしっかりと謝らなければならない。
「……まあいいわ。私だって一回目は許してもらったんだしね。許してあげる」
「そうか。ありがとう」
やっぱりこいつは、『いい奴』だな。
俺たちは昨日言った通りにケイノアをキリーの店に連れて行くために俺の家に来ていた。
……俺の家なのに、『自宅』って感じがしないなぁ。家を買うために苦労したわけでもないし、実感がない。
まあそれはともかく、俺たちは昨夜キリーに話を通して、ケイノアに料理を奢る話をした。
すると、キリーは今日の夜に店が終わった後にケイノアに料理を振る舞うと言ってくれた。しかも、普段通りだと時間が遅くなりすぎるので、いつもより少しだけ早めに店を終わらせてくれると言う。
そうやって気を使ってくれるというのは、本当にありがたいと思う。
「さて、ケイノアは大人しくしていると思うか?」
「流石に昨日あれだけ叱ったのですから、今日はないと思います」
俺はケイノアが叱られたところを見たわけではないが、イリンのいう『あれだけ』、というのはどれほどのものなのだろうか?
……まあいいか。そんなことよりも、早くケイノアを連れて行こう。
「ケイノアー。来たぞ──」
「遅い! なにしてたのよ、遅いじゃない!」
まさか会っていきなりのそんな事を言われるとは思っておらず、俺達はケイノアの言葉に反応することができなかった。
「あんたたちねえ! なんでこんなに遅いのよ! 私がどれだけ待ったと思ってんの!? お昼ご飯食べないで待ってたのよ!?」
いや、そんなに腹減ってたんなら昼飯食べればよかったんじゃないか? 流石にその程度の金はあるとだろうに。
「いや、昼飯くらい食べればよかっただろ?」
「あんたたちが来ると思って待ってたんじゃない! 普通『明日も来る』なんて時間を告げずに言われたら同じ時間に来ると思うでしょ!」
……そういえば、時間は言わなかった、か?
「……まあ、あれだ。気にするな」
「それあんたが言うことじゃ無いでしょ!?」
俺に対してウガーッと怒りを露わにして言い募るケイノアだが、それを止めるためにイリンが声をかけた。
「それ以上は夕食の時間が遅れてしまいますよ」
「むう? ……仕方ないわね。この辺にしといてあげる」
「ああ、悪かったな」
「そのかわり! ご飯には期待してるからね!」
片手を腰に当ててビシッとこちらを指差すケイノア。
こいつのこのポーズは良く見るが、癖みたいなもんなんだろうな。人を指差すなと言ってやりたいが、サマになってるからいいか、と思えてしまってちょっと悔しい。
「まかせろ」
俺は肩を竦めながら答えた。……作るのは俺じゃ無いけどな。
「キリー、来たぞ」
「ああ来たかい。そっちがあんたの恩人だね?」
「まあ、恩人ってほどでも無いが……いや。ああそうだ。だから悪いけど、こいつを満足させてやってくれ」
「ククッ。任せな」
俺が『恩人』について言い直したのが面白かったのか、キリーは笑いながら返事をした。
「へぇ。その人が料理人なのね……」
俺の後ろから入ってきたケイノアが、珍しそうにキリーの姿を見た後、呟いた。
「『混ざりもの』なんて、珍しいわね」
『混ざりもの』──そう言ったケイノアの言葉に、キリーはピクリと一瞬だけ手を止め、そして、俺とイリンからはケイノアに向けて怒気が放たれた。
俺たちの威圧を受けて、ケイノアはビクッとしたが、どうでもいい。
確かにこいつは恩人だが、それはキリーだって同じだ。キリーは恩人であり、友人だ。そんな奴が馬鹿にされて落ち着いてられるはずがない。
「な、なによ……」
「……ケイノア。確かに俺はお前に感謝している。お前がイリンのことを診なきゃ、イリンになにが起こってたのか知ることができなかったんだからな。でもな、キリーを馬鹿にするのは許さないぞ」
「は? ば、馬鹿にするってなによ? 私はそんなことして無いじゃない!」
自覚がないのか? ……これはエルフの傲慢な教育の結果か。
「……『混ざりもの』。キリーの事をそう言っただろ」
「それのなにが悪いの? 本当のことでしょ? それともなに? 他にいるの? だったら私の間違いだけど、それでもそんなに怒られるようなこと?」
……そうか。こいつは馬鹿だけど、根はいい奴だと思ってたのにな……。どれだけいい奴であったとしても、一度エルフとして育ってしまえば結局は変わらないってことか。
「ちょっといいかい?」
だが、そんな俺たちの間に入るように、悪口を言われた本人であるはずのキリーが口を挟んだ。
「あんたの言う『混ざりもの』ってのはどんな意味なんだい?」
「なに言ってんのよ。そんなの『今までにない新しいもの』以外にないでしょ?」
何でもない事のようにケイノアは言ったが、俺はすぐにその言葉の意味を理解する事ができなかった。
なんだ、今までにない新しいものって?
「……どういうことだ?」
「は? どうもこうもないでしょ? ……いい? 当然だけど、この世界は既存のものが混ざり合って新しいものが生まれるのよ。花も虫も獣も人も、物だってそう。今まであったものが混ざりあって、それまでにはなかった何かが生まれる。そうしてどんどん進化していくのよ」
「……つまり、お前の言う『混ざりもの』ってのは進化した種族ってことなのか?」
「ん~、正確には違うわね。『進化した』じゃなくて、さっきも言ったけど、『新しい存在』の事を言ってるのよ。まあ、基本的には無生物は除外して、生物のことを言うけどね」
こいつは嘘を言ってるとかじゃなくて、本当にそう思ってる?
ということは、だ。混ざりものって言葉の意味は人間とエルフでは違うってことか?
それを理解すると、俺の怒りは治まっていった。
だが、それで良しとしない者がいる。
怒りを向けられた本人であるケイノアだ。
「で、なによ。私、なんで怒られたわけ?」
「……ああ~。それは、だな。……悪かった。こっちでは『混ざりもの』ってのは悪意ある言葉なんだ」
「はあ? 何よそれ。意味わかんないわね」
「まあそんなわけで誤解した。悪かった」
誤解だったとはいえ、ケイノアに対して怒りを向けて威圧してしまった。それはしっかりと謝らなければならない。
「……まあいいわ。私だって一回目は許してもらったんだしね。許してあげる」
「そうか。ありがとう」
やっぱりこいつは、『いい奴』だな。
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