久野市さんは忍びたい

白い彗星

文字の大きさ
上 下
84 / 84
第二章 現代くノ一、現代社会を謳歌する!

あとがき

しおりを挟む


 『久野市さんは忍びたい』、最後まで読んでいただきありがとうございます!
 これにて完結ということで、幕を閉じさせていただきます! にんにん!

 この作品を書き始めようと思ったきっかけは、アニメとかで「○○さんは○○」みたいなタイトルの作品を多く目にしたので、自分もそういった作品を書いてみたいなと思ったからです。
 なんで忍びかっていうのは、とりあえず名前ネタやりたかったからですね。「久野市 忍!? 忍んでねえじゃん!」と

 第一章では、毎日投稿かつ最初の方は複数投稿なんかもしていました。
 第二章になってからは、ひとまず10万字を達成したこともあってあとはのんびり……なんて気持ちもあり、不定期な更新になってしまいました。
 でもこれじゃいかんなと、最後に向けて書き進めていった次第です。

 決してやっつけで終わらせたわけではありませんが、少々駆け足になってしまったかな? と思わなくもなくもなく……

 今回はヒロインの子がくノ一なだけあって、自動的に守られる系の主人公になってしまいましたね。これがバトルマンガなら、守られていた主人公が久野市さんのピンチに覚醒して、彼女を守る……なんて展開もあるのかもしれませんがね。
 木葉くんは一生守られ続けることになるでしょう(笑)

 フレンドリーで積極的なルア、実は殺し屋だった火車さん、なにより大家代理の桃井さん……個性的なキャラクターも書けたかなぁって思います。
 ルアはあんな性格だからかなり木葉くんの助けになってくれています。そもそも彼がいなかったら木葉くんはぼっちだったかもしれませんね。いや、火車さんが絡んでくるか、命狙いに。
 火車さんは最初は気のいいクラスメイトのつもりだったけど、なんかインパクトが欲しいなって思ってあのようになりました。吹っ切れてからは、もう最初の頃のキャラクターはどこにもいませんね(笑)

 桃井さんは女子大学生で、もちろん一般人。でも木葉くんの事情を知っちゃった数少ない人ですね。元々気にはかけていたけど、事情を知ってからはより気にかけるようになってます。
 彼氏がいるという噂があったけど、実際にはいません。大学では当然モテて、告白もされます。が、誰とも付き合っていないのは、いったいなんでなんでしょうねぇ?

 美愛さんに関しては、このまま学校生活を続けてたらいまいち緊張感ないな……と思ってああいったキャラになりました。日常の中にも、命の危険は潜んでいるのです。
 ちなみに篠原さんは、娘が木葉くんを殺そうとしたことは知りません。まあ言えないよね。美愛さんを殺し屋にしたら篠原さんもそうなりそうだったんで、手っ取り早い洗脳という形にしました。

 本人も意識してなかったけど、実は木葉くんはいろんな人から狙われてるんですねー。大変な人生が待っていそうです。
 それでも、久野市さんならなんとかしてくれる!

 ある日突然、莫大な遺産が転がり込んできたために、命を狙われることになった平凡な少年……本人にとっちゃそんなんで命を狙われるなんて理不尽ですよね。
 この先も苦難が待ち受けているでしょうが、それでも久野市さんならなんとかしてくれる!


 さて、改めて皆様最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 特に、不定期更新になってからも最後まで読み続けてくれた方々には感謝しかありません!
 久野市さんの連載では個人的に学ぶことも多かったので、それをこれからの小説にも活かせていけたらなと思ってます!
 他にもいろいろ連載しているので、見ていただけたら嬉しいです。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

如月さんは なびかない。~片想い中のクラスで一番の美少女から、急に何故か告白された件~

八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」  ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。  蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。  これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。  一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語

六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

榛名の園

ひかり企画
青春
荒れた14歳から17歳位までの、女子少年院経験記など、あたしの自伝小説を書いて見ました。

乙男女じぇねれーしょん

ムラハチ
青春
 見知らぬ街でセーラー服を着るはめになったほぼニートのおじさんが、『乙男女《おつとめ》じぇねれーしょん』というアイドルグループに加入し、神戸を舞台に事件に巻き込まれながらトップアイドルを目指す青春群像劇! 怪しいおじさん達の周りで巻き起こる少女誘拐事件、そして消えた3億円の行方は……。 小説家になろうは現在休止中。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。

たかなしポン太
青春
   僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。  助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。  でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。 「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」 「ちょっと、確認しなくていいですから!」 「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」 「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」    天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。  異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー! ※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。 ※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

処理中です...